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マヤ暦と九重

2010年03月30日 22:56

太陽の月24日 (G3/30) KIN251 青い自己存在の猿 (by D)
 
一昨日、「九重”夢”大吊橋」の事をブログに書き、昨夜リンク先の公式ホームページで「九重”夢”大吊橋の完成まで」という動画を観ていたら、何と今日も予想外のところで九重と繋がってしまった。タイミング的にあまりにビックリしたので、予定していたG3/3のシンクロより先にこちらを書くことにしよう。
 
私達が長年愛用しているドイツ製の歯磨き粉は、いつも渋谷のロフトで手に入れていたのだが、ふとしたことがきっかけでネット購入(平行輸入品)を思いつき、九重のことをブログに書いたKIN249(G3/28)に、初めてWEBショップでの注文を試みた。今日のお昼にランチから戻ると、早速、宅配BOXに商品が届いていた。
 
注文したショップの住所は東京だったが、実際の送り主は千葉県の住所。おそらく、配送センターみたいなところから送られているのだろう。しかし、驚いたのはその先だ。商品の箱に直接貼ってあるシールには、日本語での成分表と共に、ショップや配送元ともまた違った住所が記されていたのだ。「大分県玖珠郡九重町○○・・・」!!
 
あんまり驚いたので、グーグルマップでその住所を入力してみたら、何と大吊橋から10キロと離れていないエリアにあった。最初からその住所を知ってて注文したのならまだしも(それでもこのタイミグで見つけたら驚くだろうが)、全く関係の無い住所のショップに注文して、しかも、昨日の今日という話だ。シンクロが日常化している私達でもさすがに驚かずにはいられなかった。
 
そんなに国土が広いとは言えない日本でも、市町村の数は相当ある。何もわざわざ九重のシールが貼られていなくても良いのではないだろうか?(笑)。あまりにピンポイントすぎて笑ってしまった。ところで、その大吊橋からは、「九酔渓」という渓谷が見られ、そこに至る道はグネグネと曲がりくねっているためか、「十三曲」という名前が付けられている。
 
「9」と「13」はマヤの世界観における重要な数であり、「ケツァルコアトルの預言」や「コールマン・マトリックス」においても、重要な構成要素となっている数だ。それが、同一の場所で登場する場所など他にあるのだろうか?地図には、「震動の滝」のすぐ下に「九酔渓(十三曲)」と記されているが、この滝はもともと「龍」に由来するもので、大吊橋のたもとにも龍を祀った祠があること等も考えると、益々マヤ暦との繋がりが感じられて興味深い。
 
今日、九重から追加のサイン(歯磨き粉のこと)があったのは、もしかして、「9と13のことを書き忘れているぞ」というメッセージだったのかもしれない。こういうシンクロ体験は、「13の月の暦」ユーザーにとっては特に珍しいことではないと思うが、「使っていても、そういう事にはならない」とか、「面白そうだから、これから使ってみよう」という方は、「9と13の話」も登場するG4/11のサーファークラスが良いチャンスになるだろう。

興味さえあれば誰でも参加できるし、参加者同士のシンクロにも毎回目が離せないものがある。奇しくもその日は、「夢見る」「活性化する」というキーワードを持つKIN3(音も紋章も3だから、3×3=9でもある)。このブログに何かを感じて参加される方は、そのまま九重”夢”シンクロの流れも活用できるはずだ。

※追伸:九重(震動の滝)を訪れたKIN221(G2/28)は、私が9年前に北京を訪れ、紫禁城と北海公園のそれぞれで「九龍壁」に出会った時の「運命の道筋」でもあることを思い出した。
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九重”夢”大吊橋

2010年03月29日 03:30

太陽の月22日 (G3/28) KIN249 赤い月の月 (by D)
 
ひと月前の今日(銀河の月22日・KIN221)、温泉に浸かりに湯布院(湯平)に行った。フライトと宿、そして友人が開いたお店への訪問以外は何も予定を決めていなかったが、大分空港に到着した瞬間に全てがパッと決まった。九重連山の観光案内用看板がきっかけだった。以前からその風景は気になっていて、「いつか行ってみたい」と思っていたのだが、勝手に霧島の方だと勘違いしていて、今回の旅にも関係が無いと思い込んでいた。
 
しかし、「大分空港に看板があるということは、意外と近いのだろうか?」と、手持ちのガイドブックの地図を調べると、何と湯平からは山一つ越えたお隣と判明。しかも、九重には「震動の滝」という興味を惹かれる地名まであった。出発前夜、「ドリームバンク瞑想」のアナウンス記事をブログに予約投稿しようとした時、ふと「9について話そう」と思い、その一文を入れたこともあって、すっかり「これは行かねば」という気分にさせられてしまった。
 
空港近くのレンタカー屋さんで見つけたパンフレットには、さらに驚く内容が記されていた。何と、「九重”夢”バーガー」というご当地バーガーがあるばかりか、「九重”夢”大吊橋」という(人専用としては)日本一の吊橋まであること、さらには、その橋が「震動の滝」の前に架かっていることが判明したのだ!ガイドブックの地図には、吊橋のことは全く描かれていなかったし、主に温泉に焦点を合わせた本だったためか、観光ポイントとしても紹介されてはいなかった。つまり、橋の存在自体その瞬間まで知らなかったのだ。

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「九重」と繋がるだけで十分ビックリしていたが、「ドリームバンク」(夢の場を盛り上げる意)というイベントのアナウンスの中で「9」のことを(しかも急に思いついて)書いていたのだから、わざわざ「夢」が強調されている場所が現実にあって、それをこのタイミングで知って訪れることになるなんて、もうマンガとしか思えなかった。「予定はあんまり細かく立てない方が面白くなる」というのは、旅でも人生でも同じと言えそうだ。

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夢大吊橋は、渡るというより徒歩で往復するのみ。恐かった!腰が引けた!途中で引き返したかった~!(L)

前日までずっと曇り空だったという大分のお天気が、その日だけはすっかり晴れて(翌日はまた雨)、私達は吊橋での絶景を楽しみつつ(Lはあまり楽しむ余裕が無かったみたいだが)、夢バーガーをほおばることが出来た。この小旅行の中では、他にも様々なビックリシンクロがあったが、ここでは、吊橋のことだけに絞ってあと一つだけ書き加えるに留めよう。
 
大分から帰宅した翌々日のKIN224(G3/3)、カード会社から毎月届く冊子を何気なく開くと(普段は殆ど開かず捨ててしまうのだが)、何と、その9ページに、またまた「九重”夢”大吊橋」の写真を発見したのだ。4日前までその橋の存在すら知らなかったのに、「9」と「夢」のこのシンクロ率の高さは、一体どういうことなのだろうか?通常ではちょっと考えにくい出来事ではないだろうか?
 
しかし、当の私は、実は疑問ではなく、「ドリームバンクはリアリティに確実に影響を与える」という確信を深めただけだった。なぜなら、今回予定していた「9に関する話題」のひとつは、コールマン博士の「9層の地下世界アンダーワールド)」についてだったのだが、そもそもコールマン博士とのご縁が生まれたのも、まさに昨夏のドリームバンクの直後だったからだ。そして、今回(春分の日)も、イベント開始前だけでなく、実施直後にもはっきりその影響と分かる動きがあった。
 
それについてはまた機会を改めたいが、おそらく私達だけはでなく、参加して下さった皆様にも、色々と面白いことが起きているのではないかと思う。昨夏、そして今回参加された方は、紙に書いたことがどういう形でリアリティに反映されつつあるか、是非注目してみて欲しい。注目するだけで、それは活性化するからだ。G3/3には、もうひとつ別なシンクロもあったので(思えばこれもドリームバンクに参加された方との出来事だった!)、近日中にそれもUPしたいと思う。

マヤ暦元旦

2010年02月22日 22:02

銀河の月16日 (G2/22) KIN215 青い共振の鷲 (by D)

先日、「22・2・22」の記事にも書いたが、『ジャガーの智恵』で紹介されているキチェ・マヤ族の数え方では、今日から「11・鹿」という新しい一年が始まった事になっている。1週間ほど前にも別な元旦を祝ったばかりだが、めでたい事は何度あっても良いし、今日は我らが師の2度目の22歳の誕生日(この意味は上記22・2・22参照)でもあるので、一日楽しく祝って過ごしている。

ところで、『マヤン・カレンダー2012』で採用されている暦も、キチェに伝えられているものをベースにしているので、ツォルキンの数え方は全く同じなのだが、年の始まりはG暦4/3の「12・マニク」となっており(マニク=鹿=手)、『ジャガーの智恵』よりもピッタリ40日遅く元旦が巡って来ることになっている。ちなみに、ここで言う元旦とは、365日を数えるハアブカレンダーでの初日「0ポプ」のタイミングを指す。

何故、このようなズレが生じたのかは不明だが、気になったので、いくつかの観点から調べてみることにした。長期暦で現在の13バクトゥン(約5125年)が始まったのは、「4アハウ・8クムク(クムフ)」という日であることは、マイケル・コウの『古代マヤ文明』などアカデミックな情報をひもとくと、ほぼ確定しているのが分かる。

長期暦の数え始めとマヤ文明の始まりが一致するかどうかは別な話であるが(日本書紀にとんでもなく古い日付が登場するように)、考古学者が特定したように、仮に、BC3114年8月11日(8/13説もある)を「4アハウ・8クムク」とし、それを土台にツォルキンとハアブを数え始めたとすると、結果は『マヤン・カレンダー2012』に書かれている通り、2010年4月3日に、「12マニク・0ポプ」となり、ハアブの元旦が巡ってくる。

さらに確認の為、前出『古代マヤ文明』P35の「信頼にたる資料とされているランダ司教の記述では、長期暦よりは単純なマヤの暦法で、約52年で一巡するカレンダー・ラウンドが、ユリウス暦の1553年7月16日に完結した・・・」という記述を元に、この前後に「0ポプ」が来るのは、どちらの数え方なのかを検証してみた。どの時代で調べても、『マヤン・カレンダー2012』の対応表と同じ結果になる暦変換サイト(注:時代が遡るとユリウス暦からしか変換できない)でこの日を調べると、「3ポプ」であったことが分かった。

従って、記述とは3日ほどズレはあるが、『ジャガーの智恵』の数え方よりは、かなり近いと言える。なぜなら、ジャガーとマヤン2012は、ほぼ100年前までの比較ができるのだが、そこでもハアブでの40日のズレの関係は変わっていないからだ(つまり、450年前でも関係性は変わらないと見なせる)。うるう日を入れないまま1年を365日で数え続けるハアブでは、およそ450年をさかのぼると、ざっと数えても、元旦の日付が今より100日(3ヶ月)以上後(夏寄り)になる。

他の角度からも検証するために、『マヤ神話―チラム・バラムの予言―』P218前後の、スペイン人がユカタンにやって来たころ(1513~1553年)で、G暦7/26に元旦が来るタイミングを探ってみた。何故7月26日したかというと、『13の月の暦』の元旦は、アグエイアス夫妻が明らかにしている通り、このチラム・バラムの書をひとつの参考にした側面があるからだ。

まず、幅広い時代でユリウス暦とグレゴリオ暦の変換が可能な「換暦」というサイトで、1513~1553年を変換をすると、そのどこでもグレゴリオ暦7/26は、ユリウス暦の7/16と対応することが分かる(当時は10日差、現代でそれを行うと13日差となる)。そこで、ユリウス暦7/16で「0ポプ」となる年を、先の暦変換サイトで適当に行うと、1540~1543年で一致することが判明した。

ややこしい話になってしまったが、つまり、BC3114年8月11日に長期暦を「4アハウ8クムク」で数え始め、そのままズーっとうるう日に関係なく(つまり季節や太陽位置との関係を無視して)数え続けると、スペイン人がユカタンで多くの時間の智恵を焚書してしまった1540年頃は、グレゴリオ暦換算で7月26日にハアブの元旦があったことになるのだ。そしてそのままの数え方と今日まで続けると、ハアブ元旦は4/3となるという事だ。

『ジャガーの智恵』は、グァテマラ・キチェー地方のフィールドワークから生まれた本なので、ハアブにおける40日のズレは、その地域での実際のカウントを示している可能性と、著者による勘違いの可能性とがある。前者の場合は、長い歴史の中で、情報が一部混乱した結果なのかもしれないし、もともと最初から今のままだったのかもしれない。ただ、ツォルキンの数え方については双方一日のズレも無く一致しているので、混乱があったと見る方が自然では無いかと思う。

ところで、そのG4/3がキチェのツォルキンの数え方で「12・マニク」となるのは、非常に興味深い。「12・マニク」=「12・手」、つまり一つ前の記事のタイトル「青い水晶の手(KIN207)」と同じになるからだ。実際には、「13の月の暦」と「キチェ・マヤ」のツォルキンの数え方に、現在48日のズレがあることから生じる出来事なのだが、一方は今年の旧暦やチベット暦の元旦と、もう一方は、マヤ暦の(伝統のひとつの)元旦とシンクロしているのが面白い。
 
上記の流れを振り返ると、古代マヤ暦(「13の月の暦」を商用にパクったものではなく現地で今も使われている伝統の暦)は、そのままでは使いにくい側面もあるのが分かるだろう。例えば、グレゴリオ暦での誕生日(太陽の位置、季節が一定)を基準に、毎年そこに入ってくるツォルキンの日付を辿ると、キチェの方法では、4年毎に全然別系統の日付(13暦用語だと異なる地球家族)が入って来てしまう。そういう意味では、52年周期の人生の流れを読むのには、「13の月の暦」方式の方が明快と言える。
 
マヤ暦に限らず、全体のどこか一部分だけを切り取って色々語る人が多いが、全体像を見ると、どの暦にも利点と不便な点が混在しているものである。それを知った上で、どの暦をどういう意図で選択するかが、意味ある暦の使い方を生むのではないかと思う。閏日にツォルキンの流れをストップさせると(前日の続きで数えたりすると)宇宙との繋がりが絶たれる、というようなことをコールマン博士は本の中に書いているが、かなり誠実な人である(実際会ってみての印象)博士が、しっかり実験もしないでそんな事を言ってしまったのは、少々安直だったと思う。
 
私が、10日スパンでも10年スパンでも変わらず、圧倒的なシンクロを天地人々の間に体験し続けているのは、そして、それを検証し続けて来られたのは、そのストップさせる方の数え方でのことなのだ。逆に言えば、キチェの数え方ではシンクロしているのに気付けない現象が多々あるということだ。しかし、私はこれをもって、伝統的な数え方が宇宙と繋がっていないなどという主張をしている訳ではない。
 
あるツール(暦)に意識を合わせれば、それに見合ったシンクロとリアリティを体験するというだけの話だ。私がキチェの伝統暦をメインに使えば、その中で、やはり様々なシンクロを感じることだろう。いずれにしても、全ては使い方ひとつなのだ。今日をせっかく元旦だと知ったなら、それがどの伝統のどういう数え方であれ、祝って楽しく過ごしたらいい。少なくとも、私はそうして様々な暦の情報を、生活の中に「楽しくするために」取り入れている。

マヤン・オラクル

2010年01月11日 22:35

共振の月2日 (G1/11) KIN173 赤い自己存在の空歩く者 (by D)

早いもので、2010年もあっという間に10日が過ぎた。昨年中に書こうと思いつつ、書ききれなかった話をひとつUPしておきたい。6(律動)の月6日、6・月(KIN149)の日(G12/18)は、「銀河の音」が重なる「魔術の亀の日」だったのに加えて、28日サイクルの日付も6日。さらに10連続で銀河活性化の正門(GAP)が開いている最中でもあったので、流石に面白い流れがあった。

ただ、朝から何重にもあった全てのシンクロはとても書ききれそうにないので、一日の終盤にあった出来事だけに絞らせてもらおう。この日は、横浜ナディアでのウォーターセラピーがあり、昼から夜の8時ころまで、殆どの時間セッションをして過ごしていた。最後のお客様を送りつつお店の入り口の方へ向かうと、何故かKさんとCさんが一緒にそこに居て、ちょうどオーナーのゆみこさん(11・嵐)もお店に顔を出していた。

Kさん(7・嵐)は、もともと「13の月の暦」がきっかけで10年以上前に知り合った友人で、数年前からは、歩いて数分の距離のご近所さん同士でもある。一方、Cさん(11・星)は、ちょうど1年前位のナディアでのセラピーにいらした編集者の方。別な経緯で知り合ったこの二人、何と、『マヤン・オラクル(星に還る道)』の制作でタッグを組むことになって、この日、出来たてホヤホヤのその完成品をわざわざお店に持って来て下さったのだ。私がナディアにいるのを知って、いきなり当日のシンクロで決めたらしい。

それだけでも十分なサプライズだったが、1年前にはスピリチュアルとは殆ど関係の無い出版社で仕事をしていたCさんが、スピリチュアルそのものとも言える本の出版に関わり、さらに友人と共に仕事をしていたことに、私は人の縁の不思議さを感じたのだった。というのも、Kさんが、「Cさんのおかげでやっと形になった」と口にしたからだ。確かに、この本については、既に何年も前にKさんから聞いていたし、様々な要因でなかなか前に進まない様子も耳にしていた。だから、この言葉が社交辞令的なものではないのが、よく分かるのだ(出版に関わった人物のKINを見ても、Cさんが入った方が流れが良くなるのは納得が行く)。

普段はマウイに居て、来日中もあちこち飛び回っていることが多いゆみこさんも、この日は、新しいセッションルームが完成した関係でお店に来られていた様子。つまり、その場に居合わせた3名は、皆、この特別な日に、完成を祝していた訳だ。3人の署名が、ゆみこさんの「11・嵐」を軸にして見事に繋がっているのも興味深かったが、帰宅するとさらに面白いシンクロが待ち受けていた。「3・嵐」のSさんという方から、以下のような文面のメールが届いていたのだ。

”「赤い律動の月」の年に暦に出会えてから11年。今日は私にとってシャンバラの門の前に立った、まさに記念すべき日です”

同じ日に、「3-7-11」という感覚パルサーで繋がった「嵐」(コードNo19)の方とコミュニケーションするというのも珍しい話だが、布石は既にあった。私はこの日の朝、実家を出るとき、ふと坂本龍一(KIN69=4・月)の手による「1900」というタイトルの楽譜を持って帰る事にし、カバンに忍ばせていたのだ。20年近くも前に手に入れて、そのままずっと実家に置きっ放しだったのにも関わらずだ。家族が持つ車のナンバーが19なのは前から気付いていたが、これについても、朝、改めて意識していた。

加えてこの日、私はメルマガ用の資料として、『ベロボディアの輪』も持ち歩いていたのだが、ベロボディアはシャンバラの別名でもある。ナディアの店頭で、別なシンクロがあった事を伝えるために、この本を皆に見せた時、ゆみこさんが、「その本、私達がマウイに行く時に小原さん達がプレゼントしてくれたんだよね」と言った。記憶喪失気味の私は「そうだったかな・・」とイマイチ自分の行動に自信が持てなかったが、帰宅後、Lに確認しつつ過去の手帳を見ると、確かにその通りだった。

しかも、もともとこの本のハードカバー版を私達に貸してくれた(結局、そのまま頂くことになったのだが)Mさんが、この日、フットケアでわが家に来る予定だった事も判明(実際にはキャンセルで来られなかったがそんなに頻繁に来られる訳ではない)。S(3・嵐)さんは、こちらのそんな状況を一切知らずにメールを下さったのだ。そこには、最近ヒューレン博士(ハワイの秘法を伝えている)に会ったことも書かれていたが、上記の通り、ナディアはハワイとの繋がりも深い。

こうして振り返ると、無意識の領域で、まさにベロボディアの輪が形成されているかのような一日だったが、「赤い月」(コードNo9)の日に、「青い嵐」(コードNo19)のエネルギーがこれだけ活発に迫って来たのは、どういう流れだったのだろうか。共に、テレクトノンにおける「太陽の預言的な流れ」と「銀河のカルマ的な流れ」の完了ポイント(Ω)の位置にあることを考えると、やはり「完了」とか「完成」と関係があるような気がする。また、反対KINが持つ「挑戦」の関係性が、律動の魔術の亀の日がもたらす「つり合わせる」という働きによって調和的に包み込まれ、挑戦が釣り合って完了したというイメージも浮かぶ。

話は前後するが、この日、『マヤン・オラクル』の完成を祝って、KさんCさんと晩御飯を食べる事にした店は、私と同じ1969年に誕生した店だった。この数字にも、嵐(19)と月(69)が表現されている。後から気付いたが、この時、坂本龍一(KIN69)の「1900」という楽譜を持っていたことは非常に興味深い。だが、大魔術の亀の日は、これでもまだ驚かせ足りないらしく、さらなる話題を提供してくれた。何と、その数日前に行なわれたカール・コールマン博士のレクチャーで配られた資料の翻訳は、Kさんが行なったというのだ。

もちろん、既に様々な分野で活躍し、特にスピリチュアル系では引っ張りだこのKさんだから、確率的にありえない話ではないのだが、『マヤン・オラクル』とコールマン博士の資料の入稿日が同じ日だったというのは、やはりタダごとではないだろう。ちなみに、『マヤン・オラクル』は、マヤ暦を応用したセルフリーディングツールであり、暦として使うものではない。しかし、そのメッセージは興味深く、活用法は幅広い。私は、実際に使った経験がまだないので、内容について何かを述べる事は出来ないが、著者のアリエルが、冒頭でホゼ・アグエイアスらの仕事に対し敬意を払い、参考にしたことを明言しているのには好感が持てる。

また、Kさんの翻訳が、バランスのとれた素晴しいものであろうことも、容易に想像がつく。翻訳においても、用語や考え方の引用においても、どこまでが本来のもので、どこからが個人的見解(意見)なのかをはっきりさせることが重要だと、私は思う。そこをうやむやにして、個人的見解をあたかも元々あったものかのように伝えている人に、本質的に美しい者はいない。Kさんはその点、とても誠実だと思うし、アリエルにも同様の印象を私は抱いた。

ところで、これはあくまでKさん側からのみ聞いた話ではあるが、ヴォイスの堀社長にコールマン博士の情報(存在)を伝えたのは、リサ・ロイヤルを通じてその情報を知ったKさんだったとのこと。結局、十数年前にアグエイアス夫妻の「13の月の暦に替える平和の運動」に関わった時のご縁が、今、様々な形で輪を広げつつ、繋がりを取り戻しているように感じる。高橋徹さんが翻訳された『平行的な知覚に忍び寄る技術』、Kさんが翻訳された『マヤン・オラクル』、そして私が監修した『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』がほぼ同時期に出版されたのも偶然ではないだろう。

Cさんは、以前ボン教のことでブログに書いた『スターピープル』のVol31もおまけで下さったのだが、そこには、徹さんが翻訳された本の著者、ルハン・マトゥスの名前の由来も記されていた。セバスチャンからファン・マトゥスまで7代続いた系譜の、3代目と7代目のナワールの名前を授かっているのが、ルハン・マトゥスだという。彼がその系譜に直接的に関係があるのか、あるいは何代目に当るのかはわからないが、「3-7-11」というパルサーを意識した一日に、こうした情報を目にした事実に私は意味を感じる。

この魔術的な1日から3900日(=260×15=10年ちょっと)前の「赤い律動の月の年、赤い律動の月の日」(ある意味これも魔術的な日)、私は、パレンケの碑銘の神殿の上で「テレクトノン」をプレイした。洒落のつもりでやったことだが、こうしてみると、やはりあるタイミングにある行為をすることは、繋がりある未来の時間に、特別な影響を与えるのかもしれない。この記録的とも言える長い記事を途中まで書きかけて出かけた今日も、また約10年前と繋がる面白いシンクロに出会った。それについては機会を改めるが、時間の周期性は様々なスケールで働いているということを実感する、今日このごろである。

マヤ暦を知る(特別講座のご案内)

2009年11月30日 21:49

~特別講座のご案内「マヤ暦を知る」~  受付を終了しました

倍音の月16日 (G11/30) KIN131 青い磁気の猿
 
映画公開なども絡み、マヤ暦への注目がますます高まって来ています。しかし、同時に、「13の月の暦」を「マヤ暦」と信じ込んでいる人々なども相当数いて、かなり混乱が見受けられるのも確かです。

ご縁あって、様々な角度からマヤ暦に触れる機会に恵まれた私は(下記参照)、このタイミングで、2012年の件を含む多様なマヤ暦情報の交通整理をし(ここを把握するだけで大概のことはスッキリしてしまうでしょう)、その上で、「心が自由になる暦の見方、使い方」をお伝えしたいと思うに至りました。

おそらく、このタイミングで集まられる方々の間にも、興味深いシンクロが沢山生じるのではないかと思います。「何が起きるか?」ではなく、「何を起こそうか?」という問いを抱く皆様のご参加を、お待ちしております。

【講座内容】
マヤ暦の種類
2012年冬至説の由来を探求する
・日本のマヤ暦事情について(ホンモノとは?)
・伝統暦と「13の月の暦」、双方で誕生日を導き違いを知る
・うるう日とは何か
コールマン・マトリックスの基本的な見方
・私が暦を使って体験していること
・そこから見えてくる近未来の世界の様相
・2010年~2013年、注目のシンクロポイントについて

◇講  師:小原大典 (プロフィール)  
 マヤ暦とのご縁は下記の通り
・アグエイアス夫妻が提唱した「13の月の暦」の普及に携わり
  入門書を書かせて頂く
・マヤ暦研究家の高橋徹氏より、天体周期との関係や、現代
  では失われている数え方の可能性について教えて頂く
・現代に伝わる伝統占いの方法等を記した『ジャガーの智恵』
 の翻訳者である石原佳代子氏とも交流
・マヤ学の専門家である国立研究機関の先生に、アカデミック
 な立場からの意見も伺う
・カール・コールマン博士の著書に監修者として関わったことで
 「コールマン・マトリックス」の全体像を把握
 
◇日  時 :12/23(祝) 
◇お申込み方法:受付終了しました 

コールマン博士のマヤ暦

2009年11月06日 19:58

自己存在月20日 (G11/6) KIN107 青い電気の手 (by D)

ここに書きたい楽しいシンクロや感動した出来事は日々山のようにあるのだが、まずは、取り急ぎお知らせしておきたいことがある。『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった。』という本についての話だ。実は、ここ2週間ばかり、ブログの更新もままならなかったのは、この本の制作に関わっていたこととも無関係ではない。何しろ、話が来てから発刊までの期間が極めて短く、かなりの集中力を要したからだ。

mayabook2011マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった。
 
著者のカール・ヨハン・コールマン博士は、スウェーデン出身の生物物理学者だが、マヤ暦に関する斬新な研究で、最近、最も注目を浴びている人の1人である。理由は、その独自のマヤ暦解読法によって、近年の経済破綻や世界情勢を、かなり正確に予言していたことが実証されているからだ。巷に出回る予知・予言に関する情報の殆どは、後付解釈だったり、期日や場所が曖昧だったり、スッキリしないものが多いが(特に本が出版されてから後の検証に耐えられるものは殆ど存在しない)、米国で5年前に出版された本書には、かなり驚かされる記述が多々ある。
 
さらに、そういう予想を行なって来た博士が、一般には、2012年12月21日にひと巡りが終わるとされている長期暦の完了ポイントを、タイトルのごとく2011年10月28日だと主張していることも、注目要因のひとつだろう。いずれにしても、私自身、マヤ暦に関しては、ホゼ・アグエイアス博士の研究に触れた時以来の衝撃を受けたのは確かである。その内容は、歴史や経済の動きについてだけでなく(その分析と検証は圧倒的なものがある)、ヒーリングやスピリチュアルなことに関わる方にとっても、非常に重要な要素を含んでいるので、地球や宇宙、意識の進化に興味関心のある方には、かなりなインパクトを持って迫ってくることだろう。
 
折りしも、G暦年末には、『2012』という(マヤ暦と終末論を結びつける)、それこそ絵に描いたようなハリウッド・パターンの映画が封切られるが、そうした短絡的な視点とは異なる、宇宙全体の進化と結びついたマヤ暦の見方というものが、今、このタイミングで提示されたことに、私は深い意味を感じている。ちなみに、コールマン博士の見方では、明後日G11/8から、銀河地下世界(ギャラクティック・アンダーワールド)の「第6夜」という新しいサイクルが始まることになっている。
 
明日、11/7(立冬)までの360日が、「第6昼」というサイクルに当たるのだが、その締めの日は「13の月の暦」でも非常に特別な日付となっている。毎月の「音」と、その日の「音」が重なる日を、「魔術の亀の日」と呼ぶのだが、何と明日は、年・月・日の「音」全てが「4」で重なる、「ハイパー魔術の亀の日」とも言える日なのだ。今年1年の中では、明日以降はもうやって来ないようなそうした特別な日が、コールマン博士の「第6昼」の完了と重なるのだから、これは見逃せないポイントと言えるだろう。自分の心の状態はもちろん、世の動きにも注目したい。
 
そして、「第6夜」の開始とシンクロする11/8、私は横浜ナディアで暦のワークショップを行なうことになっている。このタイミングで、クラスを開催することになっていたという流れを受けて、テーマ別クラスでは、「13の月の暦」「コールマン博士のマヤ暦」「伝統的マヤ暦」をまとめて解説するという、初の試みを行なう予定なので、タイミングの合う方は、是非このチャンスをご活用いただければと思う。巷に出回る「マヤ暦」情報の全体像について正確に把握し、活用してみたいと考える方にとっては、これ以上ない機会になるかと思う。
 
尚、コールマン本にまつわる様々なシンクロ話については、これから順次書いて行くつもりなので、お楽しみに。

※「テレクトノン」(13の月の暦の中級バージョン)では、11/7(自己存在の月21日)が2000~2011年に対応し、11/8(同22日)が2012年に対応する点、そしてこれらが10連続GAPの間に生じる点も注目される。「13の月の暦」と「コールマン・マトリックス」が驚くべき形でシンクロしていると言えるだろう。

※追伸:来週(11/15)の「世界ふしぎ発見」は、何と「MAYA・暦の文明に秘められた2012年の謎」とのこと!しかもホゼ(KIN11)とロイディーン(KIN22)を合わせたような、第1122回めの放映。前々から、この番組はシンクロ率が高いが、ここまで来ると、「13の月の暦」ユーザーがスタッフにいるのではないかと思えてしまう。ちなみに予告情報を読む限りでは、キチェ・マヤの長老会議の長、ドン・アレハンドロのインタビューもある模様。これは見逃せない。・・・と書きましたが、私の早とちりだったようで、アレハンドロさんとは別のシャーマンでしたね。失礼しました(KIN115に追記)。

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