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祝!チベット暦新年

2016年02月09日 11:29

銀河の月3日(G2/9)KIN52 黄色い宇宙の人(by DL)

Happy Losar Tashi Delek!
the year of the male fire monkey


チベット暦新年、あけましておめでとうございます!
月を招く申月を招く申 
★北村公晴氏作「月を招く申」


チベット暦は、『カーラチャクラ・タントラ』に説かれている暦法が土台になっていて(※)、基本、干支と同じ順番と周期(60年)で巡りますが、元旦に関しては、旧暦とは数日から一か月近くズレる事があります。何故、そのような複雑なズレ方をするのかについては、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトに詳しく書かれていますので、「チベット暦と占星術」のリンクをご参照下さい。

また、十干は火・土・金・水・木の五行に基づいていますが、それぞれの陰陽は、「兄弟」ではなく「男女」で表されるので、日本では「丙申(ひのえさる)」となりますが、チベット暦だと、上記の通り「the year of the male fire monkey」という事になります。


(※)Wikipediaより
チベット暦は太陰太陽暦であり、密教経典『カーラチャクラ・タントラ(時輪タントラ)』の「世間品」に説かれた暦の体系にもとづいている。チベットに『カーラチャクラ・タントラ』が伝来したとされる「火の女兎の年」(丁卯,1027年)から始まる60年間を「第一ラプチュン」と呼ぶ。

チベット暦とマヤ暦の元旦

2012年02月22日 22:08

銀河の月16日 (G2/22)KIN165 赤い太陽の蛇(byD)

チベット暦元旦の今日は、午前中の新体道瞑想クラスから始動。今日は新体道創始者・青木宏之先生の誕生日(さらに現NPO新体道代表の大井秀岳先生の誕生KIN)ということもあって、私のクラスではおそらく初めて慈恩印での瞑想を行った。最後に参加者が持ち寄った水晶や石を中央に置いて瞑想するのは、私のサークル独特のものだと思うが、これにはきっかけがあった。

ある時、Lがいつもしている指輪の石が、稽古後やけに輝きを増すことにL自身が気付いたのだ。私が見ても確かに違ったし、稽古の時はほぼ毎回起こる現象なので、その後、場所とか石とか変えたらどうなのか?と色々実験と観察を重ねてみた。結果、どうも気のせいではないようだという結論に至り(私よりも水晶の持ち主達が変化を実感するので)、クラスの終わりにそういう時間を少し作ることにしたのだ。

ところが、最近『野生の哲学(野口晴哉の生命宇宙)』を読み進めていて、晴哉が「紫の水晶に愉気するとだんだん透明になります」と記しているのを初めて知った。ひょっとして自分達が初の発見者では?なんてことも密かに思っていたので、「なーんだ」という気持ちもちょっとはあったが、やはり敬意を感じる先人が、同じ発見をしていた喜びの方が大きかった。

お昼に所用で渋谷に出た時、国連大学前でチベット人の友人達が12時間のハンストを行っていることを思い出した。彼らの暦で元旦に当たる今日は、本来なら盛大にお祝いする日だが、焼身抗議を続ける人が後を断たない現状に心を痛め、そような状況を生み出している中国政府のやり方に強く抗議し、記者クラブメディアが伝えない事実とその背景を世界に向かってアピールするために、皆、仕事を休んで集っていた。私達は、ささやかな応援のつもりで短い時間訪れただけだったが、少しでも多くの方にそういう動きがあることを知って頂きたいと思う。

ところで、興味深い事に、今日はマヤ暦(のひとつ)の元旦でもあった。「のひとつ」と断りを入れたのは、その根拠になる情報が、現代のキチェー族に伝わるマヤ暦を紹介した『ジャガーの智恵』の巻末資料にしか見受けられないからだ。ちょうど2012年まで掲載されているその資料では、今日2/22が、365日を数える暦(ハアブ)の元旦という事になっている。

残念ながらハアブは、1950年代~60年代にかけて、その伝承が途絶えてしまったと言われており、実際、マヤ長期暦(実はこれも1000年近く前に伝承は途絶えている)と併記されているハアブが、そのまま途絶えることなく数えられていたとすると、計算上、今年の元旦は4/2ということになる。ちょうど今年はG暦のうるう日が両者の間に入ってしまうため、若干分かりにくくなっているが、他の年で検証すれば、ぴったり40日ズレていることになる。

まあ、そういう細かいことはさておき、太陰太陽暦であるチベット暦の元旦と、マヤ暦(のあるバージョン)の元旦が一致するのは珍しいことだし、それが西暦の2012年に生じるというのは、やはり面白い。1年後の世界がどうなっているかは全く予想がつかないが、それでも、来年のチベット暦元旦には、チベットの友人達と思い切り新年を祝える状況が到来していることを、祈りたい。

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