■自己存在月11日 (G10/28) KIN253 赤い律動の空歩く者 (byD)
自分の銀河の誕生日に当る先のKIN241(G10/16)に、
20号目のメルマガを発行した。その中で、私は昨年の今頃訪れた
カトマンズの事を、Lは、その直後位に手に入れた『転生』という本について書いた。『
転生』は、実在した
エジプト考古学者、ドロシー・イーディ(=オンム・セティ)の不可思議で魅力的な生涯について書かれた本だが、その日は、ちょうど彼女の104回目の誕生日にも当っていた。「13の月の暦」では(伝統的マヤ暦でも)、52年に一度、365日暦と260日暦の関係が元に戻る。いわゆる還暦である。52×365=73×260という関係なので、365日の方が104回巡った時には、260日は146回巡って、やはり生まれた時と同じ関係に戻る。つまり、KIN241は、オンム・セティの銀河の署名でもあるのだ(ちなみに「20の銘板」では、この時ちょうど146番目の月に対応していた)。
一方、地球と金星の公転比は、大雑把ではあるが黄金比Φに近似しており、地球が太陽の周りを8回巡る間に、金星は13回巡り、その間、5回会合する。会合する位置を、地球の公転軌道上にプロットして行くと、この5回の会合は、ちょうど☆型を描く時の順番通りに五芒星を完成させる事になる。104は8の13倍なので、この間、会合は65(5×13)回、つまり五芒星が13回描かれた事になる。メルマガ発行時直前まで、この事には全く気付いていなかったし、オンム・セティの事は、前からLが書こう書こうとしつつ伸び伸びになって、今回ようやく触れられた所だったので、私達は、何か大きな波に乗せられてしまったような感じがした。
メルマガ発行から1週間ほど経ったKIN249(G10/24)、読者で、以前、時空のサーファークラスにも参加して下さったKさんという方から、その『転生』についてのシンクロ報告と感想のメールが届いた。何でも、お勤め先(エドガー・ケイシー療法の専門ショップ)の店長さん(Lと同じKIN231との事)が、ちょうど私が最初にメルマガで『転生』を紹介した頃(
2007・12・26発行のvol.15)に、やはり『転生』を絶賛されていて、その後、
ブログでも紹介されていたとの事。私達は、実際に本と”完璧に”シンクロした形で、この春
エジプトに行って、それはそれは驚くべき体験をして来たのだが、よく考えたら、その事をお伝えしたのは、2、3回行った特別クラスの時だけで、実は、メルマガでもブログでも、殆ど触れていない事に今頃気が付いた。しかし、それを書き始めると収拾が付かなくなりそうなので、近日中にポイントを絞った記事をUPする事を約束しつつ、ここでは、話を先に進める事にしよう。
翌KIN250(10/25)、早朝に目が覚めて、何故かそのまま眠れなくなった私は、色々と片付け物などをしながら、日の出を迎えた。午後、渋谷のモンベルクラブで開かれた、風の旅行社主催のイベント「
好き、好き、好き、カンボジア!~大塚めぐみが語るカンボジアの今」に足を運び、アンコール遺跡への旅でお世話になった、めぐみさんに久しぶりにお会いする事が出来た。その後、私は書店に立ち寄り、『
古代エジプトの魔術』というタイトルに魅かれて、その本を手にした。ウォーリス・バッジという著者に見覚えがあると思ったら、大英博物館でまだ子供だったドロシー(オンム・セティ)にヒエログリフの手ほどきをした著名な
エジプト学者だった(帰宅後、英語版原著をLが持っていたのを知り驚く)。続けて『
原典訳 チベットの死者の書』をパラパラとめくり、本棚の裏側に回ったところで、オンム・セティに関する新しい本を発見してしまった。タイミングがタイミングだけに、私は朝から生じていた謎の興奮は、ここに繋がっていたのか!と一人納得した。
『
転生者オンム・セティと古代エジプトの謎』というその本は、驚いた事に、『転生』の中で、彼女の唯一の理解者として紹介されていたハニー・エル・ゼイニが2007年に書いたばかりのもので、最新の発見とも絡んだ、さらに興味深い内容を示していた。ちなみに、私は、昨年
カトマンズから戻ったすぐ後、そしてツタンカーメンのミイラ(の顔)が一般公開され、
エジプトからの風を感じ始めた直後に『転生』を見つけている。そして、全体を読む前にめくってしまった”P241”に「ハニー先生に
カトマンズで会えずに残念でしたね」という一文を発見して、「何故エジプトの本に
カトマンズが!」と衝撃を受けた人間だ。それが、また、メルマガの発行に絡むシンクロが発生した直後に、そのハニー先生が書いたオンム・セティの本を見つけてしまったのだ。
それだけではない。パラパラと本屋でめくった時点で、訳者あとがきの中にこんな一文も見つけてしまった。「エドガー・ケイシーの息子ヒュー・リン・ケイシーもなんどかオンム・セティのもとを訪れている」・・・ケイシー療法の専門店のスタッフの方から(初めて)メールを頂いた翌日の話だ。さらに、私達は、間もなくまた
カトマンズへと旅立つところでもある。実はその前に来日されるダライ・ラマ法王もツタンカーメンも伊勢神宮も、全てリンクしているのだが、とても書ききれないので、これは次回に譲ろう。とにかく、あまりの事に、興奮さめやらぬまま、私は護国寺の大師堂へと向かった。
実は、前日(KIN249)、チベット関係で知り合ったIさんから久しぶりのメールがLの携帯に入って、ちょっとした集まりがあるとの情報を伝えてくれていたのだ。よく考えたらこのIさん、最初にお互いをしっかり認識したのは、昨年、その護国寺で行われたチベット・スピリチュアル・フェスティバルのボランティア仲間としてだった。その後、音信不通になって
カトマンズで驚きの再会を果たしたことを書いたのが、KIN241発行のメルマガ。そして、同じメルマガで取り上げたオンム・セティに、本屋でばったり再会してしまったその日に、また同じ護国寺で会ってしまうこの不思議。しかも、その集まりでは、日中のめぐみさんのイベントで、帰りに沢山あったパンフから一冊頂いて来た、風の旅行社のチベット版パンフに、その名がもろに出ているチベット医のOさんのお話が聞けたのだった!ここまで来ると、さすがに日々のシンクロが当り前となっている私でも、興奮が止まらない。
だが、落ち着いて振り返れば、この日は、「白い犬の季節」(ツォルキンを65日毎に分ける2番目のサイクル)、そして第2四半期(14週~26週)の始まりが重なっていた。65日と91日というなかなか同調しないサイクルの2つが、揃って「洗練」、あるいは起承転結の「承」の段階に入っただけの事はある。何かが猛烈に動き出しているのを肌で感じた。しかもこの第2四半期に関わるコドン(易の卦)は、「28:破裂する時間」だ。この13週間、個人のレベルだけでなく、世界が大いに動くだろう。そして、手に入れた『転生者オンム・セティと古代エジプトの謎』の巻末にある発刊日は(実際にはもっと早く店頭に並ぶが)、今日、10/28(KIN253)となっている。