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魔法の手帳術

2010年08月23日 22:07

月の月1日 (G8/23) KIN137 赤い共振の地球 (by D)

【関西出張クラス by 小原大典】 10/3(日) + 10/2(土)

「赤い倍音の月の年」も、あっという間にひと月が経過。新年の波に乗って思い切りサーフィンを楽しんでいる方もいれば、「そんなの知らなかったー」とか「手帳(※)は使っているけど乗れてる感じがしない」という方もいらっしゃることと思います。そこで、これから手帳を使おうとしている方、あるいは、既に手にした手帳を無駄にしたく無いという方に向けて、「13の月の暦」使用歴(≒連日シンクロ体感歴)14年の立場から、「どうしたら魔法の手帳の潜在力を引き出せるのか」というテーマで、お話をいたします。また、同時に行う新体道瞑想クラスでは、シンクロの波に乗る際の極めて重要なポイントを、体感的に理解できるワーク・瞑想を行います。

(※)こよみ屋発刊の「13の月の暦・手帳」。
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10/3(日)

【1】 「魔法の手帳」を起動する使い方 13:30~16:30 
【2】 新体道瞑想クラス 「中心に入る」 17:40~19:10 残席1名

会場:大阪・梅田から地下鉄で約10分の「西長堀駅」徒歩1分
    (詳細は受付時にご案内します)

定員:
【1】12名
【2】 6名
(両クラスとも先着順に受付ます)

費用
【1】4,000円
【2】3,500円
【1、2通し】 7,000円
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内容ご紹介

【1】「魔法の手帳」を起動する使い方 13:30~16:30(途中休憩あり)
・手にしたらまず何をするか
・スイッチを入れる(起動する)とはどういうことか
・何をどう書き込むのか
・手帳のどこに意識を向けるか
・日常生活に必要な情報はどれか
・時空の記憶回路「スユア」とは
・質疑応答(どんな事でも質問可です)
*会場にて、新年度(赤い倍音の月の年)版の手帳も販売致します
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【2】新体道瞑想クラス「中心に入る」 17:40~19:10 ※残席1名
柔らかく動きながら深い瞑想状態に入り、本来の自分自身へと回帰して行きます。このワークによって、からだの自然性が取り戻されてくると、細胞のひとつひとつが光り輝き、肌もツヤやかになって来ます。一人で出来る心身のほぐし方、瞑想法についてもお伝えしますが、クラスでは、人と一緒に行うことによる相乗効果も体感できます。今回は特に、「中心に入る」という感覚について探求してみたいと思っています。もちろん、このクラスのみの参加も大歓迎です。
*お気に入りのクリスタルと共にご参加いただくと、石も一緒にクリアになります。

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10/3のクラスのお申込手順:
下記項目をコピー&ペーストなさり、必要項目をご記入の上、メール(←クリック)にてお申込下さい。その際、メールのタイトルを【関西出張クラス】とご明記ください。追ってこちらから詳細案内のメールをご返送いたします。

【ご希望クラス】 参加希望クラスをお書き下さい(【1】や【1,2通し】など)
【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】
【過去の参加クラス】ある場合はお書き添え下さい。(無い方も大歓迎です。)

*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*敏速な返信を心がけておりますが、通信事情等により、ごくまれにメールが届かないケースがございます。お申込をお送り頂いた後、3日間経ってもこちらから返信が届かない場合は、大変お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。
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【時空のサーファークラス at チャクラ】 10/2(土) 大阪市内(南森町・北浜)

アグエイアス夫妻によって発表された全銀河文化ツールのエッセンスが掲載されている「13の月の暦・手帳」(こよみ屋刊)。そこに掲載されている図の意味を知り、ひと通り活用できるようになると、時空の波乗りがグンと面白くなって来ます。今回の内容は以下の通り。チャイとカレーがおいしいお店「チャクラ」で行います!

◇昼の部(14:00~16:20)【13の月の暦/基本の基本を押さえる】
 ・マヤ暦と「13の月の暦(銀河のマヤ暦)」の関係 
 ・2種類の誕生日
 ・暦のしくみと年の巡り方
 ・銀河の署名を導き、運命の道筋を読み解く
 ・地球家族 など

◇夕の部(17:00~19:00)【テレクトノン/地球スピリットの通話管を開く】
 ・パレンケ、太陽系、意識を結ぶ構造
 ・長期暦の時間を再体験する
 ・バビロン惑星と12:60システム
 ・男性性と女性性の統合
 ・コマの動きから見る運命パターン配列
 ・サイ時間単位 など
 
※10/2のお申込みは下記より直接チャクラさんにお願いします。
 各部、3000円+1ドリンク
→ http://www.chakra-jp.com/shop/shop_index.html
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人体科学会

2010年08月23日 02:40

磁気の月28日 (G8/22) KIN136 黄色い律動の戦士 (by D)

この週末(「13の月の暦」では週末かつ月末)、菅平で行われた人体科学会の夏季合宿に参加して来た。 プログラムの中に青木宏之先生が担当されるワークショップがあり、興味があれば学会の会員でなくても( 先生の関係者という事で)参加できるとのことだったので、既にあった予定をやりくりして、参加することを決めた。何しろ、学生の頃から関心のあった学会だし、全体のプログラムもかなり興味深い。

KIN135(G8/21)、長野新幹線の中で湯浅泰雄先生(人体科学会創設メンバーのお一人)の『 身体論』に目を通す。空海について書かれた部分が読書会の課題になっていたので、宿題 気分で読み始めたのだが、これがなかなか面白くて、あっという間に上田駅に着いてしまった。駅から会場 まではバスで小一時間かかったが、高度が上がるにつれて緑が濃くなり、空気も美味しくなってくる・・・と細かく書いていると長くなるので、以下、シンクロに注目したダイジェストにしよう。

サロンで話題提供をして下さったのは、東京女子医大附属青山自然医療研究所クリニック斑目健夫先生。あれ?確かそこには江本勝先生とも繋がりのある川嶋朗先生がいらっしゃるのでは・・・ と思う間もなくパワーポイントの中に写真で川嶋先生が登場。それはともかく、その場で教えて頂いた「簡単効果的な健康増進法」は実に素晴しいもので、すっかり感動してしまった。湯たんぽやお灸を使って特定 の場所を暖めるだけなのだが、やり方次第で相当多様な病状にも対応できるようだ。

お土産に良質の艾まで分けて頂き、この時点で十分元を取った気分にさせられてしまったが、ビックリした のはその後の夕食の時。同席した書法塾の吉田先生に、瞑想カレッジでご一緒している弁護士のH先生と 盛岡の親戚とのシンクロ話についてお伝えしていたら、隣にいらした斑目先生の奥様が「盛岡ですか?」と おっしゃるので、話してみると、何と18年も盛岡に住んでいたことがあるとの事。もしや・・・と思って色々伺うと、父方の親戚とも母方の親戚ともかなり深く付き合いがあったことが判明。

私だけでなく、斑目先生も今回初参加だったことや、適当に座ったはずのテーブルで、一緒になったメンバーの配置のことなどを思うと、『身体論』以前に唯一入手していた湯浅先生のご著書、『共時性とは何か』(山王出版)を何となく持参していたことも影響したのだろうか、などと考えてみたくなってしまう。もちろん、それ以前に、まず青木先生が繋いで下さったご縁があっての話なのだが、それにしても面白い展開である。

懇親会では、野村晴彦先生のアコーディオンに合わせて青木先生が剣武のパフォーマンスをされたのを皮切りに、大井先生や新体道メンバーも色々やったりして盛り上がったが、その後、部屋を変えての2次会でも、青木先生と宮本知次先生(中央大学教授)が揃って貴重なお話をして下さるという、何とも贅沢な時間が続いた。

翌朝も、朝日を浴びつつ宮本先生ご指導の下、五防保健功を行い、朝食後は、青木先生・大井先生による大妙、瞑想組手のワークショップと、これまた非常におトクな、ある意味おトク過ぎるプログラムで合宿研修は終了。武道・武術に関心のある方はもちろん、身体を使う(あるいは身体を観る)何かをされている方なら、正直、この夏季合宿に参加するためだけに人体科学会の会員になっても良いくらいの濃い内容だったと思う。

帰宅後、真面目に会員の事など調べてみようとサイトを見に行くと、12月に行われる第20回年次大会は、何と13年前に「時間の法則に関する世界会 議」が行われた倫理研究所・倫理文化センターが会場。そして大会会長は、何とあの丸山さん・・・なんて、今や気軽に呼んではいけない雰囲気の倫理研究所理事長にして人体科学会副会長。 何だか色々なものが収束して来ているような、不思議な気分にさせられる。13年前に同所で発表された『時間の法則 の20の銘板』によれば、今週のコドンは「再び聴く」。思わず「お見事」と言いたくなる。

一方、ちょうど今日(KIN136)届いた『LOVE&THANKS』(8月号)の特集は、「死生観の転換」。前夜、宮本先生が、「今、大学では、死生観について教えている」とおっしゃり、その場でも、まさに死生観について色々な話をして下さっていたことが、ここでもシンクロしていた。そればかりか、ページをめくると、斑目先生と同じ職場におられる川嶋先生のインタビュー記事が、6頁にも渡って続いている。

そして、そこからさらに4ページ進むと、私が担当した本の紹介コーナーが登場。『チベッタン・ヒーリ ング』を取り上げたその記事は、自分がKIN21(8・竜)の道筋の時(つまり7月以前)に書いたもので、本来は7月号に掲載予定だったのが、編集側の事情でひと月後にズレたものだった。だが、ズレたおかげで「知の食卓」と名付けられているそのコーナーの21番目の記事になったのだし、斑目先生や宮本先生とお目にかかった直後に、まさにその事と繋がりが感じられる号に掲載されたのだから、やはり、これもひとつのシンクロなのだと思う。

1984年に行われた「日仏協力筑波国際シンポジウム“科学技術と精神世界”」は、自分の進路に大きな影響を与えた(直接参加したした訳ではなく後に書籍を通じてではあるが)イベントの一つなのだが、そのシンポジウムがきっかけとなって生まれた人体科学会は、やはり今も、私にとって魅力ある場であることに変 わり無いことが、今回の合宿参加ではっきりした。
 
幅広い分野の錚々たる先生方が関わっておられる一方で、一般にも広く開かれたこのような学会は 、なかなか無いと思う。特に、年末の大会は、無料で参加できるイベントもあるようなので、興味のある方 は、是非学会のサイトを覗いてみて欲しい。ちょうど筑波シンポジウムの記録映像放映などもあるようなので、初めて触れる方にとっては、この上ない機会 になるのではないかと思う。

【シンクロニック・リーディング in 大阪 2010秋 】

2010年08月21日 14:56

磁気の月27日 (G8/21) KIN135 青い倍音の鷲 (by L)

関西の皆さまへ。お待たせしました!
今年は、美しい秋10月に大阪セッションを行います。


13の月の暦では、物事を活性化させる「電気の月」、そして、2010年~2011年は「カーディナル・クライマックス」と、もう、近来まれに見るダイナミックなエネルギーの波を感じます。この大きな波を、自分らしく楽しく乗りこなし、更なる高みに達するチャンスに変えて行きましょう!

開催スケジュール:

10月2日(土)、10月3日(日)

*9/15現在、満席のため、受付を終了いたしました。
次の大阪セッションは、2011年春を予定しています。
よろしければ、優先的にご案内をお送りいたしますので、
次回の
大阪セッションに参加ご希望の方はお知らせください。

会場:
コローレ・ルーチェ様のサロンにて。
四つ橋線/なんば駅・四つ橋駅から徒歩5分。
ご予約確定時に地図をご案内いたします。

コースと費用:
(元々の参加費に、交通費等の出張費実費の時間割を加算させて頂きます。)
★L2(50分)10,000円+出張費4,000円=14,000円
★L3(100分)19,000円+出張費8,000円=27,000円
★LLパートナーリーディング(100分)26,000円+出張費8,000円=34,000円

・2回目以降の方は、割引料金を適応させて頂きますのでお申し出ください。
・お誕生日月の方は、更にサプライズがあるかも!
・コースの説明→こちら

お申込方法:
以下の内容をお書き添えの上、メールでお申込ください。
《先着順》の受付です。定員になり次第締め切らせて頂きます。

【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】
【ご希望コース】
【ご希望の時間(第2希望くらいまでお書き下さい)】
「絶対にNG」という時間がありましたらお書き添え下さい。
 できるだけご希望に添うよう調整させて頂きます。

お支払方法、その他の注意事項につきましては、スケジュール確定後のご連絡時に、改めてご案内させて頂きます。

ご質問がありましたら、どうぞお気軽にお寄せ下さい。
秋の大阪でお会い出来ますのを楽しみにしています!

今年の初日記(by L)

2010年08月20日 22:51

磁気の月26日 (G8/20) KIN134 白い自己存在の魔法使い (by L)

あらららー、気付いたら2ヶ月近くブログに何も書いていない事が判明!サボるにも程があるわ!ツイッターにパッとつぶやいて、すっかり気が済んでしまっていたようです。熟慮型ではない事がマルバレですね。(とっくにバレてるか。)

それにしても、今年の夏は本当に暑かった!今まで夏バテなんて無縁だった私でさえ、今年は調子を崩し(数日間だけですが)夏風邪もしっかり経験した。あれは辛いね~。振り返れば、スアール・アグンのバンブー・ガムランを聴きに行った夜が風邪の辛さのピークであった。ガムランが響いているのか、私の頭がガンガンなのかわからない!(多分両方)

フラフラしながら帰宅したあと、すぐDにウォーター・レメディーを作ってもらい、飲んで眠ると翌朝には風邪の症状は、ほぼ消えている。この治り方は気持ち良い!症状を無理矢理ねじ伏せたり、ひねり潰したりする感じとはちょっとばかり違っていて、速やかに穏やかに、トンネルから抜けられる感じがとても気に入っている。
ウォーターセラピーは、身体だけでなく、心にも効くと思う。

身体の調子のよろしく無い時って、気持ちが一緒に萎えて来るでしょ? 私はあれがイヤなの(好きな人はいないと思うけど)。自分が自分でいる気がしなくてね。でも、気をつけていても何しても、バランスが崩れる時は崩れるから、心配したって仕方ない。そうなった時には、自分なり方法できちんとケアするチャンスとしよう。

私の場合は、どちらもDによる、ウォーターセラピー新体道の稽古が特効薬。先日、風邪の激しい頭痛に見舞われながら参加した新体道瞑想クラスでは、みんなが稽古する部屋の片隅で私一人、大の字で爆睡。。。(後で聞いたら寝息までたてていたそうな。本人は記憶喪失。)稽古の始まる前は、頭ガンガンだったのに、終わりの瞑想をみんなでする頃には、頭の痛いのはスッキリ消えていて、みんなと夕食を楽しんで帰る事も出来た。稽古の力恐るべし。

かつて、天真書法塾に通い始めたばかりの頃、青木塾長は「風邪気味でも少しくらい熱があっても、とにかく休まず稽古に来なさい。稽古に来れば治るから!」とおっしゃっていた。逆じゃない?と思ったものだが、塾長の言葉は本当だ。調子の悪いときこそ稽古場に行こう。

稽古と言うと、大変そうだとか敷居が高いとか、そんなイメ-ジがあるかも知れない。端から見ればそんな風に見える事もあるだろう。でも、おそらく本人にとって稽古の時間とは、本当の自分に出会っている安らぎの時間なのだ。

告白すると、私が天真書法塾に入塾した時の目標はあまり高いとは言えない。一緒に稽古を始めた友人のたかちゃんと「とにかく休まない。やめない。」それだけ誓いあった(笑)。振り返れば、有り難い事にこの10年間、体調不良が理由で稽古や仕事(セッション)を休まなければならなかった事は一度もない。それは私が、絶対に休まないぞ、と決めているからだと思う。もちろん、その小さな決心の元は、青木塾長の言葉である。

先週のDの誕生日には、久しぶりに友人達とエテルニータに集った。濃い。濃すぎる。ちょっとこの可笑しさは何と表現して良いものか。当然みんな良い年になって来ているはずなのに、相変わらず、いや増々無邪気に笑い飛ばした少年少女の夜だった。でも、メニューを観る時に半数以上が老眼鏡プリーズだった(笑)。

DED41 
願い事した?と聞いたら、願い事ってするの? と逆に聞かれた!
D、今までずっと願い事をしていなかったとは・・・!
いつになっても、相手に対して新しい発見はあるもんだ。

一昨日の朝(KIN132・月の人の復活)から、昨年の発表会で天真大賞を頂いた作品「大宝積経」を自宅に掛けている。発表会以来、初めて封印を解いた。今年は、私自身は何を書こうかまだ決めていないが、我がシャンバラ教室の生徒達は、発表会参加に向けて作品制作をスタートしたばかり。参加するからには、フルに楽しまないといけません!みんなには、発表会の機会を使って「どうだ!文句あるかっ!!」な作品を仕上げ、更に自分自身を深める面白さを知って欲しいなと願っている。もちろん私も一緒に書くけれど、今年はシャンバラ教室の愛しいみんなが私の作品だ。完成まで、これから約2ヶ月の旅。

・・・取り敢えず、今年(←13の月の暦の)に入ってからこんな感じ?脈絡がなくてごめんなさい。何か稽古の事ばっかり書いていますが、実際は、他にも山のように色々なことがあるのよ。それは、追々小出しにまた書きますね。

そうそう、映画は何本か観たけれど、それはまあ良いでしょう。「ガイアシンフォニー7番」を除けば、必見よ!とお薦め出来るものは無かったかな。(=ガイアシンフォニー必見!)

古くて新しいもの

2010年08月15日 01:40

磁気の月20日 (G8/14) KIN128 黄色いスペクトルの星 (by D)

「13の月の暦」の新年が始まってから、アッと言う間に3週間が経とうとしている。この間、ブログがちっとも更新されていないのは、例の如く、シンクロウェーブが次々に押し寄せているからなのだが、それをUPできずにいたのは、もしかしたら、カーディナル・クライマックス(実は一昨夜初めて聞いた覚えたての占星術用語)の影響も、多少はあったのかもしれない。

確かに、この年末年始に前後する割と限られた期間に、友人知人のご家族や身近な人々が驚くほど続けて他界されたり、心身のバランスを崩す人が沢山いたりと、蒸し暑さだけが原因とは思えない、多次元的かつ急激な変化を肌で感じていた。また、ロシアの山火事や、パキスタン、中国での集中豪雨、あるいは極端な円高など、世界の様々なレベルの動きにも、似たような質の変化が感じられる。

だが、見方を変えれば、これは非常に大きな波が来ているということでもあり、恐れや不安にとらわれずに波に向かい、そのエネルギーの中心に立つことが出来れば、想像をはるかに越えた領域にまで、波が自分を運んでくれることを示しているとも言えよう。私の場合、この「中心に入って行く、中心に立つ」ということについては、「13の月の暦」を使う前から親しんでいた新体道が大いに役立っていると感じている。

何しろ心身のゼロ化、天地万物との一体化を目的としたボディーワークである。物事の本質に鋭く斬り込み、中心にパッと入ってしまうのにはもってこいなのだ。その新体道の根本にあるゼロ(絶対無)思想が書に展開されたのが天真書法であり、剣に展開されたのが剣武天真流(以下、剣武)である。私は、何ごとも割としつこく吟味する方だが、それだけに、ひと度「これは!」と思って始めたら、まず簡単に辞めるようなことはない。

事実、さぼりさぼりとは言え、新体道は17年、天真書法も6年稽古を続けているし、「13の月の暦」も既に14年以上使い続けている。もちろん、ただ続ければ良いという訳でもないだろうが、続けて行くほどに、深さが感じられる(しかもあらゆる場面に応用可能な)ものばかりなので、ますます探求したくなってしまうのだ。

そんな中、昨年の7/19、20に行われた第1回剣武セミナーを機に、私は剣武の稽古も開始した。そこからピッタリ1太陽年が経過した7/20(KIN103)には、完成した剣武DVDが手元に届いていたのだから驚きである。実は、昨日やたらと103という数字を目にして「何だろう?」と思っていたのだが、今思うと、書こう書こうとしつつ年を跨いでしまったこの件について、私の潜在意識が時空を通じて訴えかけていたのかもしれない。

ところで、DVDのジャケットには【剣武天真流は完全に新しいものだが、ひとつひとつの技は、古典の決まり事を全てクリアしている】と書かれている。「古から伝えられている究極的な本質を、その時代にふさわしい形で表現する」というコンセプトは、私にとって最も魅力的な要素で、「13の月の暦」もそれがあるからこそ使っているという側面がある。というより、この条件を満たしていないものには、そもそも私のアンテナが反応しないのである。形骸化した古いものでも、単なる目新しいものでもなく、「優れた古典に共通する本質を備えた前衛」にこそいのちが宿っている、ということではないだろうか。
 
何かを学ぶのであれば、やはり本質がしっかりと備わっていながらも、時代に即した活きの良いものを学びたいものである。そういう意味では、剣武は老若男女問わず誰でも稽古できるし、剣という道具そのものも、日本の精神文化と密接に関わっているものなので、探求のしがいがあると思う。興味のある方は、是非、天真会のサイトを見たり、DVDを手に入れたりして研究してみて欲しい。余談になるが、DVDのチャプター間に入る野外稽古風景の中には、私もチラリホラリと映っているので、DVDを手にした方は、息抜きに私探しゲームも楽しんでもらえたらと思う。

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