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マヤ暦10月28日終了説

2011年08月23日 23:55

■月の月1日 (G8/23) KIN242 白い銀河の風 (by D)

昨日「不可思議探偵団」という番組で、またカール・コールマン氏の【マヤ暦2011年10月28日完了説】が紹介されたらしい。普段、テレビは殆ど見ないのにも関わらず、出張先のホテルでテレビをつけた瞬間に、『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』(カール・コールマン著)が映し出されてビックリした経験があるのと、その前にも一度、同じ番組で紹介されていたという話を耳にしているので、都合3度も紹介してくれたことになる。

監修者として関わった本が、広く世に知られるのはもちろん嬉しいのだが、その紹介のされ方については、素直に喜べないところがある。2012年自体、別にマヤ暦の終わりなどではないのに、ノストラダムスの時と同じような伝えられ方をしているし、番組では、そこに彗星の話やUFOの話まで混ぜ込んで2011年には終わるという話に仕立て上げられていた模様(番組のサイトを見ると)。

もちろん、賢明な視聴者は、単に視聴率稼ぎのアオり番組だということを理解して楽しんでいるのだと思うが、一部の人は結構真剣に心配していたりするから笑えないところもある。ノストラダムスや2000年問題の時もそうだったが、「人生これで終わりだ」と考えて、財産を使い果たしたり、山奥に逃げたりした人がいたことを忘れてはならない。

実際のコールマン説は、2011年で地球が終るとか人類が滅ぶみたいなことは言っていないし、宇宙人の話なども出てこない。今のデタラメな政治金融体制の崩壊は予測しているものの、それだって、よりまともで自律的なしくみが生まれ出てくるための、希望的なプロセスとして捉えられているのであって、世界が終わるなんてことは語られていない。

ところで、コールマン説が注目を浴びているのは、彼の予測が、これまでのところ、かなりの確度で的を射ているからだが、だからと言って、その説の全てが完璧かと言えば、もちろんそんな事はない。客観的に距離を置いてみれば、コールマン氏もかなり独善的な意見を持った在野のマヤ暦研究者の一人に過ぎないことが分かる(生物物理学の博士号はマヤ暦の研究とは何も関係がない)。

事実、「マヤ暦は宇宙の霊的な進化の行程表であって、天体運動とは基本的に関係がない」という、かなり突飛な説を、その持論の中心に置いているにも関わらず、タイミング良く現れたエレニン彗星(これももちろん天体である)については、上手に組み込んで解説しているし、そもそも10月28日という日付の導き方自体かなり疑問が残るやり方をしている。

という訳で、コールマン説の注目と共に、「2012年が2011年になった!」と焦る人、「よく分からないけどマヤ暦が恐い」と思う人、「それなら運勢も当たるんじゃないか?」と短絡的な発想をする人、色々あると思うが、そういう混乱時のために書かれた(つまりそういう情報をほぼ網羅して整理してある)本があるので、ここはひとつ強力に自己推薦しておきたいと思う。『マヤのリズム』を読めば、殆どの人はそれらのことについて、相当スッキリし、妙な話に踊らされることもなくなるだろう。

また、本を読むのはめんどくさいという方は、25(木)のロータスエイト(東日本橋)、あるいは27(土)、28(日)のチャクラ(大阪・南森町)に良い機会がある。特に大阪の27(土)は、そのことについて十分な時間をとって話す予定なので、是非ご活用いただければと思う。ちなみに、東日本橋の方は、「13の月の暦」についての内容なので、マヤ暦全般のことについてはQ&Aでのみ触れる予定。
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秋分のドリームバンク!

2011年08月19日 01:02

磁気の月25日 (G8/19) KIN238 白い自己存在の鏡 (by D&L)


dreambank923
Copyright © miyoko miyoko

夢のを開花せるワークショップ 〈ドク〉
I am sorry. Please forgiveme. Thank you. I love you

2011年秋分の日(G暦9月23日/KIN13)に秋分を開催します!
前回の開催は、311直後の春分満月の頃でした。
私たちの時間船地球は、あれから太陽の周りをほぼ半周する事になります。
皆さまにはどんな風景が見えているでしょうか。
それは、全く予想もつかなかった新しいものかもしれません。
さて、このワークショップも今回で7回目。
皆でつくりあげてきた、夢の実現場(ドリームバンク)の
豊かな広がり、力強さが感じられます。

夢を叶えるのは、実は難しい事ではありません。
ただ、夢の現実場にアクセスするちょっとした魔法が必要なのです。
今回は、このワークショップの神髄である「ドリームバンク瞑想」に特に重点を置き、
誕生のウェイブスペルの中で、各自の「心ひかれるもの」を、
楽しみながら見いだして行こうと思います。
ドリームバンクに集う方々は、誰もがみな銀河のファミリーです。
恒例の一口福スイーツもご用意しますので、シンクロニックな時間を共に祝福しましょう。
もちろん、初めての方も大歓迎です。
ナビゲーターは小原大典&小原李紗でお送りします。
(先着順の受付です。ピンと来られた方はどうぞお早めに!)

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秋分

日時:9月23日(金・祝日)13:30~16:30
場所:東京/上野毛(かみのげ) 東急大井町線/上野毛駅より徒歩5分。
参加費:3,000円
定員:16名

お申込手順:
満員御礼にて受付を終了しました
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秋分でお会い出来るのを楽しみにしています!

日本とドイツに橋を渡す

2011年08月18日 22:27

磁気の月24日 (G8/18) KIN237 赤い電気の地球(by D)

今日、ドイツ在住のFさんが2度目のウォーターセラピーを受けに来られた。「青い魔術師」という記事の中でも既に触れているが、この方が最初に申込みのメールを下さったのは、皇太子さんの51才の誕生日(2/23)で、2度目はポツダム宣言66周年とシンクロしていた「白い律動の魔法使いの年」の元旦だった。

どちらも『マヤのリズム』の内容や発刊のタイミングと深い繋がりがあったし、何よりドイツという場所が非常にタイムリーだったので(ちょうど6月に皇太子さんがドイツを訪問されていたり、7月になでしこジャパンが優勝したり、脱原発が決まったり)、随分と驚かされたが、今日、セッション中にお話していて、そのシンクロ率の高さの理由が「13の月の暦的に」分かった。

2/28生まれのFさんは、何と、銀河の署名が「白い太陽の世界の橋渡し(KIN126)」だったのだ!『マヤのリズム』は、昨年の私の誕生日(8/12)に、『シンクロニック・ジャーニー』でお世話になった編集者、天野照久氏(KIN126)と道筋が重なったことが、執筆のひとつのきっかけになっている。つまり、Fさんは天野氏と同じ誕生KINの人で、つい数日前まで、私自身が歩んでいた道筋そのものだった訳だ。

だから、「9・世界の橋渡し」(KIN126)という銀河の通路が、このタイミングにFさんと私を繫いだと見るのは、「13の月の暦」的には自然なことだし、長年の使用経験上からもそういうことは良く起こると言える。さらに、Fさんは、2011年の2/28、つまり皇太子さんの51才の誕生日から5日後のタイミングから、KIN66(1・世界の橋渡し)の道筋を歩んでいることも判明。

このブログには何度も書いているが、『シンクロニック・ジャーニー』は、KIN66に行われた、山川亜希子さん、野崎友璃香さんとのジョイント講演会のところから話がスタートしているし、KIN66はNPOクリカの誕生KINでもある。しかも、今年の「13の月の暦」の元旦(G7/26)は、ドイツでポツダム宣言が発せられてから66年だ。

Fさんはそのことを知らず(ご自分の銀河の署名も今日知ったばかり)、ぴったりその日(G7/26)に、今回のセッションの予約メールを送って来られていたのだ。思い返せば、「青い魔術師」に書いた通り、西荻窪のカフェで『シンクロニック・ジャーニー』を読んでいる方を見つけたのは、KIN66のあさちゃんだった。

前の記事ではソプラノ歌手とだけ書いていたが、実はあさちゃんは「ドイツにおける国際バッハ・コンクール第一位」を取っている達人で、もちろんドイツ語も堪能。そういえば、クリカに定期的に来てくれているフットケア達人のたかちゃん(KIN16)も、ドイツに留学してその技を学んだ人だ。ちなみに、玉音放送(ポツダム宣言の受諾を発表する内容)は8/15に流されたが、サイ時間単位(※)で見ると、この日は常に昭和天皇(KIN16)とシンクロしていることが分かる。

今日、手帳を手に入れたばかりのFさんに、いきなり上記のような話をしたのは少々無茶だったかもしれない。しかしながらそのお陰で、実はFさんが昨夜皇太子さんの夢を見ていたことや、おばあ様の誕生日が皇太子さんと同じだということをシェアして下さったりしたのだから、インスピレーションには従ってみるものである。

余談になるが、グレゴリオ暦の2月(の8のつく日)と「13の月の暦」の8月には面白い関係性があって、Fさんの誕生日であるG2/28は、「13の月の暦」では8/22となり、数字が反転した関係になる。逆から見たケース、つまりG暦8/22は13暦では1/28になるので、残念ながら同じようには行かないが、今年のG暦8/22がKIN241(私の誕生KIN)なのは非常に興味深い。去年や来年ではそういう関係にはならいからだ。

とまあ、こんなシンクロに少々興奮しながら、午後の時間にネットニュースを眺めていたら、ドイツのW杯で優勝したなでしこジャパン国民栄誉賞が授与された、というニュースが流れていた。どこまでもドイツと日本である。なでしこについても前に記事を書いているので、詳細は割愛するが、佐々木監督が「白い共振の世界の橋渡し」だということだけ、最後に改めて書いておこう。

※こよみ屋手帳P6に登場する表。これで見ると、今日を含む3日間もKIN241とシンクロしていることが分かる。

空・海・風・コクリコ坂

2011年08月17日 22:54

磁気の月23日 (G8/17) KIN236 黄色い月の戦士(by D)

5日前の8/12に42才の誕生日を迎えた。今年の運命の道筋は「10・猿(KIN231)」なので、これから一年は4次元的にLであるとも言える。ということは、2010年3月10日(KIN231)に始まった天真書法塾シャンバラ教室の開講2銀河スピン(=520日)記念、そして、2013年にやってくるLのカレンダーラウンドまで2銀河スピンというタイミングでもあった訳だ。

一方、その日の朝、高橋徹さんから頂いたお祝いのメールには、以下のような事が書かれていた。【42歳、59スピンというのは、ドリームスペルだと10キンずれますが、閏日を組み込んだ通常のマヤ暦だと、かなり正確な同期パターン(260×59=15340日、÷42≒365.24日)なので・・・】。

これは、太陽暦としてかなり正確なグレゴリオ暦の誕生日と、キチェ・マヤに伝わるツォルキンがほぼ一致することを意味しているのだが、確かに、キチェのツォルキンで日付を調べてみると、この暦における私のデイサイン(誕生KINに相当)である「1・アクバル(夜)」の日だった。つまり、キチェのツォルキンでも誕生日だった訳だ。

注意が必要なのは、古代から伝わるマヤ暦では、260日暦も365日暦も、閏日調整を行わずに数え続けるので、もしキチェ・マヤの暦だけで2つのサイクルを数えていたら、上記のような現象は起こらないという点だ。高橋氏は、2/29を前日の延長として数えてしまう「13の月の暦」のツォルキンと、その日も通常通りカウントを進めるキチェのツォルキンとの違い、つまりグレゴリオ暦との関係性における同期パターンのことを書かれているのである。

日食や月食の周期をかなり正確に把握していた古代マヤ人は、太陽年(365.242)も正確に知っていた可能性が高いのだが、ハアブと呼ばれる365日暦(20×18+5という数え方をする)には、太陽年とのズレを調整する仕組みは取り入れられていなかったので、今の暦での誕生日とは、異なるタイミングで(365日の)誕生日が巡って来てしまうことになる。

前置きが長くなったが、例年にも増して特別な誕生日であることをひしひしと感じていた私は、この日が銀河の誕生日であったLと共に、「空海と密教美術展」そして「コクリコ坂から」を観に行くことにしていた。ここ数年、誕生日にはジブリ作品を観るのが定番になっているが、空海は今まさにLが臨書しているところだし、私もその空海が唐で臨書したという孫過庭の「書譜」を臨書している最中なので、こちらもまとめて見てしまおうという事になった。

ちょうどその前夜に、友人でシャンバラ教室生でもあるドルマから「明日の午前中時間があるのですが、空海展、今やってますか?」という連絡があった。私達はもともと朝一で行くつもりだったし、何故かチケットも3枚あったので、東京国立博物館の入り口で待ち合わせることになった。

私達がもともと計画していた日に、そうとは知らず連絡して来るだけでもスゴイことだが、ちょうど手違いで入手していたチケットがあったり、午前中だけというピンポイントのタイミングまでシンクロしてくるのだから、驚くほかない。普段、グレゴリオ暦的世界できちんと仕事をしている彼女が、こうしたシンクロ能力を失っていないのは、やはり心の状態が活き活きとしていて自然性が保たれているからだろう。これは「間に合っている人」に共通の特徴かもしれない。

残念ながら「風信帖」と「金剛般若経開題」は、後期の展示ということで観られなかったが、空海24才の時の作とされる「聾瞽指帰」をじっくり観られたのは大きな収穫だった。もちろん、他にも数々の国宝を間近で観られるなど見所は満載。また展示が変わった頃に、もう一度ゆっくり巡ってみたいと思った。それにしても、さすが生活の中に仏教が生きているチベタン、仏像や印についても色々と詳しくて感心してしまった。

上野近辺でお昼を済ませてから渋谷に移動し、今度は「コクリコ坂から」を観賞。東京オリンピック直前の横浜という設定は、当時の気配が何となく残っていた頃を知る世代の私にとっては、ノスタルジーを感じさせるものだったし、ジブリらしい暖かなタッチの絵にも心を温めてもらったが、何より良かったのは「気持ちの良い人」が沢山登場することだった。題材が何であれ、「気持ちの良い人」に出会えるのが、ジブリ作品の特徴のような気がする。

ところで、開始早々驚かされたのは、この映画の主人公が「海」という名の女子高生で、その妹の名が「空」だったことだ。何しろ、その時Lが手にしていた空海展の図録の表紙には、「空」「海」という文字だけが書かれていたし、もう一人の主人公は「風間」くんで、「風信帖」ともシンクロしていたからだ。

空海展と映画を別の日に見ていたら、あまり気にならなかったか、場合によっては気がつかなかったかもしれない。しかし、同じ日に観る事によって、双方の繋がりが感じられるところにシンクロの妙がある。そういう意味では、挿入歌に「上を向いて歩こう」が使われていたことにも特別なものを感じてしまった。

何故なら、世界的ヒット曲を歌った坂本九は、26年前の同日(8/12)、日航機(JAL123便)事故で亡くなられた520名の中の一人だからだ。26年というと、少し前の記事で触れた反対のパートナーという関係になるので、その日はKIN101だったという事になる(231ー130=101)。

マヤのリズム』は、昨年の誕生日に中央アート出版社の天野氏と道筋がシンクロしたことが執筆のひとつのきっかけになったのだが、中央アートの吉開社長と、装丁を担当してくれたみよこ画伯の銀河の署名が、その「KIN101」であることを振り返ると、本が完成した直後の誕生日に、坂本九を通じてそのKIN101(10・竜)にアクセスすることになったのも偶然とは思えなくなる。

そして、この記事を書くにあたって、初めて坂本九の銀河の署名を調べてみたら、さらに驚くべきことに気付いてしまった。彼の署名である「赤い銀河の竜(8・竜)」は、何と、映画を観た日が銀河の誕生日だったLの、現在の道筋でもある。つまり、坂本九が生まれた日と4次元的にシンクロしていたLと、亡くなった日と3次元的にシンクロしていた私が、コクリコ坂坂本九にチャネルしてしまった訳だ。

本名も「九」である彼が「8・竜」で生まれ「10・竜」で他界したこと、そして、NHKの「夢であいましょう」という番組を通じて「上を向いて歩こう」が発表されているのは、非常に象徴的なことだと思う。また、作詞が永六輔、作曲が中村八大と、全員の名前に数字が付いているのも興味深い。6+8+9=23は、今日の日付でもあるし、映画を見た時に私が座ったシートのナンバーでもある。

さらに、映画を通じて坂本九に触れた日は、改訂されたコールマン・マトリックスの、第9層「宇宙地下世界」の第9天界(7/31~8/17)でもあった。「上を向いて歩こう」には都合6度「一人ぽっちの夜」というフレーズが登場するが、このことは、キチェ・マヤのツォルキンにおける私の誕生日「1・アクバル(夜)」が今日まさに回帰し、この1年、私はその日付の力をいつも以上に強く担うことになるということを、伝えられているような気がしてならなかった。

振り返ってみれば、私がちょうどコクリコに出てくる学生達くらいの時(より正確には16才の誕生日)に、坂本九さんは夢の次元へと旅立たれている。空と海、誕生と死の間に、私達の「生」はある。これが今年の誕生日に私が受け取った、シンプルなメッセージである。


(メモ1)「13の月の暦」の365日暦は「28日×13ヵ月+1」という仕組みを持っていて、マヤ暦のハアブとは異なるものである。また、「13の月の暦」のツォルキンと「マヤ暦」のツォルキンは、数えている日付も考え方も異なるものである。この辺りのことをきちんと知っておきたい方には『マヤのリズム』が役に立つだろう。

(メモ2)「時間の法則の20の銘板」のクロノグラフには、ひと月=1KINの数え方が示されており、それに従うと、今月(=白い律動の魔法使いの年、磁気の月)はKIN183(1・夜)に対応している。これはキチェのツォルキンでの「1・アクバル」に相当する日付なので、キチェと13暦を繫いでイメージすると、誕生日当日だけでなく、今月ひと月が、私自身に回帰するタイミングであると見なすことも出来る。ちなみに日本語版の銘板は520部制作された。

月とウサギ

2011年08月11日 03:58

磁気の月16日 (G8/10) KIN229 赤い銀河の月(by D)

昨日の夕方、シャンバラ教室のサマースクールがあった。興味深いことに、開始時間に間に合っていたのは、かなりお腹が大きくなりつつある妊婦さん2名のみ。ちなみに、現在、教室に在籍しているメンバーで妊婦さんはこの2名だけ。しかも、どちらも(Lのリーディングでのアドバイスをきっかけに)バレンタインデーに入籍したという共通項がある。

さらに、最近判明したのが、「13の月の暦」でのご夫婦のシンクロ現象。Kさんは、間もなくやってくる旦那さんの365日の誕生日と、ご自分の260日の誕生日がシンクロする。つまり旦那さんの「運命の道筋」がKさんのKINになってしまうということだ。この現象は、夫婦が同じ地球家族でないと起きないのだが、何と、もう一人のTさんも、昨年同じような巡りになっていたと言う。

かくいう自分も、実は明後日になると、同じ現象を体験することになる。つまり、明後日から1年間、私はLの「銀河の署名」である「青い惑星の猿」の道筋を歩むのだ。ということは、教室開始時にその部屋にいた全ての人が、それぞれ地球家族夫婦で、しかも、この1年くらいの間に集中して道筋の同期を体験するという、実に稀な場が出来ていたことになる。

その後しばらくして生徒さんがほぼ揃ったところで、私はお手本のコピーを取りに近所のコンビ二に向かった。大井町線をまたぐ橋に差し掛かったところで、夕日に照らされてピンク色になった雲が、ちょうど明るく輝き始めた月から吹き出しているように見えて、思わずiPhoneで写真を撮った。後で色調を少しだけ強調したが、実際の見え方に一番近い感じがこれだった。

月とウサギ 

教室終了後、Lに見せたら「ウサギがいる!」と言う。自分では気付いていなかったが、言われてみると、確かに月に向かって飛びついているウサギがいるように見える。最近は素人でも簡単に画像の加工が出来る時代だが、撮った本人が気付いていなかったら加工のしようもない。

しかし、振り返ってみると、昨日は「黄色い共振の星」の日。「黄色い星」の紋章は、伝統のツォルキンでは金星や星を示す「ラマト」と呼ばれ、確かアステカではウサギとも関係があったはずである。奇しくも、その前日のKIN227に書いた記事では、PCUからKIN9「赤い太陽の月」に2重の経路で辿りつくことや、その日がヴィーナス・トランジット(金星の日面通過)の起こる2012年6月6日であることも触れていた。

また、その日は、「13の月の暦」の365日暦(これはハアブとは呼ばない)では、「水晶の月8日」なのだが、「水晶の月」のトーテムアニマル(霊的な守護動物)がウサギだということは、この写真を見てから思い出した。このウサギが赤い太陽によってピンクにそめられ、月に顔を向けていることも、「赤い太陽の月」とどこか繋がっているようで面白い。

あるいは、最初に妊婦さんが2人だけいたことや、2重(260日と365日)の誕生日の話、そしてこの月とウサギ写真も、前日発見した「KIN9への2重のアクセス」と関係があったのかもしれない。そういえば、その2日くらい前には、高橋徹さん(13の月の暦を日本に紹介した方)から「古代日本人は金星に何を見たか」という論文(倫理研究所紀要第20号)も届けられていた。

スサノオ金星説の検証」という副題が付けられたその論文には、まだ目を通せていないが、その時その場にいる人、ふと撮った写真、物事に気付く順番、そういうもの全てにこうした繋がりを感じられるのは、やはりマヤ時間(13:20)の働きと無関係ではないように思う。

実際、「13の月の暦」では、こうしたリアルもバーチャルも織り交ぜた「繋がりの発見」をベースに、”自分にとっての”日々の意味を”自ら”見出し、クリエイトして行くのが本質であって、キーワードや図がそのまま意味を与えてくれるのでは無いのである。従って、人間関係や人生の動きを、誰かに意味付けてもらうということも、もちろんあり得ない。

何でも意味を付けてもらっていたこれまでの隷属的精神状態から脱するために、銀河からもたらされた新しい暦(従ってマヤ暦のしくみは活用されているがマヤ暦そのものではない)で、従来通りの「意味を与えてもらう」使い方をしていたら、その行為自体が無意味だし、そういう使い方をするのなら、この暦である必要性は全くないのである。

追記:干支でも今年は「辛卯」の年だった。

銀河のカーヴィーダンス

2011年08月08日 23:47

磁気の月14日 (G8/8) KIN227 青い律動の手(by D)

昨夜、情熱大陸で樫木裕実さんを見た。しばらく前にLが偶然テレビで見てピンと来たらしく、知らないうちに『カーヴィーダンスで即やせる!』なるムック本が届いたりもしていたので、それなりに気にはなっていた。しかし、世間で流行するダイエット法やトレーング法で、長期的、包括的に見て意義があると思えるものは殆ど無いと感じていた私は、それ以上深くは調べることはしていなかった。

だが、昨夜目にした樫木さんの姿には、その考えを改めさせるだけの力があった。人をどういう方向に導くかということ対するブレないヴィジョンや、魂を勇気づける厳しくも暖かい号令。「魔法は無い」とか「数字を追うな」という本質を突いた言葉に、安直な便乗商売には乗らない姿勢。自ら率先して道を切り拓いて来た方に共通する、ある種の潔さみたいなものが強く感じられた。

特にトレーニングやリハビリに対する考え方は、先のメルマガ(のEnjoy Surf!のコーナー)で紹介した、田口先生とも相通じるものがあるように思えた。番組中で紹介された誕生日に従って銀河の署名を調べると、何と「青いスペクトルの猿(KIN11)」。銀河の父、ホゼ・アグエイアスと同じだ。

しかも、今の彼女の道筋は「7・猿」。これは私の反対のパートナー(ツォルキンで最も離れた関係)であり、私が「13の月の暦」に出会った時(26才)の道筋でもある。一昨日の暦のクラス(広島原爆から66年の日)には、銀河の母、ロイディーンと同じKIN22の方が2名もいらしていたし、22+22+11=55は、広島原爆投下の日、そして、その働きを中和する意味も込めてホゼとロイディーンが呼びかけた、ハーモニック・コンバージェンスの時のKINである。

どうも、これらのシンクロは、「銀河アルケミスト教室」を始めるにあたって、『アルクトゥルス・プローブ』や『ドリームスペル』に再び意識を向けていることと関係がありそうだ。そもそも、我が家のアナログテレビは、「時間をはずした日」で砂嵐になるはずだったのだが、マンション全体が対策をしてくれた関係で、デジアナ変換という奇妙な延命措置が活用できるようになった。

おかげで、その後も変わらずテレビは見られるのだが、普段から殆ど見ていない私達は、おそらく昨夜が新年最初のまともな視聴だったように思う。しかも、情熱大陸に樫木さんが出ると知ったのは当日夕方になってからの話。急にネット上の番組表を見ようという衝動に駆られ、ボーッと眺めていて気がついた。4次元的に見れば、樫木さんの番組は、ホゼからのサインだったのかもしれない。

そういう流れの中にいるからか、ここのところ暦についても日々発見がある。今朝の発見も中々興味深いので、メモのつもりで以下に記しておこう。まず、磁気の月14日(1.14)を、「13の月の暦・手帳」(こよみ屋刊)P6にある「サイ時間単位」を使って調べると、P5の通常のツォルキンのKIN9「赤い太陽の月」に対応していることが分かる。KIN9は、2014年7月26日からの1年間にも対応する。

一方、今日のKIN227の位置を「サイ時間単位」で調べると「12.8」、つまり「水晶の月8日」に対応することが分かる。「水晶の月」は、今から10ヵ月以上先に巡ってくる12番目の月で、その8日は、グレゴリオ暦の2012年6月6日に対応する。

これは、『マヤのリズム』にも書いた2012年の注目ポイントの一つ、金星の日面通過(ヴィーナス・トランジット)の日付だ。しかも、その日のツォルキンの日付は、何とKIN9「赤い太陽の月」なのである。つまり、「サイ時間単位」の表を使うと、今日を示す二つの日付(365日暦と260日暦)のいずれから辿って行っても、KIN9に至るのである。

ちなみに、これは52年に一度しか生じない現象である。また、「赤い太陽の月の年(2014・7・26~)」は、ドリームスペル13の月の暦)が、その発表当初から目標点としていた「黄色い銀河の種の年(2013・7・26~)」の後にやってくる、最初の年でもある。

「銀河アルケミスト教室」は、2年後にやってくる「銀河の同期」、つまり「黄色い銀河の種の年の元旦」に向けて、私のもとにやってきた(最終的な微調整をするという)インスピレーションから、開催を決定したという背景がある。発表したのがKIN222の深夜、8名の定員に達したのが広島66年当日KIN225の朝。そして、「銀河の同期」以降の年と対応するKIN9への2重のアクセス(しかも金星の日面通過ともリンク)に気付いたのが、今朝である。

私はこの気付きの順序自体に、大いなる楽しみの可能性を感じている。2012年6月6日のヴィーナス・トランジットは、二重性(ダブル)への扉であり、「銀河の同期」をくぐり抜けた「赤い太陽の月の年」には、私達は誰もが二重性の本質を知るようになるのかもしれない。

幸い「サイ時間単位」は、今週末行われる時空のサーファークラス【T2】「テレクトノン」の中で扱うテーマに含まれている。たとえ初心者であっても、「この深淵なる次元間装置について知りたい」という気持ちがあれば、参加は全く問題ないので、このチャンスを是非活用してもらえればと思う。

青い魔術師

2011年08月01日 01:15

磁気の月6日 (G7/31) KIN219 青いスペクトルの嵐(by D)

パレンケでパカル王の墓が発見されてから52年と2600日(※)、そして『マヤのリズム』発刊から52日に当たる昨日「10・鏡(KIN218)」に、ほびっと村で講座を行った。その中で、各々「銀河の署名」を調べてもらう作業をしたのだが、時間の関係もあって、直接聞けたのは一番前にいた唯一の男性参加者の署名だけだった。

終了後、その「青い太陽の猿」の方が、自分はもともと本をあまり読まない方だったのに、友人の薦めで江本勝氏の水の本を読んで以来、『聖なる予言』なども読むようになったということを話してくれた。そこで私は、(暦のキャンペーンで)書店の中央に置かれていた『シンクロニック・ジャーニー』を示しながら、「この本は、その『聖なる予言』の続編である『第十一の予言』の出版記念講演会(KIN66)のシーンから始まるんですよ」と伝えた。

実は『マヤのリズム』は、昨年の終戦記念日に、思いがけず安倍昭恵元首相夫人(KIN223)から『シンクロニック・ジャーニー』の感想メールを頂いたことが、執筆のひとつのきっかけになっているのだが、その後、色々と不思議な繋がりがあって、ポツダム宣言が1945年7月26日に発されていたことも知った。ということは、今年の『13の月の暦』の元旦は、ポツダム宣言66周年でもあったことになる。

その日、ロータスエイトでの講座を終えて帰宅すると、何とドイツ在住の方からウォーターセラピーの依頼のメールが入っていた。実は、この方が最初に連絡を下さったのは、皇太子さまの51才の誕生日(2/23)で、私はその時に初めてポツダム宣言のことを調べて、上記のことやポツダムがベルリン郊外にあることに気付いたのだった。

『マヤのリズム』は2012年2月23日、つまり皇太子さまのカレンダーラウンド(52才)から、ピッタリ260日前の6/8(KIN166)に発刊された。大阪で最初の出版記念講演を行った6/25(KIN183…※2)に、皇太子さまがドイツから帰国されたことや、なでしこがドイツで開催されたW杯で優勝した事、ドイツとイタリアがいち早く脱原発に動いたことなどを振り返ると、ここには個人の枠組みを超えた多次元的な時間のエネルギーがリンクしていることが見て取れる。

話を昨日のほびっと村に戻そう。この日は、友人でソプラノ歌手のあさちゃん(KIN66)も駆けつけてくれていたので、終了後どこかでご飯でも食べようということになった。Lがリストアップしてくれていたお店のうち、皆の意見で決まったメキシカンは、開店までまだ小一時間程あったので、北口の「ウォーターブルーカフェ」でお茶をしようという流れになった。講座の中では、皇太子さまが基調講演をされ、江本氏も招待講演者の一人になっていた世界水フォーラム(2006年メキシコ)の話もしていたので、この選択は中々面白い。

だが、メインイベントはその後にあった。木で出来た長いテーブルの端に3人で腰掛け、注文もし終わってホッと一息ついた頃、私達の正面(真向かい)に座っていたあさちゃんが、私達の横並びに座っていた方の手元を見て「あ、シンクロニック・ジャーニー!」と目を丸くして叫んでいる。え?と思って横を見やると、確かに拙著を手にお茶の時間を楽しんでいる方がおられる。しかし、先ほどの講座でお見かけした顔ではない。

一人でリラックスしていたところを突然妨げられた上、Lが「あの、ここに著者がいるんですけど」と言い、私も「名刺があるので証明しましょう」と続け、さらにあさちゃんが「サインもらっちゃいなよー」と畳み掛けたものだから、その方は、すっかり面食らってしまわれた様子だったが、そのまま流れで、ほぼ無理矢理のサイン会と記念撮影が敢行された。

聞けば、先刻ほびっと村でその本を手に入れたばかりとのことで、やはり講座とは全然関係なくお店に立ち寄られていたことが判明。名刺をお渡しした関係で、先方も簡単に自己紹介して下さったのだが、当然の事ながら、その後、落ち着いて読書という雰囲気ではなくなり、ほどなくしてその方は席を立ち店を後にされた。せっかくの読書タイムを邪魔してしまったのは大変申し訳なかったが、これも自然なシンクロの流れということでお許し頂くしかない。

タルトやコーヒーの味にも、その後のエルキシコでのお料理にも大満足し、すっかりいい気持ちで帰宅すると、私はサインした方のお名前と職業がふと気になって、ネットで検索してみることにした。すると、アニメの分野などでご活躍されている方であることが判明。しかも、翌7/31(=本日、青いスペクトルの嵐)にTBS系で放映される「青の祓魔師(エクソシスト)」にも関わっておられるようだ。お会いしたのが、ウォーターブルーカフェだったことや、その直前に「青い猿」の方と『シンクロニック・ジャーニー』の話をしていたことも無関係ではなかったようだ。

今日(11・嵐)は、シャンバラ教室のセミナーと新体道のクラスがあったので、一時帰宅できたのは夕方の1時間半くらいの間だったが、ちゃんとその時間帯に「青の祓魔師」が放映されていたのを、アナログテレビで見ることが出来た。私は、「時間をはずした日」(7/25)に画面が砂嵐になるのを楽しみにしていたのだが、マンション全体がデジアナ変換という妙な延命措置を活用できる仕様になっていたようで、何の手続きもしていないのに、未だにアナログのまま見られてしまうのである。

新月、そして「青い嵐」の今日から、イスラム圏ではラマダンが始まった。銀河ツール「テレクトノン」の「青い嵐」の日には、「真実の日 アラーの慈悲の力」という言葉が書かれている(注:こよみ屋手帳では省略されている)が、この一連のシンクロにもその力が働いていたのだろうか。それとも「青」の変容の力によるのだろうか。

そういえば、あさちゃんの今の道筋はKIN111(青い共振の猿)で、私の反対のパートナー(最も離れた関係だが、その二人が情報シェアすると全方位が見渡せる)の位置にある。もし、カフェであさちゃんが気付いてくれなかったら、私は、横並びにいた方の本にも、今日の「青の祓魔師」の放映にも気付かないままだっただろう。カフェでの私とあさちゃんの席は、まさにその働きと同じで、テーブルを挟んだ反対の位置にあった。

猿のキーワードは「魔術/遊ぶ/幻想」。とすると、この魔術的なシンクロ遊びは、アラーというよりも、猿の働きによるものだったのかもしれない。だが、そういうマジカルな働きを活性化してくれたのは、講座に参加して下さった皆さんであり、ほびっと村学校(ナワプラサード)であったことは言うまでもない。深く感謝申し上げる次第である。

(※1)「13の月の暦」の260日暦の数え方によるもので、マヤ暦の数え方ではこういうサイクルにはならない。
(※2)『時間の法則の20の銘板』に特有の置き換え方に従うと、「白い律動の魔法使いの年」の「磁気の月」、つまり現在は、このKIN183と対応関係がある。

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