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太陽意識の時代

2011年10月27日 23:30

■自己存在の月10日(G10/27)KIN47 青い銀河の手(byD) 

一昨日、『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』の翻訳者である白川さんから連絡があり、27日朝の「とくダネ!」という番組に、著者のコールマン氏が登場するらしいことを教えて下さった。そんな訳で、今朝は珍しいことに1時間半近くテレビを垂れ流し状態にしていたのだが、お陰で意外な収穫があった。今ひとつ要点が分かっていなかったTPPについて、京大准教授の中野剛志氏が実に明快な説明をして下さっていたのだ。

中野氏については全く予備知識が無かったのだが、最初のコメントと雰囲気だけで「お、この人は生放送で勝負をかけているな」という印象を受けて、ちょっと真剣に話を聞いてみようという気持ちになった。その読み通り、以降、番組側の用意した「TPP肯定派資料」に対して、いちいち鋭い指摘を続けて、「TPPとは米国の都合で作られた押しつけ策のひとつで、日本には殆どメリットが無いばかりか、長期的に見ると非常に危険なものだ」ということがはっきりした。

私は、テレビ番組ひとつだけで何かを判断することはしない方だが、今回の場合は、番組の作り方と出演者達の反応、そして論旨の一貫性から「中野氏の訴えが実情に近い」と判断して良いと思えた。コメント時の中野氏の様子は殆ど悪態とも言えるものだったが、それだって「TPP肯定ありきの番組作り」に対する強い抗議の姿勢と考えると辻褄が合う。いいもの見させてもらったと思う。

さて、肝心のコールマン氏については「世界は滅亡しません。経済が崩壊します。信じないと苦しいことになります」と、非常に短く電話コメントしただけで終わり。もちろん、テレビ画面一杯に邦訳書を映し出してくれたことで、白川さんや私の名前もはっきり読み取る事ができたし、アマゾンのランキングも急激にUPしていたが、内容的には殆ど「時間の埋め合わせ」みたいなものだった。

しかし、そもそもコールマン氏の主張は、上記の電話のコメントに集約されてしまうという側面もある。確かに、東経12度を軸に東西の歴史の動きを細かく検証したところや、明日10/28を宇宙の霊的進化の完了ポイントと見なしてマトリックスを組み立て、かなり正確に未来予測をして来た点は評価できるが、ローカルな暦であるマヤ暦を世界史と結びつけて見る手法や、マヤ長期暦の完了とシンクロして(政治や経済の)現行システムが崩壊するという主張は、ホゼ・アグエイアス氏の二番煎じに過ぎない。

それと、コールマン・マトリックス(コルマンインデックス)は、世界経済が崩壊の流れへと入って行くタイミングを予測するのにはそれなりに有用だとしても、それを知っていることで何か実生活に役立つのかと言えば、あまりそういう側面があるとは思えない。株や為替の動き、財産や食糧のストック方法が気になる人にとってはまた違うのかもしれないが、少なくとも、この260日ほど宇宙地下世界の動きと自分の状況を観察して来た限りでは、その有用性は分からなかった(『マヤのリズム』には新旧地下世界の比較表も掲載してある)。

マヤ暦解釈論でも陰謀論でも良いのだが、私は「それを知って具体的に何が出来るのか」「生きる上でどういう場面に応用できるのか」という点にしか興味が無いので、自ずと「ただ騒ぎ立てているだけ」の情報には興味を失うようになる。一方で、『13の月の暦』(ドリームスペル暦)を15年使って来て未だに飽きないのは、その本質(自律性、包括性、創造性、美と自由さ)を知れば知るほど、日々が活き活きとして来るだけでなく、どんな場面でも役立つという実感があるからだと思う。

もし、私がこの暦を使い続けて来なければ、上記TPPの件にしても、原発と放射線の話にしても、誰がより真実に近いことを述べているのか、誰がどういう意図で情報を発信しているのかについて、今ほどはっきりとは見分けられなかったと思う。そう思うと、これからの時代、ますます『13の月の暦』はその意義を持つような気がする。

なぜなら、それは生きて行く上でどんな場面にも役立つ根本的な「知恵」を育んでくれるものであり(正しい使い方をしていればの話だが)、2011年とか2012年までと言った期限付きで意味を持つものではないからだ。ちょうど11/6(日)には「13の月の暦」情報の全ての源と言える「ドリームスペル」について、11/23(祝)には初心者向けの講座もあるので、興味のある方はこちらをご覧頂ければと思う。

ちなみに、コールマン氏は、明後日以降について3つの可能性を示唆している。詳しくはご本人のサイトなり翻訳している方のサイトなりに行ってみて頂ければと思うが、氏の検証姿勢や研究には深い敬意を抱いている私でも、このタイミングでそれはちょっとカッコ悪いなー、と思えてしまう言い訳的な発言がなされている。まあ、人を騒がせる予言や予測をするだけして、その殆どが外れても一切責任を負わない人々に比べたら、ずっと誠意ある姿勢と言えるのかもしれない。

いずれにしても、明日10/28は、キチェ・マヤに伝わるツォルキンの数え方で「13・アハウ」(アハウは太陽の意で「13の月の暦」風に通し番号で言えばKIN260)という日であり、「13の月の暦」では「9・星(KIN48)」という日であるだけで、本来、それ以上にも以下にも意味は無い。ただ、このウェイブスペル(13暦に特有の用語で13日間の流れの意味)が「1・太陽(KIN40=マザーテレサの誕生KIN)」から始まっていて、当日が「黄色い太陽の星(KIN48)」という日になることと、キチェの方でもまさに「太陽の日」であることには、注目して良いのではないかと思う。

実際の太陽活動も活発で、「13の月の暦」で13週目(52日目)が完了した10/24(KIN44)には、非常に珍しいことに、米国南部までの広いエリアでオーロラが見られた。『時間の法則の20の銘板』では、ちょうどその日でオレンジのコドン(13週維持する易の卦)が完了し(それだけでなくプログラムの開始からちょうど5200日目でもあった)、翌25日(KIN45)からエメラルドグリーンのコドンが始まっている。オーロラもそれに合わせるかのように赤からグリーンのものが見られた。

また、2003年11月4日は、太陽観測史上最大のフレアが起こった日として知られているが、この日は、ダライ・ラマ法王14世(銀河の署名もKIN14)が初めて伊勢神宮内宮に参拝された日でもある。そのダライ・ラマ法王が再び来日されるのが、何とコールマン・マトリックスが完了した翌日の10/29(KIN49)である。日本の真の再生は、まず魂のレベルから起こるのではないだろうか。そしてそれは、太陽意識(普遍的な生命の火)と関係しているということを、これら一連の流れは示しているのではないだろうか。コールマン・マトリックスの完了は、経済システムの変容だけでなく、日本における霊的再生の始まりとも密接に関係しているのかもしれない。


※追記:「15」に関する個人的メモ。
10/19大阪行きのチケットを取った時に、のぞみ15号か209号かで珍しく迷った。結局209号(月の創世記)にしたら、何と席は15号車15番に。10/24の帰路、適当な時間にその場で取ったチケットは、のぞみ132号(月の人の復活)でこれまた15号車8番。よく考えたら、その日は「時間の法則の20の銘板」で15枚目の銘板の第1四半分が完了するタイミングだった。一方、チケットを取った翌日の10/20は、美智子皇后の喜寿=77(209ー132=77)のお誕生日で、銀河の署名はダライラマ法王に続くKIN15(青い月の鷲)なのだが、今年から1年はマザー・テレサの誕生KINであるKIN40「1・太陽」の道筋を歩まれることに気付いた。数年前、オリビア・ハッセーが主演した『マザー・テレサ』のプレミア試写会の時に、美智子皇后を間近で拝見したことが思い出された。

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天真書法塾発表会のお知らせ

2011年10月14日 17:34

電気の月25日 (G10/14) KIN34 白い銀河の魔法使い(by L)

11月25日(金)~27日(日)
第十回・天真書法塾発表会が行われます。

私たちも、それぞれ一塾生として作品を出品いたしますが、
我がシャンバラ教室の生徒作品も、同じ会場に並びます。

昨年「生命の実線」からスタートした生徒達の一年の成果、
そして今年の新入生達の初々しいデビュー作品を、どうぞ観にいらして下さい。

2011年発表会jpg
画像をクリックすると拡大します

会期中は、13時以降は私達も会場におりますので、気軽に声をかけてください。
皆さまのご来場をお待ちしています。

宇宙地下世界第13天界の開始

2011年10月11日 01:13

■電気の月21日 (G10/10) KIN30 白い自己存在の犬(by D)

マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』(以下、『1028』)が発刊されたのは、2009年の11月下旬。直後に著者のカール・コールマン氏が来日してワークショップが開かれたのだが、海外での反応と数年ズレる傾向がある日本ではまだ認知度が低かったようで、ここ1年くらいの騒ぎようからは想像もつかないくらい小じんまりとしたセミナーだった。しかし、そのお陰で私は、監修者として疑問に思っていたポイントの全てについて確認することができたのだから、感謝せねばなるまい。

ところで、日本での情報の伝わり方について感じるのは、「自分でルーツまで調べる人間は極端に少ない」ということだ。コールマン氏だけでなく、アグエイアス夫妻の提唱した「13の月の暦」についても言えるのは、二次情報やそれをさらに引用した三次、四次情報に触れる人はそれなりにいても、その情報が元々どこからやって来たのかまでを辿ろうとする人は限られている、という傾向が広く見受けられる。

人命に直結する原発事故のようなものですら、「本当の情報」が広く知られるまでには、かなりの時間を要するくらいだから、その他の情報など、いくら遅れていても、伝言ゲームでの末尾みたいにもはや原型をとどめていないような内容になっていても、(根源を見ようとしない人々にとっては)別に大した問題ではないのかもしれない。

それはさておき、コールマン・マトリックス(コルマン・インデックス)で「シフトが完了する日」とされている10月28日がいよいよ目前に迫って来た。本が出た頃は、まだ2年も先かと思っていたが、あっという間だった。その間、『1028』に示された「宇宙地下世界」の始まり(第1天界の開始=2/11)には、エジプトでムバラク大統領の退任があり、その後、改訂された「新・宇宙地下世界」の始まり(3/9)には、東日本大震災の前震(M7.3)があった。

私にとって、この2つのポイントの指摘は、過去、巷に出回ったあらゆる予言より、衝撃的だったが(他は殆ど全て後付けの解釈論に過ぎないからだ)、その後、『マヤのリズム』最終章に掲載した、新・旧宇宙地下世界の進行表を見ながら検討した限りでは、211や309ほどピンと来る現象を見出すことは出来ていない。ご本人が本の中で書いている通り、宇宙地下世界においては、一日のズレも無くピタリと一致しているのでない限りは、暦の影響とは見なせない。

実は、最終の第9層、第13天界も『1028』版では、昨日(10/9)から始まっている。確かにユーロ圏や米国では、予兆的なことが起きているようにも感じられるが、「ズバリそれ」というような出来事が生じているようには見えない。もっとも、改訂後の「新・宇宙地下世界」では、明日(10/11)からが第13天界(ラスト18日)の始まりなので、注目は明日の方かもしれない。

奇しくも明日は「13の月の暦」で第12週目=電気の月の4週目(コドン2「根源母体」)の始まりとシンクロしているだけでなく、サイ時間単位では、広島の原爆投下、そして1987年のハーモニック・コンバージェンス(その直後にブラックマンデーがあった)ともシンクロするKIN55である。日付はKIN31だが、ここからも55が導かれるし(5・猿=5・11→5×11=55)、31は10月28日を含む第14週のコドン31「心ひかれるもの」とも繋がっている。

キチェ・マヤのツォルキンでは「9・アクバル」。第7昼(第13天界)のスタートなのに、「9」も「アクバル」も、マヤの伝統では「夜や闇」と関係があるところが興味深い。そして、そこから18日(17日目)で、コールマン・マトリックスは完了し、キチェ・マヤのツォルキンは「13・アハウ」を迎える。ちなみに、「13の月の暦」では、その日は自己存在の月11日(411)、KIN48(9・星)という日付で、特に区切りの良いタイミングという訳でも無い。

そこで何が起きるのか、あるいは、その先はどういうことになって行くのかについてのコールマン氏の見解は『1028』を、また私の意見については『マヤのリズム』をご覧いただければと思うが、10/22に大阪で行う講演会では、明日から始まる第13天界の動向も見極めつつ、様々な形でマヤ情報に触れてきた私なりのヴィジョンを、より明確に示してみたいと思っている。もちろん、暦の見方、使い方の要点についてもお伝えする予定である。

カタルーニャの過去生

2011年10月04日 03:38

電気の月14日 (G10/3) KIN23 青い惑星の夜(by D)

今から4年前ほどに始まった「千夜一夜リーディング」(背景についてはコチラ)。最近は大分間が空くことも多いのだが、リーディング自体はコンスタントに続いていて、最近、98話目を迎えた。メルマガにも書いた通り、少し前にバルセロナに行って来たところなので、最近は、カタルーニャに関する過去生についてリクエストしていたのだが、なかなか出てこないまま日が経過していた(基本、必然性が無い時は出て来ない)。

だが、KIN19(9/29)の夜、バルセロナで入手したバスバブルで泡立てた湯船に浸かっている時に、日中、とあるサロンでトリートメントを受けている最中に、私のカタルーニャでの過去生をはっきり見ていたことを思い出したという。その内容は以下のようなものだった(とりあえず理性的に考えることは放棄して、言われたままのことを書いてみる)。

【コロンブスとかその前後位の時代に、航海用の地図をつくっていた人、学者か研究者のよう。誰も知らない新しいやり方で新しい地図をつくっていたので、「どうしてあいつはそんなことを思いつけるのだろう?」と多くの人に思われていた。実は、中身は宇宙人だったので、知っていることの45%くらいを(その位が最適と判断して)人々に伝えていた。見た目は今と似ているが、もっと彫が深くて今より少しガッチリしていた。白いシルクっぽいフリフリのブラウスに、ぴっちり目の茶色のジャケットを着ていて、いつもペンと手帳を持っていた(左利き)。手に持つタイプの眼鏡を使っていた。先の旅行で訪れた店「セッテ・ポルタス」(7つの扉)の辺りに居た。】

こうした情報から具体的な人物を特定することなど殆ど不可能に近い事は分かっているのだが、それでも、「何か該当する情報があると面白いな」という好奇心で、「カタルーニャ 航海図」とか「カタロニア 地図」でググってみた。すると、驚くべきことに「世界地図を作ろう」というサイトの中に、以下のような記述を見つけることが出来た。

[北イタリアにはじまった地図製作は地中海沿岸の各地に広まり、1385年にはカタロニアのバルセロナで、アブラハム・クレスケスにより『カタロニア図』とよばれるポルトラノ型世界図が作られました。従来のポルトラノでは陸地の部分には空白か想像上のイラストが描かれていましたが、『カタロニア図』では中国の都市からサハラの黒人王国まで、当時のヨーロッパが知り得たあらゆる情報が可能な限り精密に描かれていました。マルコ・ポーロの『東方見聞録』によってもたらされたアジアに関する情報や、ユダヤの商人から得た北アフリカの情報などが元になっています。]

これにはかなり興奮させられた。なぜなら、ポルトラノ型の地図とは「安全に航海できることだけを考えて作られた実用的な地図」であり、まぎれもなく”航海用の地図”であり、その名もズバリ「カタロニア図」というものが”バルセロナで作られた”と書いてあったからだ。ただ、他のサイトもいくつか調べてみると、[作ったのはマジョルカに住み、アラゴン家に仕えるユダヤ人で「地図と羅針盤の巨匠」と呼ばれるアブラハム・クレスケス]とあったりして、制作は1375年にマジョルカで、という記述が割と多い。

もちろん、上記のような情報をLが予め調べて知っていた訳ではない。もともと見えたものをただそのまま伝えてくれているだけだし、いちいちその裏付けを取っているような時間的余裕もないことは、私が良く知っている。だから、今回のようにそれなりの証拠らしきものが出てくれば、一緒になって驚くことにもなる。しかも今回の場合、自分達だけではなく、周囲の人々も非常に面白い形で絡んでいるのだ。

例えば、Lがこの過去生を見ていたのは、先にも書いたように、あるサロンでトリートメントを受けている最中だった。施術をして下さっていたのは、そのサロン「トトカ」のオーナー島田純子さん。シャンバラセラピストクラブのメンバーでもある彼女は、もともとスペインマジョルカ発の某サロンで研鑽を積み、そこで店長も勤めていた方なのだ。その上、島田さんの旦那さんは何と北アフリカ生まれ。ここまで細かに「カタロニア図」の情報とリンクする人は、そうそういないと思う。

加えて、カタロニア地図というサイトには[アラゴンの皇太子からフランス王シャルル6世(当時13歳)への贈り物。]とも書いてある。皇太子さまとのシンクロが深く関係している『マヤのリズム』の完成記念ということで訪れたバルセロナ。帰国直後にスペインのアストゥリアス皇太子賞が「福島第一原発事故の対応にあたった作業員、消防士、自衛官」に贈られたことも含めて振り返ると、ここにも興味深い繋がりを見出す事ができる。

さらに、私の誕生日から導かれる冥王星(プルートー)のラッキーラインは、何とバルセロナとマジョルカを通っている。冥王星は「死と再生」を意味し、プルトニウムの語源にもなっていることを思うと、福島原発事故とそれに対する皇太子賞のことなども無関係とは思えなくなる。そして「13の月の暦」で見れば、今日はサイ時間単位がKIN45で、コドン45「存在の海」の週が完了する日だ。「海」というキーワードも然ることながら、私の父が冥界に旅立った日が、KIN45だったことも自然に思い出される。

「カタロニア図」が制作されたのは、コロンブスの誕生より70~80年前の話だし、上記以上の具体的な何かを見つけられた訳でもないのだが、Lがただの地図ではなく、あえて「航海用の地図」と言っていたことなどを含め、私自身にとっては、かなり面白いと感じられるケースであった。参考までに補足しておくと、私は子供の頃から地図が大好きで、地図さえあれば見知らぬ街でも国でも殆ど迷うことは無く、学生の時分は、地理が最も得意な教科だった。

だからと言って、私の過去生のひとつがクレスケスだなどと言うつもりは無い。逆に、それを否定するつもりもない。そもそも、私は仏教やヒンドゥー教、あるいは前世療法などで語られるような時間や宇宙に関するモデルを、そのまま信じている訳ではないので、たとえその実力と感性の鋭さを良く知っているLのリーディングであっても、検証できないところについては保留としているのである。

また、子供の頃からそういう事について考え、調べ、様々な体験もして来たことを踏まえると、過去生はあるにしても、ひとつの魂が時系列に沿って単純に転生するというモデルでは、どうしても無理が出て来てしまうとも感じている。世界の様々な分野の研究や千夜一夜リーディングがさらに進めば、また新しい知見を得られるかもしれないし、そのうち、私なりの見解を示す時がやって来るかもしれないが、今日のところはひとまずここまでにしておきたいと思う。


追伸メモ:特に銀河アルケミスト教室生に向けて
冥王星の「存在」を予想していたのは、パーシヴァル・ローウェル(PL)。モンセラート、『アルクトゥルス・プローブ』と、ここでも繋がって来た。

3つのインパクト

2011年10月01日 02:38

電気の月11日 (G9/30) KIN20 黄色い共振の太陽(by D)

・・・と言っても、彗星や人工衛星の破片が衝突するという話ではない。衝撃的に面白い人に出会ったというお話である。

数日前、『漫画実話ナックルズ』という月刊誌の取材を受けた。コンビニとかのちょっといかがわしいコーナーに並んでいる雑誌だが、『週刊SPA』の取材時にお世話になったライターの古澤氏からの打診だったので、二つ返事でOKした。私にとって重要なのは、話したことのポイントがブレない形で記事になるかどうかであり、古澤氏はその点において信頼のおける人物だからだ。

それと、今回はもう一つ、東電の原発事故ではっきりした日本のメディア構造を意識したということもある(「タイムラグのあるニュース」参照)。「大手新聞の方が大衆雑誌より情報が正確」という幻想が打ち砕かれつつある今、マヤ暦に関する「より実情に近い情報」を、その大衆雑誌から発信することに面白さを感じたのである。

当日、時間通りに約束の場所に着くと、古澤氏と共に2名の方が既に待機されていた。お一人はナックルズ編集部の方、もう一人はカメラマンの方であった。ファーストインパクトは名刺交換の時にやってきた。「Photographer八木虎造」という文字が、用紙からはみ出しそうな大きさで印刷されている。名前だけで既に十分迫力があるのに、それをさらに強調するかのような構成。私は、一瞬「うおっ」と思いながらも、一人の名刺だけに反応するのもどうかと思って、そのまま感想を述べることもなく席についた。

だが、取材が進む中、私は面白い感覚を覚えていた。あれこれ話している最中、特にその八木さんの方に、何かが流れて行くのが感じられるのである。もちろん、他のお二人も集中して話をよく聞いて下さっているのだが、そういう様子とは別に、エネルギーというか情報というか、何かそういうものが流れて行くのが実感できたのである。まあ、そんなのは妄想だと思う方は、そう思って頂いて構わないが、私はこの種の感覚を結構大切にしていて、実際に役立つものだとも感じている。

そんなこともあったので、帰宅後、どうにも気になって、八木虎造というお名前で検索をしてみたら、非常に面白いインタビュー記事が出てきて、本も書かれていることが分かった。しかもそのタイトルは『イタリアでうっかりプロ野球選手になっちゃいました』。何ともふざけたタイトルだが、大好きな野球をやりたい気持ちが高じて、イタリア語もロクに話せない状態で突撃入団してしまうのだから、大したものである。

と同時に、私の体感の謎も解けた。つまり、もうずっと前から実践的に「マヤ時間(13:20)」で生きている人だったのだ。私は、こういう愉快で情熱的で温かい人が実際にいてくれて、しかも今日、その人が私の写真を撮ってくれていたのかと思うと、嬉しくて仕方がなかった。きっと、「13の月の暦」を使っていなくても、その本質を知っている人に出会うと私の魂が喜ぶのだろう。この発見がセカンドインパクトだった。

そして今日、この一連のことをブログに書きたいと思って打診していた八木さんから、了解のメールが届いた。奇しくも今日は、出会った当日にLが予約しておいた八木さんの本を、ランチがてら尾山台の図書館に受け取りに行く日だった。まだ全部読み切れてはないが、予想通りに、というか予想以上に面白くて素敵な本だ。発刊日は2007年11月17日(KIN168)。『シンクロニック・ジャーニー』(KIN54に発刊)の114日後に出ている。

実は、取材の終わり間際、私は新著安倍昭恵さんの関係について少し話したのだが、今年の昭恵さんの道筋がそのKIN168(12・星)なのだ。また、365日の方で見ると昭恵さんのお誕生日は「水晶の月12日」なので、サイ時間単位はKIN231。Lの誕生KINであり、私の今の道筋でもある。しかも八木さんの本の出版社は、千代田区一橋2-3-1にある小学館だ。一方、昭恵さんとのご縁は、『シンクロニック・ジャーニー』を通じて生まれている。

ちょっとマニアックになるが、「2・魔法使い」(KIN54)の年に出版された2冊の本の著者が、こういう流れで「6・魔法使い」(KIN214)の年に出会ったのは大変興味深い。「13の月の暦」が持つパルサー構造から見れば、「10・魔法使い」(KIN114)の年(2015年7月26日~)に、何かこの流れの仕上げ的な出来事が起きるのかもしれない。最初から114日差で発刊されている点にも注目しておきたい。

図書館から戻ると、マンションの前でタカちゃん(3・戦士)とバッタリ出くわした。フットケアはもう少し後の開始のはずだったが、勘違いで早く着いてしまった様子。しかし、これも偶然ではないのだろう、そのタカちゃんが手にしていたのは、やなせたかしさんの新刊本『絶望の隣は希望です!』(小学館)だった。考えてみれば、私が「13の月の暦」に出会ったきっかけは、小学館から出た『時空のサーファー』だったのだ。

しかし、その出版社の住所が2-3-1であることをはっきりと意識するまでには15年以上の歳月を要したことになる。多分、自分の運命の道筋がKIN231になるまで、待つ必要があったのだろう。ここまでの気付きが、私にとってはサードインパクトだったと言える。実は八木さんにはお誕生日も聞いてあって、八杉先生との繋がりなども見つかっているのだが、大分長くなってしまったので、今日のところはこの位にして、ひとまずこのメモを終えたいと思う。

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