2014年03月30日 04:07
■太陽の月23日(G3/29)KIN150 白い共振の犬(byD)
「夢の種を開花させるワークショップ」を始めたのは、2009年の夏だった。「13の月の暦」を含む銀河文化ツールの発想や仏教の考え方をベースに、それまで、半ば無意識的に私達が活用していたものを整理し、少なくともその時点では、まだ誰もやっていなかったであろう手法をシェアした。
今では企業名やサービス名として使われるようになった「ドリームバンク」というワーク名も、当時はまだ誰も使っていなかったようで、ネットで検索すれば私達のサイトがトップに出て来ていた位だ。ドリームバンクとは一体何なのか?どういうことをするのか?大抵の人はよく分からないまま「何となく面白そう」という感じで参加される。
しかし、回を重ねるうち、実際に「夢が実現した」という方が増えて行き、以降、参加者の半数ほどがリピーターという状況が続いていた。だが、13回目の記念となった今回はちょっと違っていて、13名の参加者のうち11名が初参加だった。しかも、そのうちの9名は、何と「赤い律動の月」(KIN149)のMさんが声をかけられた方々だったのだ(Mさん含め)。
元々ドリームバンクは、20ある「太陽の紋章」の中で、「開花」のキーワードを持つ「黄色い種」を意識して始められているのだが、今回は、「黄色い銀河の種の年」という『13の月の暦(ドリームスペル)』ユーザーにとっては特別な一年(人類種から銀河種への開花のタイミング)の中で、一度だけ巡って来る「1・種」(KIN144)に焦点を合わせたスペシャルバージョン。
それは「種」が重なるという意味だけでなく、『ドリームスペル』に続いて発表された『テレクトノン』(地球霊の通話管)にも焦点を合わせたものだったからだ。『テレクトノン』は、アグエイアス夫妻にとって、パカル王がセットした時間のテルマ(埋蔵経典)そのものであり、使用開始時期の1993年7月26日(=KIN144)は、失われた7つの世代を取り戻すための「預言の7年」の始まりでもあった。
私がパレンケの碑銘の神殿(パカルが埋葬されていた9層のピラミッド)を訪れ、その場で『テレクトノン』をプレイしたのは、「赤い律動の月の年」の「赤い律動の月の日」(KIN149)であったから、全く同じKINのMさんが、ご本人含め9名の仲間とドリームバンクに参加されたのは、私にとって、非常に強力なお告げそのものであった。9は「赤い月」の紋章コードNoでもあり「赤い月」のキーワード「水」は、パレンケのもともとの名前「ラカンハ(大いなる水)」にも直結する。
パレンケにご一緒した滝元さん(『マヤン・ファクター』VOICE完全版の監訳者)が、後に、パカル王と同じ誕生KINだったことが判明した時、パカルに導かれた思いがしたものだが、今回もそれに近いものを感じた。何しろ、その9名の中に、KIN145(2・蛇)、KIN149(6・月)、KIN150(7・犬)、KIN151(8・猿)と、「黄色い種」のウェイブスペル(13日間を示すドリームスペル用語)の方が4名もいたし、「1・犬」の方も2名いらして、パカルと同じ「白い犬」(赤い月の類似キンで水星軌道)が計3名もいたからだ。
☆追記:これを読んでいて思い出した!私(L)がパレンケを訪れたのはG1996年6月1日。まさにこのドリームバンクと同じKIN144だった!
ドリームバンクでは、毎回、そのタイミングにちなんだ一口福スイーツを用意させて頂くのだが、今回は「たねや饅頭さくら」をチョイス。近江八幡市に本社がある「たねや」さんには、割と高い頻度でドリームバンクに登場して頂いているのだが、お客様相談室電話番号の下3桁が144だと気付いたのは、今回が初めてだった。
しかし、これらのシンクロが霞むほど驚かされたのは、今回が3回目の参加となったAさんの体験シェアの時だった。以前ドリームバンクに参加した際セットしておいた夢「マウイ島に行く」がついに叶って、何と翌日(KIN145=G3/24)から旅立つのだと言う。『ドリームスペル』はアグエイアス夫妻がマウイ島に住んでいた時に、『テレクトノン』はハワ島に住んでいた時に生まれたというくらい、ハワイと銀河ツールは関係が深い。
しかもAさんは、まさに今年1年(=銀河の同期)とシンクロするKIN164(8・種)で、何と『ドリームスペル日本語版第2刷』を日本で一番早く手にされた方でもあるのだ!だが、真の驚きはもっと別な所にあった。実は、今回はスペシャルということで、後半、ハワイで手作りされた木彫りのウミガメを、参加者の皆さんにプレゼントするために用意してあったからだ。この木彫りのウミガメは、それこそテルマのように4年半どこかを彷徨ってKIN114(G2/21)に届いた特別なものだった(その経緯についてはコチラ)。
それを、当日来て下さった方へのサプライズと思って、まだ誰にも知らせていない時点で、Aさんが「明日マウイに行きます」なんて言うものだから、もうこっちはひっくり返りそうなくらいに驚いたのだった。ハワイからやってきて4年半も隠れていた木彫りの亀が、いきなり里帰りするというこの流れ。確かAさんは、ドリームスペルを受け取った直後にもハワイに行かれたはずだし、私が2012年にチェコに行く事に決めたのも、Aさんが完璧なタイミングでチェコ語を学んでいたことをシェアして下さったからである。大学も同じだったり、何とも不思議な引力が働いているのを感じる。
本当は全ての参加者に、こういう「引力」のような力が働いているのだと思うが、ここでは、もう1つだけメモしておきたいと思う。実は、Mさんのお仲間の殆どは、同じ職場のメンバーで、このマニアックなブログを結構丹念に読んで下さっているらしい。別な用件で少し前にクリカにいらしていたMさんには、その時に、ウミガメを1匹既にお渡ししていたのだが、それを職場の皆さんにも見せていたらしく、今回のスペシャルプレゼントが「あの奇跡の亀」だと分かるや、会場内のテンションは一気に高くなった。
話を聞いてもあまりピンと来ないような人の手に渡るよりは、思いっきり喜んで下さる方々の所に行ってもらう方が、私達も嬉しいし、きっと亀達もそれを望んでいることだろう。ある意味、今回のメンバーはこの木彫りの亀達がテレパシーで呼んだ人たちなのかもしれない。それは同時に、亀の島(北米大陸)を基点に世界に広がって行った(アグエイアス夫妻はその後米国本土に長く住んでいた)『ドリームスペル』のご縁でもあったように思う。何故なら、ドリームバンクは、暦の事を全く知らない方が参加される事も結構あるのに、今回は全員、まがりなりにもこの暦について知っていたからだ。
そして、『13の月の暦』において13番目の「宇宙の月」のトーテムアニマルが「亀」になっているのは、亀の甲羅が通常13に分かれていることとも関係があるのを知れば、今回の参加者が珍しく定員手前の13名で止まったまま、それ以上にもそれ以下にもならなかったことの背景が見えてくるように思う(直前に増えたりキャンセルしたりの回も結構ある)。
私もそういう気配を感じて、今回はトリノのスペルガ聖堂での体験をシェアしようと決め、前日調べ物をしていたら、その聖堂の建設が1717年に始まったことに因んで、正面階段が17段になっているということを初めて知った。ドリームバンクが行われたのは「太陽の月17日」。毎月の17日は、『テレクトノン』において、「青い自己存在の嵐の年」と対応する。私とLが本格的にこの暦の活動に関わるきっかけとなった「時間の法則に関する世界会議」が行われ、世界中の暦ユーザーが東京(倫理文化センター)に集まったのが、まさにその年である。
また、かつて江本勝氏がホゼ・アグエイアス氏に「9の魔方陣(81)と8の魔方陣(64)の差である17にはどんな意味があるか」と質問した時、ホゼは「17は天国に至る数だ」というような回答をしているが、これは『テレクトノン』において、17日がちょうど天王星軌道(天国)に入る日付だからである。ちょうど、今回の会場は、九品仏浄真寺の目の前だったので、最初、お寺からはお彼岸大法会のお経が聞こえて来ていた。17段階段のあるスペルガ聖堂での体験は、キリスト教的には天国との繋がりを、仏教的には彼岸との繋がりを意識させるものだったので、それもまた実に象徴的であった。
セッションがあったLは、他の皆さんと共に駅に向かったが、瞑想のリードで少し疲れを感じた(皆さんがあんまり深く入るので)私は、テレクトノンの立方体の数そのものでもあるKIN16の虹風さんに付き合ってもらって、「クラウドナイン」というカフェに初めて足を踏み入れた。豆も販売しているその店のコーヒーは素晴しく、何とも心身の休まる空間だった。九品仏の「9」にかけたのか、ジョージハリスンのアルバムから取ったのかと、勝手な想像をしていたが、調べてみたら、もともと英語で「意気揚々」という意味があるのを初めて知った。
そして、バックミンスター・フラーが提唱した巨大浮遊都市の名でもあったことを再確認した。フラーと交流のあったホゼは、フラーの宇宙船地球号にヒントを得て、時間船地球という言葉を『ドリームスペル』に付しているのだから、このタイミングでのクラウドナイン訪問も、偶然ではなかったようだ(この記事を書いていて初めて気付いたのだが)。そして同名のジョージハリスンのアルバムが1987年、ハーモニック・コンバージェンスの年に発表されていたということも。
そんな調子だったので、帰りに吉田さん(『銀河のマヤ』に登場頂いた時空の名サーファー)のFB記事を見るまで、この日が、ホゼの命日だった(東日本大震災の12日後のKIN89に他界して丸3年)こともすっかり忘れていた。今回のドリームバンクの背後に、鎮魂とか供養とかいうようなテーマが見え隠れしていたのは、単にお彼岸だったからだけでは無かったのかもしれない。
世に「夢や願望の実現」を謳うセミナー(大抵はビックリするくらい高額)は多々あるが、ドリームバンクほどシンプルで効果的な夢の実現法が他にあるだろうか?と、私は、参加者の皆さんからのフィードバックを見ていつも思う。その基本手順は、『霊性のアート』にも紹介している通りで、誰でも参考にして頂いて結構だが、損得計算だけでものを考える人、利己主義的な人には、あまり効果が出ないよう設計されている。というより、霊性の世界には、そういう法則があると言った方がより正確かもしれない。だから、やり方をパクっても、動機がズレてたら、多分期待した結果は得られないだろう。
ちなみに、こうした「夢の実現」とか「健康の向上」とかに関する最先端のアート(わざ)は、霊性のアート円卓読書会の場でシェアされ、検証されている。次回のドリームバンクの予定は未定だが、円卓読書会は、割と高い頻度で行っているので、次世代の手法を開発したり、より多面的にアートを駆使してみたいという方は、そちらに参加されることをお勧めしたい。桜の開花する季節、新しいものが色々と生まれてくるかもしれない。
「夢の種を開花させるワークショップ」を始めたのは、2009年の夏だった。「13の月の暦」を含む銀河文化ツールの発想や仏教の考え方をベースに、それまで、半ば無意識的に私達が活用していたものを整理し、少なくともその時点では、まだ誰もやっていなかったであろう手法をシェアした。
今では企業名やサービス名として使われるようになった「ドリームバンク」というワーク名も、当時はまだ誰も使っていなかったようで、ネットで検索すれば私達のサイトがトップに出て来ていた位だ。ドリームバンクとは一体何なのか?どういうことをするのか?大抵の人はよく分からないまま「何となく面白そう」という感じで参加される。
しかし、回を重ねるうち、実際に「夢が実現した」という方が増えて行き、以降、参加者の半数ほどがリピーターという状況が続いていた。だが、13回目の記念となった今回はちょっと違っていて、13名の参加者のうち11名が初参加だった。しかも、そのうちの9名は、何と「赤い律動の月」(KIN149)のMさんが声をかけられた方々だったのだ(Mさん含め)。
元々ドリームバンクは、20ある「太陽の紋章」の中で、「開花」のキーワードを持つ「黄色い種」を意識して始められているのだが、今回は、「黄色い銀河の種の年」という『13の月の暦(ドリームスペル)』ユーザーにとっては特別な一年(人類種から銀河種への開花のタイミング)の中で、一度だけ巡って来る「1・種」(KIN144)に焦点を合わせたスペシャルバージョン。
それは「種」が重なるという意味だけでなく、『ドリームスペル』に続いて発表された『テレクトノン』(地球霊の通話管)にも焦点を合わせたものだったからだ。『テレクトノン』は、アグエイアス夫妻にとって、パカル王がセットした時間のテルマ(埋蔵経典)そのものであり、使用開始時期の1993年7月26日(=KIN144)は、失われた7つの世代を取り戻すための「預言の7年」の始まりでもあった。
私がパレンケの碑銘の神殿(パカルが埋葬されていた9層のピラミッド)を訪れ、その場で『テレクトノン』をプレイしたのは、「赤い律動の月の年」の「赤い律動の月の日」(KIN149)であったから、全く同じKINのMさんが、ご本人含め9名の仲間とドリームバンクに参加されたのは、私にとって、非常に強力なお告げそのものであった。9は「赤い月」の紋章コードNoでもあり「赤い月」のキーワード「水」は、パレンケのもともとの名前「ラカンハ(大いなる水)」にも直結する。
パレンケにご一緒した滝元さん(『マヤン・ファクター』VOICE完全版の監訳者)が、後に、パカル王と同じ誕生KINだったことが判明した時、パカルに導かれた思いがしたものだが、今回もそれに近いものを感じた。何しろ、その9名の中に、KIN145(2・蛇)、KIN149(6・月)、KIN150(7・犬)、KIN151(8・猿)と、「黄色い種」のウェイブスペル(13日間を示すドリームスペル用語)の方が4名もいたし、「1・犬」の方も2名いらして、パカルと同じ「白い犬」(赤い月の類似キンで水星軌道)が計3名もいたからだ。
☆追記:これを読んでいて思い出した!私(L)がパレンケを訪れたのはG1996年6月1日。まさにこのドリームバンクと同じKIN144だった!
ドリームバンクでは、毎回、そのタイミングにちなんだ一口福スイーツを用意させて頂くのだが、今回は「たねや饅頭さくら」をチョイス。近江八幡市に本社がある「たねや」さんには、割と高い頻度でドリームバンクに登場して頂いているのだが、お客様相談室電話番号の下3桁が144だと気付いたのは、今回が初めてだった。
しかし、これらのシンクロが霞むほど驚かされたのは、今回が3回目の参加となったAさんの体験シェアの時だった。以前ドリームバンクに参加した際セットしておいた夢「マウイ島に行く」がついに叶って、何と翌日(KIN145=G3/24)から旅立つのだと言う。『ドリームスペル』はアグエイアス夫妻がマウイ島に住んでいた時に、『テレクトノン』はハワ島に住んでいた時に生まれたというくらい、ハワイと銀河ツールは関係が深い。
しかもAさんは、まさに今年1年(=銀河の同期)とシンクロするKIN164(8・種)で、何と『ドリームスペル日本語版第2刷』を日本で一番早く手にされた方でもあるのだ!だが、真の驚きはもっと別な所にあった。実は、今回はスペシャルということで、後半、ハワイで手作りされた木彫りのウミガメを、参加者の皆さんにプレゼントするために用意してあったからだ。この木彫りのウミガメは、それこそテルマのように4年半どこかを彷徨ってKIN114(G2/21)に届いた特別なものだった(その経緯についてはコチラ)。

それを、当日来て下さった方へのサプライズと思って、まだ誰にも知らせていない時点で、Aさんが「明日マウイに行きます」なんて言うものだから、もうこっちはひっくり返りそうなくらいに驚いたのだった。ハワイからやってきて4年半も隠れていた木彫りの亀が、いきなり里帰りするというこの流れ。確かAさんは、ドリームスペルを受け取った直後にもハワイに行かれたはずだし、私が2012年にチェコに行く事に決めたのも、Aさんが完璧なタイミングでチェコ語を学んでいたことをシェアして下さったからである。大学も同じだったり、何とも不思議な引力が働いているのを感じる。
本当は全ての参加者に、こういう「引力」のような力が働いているのだと思うが、ここでは、もう1つだけメモしておきたいと思う。実は、Mさんのお仲間の殆どは、同じ職場のメンバーで、このマニアックなブログを結構丹念に読んで下さっているらしい。別な用件で少し前にクリカにいらしていたMさんには、その時に、ウミガメを1匹既にお渡ししていたのだが、それを職場の皆さんにも見せていたらしく、今回のスペシャルプレゼントが「あの奇跡の亀」だと分かるや、会場内のテンションは一気に高くなった。
話を聞いてもあまりピンと来ないような人の手に渡るよりは、思いっきり喜んで下さる方々の所に行ってもらう方が、私達も嬉しいし、きっと亀達もそれを望んでいることだろう。ある意味、今回のメンバーはこの木彫りの亀達がテレパシーで呼んだ人たちなのかもしれない。それは同時に、亀の島(北米大陸)を基点に世界に広がって行った(アグエイアス夫妻はその後米国本土に長く住んでいた)『ドリームスペル』のご縁でもあったように思う。何故なら、ドリームバンクは、暦の事を全く知らない方が参加される事も結構あるのに、今回は全員、まがりなりにもこの暦について知っていたからだ。
そして、『13の月の暦』において13番目の「宇宙の月」のトーテムアニマルが「亀」になっているのは、亀の甲羅が通常13に分かれていることとも関係があるのを知れば、今回の参加者が珍しく定員手前の13名で止まったまま、それ以上にもそれ以下にもならなかったことの背景が見えてくるように思う(直前に増えたりキャンセルしたりの回も結構ある)。
私もそういう気配を感じて、今回はトリノのスペルガ聖堂での体験をシェアしようと決め、前日調べ物をしていたら、その聖堂の建設が1717年に始まったことに因んで、正面階段が17段になっているということを初めて知った。ドリームバンクが行われたのは「太陽の月17日」。毎月の17日は、『テレクトノン』において、「青い自己存在の嵐の年」と対応する。私とLが本格的にこの暦の活動に関わるきっかけとなった「時間の法則に関する世界会議」が行われ、世界中の暦ユーザーが東京(倫理文化センター)に集まったのが、まさにその年である。
また、かつて江本勝氏がホゼ・アグエイアス氏に「9の魔方陣(81)と8の魔方陣(64)の差である17にはどんな意味があるか」と質問した時、ホゼは「17は天国に至る数だ」というような回答をしているが、これは『テレクトノン』において、17日がちょうど天王星軌道(天国)に入る日付だからである。ちょうど、今回の会場は、九品仏浄真寺の目の前だったので、最初、お寺からはお彼岸大法会のお経が聞こえて来ていた。17段階段のあるスペルガ聖堂での体験は、キリスト教的には天国との繋がりを、仏教的には彼岸との繋がりを意識させるものだったので、それもまた実に象徴的であった。
セッションがあったLは、他の皆さんと共に駅に向かったが、瞑想のリードで少し疲れを感じた(皆さんがあんまり深く入るので)私は、テレクトノンの立方体の数そのものでもあるKIN16の虹風さんに付き合ってもらって、「クラウドナイン」というカフェに初めて足を踏み入れた。豆も販売しているその店のコーヒーは素晴しく、何とも心身の休まる空間だった。九品仏の「9」にかけたのか、ジョージハリスンのアルバムから取ったのかと、勝手な想像をしていたが、調べてみたら、もともと英語で「意気揚々」という意味があるのを初めて知った。
そして、バックミンスター・フラーが提唱した巨大浮遊都市の名でもあったことを再確認した。フラーと交流のあったホゼは、フラーの宇宙船地球号にヒントを得て、時間船地球という言葉を『ドリームスペル』に付しているのだから、このタイミングでのクラウドナイン訪問も、偶然ではなかったようだ(この記事を書いていて初めて気付いたのだが)。そして同名のジョージハリスンのアルバムが1987年、ハーモニック・コンバージェンスの年に発表されていたということも。
そんな調子だったので、帰りに吉田さん(『銀河のマヤ』に登場頂いた時空の名サーファー)のFB記事を見るまで、この日が、ホゼの命日だった(東日本大震災の12日後のKIN89に他界して丸3年)こともすっかり忘れていた。今回のドリームバンクの背後に、鎮魂とか供養とかいうようなテーマが見え隠れしていたのは、単にお彼岸だったからだけでは無かったのかもしれない。
世に「夢や願望の実現」を謳うセミナー(大抵はビックリするくらい高額)は多々あるが、ドリームバンクほどシンプルで効果的な夢の実現法が他にあるだろうか?と、私は、参加者の皆さんからのフィードバックを見ていつも思う。その基本手順は、『霊性のアート』にも紹介している通りで、誰でも参考にして頂いて結構だが、損得計算だけでものを考える人、利己主義的な人には、あまり効果が出ないよう設計されている。というより、霊性の世界には、そういう法則があると言った方がより正確かもしれない。だから、やり方をパクっても、動機がズレてたら、多分期待した結果は得られないだろう。
ちなみに、こうした「夢の実現」とか「健康の向上」とかに関する最先端のアート(わざ)は、霊性のアート円卓読書会の場でシェアされ、検証されている。次回のドリームバンクの予定は未定だが、円卓読書会は、割と高い頻度で行っているので、次世代の手法を開発したり、より多面的にアートを駆使してみたいという方は、そちらに参加されることをお勧めしたい。桜の開花する季節、新しいものが色々と生まれてくるかもしれない。
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