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オロからラサ、聖杯伝説から魚拓へ

2014年08月30日 01:47

月の月7日(G8/29)KIN43 青い自己存在の夜(by D)

岩佐寿弥監督作品『オロ』のカメラマン・津村和比古さんから思いがけない連絡を頂いたのは、先週のことだった。「岩佐監督はシンクロの達人」と書いたブログを見て下さったらしく、近いうちにどこかで会いましょう、という話になった。

最速でお会いできそうな日程を調整し、G8/27(KIN41)午後に二子玉川の「ラサ」で、ということに決まった。津村さんに我が家の徒歩圏までご足労いただくのは申し訳なかったが、『オロ』公開直前、その「ラサ」で「チベット祭り」のイベントが行われた時に、監督とプロデューサーの代島さんが飛び入りで参加されたことがあったので、自然と思い浮かんだのだ。

しかも、来る10月、実はその「ラサ」で「天真書法塾シャンバラ教室ギャラリー展」の開催が決まっていて、ちょうど、オーナーの石川さんに相談や確認をしなければならない事もあった。そんな訳で、『13の月の暦』の惑星ホロンがチベット(シャンバラ)エリアと対応する「赤い竜」の日、そして月日の音が「2」で重なる「魔術の亀の日」に、二子玉川ラサでお会いする運びとなった。
olo33 
津村さんとは、渋谷での『オロ』上映会で既にお会いしていて、岩佐監督と共に記念撮影した写真も残っていたが、当時は軽く挨拶をした程度で、どういう経緯で監督と知り合ったのか等も詳しくは伺っていなかった。今回、色々と話をする中で、『オロ』に出演していたツェワンさんが監督と知り合うきっかけをつくったのは津村さんだったことが判明。しかも津村さんがツェワンさんと知り合ったのは1987年というから驚きだ。

1987年は、ケツァルコアトルの預言に基づいてハーモニック・コンバージェンスが催され、ジョッシュ(3・猿)が事故で他界し、パレンケが世界遺産に登録され、カーラチャクラとシャンバラについても触れられている『マヤン・ファクター』が発表された年だ(それら全てが『13の月の暦』に繋がる)。そして『マヤン・ファクター』で世界的に知られることになった、マヤ長期暦完了ポイント2012年に、映画『オロ』は公開されたのだ。

ツェワンさんには、NPOクリカのリサーチで、ネパールのチベタンキャンプを巡った時に大変お世話になったし、妹のドルマさんは、ツェワンさんを頼ってトロントに移住した今も、シャンバラ教室生としてスカイプで書の稽古を続け、GWに行われた「書の魔法」にも作品を出品している。他にも、様々な繋がりを感じながら津村さんと話をしていたのだが、驚きの発見は、むしろ帰宅してから後の方が多かったかもしれない。
ドルマ ★ドルマ作・金文「蓮」
津村さんは、伺った誕生日から計算するとKIN246(12・橋渡し)で、私と同じウェイブスペル(13日間)で、かつ倍音パルサーの関係。そして現在の道筋は、何と、ラサの石川さんと同じKIN106(2・橋渡し)である事が判明。だから「2」の「魔術の亀の日」に会う事になったのかもしれない。しかも、「世界の橋渡し」のキーワードは「死/等しくする/機会」。岩佐監督の死がきっかけとなって生じた機会だけに、腑に落ちる感が強い。

津村さんから頂いたお土産の中に「Blue Lotus」(→カーラチャクラで縁の出来たスリランカ在住のレイコさんの会社名と同じ)というタイトルのDVDがあったのだが、そこに印刷されているフォントを良く見ると、何と「Lasah」と全く同じ!けっこう珍しいフォントだと思うのだが、上記のような関係性から見れば、これも自然なことなのかもしれない。

しかし、津村さんが東京水産大のご出身と伺った時にはかなり驚いた。何しろ、今、読み進めている青山繁晴著『死ぬ理由、生きる理由』(ここにも橋渡しがリンクしている)で、その大学名を目にしたばかりだったからだ。同日午前中に少しだけ目を通した時、栞を挟んだP47には、青山さんの奥様がご苦労された様子が、以下のように記されていた。

《「女だから駄目」と当時の東京商船大学、防衛大学校、海上保安大学校にいずれも受験すら拒まれ「女だから、何」と驚き呆れつつ、ようやく東京水産大(現・東京海洋大学)で航海学を学ぶことができて、今に至るのです。》(引用ここまで)。

今まで水産大出身の方に直接お目にかかった記憶は無く、津村さんの今のお仕事からも、ちょっと想像がつかなかったので、この日のこの一致には、何か特別なものを感じてしまった。その感覚は、水産大の英名が Tokyo University of Fisheries であると知ったことで、ますます強くなった。

なぜなら私達はそれまでの数日、『The Fisher King』という映画のDVDを何度かに区切って観ていて、津村さんとお会いした日の夜、ちょうど見終えるタイミングだったからだ。DVDで映画を観ること自体珍しいのに、何年もの間、ずーーーーっと寝かせたまま一度も観る事がなかったこの映画(Lが大好きでずっとDVDはあった)を、このタイミングで観ていたのは、先頃亡くなったロビン・ウィリアムズを追悼してのことだった。

つまり、ロビンの「死」がきっかけで見始めたのが『The Fisher King』だったのだ。そして、ある意味、岩佐監督の「死」がきっかけでお会いする事になった津村さんが、University of Fisheriesのご出身だったのだから、やなり、この繋がりは無視出来ない。

ちなみにこの映画のタイトルは、アーサー王物語に登場する「漁夫王」に由来するもので、聖杯伝説に直結する登場人物である。津村さんの署名「白い水晶の世界の橋渡し」には、円卓の騎士とリンクする「12(水晶の)」と、日本に繋がる「世界の橋渡し」の両方が含まれている。そして、ロビン・ウィリアムズは、KIN149(6・月)。私がパレンケの「碑銘の神殿」でテレクトノンをプレイしたまさにその日(そしてその年)である。

「碑銘の神殿」は、マヤ考古学史上初めて「墓」であることが確認された神殿で、そこには、ホゼにインスピレーションをもたらした(=『13の月の暦』を生み出すきっかけを作った)パカル王が埋葬されていた。そしてテレクトノンとは、冥界にいるパカル王と現世にいる人々が通話するための管(サイコダクト)に、ホゼがより広い意味を込めて付した呼び名でもある。そう思うと、この日の出来事そのものが、別次元とこの次元とを繫ぐテレクトノンのようにも思えて来る。

同日午前に、Lが注文していた白川静の『字通』が届いたのも、その流れのひとつかもしれない。白川博士は漢字の成り立ちを呪術的なものに求めた方である。そして、同じ日にラサでお会いしたお二人は、共に「白い世界の橋渡し」で、津村さんが到着される前には、白州正子のことが話題に登っていたりもした。

しかし、実は、ここまで書いた全てのことが吹き飛ぶような驚きを、私達はその翌日に味わった。これについては、ここに書く事は控えたいが、津村さんからのメッセージにその鍵があることだけ記しておこう。もし自然なシンクロの導きで、その必要性が出てきたら、週末のシンクロ教室来週の出張クラスでシェアする機会が訪れるかもしれない。

しかし、20年近くシンクロニシティ三昧な生活をしていても尚、新たな驚きが次々と生じて来るのは、”それ”が自分の想像力を遥かに超えたところからやって来るからなのだろう。しかも、そこには何とも言えない聖なる繋がりが感じられるのだ。ただ「シンクロした」「ビックリした」というのとも違う、計り知れなさ。畏敬の念を抱かずにはいられない絶妙で深淵なプロセス。

信仰というものの原点は、こうした体験にあるのではないだろうか。誰かに「信じなさい」なんて言われる必要も、自分で一生懸命「信じよう」なんて思う必要も無い。非常に特別であって、同時に、当たり前にある働き。それに気付く機会が多くなればなるほど、自然に畏怖、畏敬の念が生じるものだ。

最後に、8/27の石井ゆかりさんの獅子座(私は8月生まれである)のメッセージを記録しておきたい。
《獅子座は大物が釣れるような日。魚拓。》

私は未だに十二星座の順番すらあやふやな人間なのだが、『マヤのリズム』にも書かせて頂いた通り、石井ゆかりさんには、一目置いているところがある。12か月の暦システムを使っていても、本質的には13:20的である人の典型だと思うからだ(逆の人は多いがこのケースは希だ)。

最初、上記メッセージの意味はよく分からなかったのだが、このブログを書いた今日まで含めると、その符合度の高さに驚きを禁じ得ない。27日当日のFisherシンクロは文字通り魚と関係あった訳だが、翌日のメッセージまで含めたシンクロ話の全体が、私にとっては「大物」であったと言える。そして、今日起きた出来事が「魚拓」の意味を私に理解させてくれたのだった。

実は、津村さんとのやりとりはFBメッセージで行っていたのだが、色々と興味深いことが書かれていたので、昨日の時点でそのやりとりの全てをコピペして別な所に保存しておいたのだ。この行為は、私にとって大変珍しいもので、「何となくそうしたくなって」やったのだった。そして、数時間前にそれをFBで確認しようと思ったら、何故か津村さんとのやりとりだけが、全て消えていた!28日時点でコピペした直後にも、今朝もちゃんと残っていたのにだ。

そして私は思ったのだった。別な場所に保存したものが「魚拓」で、消失したデータが魚だったのだと。しかし、この日常の中の聖なる物語が成り立ったのは、『オロ』と岩佐監督のご縁あってのことであるから、最後にもう一度、この映画のことを伝えておきたい。本当に何度見ても心に染み入る素敵な映画なので、是非、公式サイトで最新情報を確認して、まだご覧に成っていない方は、是非、観て頂きたいと思う。
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蒼天道場一周年の緋村剣心と草薙剣

2014年08月21日 23:51

磁気の月27日(G8/21)KIN35 青い太陽の鷲(by D)

早いもので、剣武天真流の支部道場をスタートさせてから1年が経った(稽古は9月から始まったが登録は自分の誕生日にしてある)。月に1回、公共施設を借りて稽古をする他は、原則、各自独習(自修)というスタイルだから、物理的に道場を構えている訳ではない。それでも宗家に許可を頂いて、支部道場を開設すると決まった時には、ワクワクしながら道場名を考えたものだった。
D万座毛2 
青木宗家のご著書『自然なからだ、自由なこころ』にちなんで、クリカHPでの紹介文には〈道場名は、自然なからだ、自由なこころ、清々しい霊性をイメージできるよう「蒼天」としました〉と書いているが、きっかけや決定打となった出来事は、実は他にもある。

最初の発想は、人生がほぼマンガの影響で成り立っている私らしく、『北斗の拳』の続編に当たる『蒼天の拳』から来ていた。しかし、心底「それで良し!」と思えたのは、2013年8月4日、「銀河の同期(KIN164)」から始まった「黄色い銀河の種の年」の10日目に、あるシンクロを体験したからだった。

ちょうど、Lが図書館から借りて来ていた『HEART OF THE PAINTINGS―絵の心』(千住博著)のP164に、候補にしていた「蒼天」の文字を発見したのだ。そこには、以下のような文が掲載されていた。
蒼天 
《その闇の上に広がる、更に大きな宇宙の顕在をも示している。それはかつて中国周代に『蒼天』と呼ばれたものであり、彼らにとっては、政治も道徳も、そこから舞い降りてくるものであった》

ただ「蒼天」という文字を見つけるだけでも嬉しいのに、それが『13の月の暦ドリームスペル)』ユーザーにとって、最も特別なタイミングである「銀河の同期(KIN164)」とシンクロするP164に掲載されていたのだから、この時の驚きと感動は簡単には言い表せない。何しろ、私はある意味、そのタイミングを目指して17年以上も暦を使い続けていたのだから。

そして、支部道場開始からぴったり1年目に当たる今年の誕生日(KIN26)は、その千住さんの作品が展示されている山種美術館を訪れていた。『るろうに剣心/京都大火編』を観ることは少し前から決めていたが、美術館に行くと決めたのは、その日の朝になってからだった。

同美術館で千住さんの作品が展示されているのを知ったのは、そこから2週間ほど前。タイトルが「水の音ー広重から千住博までー」で、「普遍的な水」がキーワードである「赤い月の年」にぴったりだから、是非、新年が始まったら訪れたいと思っていたのだ。しかし、年末年始に行事が続いて、すっかり忘れてしまっていた。当日になって急に思い出せたのは、無意識的なところで、道場開設との繋がりが分かっていたからかもしれない。

山種美術館は初めてだったが、ライトの当て方などが良く考えられている素晴しい展示で、規模もちょうど良かった。広重以外にも沢山の名作がひしめく中、特に印象に残ったのは、千住博氏の「光」という作品。離れた所から見た時に、青の色合いが何とも印象的に思えたので、近付いて良く見ると、金地に深い碧が重ねられた千住氏31才の時の作品と判明した。これも蒼天シンクロだろうか。
バス 
美術館から渋谷までのバスを下車した時に、ふとナンバーを見ると品川200「13-11」。2013&ホゼのKIN11とも読めるが、誕生日だっただけに、私には「小原大典」の画数に見えてしまった。加えて、N286というナンバーも、ちょうど『ドリームスペル13の月の暦)』の260暦でKIN26の道筋に入ったその日だったので、286=260+26と見えてしまった。極めてオタク的な発見ではあるが、気付いてしまうのだから仕方が無い。

るろうに剣心/京都大火編』は、同じ佐藤健が主演した前作に比べると、特に可も無く不可も無いという感じだったが、今回の上映を通じて、健をタケルと呼ぶのを知ったのは収穫だった。2年前の『ダ・ヴィンチ』2012年4月6日発売号の表紙が、佐藤健だったことを思い出して調べると、何と太字で「京都で、本を。」とタイトルが入っていた。しかも表紙写真で彼が手にしているのは、『銀河のマヤ』の共著者で私の元ボスでもある江本勝氏の『水は答えを知っている』だ! 

無数にある本の中で、何故、彼が私と直接関係のある本(私は結晶実験にも関わっていた)を紹介していて、今のタイミングで剣術映画の主演を演じているのだろうか。しかも、今回が京都大火編となることを、2012年の時点で『ダ・ヴィンチ』編集部は意識していたのだろうか。もちろん、普通に考えればただの偶然だという事になろう。しかし、私個人の立場から見れば、とても偶然では片付けられない一致度である。

映画終了後、急ぎ直行したのは、三茶にあるシバカリー・ワラ。昨年秋に『霊性のアート』出版記念が三茶で行われたのをきっかけに知る事になったインド料理店だ。切り盛りしているヤマトさんとラムジーさんは、共に獅子座で、ラムジーさんに至っては、誕生日まで私と一緒!つまり、自分の誕生日に同じ誕生日の人が作った最高に美味しいカレーを頂こうという楽しい発想で、Lがオープン時にだけ可能な予約をしてくれていたのだ。

少し前に彼らの誕生日を知ったので、この計画を決行した訳だが、それぞれにささやかなプレゼントを渡したら、何と、そのお返しに念願のマンゴームースが!今まで何度も注文していながら(それも前もって)、どういう訳か一度もありつけなかった幻のデザートだ(笑)。きっと、誕生日に初めてこの喜びが得られるよう天が采配してくれたのだろう。もちろんシバカリーが提供する全ての料理と同じく、最高に美味しかった!

そして、帰宅してから気付いたのは、やはりこの日は、剣のシンクロに満ちていたということ。「10月に名古屋で」と依頼されていた『13の月の暦』講座の会場が、熱田神宮のすぐ側と決まり、その告知を主催者の方々が私の誕生日に合わせてして下さっていたのだ。熱田神宮と言えば、三種の神器の1つ「草薙剣」を祀る神社として知られているが、草薙剣はヤマトタケルと関係が深い。この日観た『るろうに剣心』の主演は佐藤タケルで、シバカリーワラのオーナーシェフはヤマトさんだ。

全くもってよく出来た話だ。しかし、このシンクロは、この日だけで完結していた訳でなく、誕生日から5日後のKIN31(青い倍音の猿)に行われた「銀河シンクロ教室」にも、しっかりと繋がっていた。その日の参加者は6名で、私とLを加えると8名がその場にいたのだが、まるで狙ったかのように「赤」と「青」の人だけ。「白」と「黄色」は1人も居なかったのだ。

しかも「赤い竜」と「青い猿」、「赤い地球」と「青い手」、「赤い蛇」と「青い鷲」というように、綺麗に反対キンのセットになっていて、座っている位置までもが、ちゃんと反対の関係(向かい合わせ)になっていた。先着順の自由席で、参加者はもちろんのこと、私もクラスの中盤までは、どんなKINの人が集まっているのかは、知らなかったのにだ。

実は私が行っている暦のクラスでは、この手のことは珍しくなく、逆に殆どがこういうシンクロ状態と言っても過言ではないのだが、それでもやはり驚かされるもの。その場では、日付が「青い猿」で、サイ時間単位が「赤い竜」(しかも私の誕生KINのKIN241)だったからだろうか?なんて思っていたが、振り返れば、「蒼天」の「蒼」と、緋村の「緋」というのも絡んでいたのかもしれない。「緋」は、「濃くあかるい赤色、深紅色」を示す。

あるいは、「赤い宇宙の地球(KIN117=13×9)」の佐藤健が、京都を通じて、火と水(大火と水からの伝言)を結びつけていたという側面もあるのかもしれない。何しろ、この日は「磁気の月23日」で、『テレクトノン』では、まさに「赤い地球」と交差するポイント。そこは、男性性と女性生が調和する2013年「銀河の同期」を示す場所でもある。

それだからかどうかは知らないが、「赤」と「青」の組み合わせの中で、唯一、その場になかった「赤い月」と「青い嵐」も、千住博とモーツァルトという形で、自然に登場することとなった。だが、まずはそこに至る別なシンクロについて、メモしておく必要がある。

この日(G8/17=KIN31)は、ハーモニック・コンバージェンス(H・C)27周年でもあったので、「銀河の羅針盤」の操作練習を、広島ゼロポイントとH・Cの日付で行った。どちらも『ドリームスペル13の月の暦)』のツォルキンでは、KIN55の出来事(注:マヤ暦では全く違う日付になる)。「運命の道筋」を調べる例題に、55才の方が立候補して下さり、Lが持参していた本のP55にも興味深い文字が見つかったのだ。

先の8/15(3・月=3・9=3×9=27)に発刊されたばかりの『死ぬ理由、生きる理由』は、関テレのニュースアンカーでおなじみの青山繁晴さんの新著だが、そのP55が、第二部「蒼天のデッキ」というタイトル扉になっていることを、蒼天道場のメンバーの1人でもあるLが発見したのだった。広島原爆投下と、それを中和する意味で行われたハーモニック・コンバージェンスが、共にKIN55(青い電気の鷲)だったこと、また、青山さんの本の内容が硫黄島についてのものであることを知ると、見えない次元の采配を感じずにはいられない。

この「蒼天のデッキ」がきっかけとなって、千住博氏の『蒼天』という作品と、その解説がP164に書かれていた『絵の心』のことを思い出し、私は千住博氏が「赤い宇宙の月(KIN169=13×13)」であることを参加者に知らせたのだった。驚くのは、その直前、「銀河の羅針盤」操作練習のラストで、ちょうど「青い宇宙の嵐」のモーツァルトを例題にしていたことだ。

千住さんの「赤い宇宙の月」とモーツァルトの「青い宇宙の嵐」は、130キン離れた「反対のパートナー」という特別な関係にある。反対の色(4色で隣に来ない向かい合わせの色)、反対キン(20の「太陽の紋章」で最も離れた紋章)と来て、次にこの「反対のパートナー」の話をしようと思っていたところで、先に具体的な例が別なシンクロから出てきてしまったので、解説していた自分が一番驚く羽目になった。

ドリームスペル』の変化系とも言える『テレクトノン』において、毎月の23日は、天王星軌道と関係する。地球の時間船2013を3次元の地球に着地させることと、天王星の姉妹時間船エクスカリバー(聖なる剣)をその中心核から解放することは、実質的に同じ意味を持つ。目標点であった「銀河の同期」までに、それが達成されたかどうかは分からない。世界の現状を見る限り、銀河連盟の作戦が成功裏に完了したとは思えない。だとしたら、達成の瞬間まで諦めずにプレイを続けるのが、真のドリームスペルプレイヤーではなかろうか。

銀河の叙事詩とも言える壮大な物語であろうが、日常の中の細やかなことであろうが、「今、ここ」で何とかしないまま放置しても、それは単なる先延ばしをしているだけで、勝手に解決することはまずない。時間が解決するように見えることも確かにあるが、問題が本質的に解消することと「消えたように見える」のとは全く違うことだ。

エクスカリバーの解放を、草薙剣や布都御魂剣と言った記紀に登場する神剣とリンクさせる見方は、私独自のものかもしれない。しかし、少なくとも私の中では、上記のようなシンクロを通じて、その繋がりは無視出来ないところにまで来ている。だから、私にとっては、この時代のこのタイミングに生まれた「剣武天真流」と、『13の月の暦ドリームスペル)』は、本質的にひとつのものなのだ。それをはっきりと自覚させられる流れが、「普遍的な水」の「赤い月の年」に入ってから加速していることも、決して偶然ではないのだろう。

ボロン・イクとサク・クックが神話を紡ぐ

2014年08月14日 23:49

磁気の月20日(G8/14)KIN28 黄色い月の星(by D)

G8/8に行った「初心者のための13の月の暦・手帳活用講座」は、『13の月の暦』提唱者の1人・ロイディーンの100回目の誕生KIN(9・風=KIN22)と重なっただけあって、クラスの中だけでなくその前後もシンクロに満ちていた。
ロイディーンと ★2009年7月、ロイディーン最後の来日時の写真

その日は、「銀河の音」が「9」なだけでなく、サイ時間単位も今年全体とシンクロするKIN9(=元旦)。会場は九品仏ということもあって、朝から何故か22と9を掛け算したくなる。22×9=198は、ロイディーンが他界したKIN。流石に美しいタイミングで去っているなーなんて思いつつ、ちゃんとこの日に気付くことになる宇宙の調和に感心する。

自然状態にある者が自然な欲求に従って行うことは、条件をあれこれ分析して行うことよりも遥かに宇宙と調和していて過不足が無い。暦に限らず、食でも健康でも、分析的に頭でやっている人は、ほぼ例外無く不健康かつ不機嫌であるのは、その姿勢(やり方)がそもそも宇宙や自然と調和していない証拠だろう。

講座の参加者は8/8とシンクロする8名で、表題の手帳(こよみ屋刊)では、ちょうどP80に8/8(KIN22)が来ていた。例題に立候補されたSさんは、KIN202(7・風)。参加者の中でロイディーンと同じ地球家族は、この方しかいなかった。さらに、直近のKIN202(=G5/20)にあった自分の手帳には、驚くべきことが書かれていた。

何と、沖縄のIさんと電話で13人のグランドマザーの話をしていて、KIN198(=ロイディーンが他界したその日)にグランマの1人と会っていた話を聞く・・・とメモしてあったのだ。Sさんは、自分の自由意志で立候補されたのだろうが、私は、風の紋章を通じてロイディーンが銀河時間の調和を教え示してくれたように思えてならなかった。

会場に向かう途中、九品仏駅前にある古本屋(木鶏堂)で、ある雑誌が目についた。表紙の人物は暗黒舞踏の土方巽で、思わず引き込まれてめくっていたら、信号を2回分くらいスルーしてしまった。その場で誕生日を調べてみると、KIN200と判明。KIN200は、PANひろばMLにロイディーンの訃報を知らせた日付でもあった。

後で調べて判明したのは、土方巽の出生名が「米山九日生(くにお)」であったということ。何度も通っている本屋で、実際に本を手にしたのは数えるほどしかなく、信号をスルーするほど引きつけられたのは初めてだったが、理由が分かった気がして妙に納得した。米は八十八で8/8、九日生は9の年、9の日に、九品仏でというのにシンクロしたのだろう。ちなみに、パカル王が眠っていた「碑銘の神殿」は9層で、9人の冥界の王(時間の主)が墓室を守っていた。

九品仏浄真寺参道の右手奥に停車していた車が「60-22」だったのも大いなる驚きだ。何故なら、KIN60=「8・太陽」=「8アハウ」は、ホゼに『13の月の暦』のインスピレーションをもたらしたパカル王の生まれた日付(古代マヤの数え方)で、KIN22は、『アルクトゥルス・プローブ』でパレンケ王朝創始者と記述されている「白サギの貴婦人」こと「ボロン・イク(=9・風)」である。
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おまけに、60×22=1320は、ツォルキンの比率13:20を示しているだけでなく、パカル王の墓が封印されたとされる692年から、マヤ長期暦の完了ポイント2012年までの経過年数でもある。そして、例題に立候補されたSさんは、まさにその長期暦が完了したG暦12/21が誕生日の方だった。

帰宅すると、FBのタイムラインには、首相官邸から中南米5カ国を訪問した際の動画がUPされたばかりだった。クラスの中で、元旦(G7/26)に安倍首相夫妻が「太陽のピラミッド」に登った(この様子も動画にある)ことを伝えたばかりだったので、このタイムリーさにも驚いた。何しろ、ホゼ(KIN11)が14才の時にその「太陽のピラミッド」のてっぺんで啓示を受けて、「マヤの数学と暦を探求する」という決意をしたからこそ、『13の月の暦(ドリームスペル)』は存在しているのだ。

ちなみに、パカル王はパレンケ王朝の11人目の王で、土方巽は11人兄弟の末っ子として生まれたという。クラス終了後、「クラウドナイン」というお気に入りのコーヒーショップへ行き、ひと息ついてから九品仏駅に向かったのだが、その道すがら、72-72の車と22の車を目にした。72は、先のSさん(KIN202)の反対のパートナーのKINナンバーだ。この日は、反対のパートナーについても、Sさんを例に結構時間を割いて話していたし、72+72=144は、ボロン・イクが登場する『テレクトノン』のキーナンバー。宇宙の演出は実に見事だ。
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本当は、ここまででブログをUPする予定だったのだが、ボロン・イク(9・風)と「白サギの貴婦人」の関係が今ひとつハッキリしないのがずっと気になっていて、昨夜、新たに見つけたWEB上の資料も含め、色々と比較検討をしていた。そこで、以下に、私の推測も交えつつ、分かった範囲で情報を整理してみたいと思う。
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まず、「白サギの貴婦人」という表記だが、これは『アルクトゥルス・プローブ』に登場する用語で、「天王星マヤ人で、ナー・チャン(パレンケ)のマヤ王朝創始者。マヤのクロノグラフ(時間測定装置)の創造者」と説明されている。また、同書のP265には「私は白サギの貴婦人、サク・バク。9・イクの日、〈白い太陽の風〉の日に私は生まれた。誕生してから、私は、パレンケのナー・チャン(蛇の館)の王位を継いだ。」とある。

一方で、「白サギの貴婦人」に相当すると考えられるのは、Lady Sak K'ukという存在である事が、複数の資料から判断出来た。中でも、昨夜見つけた mesoweb の資料はかなり参考になった。それによれば、Lady Sak K'ukは、K'inich Janaab Pakal I(=パカル王)の母で、別名がMuwaan Mat。このMuwaan Matは、パレンケの創世神話にも登場する存在のようなので、多分、間違いないだろう。ただ、Lady Sak K'ukもMuwaan Matも、ボロン・イク(9・風)という日付との関係について書かれていないので、その部分は謎だ。

パレンケ初代王がQuetzal Jaguarを意味するK'uk' Bahlam Iであることから、Lady Sak K'uk'のSakは「白」、K'uk'はQuetzalであることが分かった。Quetzalには「大きく輝いた尾羽」という意味があるらしいから、Lady Sak K'uk'は「白い羽の貴婦人」ということになるのだろう。これを、ホゼは「白サギの貴婦人」としたと思われる。ただ、初代K'uk' Bahlam Iも創世神話に出てくるMuwaan Matも「9・風(ボロン・イク)」との関係は、どうしても見つけられなかった。

むしろパカル王の3代前の女王Lady Yohl Ik'nal(Lady Heart of the Wind Place)の方が、パレンケのあちこちに実際に見られる「風(イク)」の紋章と関係が深いように思えるのだが、これ以上は今のところ不明である。もっとも、『テレクトノン』や『アルクトゥルス・プローブ』の世界観は、マヤ考古学の資料だけに基づいたものではないし、むしろホゼのチャネルで再解釈された神話みたいなものだから、あまり学問的に細かく追求する意味は無いとも思う。

ただ、そういう背景をある程度は明確にしておかないと、学問をやっている人からすれば「何をいい加減なこと言ってるんだ」と言いたくなるだろうし、自分で調べない人は、無知に任せてますますテキトーな事を言い散らかす事にもなる。上記の通り、混乱の一因は、当然ホゼ自身にもある。しかし、真の『ドリームスペル(13の月の暦)』プレイヤーなら、ホゼの言葉だって鵜呑みにはしないのだ。

ドリームスペル(13の月の暦)』はシンクロニシティ(自然との調和)を促す装置として、確かに実用的な効力を持っている。だからこそ、私は「銀河の同期」を越えた今も、「銀河シンクロ教室」などを通じて、この時間の知恵をシェアし続けているし、その証拠をこのように文章にして記してもいる。だが、同時に、アグエイアス夫妻が伝えるマヤは、アカデミズムで言うマヤとは範囲も意味も異なっていて、ある意味いい加減であり、時に情報が古かったりすることも十分承知しているのである。

「13の月の暦・手帳」(こよみ屋)の冒頭にあるパカル王の石棺レリーフ図には、『テレクトノン』でいう「13のはっきりとしたしるし(=パカルの特別な13日)」が記されているが、リンダ・シーリーとピーター・マシューズによる『THE CODE OF KINGS』のP118には、それらが、パカル王の先祖達が死んだ日付で、誰が死んだ日付なのかまで明記されている。

奇しくも、私は、先の磁気の月18日(1・18)から、その「特別な13日」のひとつ、KIN26(13・世界の橋渡し)の道筋を歩み始めたのだが、『THE CODE OF KINGS』P118図に対する私の見方が間違っていなければ、その日付はLady Sak K'uk'の死んだ日付そのものか、それに関連している日付である。そう思うと、KIN26の道筋に入ってから最初に書くブログ記事が、この内容になったのも必然的な気がしてくる。何故なら、前々からその本は手元にあったからだ。

このように、自らが実際に体験している出来事から自分なりの世界観を構築していくことが、『ドリームスペル』をプレイすることであるとするなら、確かに、ホゼもロイディーン(ボロン・イク)も、それを実際にやって見せてくれていた。というより、彼らの生き様は、そのままリアルタイムでの神話の創造だったと言える。そして、それが誰にでも可能であるということを知らせるために『ドリームスペル』を残してくれたのだろう。

テレクトノン』に登場する、ハアブの区切り方に従った暦(13の月の暦A3カレンダーの裏側)では、早くも今日で、最初の「ポプ月」が完了する。『ドリームスペル』も『テレクトノン』も、発表当初の目標点からは1年以上経過してしまったが、12:60の分裂魔術が未だに幅を利かせている世界の現状を省みれば、まだまだその役目を終えているとは思えない。今、このタイミングで上記の事柄に気付けたのも、ボロン・イクとサク・クックからの追加指令を、私がどこかでキャッチしたからなのかもしれない。

いずれにしても、時空の先端を切り拓きながら探査し続けるプローブは、今も進行中なのだ。それが、ドリームスペル・プレイヤーとしての私の実感である。

剣武天真流プロモーションビデオ

2014年08月12日 08:12

剣武天真流プロモーションビデオ

■磁気の月18日(G8/12)KIN26 白い宇宙の世界の橋渡し(by D)

この度、剣武天真流のプロモーション・ビデオが youtube で公開されました!

昨夜、初めて内容を確認したのですが、宗家の演武や普段の稽古風景など、5分余りの中にギュッと濃い内容が詰まっています。私も意外とあちこちに登場していますので、どこにいるか探してみて下さい。




この映像をご覧になって、「やってみたいな」とか「稽古ではどんな事をするのだろう?」と思った方は、まず天真会のサイトへ。解説やQ&Aの他、メールフォームから問い合わせれば、見学や体験も可能です。もし、平日夜の時間帯しか参加できないとか、私から教わってみたいという方は、どうぞ蒼天支部道場へ。

老若男女、経験に関係なく、誰でも始められますし、既にフランスやイタリアにも熱心な稽古人が誕生しています。日本の精神文化が凝縮されたこの新しい「居合・抜刀剣術」には、生涯をかけて取り組んで行けるだけの広大な体系と、世界に向けて発信して行けるだけの果てしない奥深さがあります。

今の時代に必要なものを、現代に生きる私達だからこそというやり方で、共に深め伝えて行きましょう!

大人のための「書の魔法」ワークショップ

2014年08月03日 23:20

磁気の月9日(G8/3)KIN17 赤い自己存在の地球(by L)

大人のための「書の魔法」ワークショップ by 小原蘭禅


magicofsho2014  


■単発で、手ぶらでご参加頂ける、書のワークショップです!「聖なる言葉」や「神聖文字」には特別な力が宿っています。それらの文字を書きながら、時空を超えた、新たな叡智の扉を開いてゆきます。

私(小原蘭禅)は、書を学びながらたくさんの「聖なる言葉」や「神聖文字(オラクルスクリプト」に出会い、それらを書いている中で無数の幸せな「神秘体験」をしてきました。それらは私たち一人一人に贈られた宇宙の叡智の結晶化であり、それら書くことで自分の魂に通路が開かれてゆきます。

「書の魔法」はそれを皆さんにも体験して頂くワークショップです。書道具も書道経験も一切不要。何を書くかは毎回のおたのしみ!宝のように光り輝く世界に入って行きましょう!子供のような好奇心と遊び心を持ってご参加ください!



開催スケジュールはカレンダー
をご参照ください。

会場:九品仏または二子玉川エリア(東京)/お申込受付時に地図をご案内いたします。
定員:少人数制/先着順の受付。お手数ですが一回ごとにお申込みください。
費用:一回3,300円(当日のお支払)。毎回作品と資料をお持ち帰り頂きます。
持ちもの:好奇心と遊び心。道具・材料はこちらでご用意します。手ぶらOK。
参加資格:どなたでも!(90分間のワークショップに集中することがまだ難しいお子さまは、集中して参加できるようなってからいらしてください。)

その他:
・一回ごとのご参加可能。入会金・書道具・書道経験・一切不要。
・お題は、毎回完結。聖なる言葉、あるいは神聖文字を書きます。
・テーブルと椅子で書きますので、正座が苦手な方も心配ご無用です。

「書の魔法」は書道についての指導を行うワークショプではありません。書と道をしっかり学びたい方は「天真書法塾シャンバラ教室」に入会なさり学ばれると良いでしょう。

お申込方法:
下記をコピー&ペーストなさり必要事項をご記入の上メール(クリック)でお申込ください。
その際タイトルを「書の魔法」となさってください。先着順の受付です。
【ご希望日(開催日はカレンダーをご参照ください)】
【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】

*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*お申込頂いていから24時間以内にご返信差し上げます。(通信事情等により、ごくまれにメールの受発信ができない場合がございます。24時間を過ぎてもこちらからの返信が届かない場合は、お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。)


収益の一部は、NPOクリカを通じチベット難民の子供達の教育基金に使われます。
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