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「銀河の同期」効果

2014年12月29日 23:09

律動の月17日 (G12/29) KIN165 赤い太陽の蛇(by D)

グレゴリオ暦ではすっかり年の瀬だが、私達がメインで使っている『13の月の暦』では、まだ6月の半ば。KIN165というのも、マヤで使われていた260日暦(ツォルキン)を、新しい目的と数え方で一新したもので、本来は、こちらも含めた全体を『13の月の暦』と呼ぶ。

13の月の暦』の暦法は、1990年に『ドリームスペル』という箱形キットのスタイルで発表されたのが最初なので、それ以前には、今日をKIN165と数える暦はこの世に存在していない。ついでに書いておくと、「ウェイブスペル」「銀河の音」「太陽の紋章」「青い○○」「KIN○○」といった表現も、全て『ドリームスペル』に由来するもので、マヤ暦にはそのような言い回しも用語も存在しない。

それらの用語を使ってマヤ暦だとかマヤ鑑定だとか言っている人々が巷にいるのは、無償で配布された『ドリームスペル』の情報を無断盗用して、後付けの(不必要かつ本質から遠ざかる)意味を付与した数名の人間が、その事実を隠蔽して商業ベースの講座を派手に展開しているからに他ならない。

そして、資格取得が趣味で、自分で検証したり調べたりすることをしない人々が、そんな背景も知らずに、ウソの拡散に無自覚に加担してしまっているのである。悪意なくデタラメをバラまいてしまうその状態こそ、まさに『ドリームスペル』で語られる12:60ビームの影響と言える。

さて、マヤ暦に関する長年の研究と、生来の幻視者的資質よって『ドリームスペル』を生み出したホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻は、2012年冬至の話題を世界に拡散した張本人でもある(特に1987年頃)。だが、1990年に彼らが発表した『ドリームスペル』の中では、2013年7月26日(KIN164)こそが「銀河の同期」という最終目標点であることが明示されている。

「銀河の同期」という名前は、多次元的なレベルでシンクロするという意味と、その具体的日付が「黄色い銀河の種」=「8・種」=KIN164であることに由来する。『13の月の暦(ドリームスペル)』では、「8」という数字を「銀河の」という名で呼ぶので、人類種が銀河種(8種)へと飛躍するタイミングとして「銀河の同期」という名が、それに基づいて付けられたのである。

過去、現在、未来という直線的な時間(水平時間)では、「銀河の同期」は、2013年7月26日という一点のみであり、後にも先にもその日は巡って来ない。だが、『ドリームスペル』のツォルキンは、垂直時間に関する4次元的なマトリクスであることを理解していると、260日に一度巡って来るKIN164には、過去と未来の全てのKIN164が含まれていることに気付く。というより、体験的にそう理解できるようになる。

実際、昨日は「銀河の同期」からピッタリ520(=260×2)日後のKIN164であった訳だが、やはり様々な流れが統合されるような非常に興味深い一日だった。以下、備忘録として書き留めておこう。前夜、瞑想クラスに参加して下さっていた大空さんが、訳者として関わられた『驚天動地』という量子論的世界観に関する本をプレゼントして下さったので、早速、「八仙閣杏仁坊」でのランチタイムに読み進めていた。

食事が運ばれて来た訳でも、区切りの良い所まで読み終えた訳でも無かったのだが、ふと「今はここまでにしよう」と思って本を閉じ、スマホを手にした瞬間、狙ったように青木先生からお電話を頂く。既に何度も体験していることとはいえ、やはり驚かずにはいられない。夕方、先のシャンバラ教室ギャラリー展でお世話になった二子玉川ラサに、ご挨拶を兼ねて訪問。

ちょうど個展の最終日で在廊されていたユリ・プルワントさんファミリーにもお会い出来たので、先の剣武天真流演武会にご来場下さったことに対する御礼も直接伝えられた。そのユリさん、絵も素晴しいのだが、インドネシア武術シラットの先生だけあって、スゴイことが簡単に出来てしまう。何と、胡桃を片手で軽く割ってしまうのだ。動画を見せて頂いたが、軽くズラす感じで一瞬で真っ二つに!

流石に「銀河の種」だけあって「種」の話題で盛り上がるが、その後ラサにいらしたYさんご夫妻は、何とクリカのツイッター、10000ツイート記念で「奇跡のカメ」をゲットされた方。この「ハワイ生まれの木彫りの亀」については、是非、過去記事を参照して頂きたいと思うが、世にも奇妙な物語が絡んでいるのだ。

4年半も行方不明だった32匹の木彫りの亀が、ある日突然宅配ポストに届いていたのだが、色々あって開封出来たのは青木先生の誕生パーティー当日のこと。結果、最初の1つを青木先生に差し上げることにしたのが、今年のG2月下旬。その先生からお昼に電話を頂いた数時間後、今度は最後の32匹目を手にされたYさんに思いがけず会えてしまうのだから、やはり「銀河の同期」効果は面白い。

そもそも、『ドリームスペル』はアグエイアス夫妻がハワイに在住していた頃に生まれたツールで、最終目標点は、当初からKIN164だったことは既に書いた通り。一方、同じハワイで作られた木彫りの亀を手にした人は、私達を含め32人だけ。その最初と最後の受取り主に、KIN164というタイミングでコンタクト出来てしまうとは、何と言うシンクロだろうか!約束無しで向こうからやって来る出来事の中に、面白さがある。

加えて、そのYさんは、お会いした昨日が誕生日だったことがその場で判明。つまり、これから1年は「黄色い銀河の種(KIN164)」の道筋を歩まれるということだ。流石に「奇跡の亀」を手にされるだけのシンクロ力の持ち主だ。Yさんにごちそうになったお土産の鯛焼きも、そしてもちろんラサのお茶もとても美味しくて、幸せな気分でお店を後にした。

この一連の出来事が起きた場所が「ラサ」というのも美しいが、もう一つ書いておかないといけない事があったのを思い出した。田園都市線の三軒茶屋駅周辺に世田谷区太子堂という住所がある。地図を見れば、わずか1キロ四方余りのエリアであることが分かるが、KIN160からKIN164までの5日間(ドリームスペルでの「黄色い色彩」に対応)、この太子堂に関する強烈なシンクロが続いていたのだ。
伊勢 
KIN160(G12/24)伊勢に参拝したLは外宮でのお神楽で太子堂の方と同席した。翌KIN161(G12/25)、今度は内宮神楽殿にて再び同じ方と同席。日本全国から人が集まる伊勢神宮で、駅4つ分しか離れていないご近所の方と2度同席するだけでもスゴイことだが、外宮で同時にお神楽を受けたのは全3名、内宮では全6名だったというのだから、そのシンクロ率の高さは半端ではない。

KIN162(G12/26)は、前々から計画していたシバカリー・ワラでの食べ納め。もちろん住所は太子堂。そしてKIN163(G12/27)のランチは、二子玉川HAMADA-YAのサンドイッチを暦のクラス(銀河シンクロ教室)の合間に頂いたのだが、何とその製造場所がまたしても太子堂。だが、極めつけは、やはりKIN164(G12/28)にやって来た。
カレー 
”ラサ”から徒歩で自宅に戻ると、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からチベット通信が届いていた。開封して何より驚いたのは、ダライ・ラマ法王の来日講演予定の場所が「太子堂」にある昭和女子大だと分かった時だった。しかもその内容は「般若心経・菩提心の解説・観音菩薩の許可灌頂」で、タイミングはG4/12(KIN9)、13(KIN10)。

ラサでのシャンバラ教室ギャラリー展の後、伝空海の隅寺心経のコピーを、Lが玄関に額装したこともあって、私の中で急に「般若心経」スイッチが入り、ここ一か月余り般若心経の暗誦に挑戦していたので、このシンクロは個人的な驚きも大きかった。法王の本来の住居であるポタラ宮はラサにある訳だし、私は隅寺心経に合わせて『ダライ・ラマ般若心経入門』という本も玄関に置いていたのだ。

ちなみに、「HAMADA-YA」は元々「14 TOYO CAFE」という名前で、今でも玉川高島屋の店舗には14の数字が残っているが、ダライ・ラマ法王は14世でKIN14のお生まれ。太子堂という住所は、もちろん聖徳太子に由来する。考えてみれば、全て仏教繋がりだ。しかも、その記念すべき法話のタイミングは、「赤い太陽の月の年」の元旦からぴったり1スピンの「赤い太陽の月」の日とその翌日(荒木先生の誕生KIN)。

これだけの事が、KIN164という一日の中に集中して起これば、誰でも「銀河の同期」が見えない次元で関与しているのを感じるのではないだろうか。そして、時間に関するこの捉え方を応用すれば、G4/12(KIN9)に法王の法話を聴くことの重要さも同時に理解できるはずだ。「赤い太陽の月の年」は、元旦のG7/26だけでなく、G4/12という一日とも深い繋がりを持っているのだ。
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花燃ゆ

2014年12月28日 11:26

律動の月16日 (G12/28) KIN164 黄色い銀河の種 (by L)

花燃ゆ 

花燃ゆ2010年小原蘭禅・書

強烈な色彩を放つ杜甫の五言絶句、「花欲然(花は燃えんと欲す)」よりインスピレーションを得て書題とし、落款二行に元々の詩を記した。(花然の「然」は火編の「燃(もえる)」と全く同じであるが詩の原文に従った。)

吉田松陰先生を中心に展開される2015年のNHK大河ドラマタイトルも「花燃ゆ」とのことで、とても嬉しいご縁を感じている。というのは、実は、天真書法塾の青木天外塾長と松下村塾の吉田松陰先生は同じKIN245。そして放映スタートの2015年1月4日はKIN171で、何と私たちの結婚記念KINである!

この作品は、私の指導する「天真書法塾シャンバラ教室」がスタートした2010年のもの。生徒達にカッコいいところ見せようとは全然思わないし、見せられもしないけれど、道を歩む全ての人たちを励ます為の書を、何か書いてあげたいと思った。しかし結局は、書いてあげるどころか、生徒達の一生懸命書く姿に励まされ、彼らの存在に助けられてこの書が生まれ、望外に表現大賞までいただいた。

皆さまの心の花が、炎のように赤々と燃えて輝きますように!ーーーKIN164黄色い銀河の種の日に。

【天真書法塾シャンバラ教室】
http://www.kulika.com/index.php?page=rangzen

【花は燃えんと欲す】
http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-435.html
【4年前の「花燃ゆ」】
http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-777.html

「良薬は口に苦し」アムチとチベット自然薬

2014年12月19日 02:16

■律動の月6日(G12/18)KIN154 白いスペクトルの魔法使い(by D)

ここ1ヵ月ほど、チベット医学の医師(アムチ)が処方してくれたチベット薬を飲み続ける、というかなり忍耐を要する実験を続けて来た。特に身体が丈夫という訳でも無いのだが、必要性を感じないので、社会人になってからは、天真体道(新体道)とウォーターセラピーでセルフケアをしているだけで、いわゆる健康診断を受けた事は一度も無い。薬も基本的に好きではないので、余程の事が無い限りまず飲まない。

また、自分より元気のない人から施術を受ける気も起きないので、その他の療法やヒーリングも何かの折に実験的に体験する以外は、進んで受けてみたいと思うことが無い。結果、定期的に他者から受けているケアと言えば、虹風さんによるドイツ式フットケア(爪のケアと膝下足裏のマッサージ)くらいである。

そういう私が、朝、午前10時、午後、夜と毎日4回、5種類もの薬を飲まなければならないのだから、自ら望んで行っている実験とはいえ、大変な事この上ない。しかも、アムチが様々な薬草を調合して作ったという粉薬や丸薬は、どれもかなり苦い。そんな訳で、私にしてみれば、殆ど修行のような1ヵ月であった。だが、飲み続けた甲斐あって、私もLも、かなりはっきりした効果を体感することが出来た。
大薬 ★Dに処方された薬

カプセルに入った無味な薬や飲み易く味付けされた薬ばかりが処方される現代にあって、「良薬は口に苦し」という言葉を体感する貴重な機会をもらったように思う。1回に7粒ずつ飲む丸薬があと1回分というところで、粉薬がまだ大量に残っているのは、飲む量が十分でなかった証拠だが、5種類揃っての服用が完了するタイミング(ほぼ言われた通りの1ヵ月)で、ひとまず体験報告をと思った次第である。以下、少々長くなるが、経緯も含めてまとめておこう。
李紗薬 ★Lに処方された薬

私達は年1回、G暦の11月頃に、NPOクリカの教育支援活動(→コチラを参照)でカトマンズを訪れる。1年で最もお天気に恵まれるその季節に、実質2、3日滞在するだけでトンボ帰りするのはちょっと勿体ないのだが、何かと立て込む時期でもあるので仕方がない。しかし、その僅かな滞在時間の中でも毎回新しい出会いや発見があるのは『シンクロニック・ジャーニー』に整理したコツ(ここに公表するのもその1つ)を、普段から思いきり活用しているからだろう。

以前からTCP(チベタン・チルドレンズ・プロジェクト)の活動に注目していたLは、割と最近、カトマンズでの体験をシェアしていたKさんの報告を見て、さらにその関心を深めていた。実は私も2008年のピースマーチか何かの折に、東京のTCP関係者とお会いしていて、名刺交換までしたらしいのだが(Lによると)、普段から記憶力の怪しい私には、6年という期間は長過ぎて、申し訳ないのだが殆ど何も覚えていなかった。

それはさておき、今回もその流れは突然に具体化した。毎年訪れる国だけに、既にガイドブックは何冊も手元にあるのだが、なるべく最新情報を押さえておこうという事で、今年は旅の直前になってLが『地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング'13〜’14』の内容を書店で確認した。アップデートされている情報はそれほど多く無かったらしいのだが、発刊日が2013年7月26日(KIN164)というピンポイントな日付だった為に、相談された私は内容に関係なく、即「それは買い」と口にした。

何しろ、私は「銀河の同期」と呼ばれる2013年7月26日を目標点として提唱された『13の月の暦』の入門書を、16年も前に書いた人間であり、Lはその暦の源となった『ドリームスペル』日本語版(および銀河の贈り物基金)の責任者をボランティアで14年も引き受けて来た人間なのだ。その二人が唯一毎年訪れる国のガイドブックが、わざわざ「銀河の同期」その日に1日のズレも無く発刊されているのだから、驚かずにはいられない。『13の月の暦』ユーザーにとっては、最も特別な日付であっても、G暦的には全くもって中途半端な日付なのだから。

これぞ「銀河からの贈り物」と感じた私は、1回限りの「銀河の同期」に合わせて出されたヒマラヤのガイドブックを、永久保存版として手元に置いておきたいと思ったのだ。だが、このガイドブックが、結局のところ、今回のシンクロを生み出す重要なきっかけとなった。日程をコンパクトにするには、羽田ーバンコクーカトマンズのフライトがベストで、羽田を深夜に飛び立つパターン。空港で晩ご飯を待つ間、ガイドをめくっていたLが、P83に「クンデ・チベタン・ハーバル・クリニック」の記事を見つけたのだ。

このクリニックは、TCPの活動のひとつで、まさにLが行ってみたいと言っていた場所。それまでのガイドには出ていなかった新しい記事がそんなタイミングで見つかるのだから、「行くべし」のサインに違いない。早速、その場でスマホから予約のメールを入れると、早くも飛行機に乗り込む前に「実質そこしか行けない」という希望の日時で受付可との返信があった。詳細は現地に着いてからということで、ひとまず予約完了。

カトマンズに到着した日の夜、道友・木村悟郎さんが経営に関わっているマヤ・ベーカリー・レストラン(この名前の背景については『霊性のアート』に詳細あり)で1年ぶりに悟郎さんに再会。その場で、悟郎さんに頼んで彼の携帯から場所と時間について電話で確認してもらった(窓口は日本人の方で日本語が通じる)。薬は一切摂らない悟郎さんも、脈診は受けてみたいということで一緒に訪問することに。

もともと「気」や「経絡」への関心から代替医療の世界に入った私にとって、チベット医学は学生の頃から興味を持っていたし、実際、手元にもダライ・ラマ法王の元侍医であったイェシェ・ドゥンデンの『チベット医』や『僕は日本でたったひとりのチベット医になった』という本があったりする。前者は、大学の先輩に当る三浦順子さんによる訳書だし、後者は、ダラムサラのチベット医学暦法学研究所(メンツィカン)を卒業した唯一の日本人、小川康さんによる一冊だ。

小川さんとは面白いご縁があって、ご本人には、10以上前にチベットハウスの主催で行われたドクター・ダワによるチベット医学の講義で通訳をして下さった時にお会いしたきりなのだが、その前にも実はLの創案した携帯ストラップの事で助けてもらった事があったり、今は、剣武天真流本部正師範の丸山貴彦氏と、大学院で同じゼミに所属していたりするのだから、世界は狭い。そんな訳で、私自身もずっと前から、機会があれば是非、現場で活躍しているアムチ(チベット医)の脈診を直に体験してみたいと思っていたのだ。

NPOとしての仕事が一通り済んだ11/13(KIN119)の午後、悟郎さんの車でスワヤンブナート近くの待ち合わせ場所に向かう。目印にと立って待って下さっていたお坊さんを見つけ、一緒にいた筋肉質でガッチリした男性と共に車に乗り込んでクリニックまで移動。軽自動車の後部座席に男三人というのだけでも結構キツいのに、お坊さんももう1人の男性も幅があって、二人に挟まれた私はムチムチのサンドイッチ状態。移動が数分だったのが救いだったが、聞けば、そのお坊さんがTCPの代表者で、何と筋肉質の男性がアムチであった!

電話やメールで連絡して下さっていたかとうちあきさんは、チベット本土で長年支援活動をされて来た方だが、この日は通訳をして下さっただけでなく、アムチの指示で薬の袋詰めなどもやって下さっていた。チベット人は英語が堪能な方が多いが、やはり日本語でやりとり出来るのは安心感があるし、何より細かいニュアンスまで確認が出来るのが嬉しい。しかも、このアムチは、代々アムチの家系の出身で、修行者や貧しい人からはお金を取らない昔ながらのやり方を貫いている方だという。
悟郎脈 ★アムチに脈と取られている悟郎さん

最初に悟郎さん、次にL、最後に私の順で脈診を受けたが、その手順は、最初に左手、次に右手、ラストに両手という順番で行われる。脈診しながら問診もして要因を絞り込んで行くスタイルで、もし問診を「症状を当てるもの」と捉えれば7割くらい、「絞り込むために判断するもの」と捉えれば、殆どのことは正確に読み取られていたと思う。特に最初に指摘されることが鋭くて、悟郎さんは身体のある部分のこと、Lは首肩のコリ(これを一番訴えたかった)、そして私は、体調を崩すと鼻の周囲が冷えたり詰まったりする事を指摘された。
李紗脈 ★かとうちあきさんが通訳をして下さる

しかし、最も興味深かったのは、Lが最後の方で目の疲れについて聞いた時のことだった。それに対して、アムチは「若い頃にお酒を沢山飲んだ影響で、今の肝臓は健康で何も問題はない」と回答されたことだった。確かに東洋医学的には、肝臓への負荷は目に来るとされるが、Lの(若い時分の)背景を知る私と悟郎さんは、その指摘に「エーッ!」と驚くしかなかった。
薬棚 ★ズラリと薬が並んだ棚

悟郎さんは最初から脈診だけのつもりだったので薬は無しで、私とLの分だけ大体1ヵ月分を処方してもらった。このクリニックの薬草は、チベット本土から送られてくるものも多く、質が良いので他のアムチ達も買いに来るほどだとか。面白かったのは、アムチが悟郎さんのことを知っていると言っていたこと。ボダナートに用事があって出かけると、良く見かけるらしい。今回私達が宿泊したゲストハウスのマネージャーも「あなたをホテル○○で何度も見かけています」と言っていたし、背が高くて目立つ顔をしているのもあるのだろうが、密かに有名人なのかもしれない(笑)。
千晶さんと ★ラマ、かとうさんを囲んで

この日はチベット暦(=カーラチャクラ暦)で仏陀降誕日ということで、ボダナートの仏塔は電飾で飾られていて、周囲を大勢の人々がコルラしていた。そういう日だったからか、今回はお会いする約束をしていなかったチョサン・ラマさんともバッタリ仏塔の近くで会えてしまった。元ンガリ・アソシエーション代表のチョサンさんについては、『マヤのリズム』で詳しく触れているが、スワヤンブナートの近くにあるボン教寺院、ティツェン・ノルブッツェ僧院に最初に連れて行って下さった方でもある。2、3年前にお会い時には、体調崩されていてちょっと辛そうであったが、すっかり元気になられていて嬉しい再会だった。

実は、そのティツェン・ノルブッツェ僧院に学び、現在、日本でボン教ゾクチェンについて伝え広めている箱寺(森)孝彦さんから、半年前くらいに「ボン教医学の謎」という連載記事を送って頂いていた。この日、私達の脈診をして下さったアムチの師(の1人)は、片腕の先生だったとお聞きしたのだが、私はその瞬間、記事の中に登場していた「片腕のアムチ」のことを思い出していた。

帰国後、2日程経ったG11/17(KIN123)から処方された薬を飲み始めたのだが、調べてみると、何とその日は今年のチベット暦元旦(KIN123)からぴったり260日目であった。しかも、マヤのパカル王の墓の蓋が開いてから87銀河スピンというタイミング。興味深いことに、何故かこの日、出雲大社の遷宮(KIN87)についての古いツイート(※)を、お気に入りに登録された方がいて、リアルタイムでは奈良の大神神社に天皇皇后両陛下が参拝されたことを、熱田神宮前で44日前に暦のクラスを主催して下さった方のFBで知ることが出来た。

ややこしい話だが、とにかく記念すべき日からチベット薬を飲み始めたということだ。そこから6日後のKIN129(G11/23)に剣武の稽古があって、その帰り、先に登場した丸山氏、増田氏(横浜増田窯代表)と、珍しく3人でラーメンを食べて帰ったのだが、実は、この日は丸山氏(KIN129)の38回目の銀河の誕生日でもあった。アムチの小川さんとの繋がりから考えても面白い話なのだが、その日、帰宅してから発見したことは、私達にとってさらに衝撃度の高いことだった。

カトマンズに行く前くらいから我が家では(毎年細かい所が変化する)チベット暦がすぐに出せるアプリが流行り始めていて、その晩も、誕生日やらカーラチャクラ灌頂を受けた日やらとあれこれ日付を入れて遊んでいた。パドマサンバヴァ生誕伝説のあるツォペマを訪れた日はどうだったのだろう?と、日付確認のために『シンクロニック・ジャーニー』をめくっていると、P150に夜中の3:30に目が覚めたと書いてあるのを見つけた。調波33に入ったKIN129の晩だっただけに、これだけでも驚いていたのだが、そもそも新婚旅行を兼ねたこの旅で、私達はツォペマを訪れただけでなく、ダラムサラでパドマサンバヴァの虹のタンカまで描いてもらって持ち帰っているのである。

そして、結婚記念日である2004年4月29日(KIN171)をアプリで調べてみたら、何と、その日もまさにパドマサンバヴァ(グル・リンポチェ)デーだった事が判明!もともと、ツォペマを訪れたのは、当時のチベットハウス代表から「今年はグル・リンポチェの年だからツォペマを訪れてみるといい」と教えてもらったのがきっかけだったが、結婚した年だけでなく、その日までも「パドマサンバヴァ・デー」だったのだから、驚き倍増である。

興奮の余韻がさめやらぬ翌KIN130(G11/24)、再度『シンクロニック・ジャーニー』をめくっていて気付いたのは、この本が2007年7月26日刊で、そのぴったり6年後の2013年7月26日に、今回手に入れた『地球の歩き方 ネパールとヒマラヤトレッキング'13〜’14』が発刊されたという事実。だが、驚くべきは、ジャーニーのP144に『パドマサンバヴァの生涯』という本のタイトルを見つけ(自分で書いたくせに忘れていた)、その本の翻訳者の一人が加藤千晶さんというお名前であることに気付いたことだった。

もしかしてカトマンズでお世話になった「かとうちあき」さんと同一人物では?という思いがよぎり、御礼かたがたメールで確認すると、やはりご本人であるとのこと。また、片腕のアムチについても確認してみると、「ボン教医学の謎」に登場したゲゲ先生と「アムチの師である‘ゲゲン’は同一人物ですね」と返信を頂けた。もともとチベットに関わっている人の絶対数が少ないので、確率的にリンクして来る可能性は高いにしても、「然るべき時」に発見があると、やはり嬉しいものだ。

ちなみに、アムチには、腰の上部の痛み、左右のアンバランス(特に右が流れが良くない)なども指摘され、全くその通りだったのだが、いずれも1週間くらいで改善が見られ始め、1か月飲み終えた現時点では、どちらにも改善がはっきりと見られたと言える。Lも同様である。私の場合、一番分かり易い変化は、この半年くらい右足(右手)の奥に感じられていた冷えが、完全に解消したという点であろう。そもそも、それに対する意識的な運動やレメディ作りをしてこなかった事に問題があるのだが、ある意味放置していたその部分があったお陰で、今回、チベット薬の効果を実感出来たとも言える。

伝統の手法を現場で使い続けている方による「生きた技術」に触れ、「生きた薬草の力」を体感できたことは、私にとって大きな喜びだった。カトマンズを訪れる機会のある方は、是非、その伝統の智恵を、ご自身の心身で直に体験してもらいたいと思う。実は、他にも沢山の出会いやシンクロがあったのだが、既にかなりの長文になってしまったので、今回はひとまずここまでとしたい。また機会を改めて、整理して行きたいと思う。


(※)お気に入り登録されたツイートの原文
12月28日: 世界ふしぎ発見、伊勢と出雲の遷宮のことをやっている。出雲の遷宮はG5/10=KIN87(9・手)、伊勢内宮の遷宮はG10/2=(11・人)、外宮はG10/5(=1・鷲)。出雲と伊勢内宮の遷宮の日付が、『ドリームスペル』だと地球軌道に対応する紋章なのが、非常に興味深い。D

★新年の集い・光の朝のドリームバンク開催 1/17

2014年12月08日 20:00

倍音の月24日 (G12/8) KIN144 黄色い磁気の種 (by DL)

ドリームバンク開催のお知らせ!
2015年1月17日(土)

dreambank2015.jpg 

2015年ひつじ年のスタートに、夢を開花させるワークショップ、
「ドリームバンク」を開催します。
早起きは三文の徳と申します通り、新春に相応しく、今回は光の朝の集いです!


「ドリームバンク」のワークショップでは、夢の実現場(ドリームバンク)にアクセスし活用してゆくための技(ワザ)を皆さんと共有し、お一人お一人が銀河種として咲き誇るためのエネルギーをセットしてゆきます。初めての方も大歓迎。16名限定先着順の受付です。

ナビゲーターは小原大典&小原蘭禅。
当日まで、何が飛び出すかわからない旬のシンクロサプライズもお楽しみに!
もちろん一口福スイーツもご用意させて頂きます。

新年の光を皆で祝いましょう!
ひつじ年の最初の種の日は、ドリームバンクですよ!
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【新年の集い・光の朝のドリームバンク】

日時:G1月17日(土)9:15~11:45 
場所:東京/上野毛 東急大井町線/上野毛駅より徒歩5分
 お申込の方に詳しい地図をご案内いたします。
参加費:3,300円
定員:16名(先着順)

お申込手順:
下記3項目をご記入の上、メール(←クリック)にてお申込下さい。
その際、メールのタイトルを【ドリームバンク】とご明記ください。
追ってこちらから詳細案内のメールをご返送いたします。

【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】

*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*敏速な返信を心がけておりますが、通信事情等により、ごくまれにメールが届かないケースがございます。
お申込をお送り頂いた後、2日間経ってもこちらから返信が届かない場合は、
大変お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。
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<お願いとご注意>
@yahoo、@ezweb、のアドレスからクリカにメールをお送り頂く場合、残念ながらこちらに届かないケースが多々あるようです。恐れ入りますが、できるだけ他のアドレスからお送り頂けると幸いです。
また、メ-ルの設定は、必ずこちらからの返信メ-ルが届く設定にしておいて頂けますようお願いします。(特に携帯メールと@yahoo.co.jpをお使いの方。)

皆さまのお申込をお待ちしています!
一緒に新年をお祝いしましょう!

【銀河のマヤの共振技術・大阪】

2014年12月02日 22:06

銀河のマヤの共振技術・大阪】

■倍音の月18日(G12/2)KIN138 白い銀河の鏡(by D)

平成27(3×3×3)年最初の出張クラスを、「13の月の暦」で13ヵ月の中心に当たる7番目の「共振の月」に、大阪で開催いたします。

銀河ー太陽ー地球ー人を繋ぐ次元間通路が大きく開かれるこの期間は(※1)、高次の自分自身にチャネルするのにもピッタリなタイミングと言えます。そこで今回は、クリカで提供している時空共振技術の殆ど全てを、2日間で一挙に学べるようセットしました。

会場も、長年の「銀河シンクロ教室」開催で「場」が出来ているチャクラさんなので、参加者は、初心者ベテランに関わらず、その場に身を置くだけで、当たり前のようにシンクロ体験をし始めることになるでしょう。

アグエイアス夫妻を通じて形になった『ドリームスペル』は、「13の月の暦」情報の源であるというだけでなく、「銀河のマヤ」の時間の智恵が、そのデザイン全体に反映されている時空共振装置です。ただ、この装置の真のポテンシャルを引き出すには、正しいやり方で起動させる必要があります(正しく起動できたかどうかは、その人のシンクロ率と自由度で推し量る事ができます)。

この「銀河からの贈り物」をもたらしてくれたアグエイアス夫妻や、日本での普及の基礎を作って下さった高橋夫妻と直接触れ合い、協力し、実際にドリームスペルを使い続けて来た立場から、そのコツを可能な限りシェアします(注:私が何でも知っている訳ではありませんし、そういう人は存在しません)。

心が活き活きと豊かになり、あたり前の日常をマジカルなシンクロ世界へと変容させるのに必要なコツは、とてもシンプルです。無駄に時間をかける必要も沢山の講座を受けて(間違った)知識を詰め込む必要もありません。

ピンと来た方はもちろん、何か気になるという方も、それが「今がその時」というサインです。全ての条件が揃うのは常に一回限りで、次はありません。セットされた時空と共振できる方だけが集うことになるでしょう。尚、クラスによって定員が異なり、それぞれ満席になり次第締切りますので、どうかご了承下さい。

(※1)テレクトノンで「失われた7つの世代」と対応するだけでなく、共振の月22日は調波周波数数字22から見ても共振力が高まります。
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銀河のマヤの共振技術・大阪】

会 場:チャクラ(京阪&地下鉄北浜or地下鉄南森町から徒歩8分)

★1/31(土)13:20〜

【L】シンクロプレゼン・ラボ 13:20〜15:20(定員8名)
(参加費:予約 4,000円/直前 5,000円)+1ドリンク注文
シンクロ加速に関する実践的研究から生まれたクリカの最先端クラス。
東京以外では初開催となります。ダライ・ラマ法王による27回目の
カーラ・チャクラ灌頂から始まった様々な縁に端を発する「驚き」と、
本当に求めているものと出会うためのコツをシェアします。
→ http://www.kulika.com/index.php?page=Synchro-Labo

【E】『霊性のアート』円卓読書会 15:40〜17:40(定員8名)
(参加費:予約 3,000円/直前 4,000円)+1ドリンク注文
参加者からのリクエストに応じて『霊性のアート』で扱っている全ての
霊性技術(水の結晶実験、言霊、波動技術、気、夢見、テレパシー、
シャーマニズム等)について広く触れて行きますが、10月に他界された
恩師・江本勝所長を追悼して、主に結晶実験や波動測定についてのエピ
ソードを中心にお話させて頂こうと思っています。
→ http://www.kulika.com/index.php?page=ReiseiArt

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★2/1(日)10:00〜

【G1】「時間船に乗船する」 10:00〜12:30 (定員16名)
(参加費:当日カンパ制/ドリームスペルは無償配布されます(※))
銀河のマヤの贈り物『ドリームスペル』のエッセンスを知る。
運命のお告げ:遊び方のステップ1〜10の実践。銀河の羅針盤、
調波インデックス、キンの書、お告げ盤、旅程盤の活用法。

【G3】シンクロノマイスターへの道 13:30〜16:00(定員16名)
(参加費:予約 4,000円/直前 5,000円※)+1ドリンク注文
ウェイブスペル、城、創世記。惑星ホロンと人ホロン。キンの書。
置き換えの時間魔術。お告げを読み、シンクロニシティを増大させる。
日常をシンクロ化するコツ。

【M】天真体道瞑想クラス 16:30〜18:00 (定員 6名)
(参加費:予約 4,000円/直前 5,000円※)+1ドリンク注文
日本の精神文化のエッセンスが凝縮された型や動きを行うことで、
短時間で心身がほぐれ、深い瞑想状態へと導かれます。柔らかな心身
で経験する世界は、暦を通じて体験する世界と質的に同じです。私が
暦を速やかに理解できた理由のひとつは、そういう体験が先にあった
からだと思います。アグエイアス夫妻がチベット仏教の瞑想をかなり
やり込んでいたという事実も見逃せません。

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※1/28(水)までに「申込手続きの全て」を完了された方は予約扱い(1/29日以降は直前料金)となります。ただし、定員になり次第受付を締切らせて頂きます。

※1/31の円卓読書会は『霊性のアート』をテキストとして使います。当日、会場でも入手可能ですが、予め目を通されていると、文章化されていないより深い側面について、質疑を通じて知る事ができるでしょう。

※『ドリームスペル』は「銀河の贈り物」であり、商品ではありません。

※「銀河シンクロ教室」【G1】【G3】は『ドリームスペル』が必要です。『ドリームスペル』をお持ちで無い方は、予め公式配布窓口で手に入れておくか、お申し込み時に下記必要情報を添付し【G1】からご参加下さい。

※10〜19才の方は【G3】クラスもカンパ制(自分で参加費を決める)で参加できます。

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★お申込み方法
お手数ですが、下記の項目をコピー&ペーストなさり、必要事項(※)をご記入の上、必ず事前にメール(←クリック)にてご本人がお申し込み下さい。その際、お申込みメールのタイトルを【銀河のマヤ】として下さい。追って受付メールを返信いたします。

【参加希望クラス】 【 】で囲まれた部分だけで結構です
【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】
【書籍、暦類のご予約】下記より必要なものがあれば、ご予約下さい

※【G1】で『ドリームスペル』の当日配布を希望される方は、下記の全項目(〜〜〜で上下囲まれた部分)も必ずコピー&ペーストしてご返信下さい(この部分が無い場合は既に手元にあると見なし、当日の配布は致しません)。既に受取り済の方は結構です。尚、二重受取は出来ませんのでご注意下さい。
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<私は以下の全てに同意します>
・このツールを売買しない事を約束します。
・このツールを占いや鑑定の道具に流用しない事を約束します。
・このツールをマヤ暦という名で呼ばない事を約束します。
・個人的な解釈を公式見解として伝えない事を約束します。
・このツールの入手を希望する人には、公式配布窓口を知らせる事を約束します。
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*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*敏速な返信を心がけておりますが、通信事情等により、ごくまれにメールが届かないケースがございます。 お申込をお送り頂いた後、2日間経ってもこちらから返信が届かない場合は、 大変お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。
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お願いとご注意
@yahoo.co.jpのアドレスからクリカにメールをお送り頂く場合、残念ながらこちらに届かないケースがあるようです。恐れ入りますが、できるだけ他のアドレスからお送り頂けると幸いです。携帯メールの方は、こちらからの返信メ-ルが届く設定にしておいて頂けますようお願いします。また、ezwebの方は、設定に関わらずこちらからのメールが届かないことがありますので、返信が無い場合は、お手数ですが、別なアドレスからお問い合わせ下さい。

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