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「時の楽譜」展ご来場御礼…そして金星最大光度へ

2015年06月30日 20:13

宇宙の月4日(G6/30)KIN88 黄色い惑星の星(by DL)

チベット暦サカダワ満月(G6/2)から二子玉川ラサで始まった【13の月の暦「時の楽譜」展】、およそ1か月の展示期間を経て、本日無事終了いたしました。ご来場下さった皆様、関心をお寄せ下さった皆様、そして、トークイベントでご協力下さった並木芳美さんと宮本神酒男さんに、まず心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。

もちろん、日々美味しいお茶でもてなして下さったラサの石川さんと、TIMESCORE(卓上型13の月の暦)を奇跡的なスピードで完成させ、素晴しい作品たちで会場を彩って下さった共同主催者のMiyokomiyokoさん無しには、この展示は成り立ちませんでした。お二人に、深甚なる敬意と感謝の気持ちを捧げます。

また、この世界に『13の月の暦』をもたらしてくれたホゼ&ロイディーン・アグエイアス夫妻の存在と、ホゼ自身の手による作品が、全ての展示の根底にある事は言うまでもありません。いつも銀河から応援してくれている彼らにも、感謝の気持ちを送りたいと思います。
SS.png ★左の写真をクリックするとアルバムに飛びます

今回の展示作品は、原則、会場でのみ入手可能な部数限定品として制作されましたが、僅かながら各作品とも在庫があります。諸事情で会場には行けなかったという方も、Miyokomiyokoさんの作品を扱っているWEBショップ「みよコロニー」で入手が可能になります。

また、TIMESCOREとポスター、カード類の一部については、クリカのセッションやワークショップ会場でも入手可能となります。ただし、いずれも在庫が無くなり次第、販売終了となりますので、その点はどうかご了承下さい。

最後に、今回の展示メンバー(主催者出品者)のキン番号と金星の面白いシンクロについて、シェアしてみます。Miyoko(101)、D(241)、L(231)、Jose(11)の4名は、ちょうど「赤い竜」と「青い猿」という反対キンの組み合わせが2重になっているメンバーなのですが、そのキン番号合計は584で、何と金星会合周期の584日に完全にシンクロしていました。

しかも、会期の最終日である今日は、『ドリームスペル』の「銀河太陽0−19コード」で金星軌道に対応する「黄色い星」。そして「銀河の音」は、「現れを仕上げる」音10(惑星の)でした。

その上、天空の金星も今、どんどん輝きを増していて、夕暮れ時に西の空で煌々と光を放っています。世界時だと7/9(13月13日・KIN97)、日本時間だと7/10(13月14日・KIN98)に、その輝きは最大(-4.5等級)に達します。

私達が二子玉川に引っ越して来たのは、11年前の2004年6月8日(KIN211)。金星の太陽面通過(ヴィーナス・トランジット)が起きているまさにその最中でした。今回、金星が様々な形でリンクして来ていたのは、もしかしたら11年前のその事にきっかけがあるのかもしれません(ホゼがKIN11で、その息子ジョッシュがKIN211だっただけに)。

今回ラサで行われた「時の楽譜」展も、きっと計り知れない働きを、関わった全ての方にもたらすことでしょう。時空のサーフィンを楽しむコツは、然るべき時に然るべき場所にいる事(その時と場所を見抜ける事)ただそれだけであると、今回もまた教わったような気がします。
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白い魔法使いの学校ー114白熱教室

2015年06月23日 15:04

水晶の月25日(G6/23)KIN81 赤い電気の竜(by D)

 魔法使い 
by Miyokomiyoko

一年の計は元旦にあり。「13の月の暦(ドリームスペル)」新年の始まりを記念して、「白い惑星の魔法使いの年」にちなんだ元旦特別クラスを、7/26(日)に開催いたします。

13の月の暦について耳にした事はあるけど、どんなモノかは知らない
・始めて耳にしたけれど、なんだか面白そうだと思える
・その昔、使ってみた事はあるけれど、結局よく分からなかった
・手帳は持っているけれど、意味が分からず殆ど活用出来ていない

以上のいずれかに当てはまる方は、是非、この情報にこのタイミングに出会ったというシンクロ(縁)を活かして、新しい世界に飛び込んでみて下さい。もともとシンクロニシティを加速するという暦ですから、きっと思いがけない楽しみや出会いがある事と思います。

また、私達が普段使っている暦(グレゴリオ暦)の日曜日が「13の月の暦」の元旦に重なる現象は珍しく、新しい世界に参入するのに、これほど恵まれた年は滅多にありません。

さらに、今年の7/26に巡って来るKIN114(10・魔法使い)という日付は、シンクロニシティという概念を提唱したユングが他界した日であり、名曲イマジンを生み出した J・レノンが誕生した日でもあります。きっと、この日の過ごし方が、皆さんの新しい1年を形づくって行く事にもなるでしょう。

13の月の暦」とか「マヤ暦」とかには何となく心惹かれるけれど、ここに書かれている言葉の意味はちっとも分からないという全くの初心者の方、特に歓迎いたします。

各クラスの内容、お申込み方法などについては、下記をご参照下さい。1クラスのみの参加ももちろん可能ですが、この1年で飛躍的な変容を体験してみたい方には、1日通しての参加をお薦めします。

最後に、『ドリームスペル(日本語版)』の「キンの書」(自由意志に基づく銀河の叙事詩)から、当日に関する詩を引用してみます。

キン114白い惑星の魔法使い
私は魅惑するために仕上げる
受容性を生み出しながら
現われの惑星の音で
永遠の出力を封印する
私は霊の力に導かれる
私は銀河の活性化の正門 私に入りなさい

それでは、KIN114の門をくぐった先の銀河次元でお会いしましょう!

☆ページトップの魔法使いポスター&カードは、「時の楽譜展」at二子玉川ラサにて6/30まで入手可能です
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【白い魔法使いの学校ー114白熱教室】

日 時:7/26(日)KIN114 (時間は下記クラスをご参照下さい)
会 場:お申込み時にお知らせします(東急大井町線上野毛駅から徒歩5分)
定 員:各16名

【W1】魔法使い入門ー暦の影響力を知る 9:30〜11:30
(参加費:予約 3,000円/直前 3,300円※)
暦が意識(心)に及ぼす影響力と働きを知ると、「13の月の暦」を使う意味や、真の使い方が見えて来ます。また、そこさえ分かってしまえば、後は1人でどんどん体験や楽しみも深めて行けます。一日で飛躍的に使えるようになるかどうかの鍵は、このクラスが握っています。特に初心者には必須の内容です。

【W2】時空が示すお告げの読み解き方 12:20〜14:20 
(参加費:予約 3,000円/直前 3,300円※)
ただ暦を部屋に飾ったり、手帳を持ち歩いたりするだけでは、大した変化は訪れません。暦のどこに注目し、どのように使うと日々の気付きが増し、シンクロ体験が日常化するようになるのか、そのポイントを具体的にお伝えします。少しの冒険心と日々のちょっとした実践で、世界は大きく変容します。

【W3】時間魔術の原典に触れる 14:40〜16:40 
(参加費:当日カンパ制/ドリームスペルは無償配布されます(※))
銀河のマヤからの贈り物『ドリームスペル』。「13の月の暦」情報のソースであるこの箱形キットを手にし、実際に動かしてみる事が、高次の時間魔術への扉を開きます。どうしたら、この未知なる銀河的ツールで遊べるようになるのか、その扱い方のコツと「銀河の羅針盤」の使い方を中心に解説します。

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※7/24(金)までに申込手続きの全てを完了された方は予約扱い(7/25日以降は直前料金)となります。ただし、定員になり次第受付を締切らせて頂きます。

※【W3】は『ドリームスペル』が必要です。『ドリームスペル』をお持ちで無い方は、予め公式配布窓口で手に入れておくか、お申し込み時に下記必要情報を添付して下さい。

※暦や手帳をお持ちの方はご持参下さい。当日の購入も可能です。

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★お申込み方法
お手数ですが、下記の項目をコピー&ペーストなさり、必要事項(※)をご記入の上、必ず事前にメール(←クリック)にてご本人がお申し込み下さい。その際、お申込みメールのタイトルを【114白熱教室】として下さい。追って受付メールを返信いたします。

【参加希望クラス】 【 】で囲まれた部分だけで結構です
【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】

※【W3】で『ドリームスペル』の当日配布を希望される方は、下記の全項目(〜〜〜で上下囲まれた部分)も必ずコピー&ペーストしてご返信下さい(この部分が無い場合は既に手元にあると見なし、当日の配布は致しません)。尚、二重受取は出来ませんのでご注意下さい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<私は以下の全てに同意します>
・このツールを売買しない事を約束します。
・このツールを占いや鑑定の道具に流用しない事を約束します。
・このツールをマヤ暦という名で呼ばない事を約束します。
・個人的な解釈を公式見解として伝えない事を約束します。
・このツールの入手を希望する人には、公式配布窓口を知らせる事を約束します。
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*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*敏速な返信を心がけておりますが、通信事情等により、ごくまれにメールが届かないケースがございます。 お申込をお送り頂いた後、2日間経ってもこちらから返信が届かない場合は、 大変お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。
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お願いとご注意
@yahoo.co.jpのアドレスからクリカにメールをお送り頂く場合、残念ながらこちらに届かないケースがあるようです。恐れ入りますが、できるだけ他のアドレスからお送り頂けると幸いです。携帯メールの方は、こちらからの返信メ-ルが届く設定にしておいて頂けますようお願いします。また、ezwebの方は、設定に関わらずこちらからのメールが届かないことがありますので、返信が無い場合は、お手数ですが、別なアドレスからお問い合わせ下さい。

「白い魔法使い」からのサイン

2015年06月16日 01:11

水晶の月17日(G6/15)KIN73 赤い銀河の空歩く者(by D)

今日は、パカル王の墓室の封印を解かれてからぴったり63年。その日が『13の月の暦(ドリームスペル)』のツォルキンでKIN73になるのは美しい。何故なら、マヤ長期暦の始まりである-3113(=BC3114)年から、52年単位の還暦周期が73回巡ったタイミングが、ちょうどパカル王が没した683年になるからだ。そして、パカルからのメッセージを受けて生み出されたのが『13の月の暦』だからだ。

そんなスペシャルな日、私達は、【13の月の暦「時の楽譜」展】を一緒に開催しているみよこみよこさんと、「ビストロみや乃」でランチをしながら楽しいひと時を過ごしていた。旬な食べ物を見分ける技についてLが語ったりする中(近日発行予定のメルマガで公開される模様)、それと関係して私の入院生活の話題になった。

そこで私は、3日前に知ったばかりの面白いシンクロについてシェアした。6/12(KIN70)、天真書法塾新宿プロムナード展(19日まで)を観に行った後、しばらくぶりにiPhoneでスメタナの『モルダウ(わが祖国)』を聴きながら、私はある事を調べていた。

そのきっかけは、6/6(KIN64)のトークイベントを終えた夜、大阪の住吉から届いた『自然現象と心の構造ー非因果的連関の原理』という本にあった。共時性職人(シンクロノマイスター)を名乗りながら、ユングとパウリがシンクロニシティについて書いたこの本を読んでいないのはマズイな、という事で、翻訳に多少問題があるらしいことは了解の上で古本を注文したら、新品同様の綺麗な本がやって来た。

興味深い事に、初版発行日の1976年1月14日(KIN246)は、Lの365日の誕生日&チェコで一緒に剣武の演武をした吉田倫子さん(現・本部正師範)の誕生KINで、届いた18刷の日付2007年9月1日(KIN91)は、間もなく(7/3から)始まるみよこみよこさんの次の「運命の道筋」だった。という事は、来る「白い惑星の魔法使いの年」の殆どを、みよこさんはKIN91で過ごす事になる訳だ。

3年前の6/6(KIN9=今年1年)、ヴィーナス・トランジットにシンクロしてチェコに旅立った事は、既に「三種の神器」と137に書いた通りだが、3年後の同じ日に届いた本の中に、これだけのシンクロ情報が詰まっているとは、流石にシンクロニシティについて書かれた源流の本だけの事はある。

パウリは、同書でケプラーについて盛んに触れているのだが、その昔、ケプラーの法則を学んだ時に「こんな法則、一体どうやって気付けたのだろうか!?」と強い衝撃を受けた人物でもあったので、私は、パウリの文章よりも先にケプラーの事が気になってしまって(パウリとユングについては既にある程度調べてあったからでもあるが)、その場で調べてみることにした。

すると、ケプラーは、グラーツやプラハにも住んでいた事が判明。私がEU圏で訪れた事のある数少ない都市が含まれていただけに、ますます気になったが、プラハ滞在はティコ・ブラーエ(※)に招かれた事がきっかけだと分かって、私の注目はプラハとブラーエの方に移って行った。

何故なら、プラハ郊外のベナトキ城で演武をした時、ティコ・ブラーエがその城に3年ほど滞在していた事が分かったからだ。詳しくは「プラハ伝説の地で演武」に譲るが、ウィキに記されていた彼の人生の結末は、私をかなり驚かせた(その時の様子を手記に残しているのはケプラーである)。

「ティコはプラハでの晩餐会出席後に膀胱或いは腎臓の病に罹り、11日後この世を去った」(wikiより部分引用一部略)

私が泌尿器系に何となく違和感を感じるようになったのは、実はチェコ以降であり(現地のビールがものすごく美味しく、それまであまり飲まなかったのが、以降、頻繁に飲むようになった事と関係があると思われる)、その流れの顛末として、今年のGW終盤、私は尿管結石と腎盂腎炎で何と11日間も入院するという、人生初の体験をしたのだった。

KIN11は、ホゼ・アグエイアスの誕生キンであると共に、プラハが生んだ世界的作家カフカの誕生キンでもある。これら一連の出来事に気付いたのが6/12(KIN70)で、そこからぴったり3年前の同日に、私はチェコから帰国したのであった(その日の夜に資料を調べて判明)。

また、過去のブログを調べた事で、スメタナの誕生キンがKIN193であった事も分かり、「時の楽譜展」最初の来場者Oさん、6/6の第1回トークイベントに遠路参加して下さったNさんはじめ、やたらにKIN193が集中していた背景が、長期暦変換(9.13.0.0.0=KIN193)で見えていた事(サカダワ満月のパカル王)とは別の流れで理解できたようにも思えた。

・・・と、こんな話を、みよこみよこさん&Lと、今日の日中にしていた訳だが、プラハの事を話している最中に、私は『鑑定士と顔の無い依頼人』という映画の事を思い出していた。その映画のラストにプラハの時計塔が出て来るという記憶と、ティコ・ブラーエがそのすぐ近く(ティーン教会墓地)に埋葬されていると知った事が繋がったからだと思うが、同時に、もう1つ重要な事を思い出していた。

確かその映画のことを教えてくれたのは、今、目の前にいるみよこさんだったのではなかったか?と。果して、3人で確認し合うと、「確かに!」という事になった。それが記憶違いでないことは「トルナトーレ&モリコーネ」という、このブログの過去記事でも確認出来る。ちなみに、その映画でキーナンバーとして登場する231は、Lの誕生キンであり、チェコ訪問時の私の「運命の道筋」でもあった。

しかし、その映画の事は、実はごく最近、全く別な文脈でも思い出していたのだ。二子玉川の新名所「蔦屋家電」1F入口にある歯車のオブジェが、そのトリガーだった。おそらく、あの映画を観た人なら「これはあのラストシーンに刺激を受けて作ったのでは?」と自然に想像してしまうことだろう。

料理もデザートもシンクロも十分味わった・・・と思ったここから、最終段シンクロブースターが点火してしまう。みよこさんとLの後ろのボードに、トリノ、リヨンという都市名を見つけてしまったのだ。この2つの都市に、話題に出まくっていたプラハを加えたのが「白魔術3都市」だと、昨年トリノを訪れた時(これも剣武の演武と書の展示で)、ガイドの方に教えてもらったのだ。
みよこみよこ&L ☆トリノ、リヨンを背に、反対のパートナー(KIN101&231)の二人

詳細は過去記事「魔術都市トリノの聖なる引力」に譲るが、どんな形であれ、その場で3つの都市が綺麗に揃ったのは、非常に明瞭なサインだと、私には感じられた。何しろ、今行われている展示の殆どは「白い惑星の魔法使いの年」のカレンダーと、ポスターを中心にしたものなのだ。その展示メンバーが集った場で、「白魔術3都市」が揃ってしまうなんて、全くもって出来過ぎた話である(ちなみに、ホゼも含めた展示関係者4名全員の誕生KINを合計すると金星会合周期584になる!)。
みよこみよこ&D ☆「白い魔法使い」のイラストと服がシンクロしている「赤い竜」仲間

何しろ、「ビストロみや乃」の中に、トリノとリヨンが書かれたボードがあるのは、その席だけであり、その席に案内してくれたのはホール担当の方であって、私達が自由に選んだ訳では無いのだ。それに、よく考えてみれば、フランス周辺までの地図を描くとして、イタリアの都市がミラノとトリノだけというのも珍しい。

それにしても、こんな風に発見の楽しみをもたらしてくれているのは誰なのだろうか?私達のハイアーセルフだとか、集合的無意識だとか、真実の自己だとか、天真だとか、言い回しは色々あるだろうが、ここでは「白い魔法使い」という働き(あるいは時間)が、遊びながらサインを示してくれた、と考えるのが、物語を体験している立場からすると最も馴染む気がする。

きっと「時の楽譜展」で《TIMESCORE》やイラストを手にする方にも、同じ「白い魔法使い」からのギフトが届くことだろう。「白魔術の都市」を、そうとは知らずに順番に訪れて来た事と、「白い魔法使いの年」からTIMESCOREが発動し始めたことは、おそらく無関係ではないと思う。そして、プラハの時空が、それぞれ別な流れから接近して来ている事も。

席を立つ直前に、みよこさんが教えてくれたのは、自身の誕生日(G暦7/3)がカフカと一緒だということ。今、気付いたが、その日は「13の月の暦」だと13月7日(→137)。間もなくやって来るその日は「13×7=91」で、そこに今年巡って来るKIN91と見事に同期する!やはり完璧なタイミングである。

実は、KIN11のカフカが過ごした家には、22という数字が描かれているのだが(トルナトーレ&モリコーネに写真あり)、KIN11とKIN22は、「13の月の暦」提唱者のホゼ&ロイディーンの誕生キンそのものでもある。「白い魔法使い」に同期して「白魔術」を使ったのではないかと思えるほど、今回のみよこさんの制作スピードと作品クオリティは、神懸かり的だ。そのハイバイブレーションに満ちた「時の楽譜展」の展示空間を、是非、直に体験して頂ければと思う。


(※)この時代は、ちょうどユリウス暦からグレゴリオ暦に変わるタイミングであり、ウィキペディアでは、1582年の変更以前の歴史の日付は、基本的にユリウス暦で書かれている事が暦変換ソフトの利用で判明した。従って、以前のブログでKIN150としていたティコ・ブラーエの誕生キンは間違いで、正しくはKIN160になる。

緊急支援のお礼&ご報告

2015年06月10日 00:41

水晶の月12日(G6/10)KIN68 黄色い電気の星(by DL)

ネパール大地震「緊急支援」呼びかけに応えてくださった皆さまへ。
お心のこもった義捐金をお寄せくださり深く感謝申し上げます。
この呼びかけは、5月末を期限として設定しておりましたので、一旦受付を締切らせて頂きます。

現在までのところ、皆さまのご協力のおかげで、路上生活を送るマナサロワール・アカデミーの生徒家族関係者(40家族以上)に、予想していたよりも早い時期に、テント(*)、テント内部のフロアマット・虫除けの蚊帳などの支援物資、家屋全壊の生徒家族にお見舞い金を届けることができました。

これらのことは、実際には、NGOマヤネットワークの木村悟郎さん(在カトマンズの私たちの道友であり、マナサロワール・アカデミーでも天真体道を指導してくださっています)が、私たちの代理としてボランティアで一切を取り仕切ってくださいました。

木村悟郎さんは、地震発生直後から一日も休む事無く、
NGOマヤネットワークにおいて緊急支援活動を行っておられます。災害時の混乱の中、私たちの要請を受けてくださり、個人の忙しい時間を割き、現地調査、ニーズの聞き取り、支援物資の調達、配送分配など、たとえ平常時でも、ものごとがスムースに行かないネパールで、神業のように迅速に的確に動いてくださいました。

詳しくはこちらをご参照ください。
http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-814.html
http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-816.html


(*)テントは全て、NGOマヤネットワークのご厚意による支援物資です。一時を争う緊急時でしたので心からありがたく頂戴しましたが、本来はNGOマヤネットワークの支援先であるネパール北東のシンドゥパルチョークの人々に渡るべき支援ですので、お預かりしている義捐金の中から、私たちの判断でNGOマヤネットワークにも寄付をさせていただきました。

もともとマナサロワール校は、海外の複数の支援団体や個人からもサポートを受けているのですが、今回も、ある程度まとまった額の義捐金が学校に寄せられ、それらは校長の采配で、経済的に困窮している生徒家族に分配されました。校長の話では、今のところはそれで一段落ついているようです。そのようなことから、私たちがお預かりした義捐金は、そのまま現金で配ってしまうのではなく、子供たちの教育現場の修復を優先して使わせて頂く事としましたのでご了承ください。(今までの経験からクリカでは、緊急かつ特別な場合を除き、現金を手渡す支援方法はとらない方針です。)その第一弾は、校舎に付随する、地震で破損し使い物にならなくなってしまったソーラーシステムの交換です。(1日に7時間程度も常に計画停電のカトマンズでは、発電・電気供給システムを自前で持っていないと、寮の子供たちも預かる大所帯のマナサロワール校などでは大変なことに!)現在、その見積もりを取っている最中です。
(今回の『緊急支援』会計に関しては、改めてご報告させて頂きます。)

さて、先日待ちに待った知らせが入ってきました!40日ぶりに学校の授業が再開されたのです!
実は5/12の二度目の地震以降、校長を始め教職員も、メンタル面でみんなペシャンコで大変弱気になっており(というよりもそれを通り越して一種のパニック症候群)、余震も収まらず、学校の建物の中に入るのも怖いといった日々が続いていました。無理もありません。・・・これはちょっと時間がかかりそうだぞと思い、しばらく見守ろう、ゆっくり待とうと思っていたのです。ですから、授業再開のニュースには心底ホッとしました。幸い校舎建物には大きな被害は無く、ほぼそのまま使用できる状態です。子供たちの学びの場を取り戻せたのは、本当に大きな一歩です。

マナサロワール再開.png2 
マナサロワール再開.png  

これからも、現地の様子を、ブログやfacebookにUPして参りますので見守っていただけましたら幸いです。
https://www.facebook.com/npo.kulika

ご協力をいただいた全ての皆さまに、心より感謝申上げます。

追伸:クリカではマナサロワール校に対する緊急支援の呼びかけを一旦締切らせて頂き、長期的なサポートに移行しつつありますが、ネパールの被災地全体では、まだまだ、まだまだ皆さんの力を必要としています。どうぞ引き続き関心をお持ちいただけますようお願いいたします。







「三種の神器」と137

2015年06月08日 17:25

■水晶の月10日(G6/8)KIN66 白い磁気の世界の橋渡し(by D)

一昨日のG6/6は、『13の月の暦』の365日暦では12/8で、260日暦では「12・種」だった。月日の銀河の音「12(水晶の)」が重なる「魔術の亀の日」。「協力を捧げる/普遍化する」働きが増し、円卓会議が呼びかけられるタイミングであったが、振り返れば自然とそのような1日になっていた。

午前中、この日から始まる「天真書法塾プロムナードギャラリー展」のセッティングに、新宿西口、明治安田生命ビルB1の展示スペース前に集合。今回、師範科生は2,3名によるチーム制作で、作品内容、表現手法、展示方法のいずれも自由という初の試み。

古典臨書を徹底しながら、最終的には「自分自身の字を書く」ことを目標にしている塾だけに、もともと多様性には富んでいるのだが、今回はその度合いがこれまでとはかなり違い、一鑑賞者という立場で観ても面白い展示だと感じられた。

私は、宮野玄妙さん、鈴木綾子さんとチームを組み、古事記の世界や「三種の神器」をモチーフにした「日本の神話と祈り」という作品を仕上げた。6/19まで8〜21時でご覧いただけるので、お近くにお越しの際は、是非、直に作品のエネルギーに触れて頂ければと思う。
三種 
午後は「時の楽譜展」が行われている二子玉川ラサに場所を移し、会期中最初のトークイベントに臨む。予約は7名だったが、金星やヴィーナス・トランジット(金星太陽面通過)について話すからきっと8名になるはずだ、とLに向かってしつこく言っていたら、やはりそうなった。というか、何らかの事情で申込みメールが届いておらず、現地で初めて8名と判明したのだった。

その8人目は、何と近所(岡本太郎の生家に至近)に住む剣武天真流の道友、大下武士さんであった。あのM・ジャクソンに認められたダンスパフォーマーであり、何でも自分で作る事が好きな彼は、自作のシフォンケーキを参加者用と私達用にそれぞれ持って来てくれていた。

8人目という事も含めて嬉しいサプライズではあったが、私の驚きは実はもっと別な所にあった。その前夜、ふと「金星周期について話すなら、テオティワカンの事にも触れておこうかな」と思いついて、考古学者・杉山三郎氏の『ロマンに生きてもいいじゃないか』をパラパラとめくっていたら、奥付に自分が書き込んだ以下のメモを発見した。

「2013年10月7日、KIN237(3・地球)に届く。直前に住所が137の京都精華大にダライ・ラマ法王の講演申込用往復ハガキを出す」

上記メモのすぐ下には、発行日の2012年1月25日がKIN137(7・地球)である事もメモされていた。翌日話すテーマとして137という数のこともアナウンスしていただけに、違う目的で手にした本の中にこのようなメモを発見したのは、驚きであった。

しかし、ラサで驚いたのは、KIN237が大下さんの誕生キンと知っていて、上記のメモを目にした時にも本人のことを思い出していたからなのだ。思い浮かべていた人が思いがけず現れる、という典型的なシンクロ現象が、137や金星と絡んでそこに生じていたのである。

何かに注目し始めると、それが目に付くようになるというのは、意識のフィルターの問題でもあるのだが、シンクロ状態が加速して行くと、そういう「気付き」だけでは説明できない現象にも、しばしば出くわすようになる。

例えば、私の講演中に「マレーシア地震で137名が山から降りられなくなった」というニュースが流れていたことを、ラサの石川さんが教えて下さったのだが(後で調べたら前日6/5の出来事だった)、その1週前にも、口永良部島で噴火があって、島民137名が避難したというニュースがあった。

KIN137(7・地球)の「地球」は、古代マヤでの「カバン」に相当し、大地や地震の意味も持つ。そう思うと、火山や地震と絡んで137名という出来事が、このタイミングに続いたのは不思議としか言いようがない。136でも138でも良い訳だし、もっと別なタイミングでも良いはずだ。それとも、普段から137に関するニュースは頻繁に流れていて、単に私が気付いていないだけなのだろうか。

もう1つ例示してみよう。6/5の夜、「トルコ・日本友好125周年記念 トルコ・オスマン軍楽隊東京公演」が錦糸町のトリフォニーホールで行われた。その1週間程前にLのアラビア書道経由で情報が入り、行く事を決めていたのだが、6/4に寝付く直前に、カレー通の間で話題になっている店が錦糸町にあったはず、という事をふいに思い出した。
トルコ 
翌朝、調べてみると、その店はホールの至近距離(200m程)にあり、しかも6/3にオープンしたばかりと判明。その上、店名は「Venus」だという!錦糸町と結びつけられたのは、確かに頭のどこかにその情報があったからだが、オープン日も店名も、6/5当日まで全く知らなかったし、そもそもググってみてもそれらしい情報を見つけることができず、ツイッターを色々辿ってやっと見つけ出せた位なのだ。
金星 
トークイベントが1週間早かったり、店のオープンが数日遅れだったりしたら、店名どころかその存在自体を知る事が出来なかったし、もっと前に開店していたら、狙って行ったという事になって、大して面白い話ではなくなってしまう(それでもトルコ軍楽隊の公演が至近で行われるというのはシンクロだが)。少なくともこの場合、店名については「気付き」とは無関係で、まさにシンクロしてしまったとしか言いようが無いように思う。

話を6/6(KIN64)に戻そう。3年前のその日は、今現在の1年間とシンクロするKIN9だったが、その日、私はチェコで行われる剣武天真流の演武と天真書法塾のTシャツ展に向けて、プラハに向けて旅立った日だった。それは、まさにヴィーナス・トランジットの当日で、ちょうどソウル仁川空港でのトランジットの時にその瞬間を迎えていた。

この旅の間、東京オリンピック女子体操個人総合で金メダルを取った、チャフラフスカさん(KIN165)とお目にかかる機会があったのだが、この時、一団を率いていた青木先生の「運命の道筋」は、まさにそのKIN165の巡りでチャフラフスカさんとシンクロしていたのだった。

それ故、「三種の神器」にまつわる作品を新宿にセットし、ラサで上記のような一連の話をし(実際にはその倍以上あったが書き切れないので割愛)てから帰宅した後で、「佳子さま、初の単独地方公務」というその日付けのニュース内容を知った時は、流石に驚愕した。

何故なら「山口県下関市にある安徳天皇を祀った赤間神宮を参拝」と記されていたからだ。私に第81代・安徳天皇と「三種の神器」の伝説について教えて下さったのは、現首相夫人・安倍昭恵さんである。私はその時のやりとりを、ご本人の許可を得て『霊性のアート 心の豊かさを育む技』に掲載した事を憶えていたので、驚いた訳である。

ちょうど明日まで「13の月の暦」での還暦サイクル(52才)の流れにある昭恵さんは、昨年夏、安倍首相と共に中南米を訪れた際、「赤い太陽の月の年」元旦=KIN9に完璧にシンクロする形で、テオティワカンの太陽のピラミッド(ホゼが14才で最初のインスピレーションを得た場所)に登られている。

KIN64は終戦記念日のKINでもあるが、昭恵さんが最初に連絡を下さったのは5年前の終戦記念日(KIN129=12・月)であった。KIN129は、ホゼの息子ジョッシュ(KIN211)が他界した日で、チェコでは、まさにその日に生まれた丸山貴彦氏(KIN129)と共に剣武の演武をしたのだった。

これらの事を確認しようと『霊性のアート』をめくると、何とその日話題に出しまくっていた137(ページ)に、安徳天皇の話題共々まとめて記されていたのだった!自分で書いたものに畏れを感じるとは何とも不思議な感覚だったが、何もかもがあまりに見事に繋がっていて、しかもそれらは全く予想もしていない所から起ち現れて来るのだから仕方がない。

その後、佳子さまの誕生キンがKIN145(2・蛇)で、現在の「運命の道筋」がKIN165(9・蛇)=チャフラフスカさん(=チェコ訪問時の青木先生の道筋)と同じであると分かっても、「そうだろうな」という感じになっていたのは、ここに関与している「時間の法則」を、どこか私の深いところが認め、受け入れたからではないかと思う。

実は、他にもまだまだあるのだが、既に相当な文量になってしまったので、ユングとパウリ、宮沢賢治絡みの事については、また項を改めることとしたい。そういえば、2016年のG7サミットが伊勢志摩に決まったのも、前日6/5だった。式年遷宮や持統天皇の事も書きたくなるが、これ以上話が散らからないよう、それも機会を改めるとしよう。
スコア 
最後に、こういう体験は「13の月の暦《TIMESCORE》」に触れ、本来の扱い方をすれば、誰もが深めて行けるものであり、それが色彩バランスや美とも関係があることを、今週末のトークイベントでみよこみよこさんからお聞き出来るのではないかと思う。もちろん、私もLも会場に控えているので、その場に居合せれば、またシンクロ率が一段とUPすること間違い無しである。


★以下は、このブログをUPする今日という日に関するメモ
・11年前の今日(KIN211)=2004年6月8日のヴィーナス・トランジットが起きている最中に、私達は二子玉川に越して来た。KIN211はホゼの息子ジョッシュの誕生KIN。
・4年前の今日(KIN166)、みよこみよこさんにカバー絵を描いて頂いた『マヤのリズム』が発刊。尚、6/8はその本を編集して下さった天野照久氏の誕生日でもある。
天野さん 会場にいらして下さった天野さんと 

・KIN66は、NPOクリカの誕生キン。従って本日は、NPO設立からツォルキンがぴったり12周巡ったタイミング。

雨ニモマケズ

2015年06月04日 18:22

水晶の月6日(G6/4)KIN62 白い惑星の風(by L)

今年の春の日々は本当に色々な事が数珠つなぎに起こってすでに記憶が無い(笑)。

桜の時期に、シャンバラ教室の個展、そしてダライラマ法王のご来日があり、そのあと久しぶりに二人でちょっと台北へ。これだけでもモリモリモリ書く事がたまりまくっているのだけれど、皆さまもご存知の通り、G4月25日にネパールを地震が襲い大変な事に。私たちが直接知るカトマンズの友人達、クリカで支援中の学校の子供たち、家族、そして先生達が、いきなり路上生活者となった。

もちろん、だまって観ているわけにはいかない。私たちにできることに集中し皆さまのご協力を頂きながらプロジェクトをスタートさせ、これは今も形を変えて続行中。(嬉しいことに、今日、地震から40日ぶりに学校の授業が再開のニュースが入って来ました。こちらについては改めて報告させていただきます。)

その上、その嵐の日々のマっ最中、GW後半にDが倒れ救急の診察を受け、そのまま11日間の入院生活(今はすっかり回復、平常運転に戻りました)を送る事になってしまった。ということは、6月からの「時の楽譜展」の準備もここから先すべて私ひとりでやり通さねば!と腹をくくる。(といっても、Thank GOD,イラストを描くのはMiyokomiyokoさんだし、Dでなければ文章化できない原稿はあらかた終っていた。)

もう全てが同時進行で時間や体がいくつあっても足りませんな状態。でも私生活の事は仕事のエクスキューズにはしたくない(あたりまえだ)ので、その時はそのことに集中。他の事は一切考えない。シャンバラ教室の指導もセッションも、(申し訳ない事に、スケジュールを少し変更して頂くなど迷惑をかけてしまった方もいっらしゃるのだけれど)できる限り平常運転でなんとか切り抜けられた。幸い近所だったので毎日病院にも。

(-----前置きが長くなりすぎましたが)その最中に書き上げたのが、宮澤賢治詩「雨ニモマケズ」。今年のプロムナード用の作品というわけです。もともと何故これを今年選んだのかはもう記憶にないのですが、気づけば、私にとってはこの春の体験をすべて込める題材となりました。

p2015 ←クリックで拡大

何と今年は【コラボ】!天真書法塾師範が数人のチームとなって作品群を解き放つフリースタイルの団体戦です!(笑)。なので、どんなに忙しくなっても私ひとり書かない訳にいかず。。。制約やプレッシャーがあったから仕上げられました。


「第三回天真書法塾プロムナードギャラリー展」6/6午後から6/19まで。
小原蘭禅・小原天迅、二人とも出品させて頂いています。
新宿方面にいらしたら、ぜひお立ち寄りくださいませ。


サカダワ満月のパカル王

2015年06月04日 02:21

水晶の月5日(G6/3)KIN61 赤い太陽の竜(by D)

サカダワ満月というチベット暦の上ではこれ以上ないスペシャルな日(今年はG暦6/2=昨日がその日だった)からスタートした【13の月の暦「時の楽譜」展】。会場もチベットの都の名を冠した「ラサ」。

これだけ揃えばもう十分な気もしたが、昨日はその『13の月の暦』で見ても「パカルの特別な13日」に当たるKIN60(8・太陽)で、石棺に刻まれた王の誕生日とリンクしていた。そもそも『13の月の暦ドリームスペル)』は、ホゼ・アグエイアスがパカル王とチャネルした事がきっかけとなって生まれているのだから、昨日はまさに、次元間通路の大解放状態だったと言えよう。

そういう場に一番乗りでいらしたのは、Oさんという方だった。この暦についてネットで調べていて今回の展示を知ったとのことだったが、会場に来られる前に岡本太郎美術館に立ち寄って来られたというのを耳にした瞬間、「これは何かあるな」という気がした。

というのも、私達が日々体操をしに行く近所の公園からは、太郎の生家があった場所を示す記念碑(太郎作)が川向こうに見えていて、太郎の誕生キンは、「13の月の暦」で私が生まれた年と同期するKIN224(3・種)だという事を思い出したからだ(しかも今年は生誕104年の還暦周期であることにも後から気付いた)。そこで、Oさんの誕生キンを伺ってみると、KIN193(11・空歩く者)であることが判明。

260日暦をマヤ長期暦(約5125年)に置き換える(1カトゥンを1キンとする)見方は、私の知る限り、ホゼの『マヤン・ファクター』(※1)で初めて試みられたものだと思うが、その見方に従うと、KIN193はパカル王が活躍した時代の最後のカトゥン(約19.6年)に対応し、長期暦だと9.13.0.0.0と表記される。

この 9.13.0.0.0は、「碑銘の神殿」が完成し、パカル王の墓室が封印されたタイミング(AD692)として、ホゼが盛んに言及していた日付であり(※2)、「パカル・ヴォタンのテレクトノン」という小冊子のP44にも、以下のような記述がある。

”私の神殿の完成と、私の天王星の墳室の閉鎖が、AD692年、9.13.0.0.0。”

この日、ラサのご主人・石川さんが着ていたTシャツに、鉄腕アトムの誕生日(2003年4月7日)が大きくプリントされていたので、思わずその場で調べてみたらKIN44だったが、それが9.13.0.0.0について書かれている冊子のページ数とシンクロしている事に気付いたのは、帰宅してからだった。

結局、KIN193のOさんは、《TIMESCORE》と一緒に『マヤのリズム』『宇宙の暦は13ヵ月』も購入して下さったのだが、『マヤのリズム』の冒頭(P15)に、長期暦表記の例題として9.13.0.0.0が大きく書かれている事は、もちろんご存知無かったと思う(本はパッケージしてあるので)。

しかし、何より驚いたのは、そのOさんが岡本太郎美術館を訪れた動機の方だった。そこでは今、竹田鎭三郎というメキシコに渡った日本人画家の企画展が行われているとの事で、「メキシコ!?」と思いながらも、その名を聞いてもピンと来なかった私は、その竹田氏の作品集をチラッと見せて頂いても、その場ではそれ以上追求する気にならず、岡本太郎の「明日の神話」という作品(今は渋谷駅にある)は、確かメキシコで再発見されたはずだ、という事の方を思い出していた。

Oさんが去られた後、美術館のサイトをスマホで見てみると、その企画展のタイトルは、何と「竹田鎭三郎-メキシコに架けたアートの橋」展 ―岡本太郎《明日の神話》を支えた画家― であった!しかも、メキシコの中でも”オアハカ”という地域に深く関係している方と分かって、私は久しぶりに畏怖の念を覚えるシンクロを感じた。
時の楽譜展初日 ☆ホゼのコラージュ作品の前で

何故なら、「時の楽譜展」で展示されているホゼのコラージュ作品には、オアハカの女性シャーマンからトニー・シーラー経由でホゼに伝えられたとされる20×13マトリクスタイプのツォルキン(遺跡や古文書からは見つかっていないタイプ)が、かなり沢山登場しているからだ。それだけでなく、私達が知るあらゆるタイプの260日暦のルーツは、オアハカに栄えたサポテカ文明にあると、現在の考古学では考えられているからだ。

ホゼが夢中になって研究し、「13の月の暦ドリームスペル)」にも取り入れられ、最新の《TIMESCORE》にも同封されているツォルキンは、その源をメキシコのオアハカに持つのだから、竹田鎭三郎という画家が、Oさんを通じてサカダワ満月の初日にシンクロして来たのには、全くもって驚くより他無い。もしも、Oさんが岡本太郎美術館の事を話して下さらなかったら、多分、私は竹田氏の存在すら知らないまま会期を終えていたことだろう。

だが、驚きはまだ続く。実は、9.13.0.0.0に関しては、もう1つ、その4日前のKIN56に、それを強く意識する出来事があったからだ。137についてのメモをする中で、ユングとパウリについて調べていたところ、パウリの誕生日が1900年4月25日で、誕生キンはKIN167であることを知った。『銀河のマヤ』の中で、9.13.0.0.0について詳細に検討した経験があった私は、そのKINが「13の月の暦」のツォルキンで計算した時の 9.13.0.0.0に一致する日付である事を覚えていた。

念のためiPhoneの無料アプリKIN3Dでも再確認してみたが、間違いなかった。そして、ここからが面白いのだが、その時、横浜で会った友人Rさんが、Oさんの次に「時の楽譜展」の会場にいらしたのである。また、4/25は私達と深い縁があるネパールで大地震が発生した日で、私はその日も横浜で仕事をしていたこと、そして今年はその日がロイディーンの101回目の銀河の誕生日(KIN22)だったことを思い出した。

ちなみに、「時の楽譜展」共同開催者のみよこみよこさんも、そのみよこさんにカバー絵を描いてもらった『マヤのリズム』や『霊性のアート』の出版元、中央アート出版社の吉開社長もKIN101が誕生キンである。

その上で、竹田鎭三郎企画展の会期が4/25(KIN22)〜7/5(KIN93)だと分かると、やはり「何だこれはっ!」という気分になる。ネパール地震とパウリ竹田鎭三郎。4/25(惑星の月22日)で結びつけられたこの繋がりの背後に、137が絡んでいるのだ。これについては、宮沢賢治(KIN131)と地震の関係も交えて、6/6(土)のトークイベントで話そうと思う。

が、最後に、そのOさんが、帰宅後に送って下さったメールから、2つだけ情報をシェアしておきたいと思う。1つは竹田鎭三郎氏の誕生日が1935年2月13 日で、KIN131だという事。もう1つは、その日、手に入れられた竹田氏の絵本の発売日が、2013年11月15日、KIN16だったという事だ。

その日『マヤのリズム』をパラパラめくって、私の次の運命の道筋がKIN131だと知ったOさんは、竹田氏とのシンクロを私に知らせようと、わざわざメールを下さったのだった(おそらく賢治の事は意識せずに)。そして、KIN16(3・戦士)は、「時の楽譜展」3人目の来場者で、今日(6/3)365日暦の誕生日を迎えた本田虹風さんの誕生キンである。

と、ここで終わろうと思っていたら、もう1つ思い出してしまった。9.13.0.0.0を、マヤ暦無料アプリMaya3Dで調べると「8アハウ」となる。G暦への仮想換算だと692年3月16日。パカルが誕生したのは603年3月24日で、長期暦では9.8.9.13.0の「8アハウ」。という事は、パカル王の誕生から、その遺体を埋葬した「碑銘の神殿」の封印(とホゼが考えていた日付)までは、ぴったり125回ツォルキンが巡る期間だということであり、それはほぼ89年に相当すると言う事である。

ホゼが他界した日付はKIN89。2013年銀河の同期とシンクロした第62回伊勢式年遷宮は、今上天皇の125代、伊勢125社、そして臨時祭主・黒田清子さん(KIN125)の全てが見事にシンクロした、非常に特別な遷宮だった。「13の月の暦」の最初の発表形態である『ドリームスペル』は、「時の楽譜展」でも展示されているが、最初から2013年を目標点にしていた関係で、タイトルの中にも2013という数が入っているし、2004年には来日していたホゼと共に伊勢内宮に奉納もしているのである。

パカル王の誕生日と9.13.0.0.0という特別な記念日が共に「8アハウ」の日であり、その期間がぴったりツォルキン125回転分だと知ったのが、「13の月の暦(ドリームスペル)」のツォルキンでの「8・太陽」(→8アハウに相当)だったのは、偶然なのだろうか。一連の出来事を直に体験している私にとっては、とてもそうは思えなかったし、私がこの事に気付いて猛烈にメモを走らせていたのが、ホゼのコラージュ作品の前に座っていた時であることを振り返ると、ある意味、私もチャネルしていたのかもしれないと思う。

「時の楽譜展」の空間を見て、ラサの石川さんは「魔法研究所の屋根裏部屋みたい」と表現されていたが、6/30(KIN88)までの期間は、おそらく誰にとっても「魔法研究所そのもの」なのではないかと思う。何しろ、時間魔術のエッセンスとエネルギー、その源の情報がそこに集結しており、その最新バージョンである《TIMESCORE》と関連イラストがお披露目されているのだ。

銀河のマヤ情報と直に体感してみたい方は、余計な知識を詰め込む前に、ラサの美味しいお茶を味わいに来つつ、その時空間にゆったりと身を任せてみると良いだろう。きっとそれだけで本質を悟り、本来の使い方がパッと分かってしまう人も出てくると思う。


(※1)日本語版は2つ出ているが、参考になるのは、内容が一切カットされていないVOICE(高橋徹訳、滝元隆伸監訳)のバージョン。

(※2)色々調べて行くと「碑銘の神殿」が9.13.0.0.0に完成したとか、墳室が封印されたという明確な証拠は無いようである(ホゼが発信した情報の引用以外では見あたらない)。ただし、「碑銘の神殿」の碑文の中に、パカル王の(未来の)記念日らしき日として9.13.0.0.0が記されていたり、その区切りに合わせて、息子カン・ヴァルム(チャン・バハルム)が葉の十字架神殿群を奉献したらしい事は、いくつかの資料に書かれていたので、碑銘の神殿の奉献も同じタイミングで成された可能性はあるのかもしれない。

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