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「0.0 フナブ・クの日」とは?

2016年02月28日 23:31

銀河月22日(G2/28) KIN71青い律動の猿(byD)

今日は、『ドリームスペル(13の月の暦)』の260日暦(ツォルキン)でKIN71(6・猿)、365日暦で「銀河の月22日(8・22)」だった。一方、古代マヤ遺跡の記録とも整合するマヤ暦では、11カン(KIN24に相当)。では、グレゴリオ暦の閏年にのみ生じる調整日2/29は、どうなるのだろうか?
dreamspell 
数え方の背景を知っておく事が重要なのは言うまでも無いが、まずは、現状、実際に行われているやり方で、今日から3日分を、グレゴリオ暦(G)、ドリームスペル(D)の365日暦、260日暦、マヤ暦で追ってみる。

尚、現在もメソアメリカで使われている(遺跡の記録と整合する)マヤ暦は260日暦のみであり、(本来の)マヤ暦ツォルキンには、ドリームスペル(13の月の暦ツォルキンのような通し番号は存在しないが、便宜的にKIN○○相当と記しておく(世間に蔓延しているのは、後述する通り「偽マヤ暦」なので要注意)。

★G2/28
D365日暦 銀河の月22日
D260日暦 KIN71(6・猿)
マヤ暦   11カン(KIN24相当)

★G2/29 
D365日暦 0.0フナブ・ク
D260日暦 0.0フナブ・ク
マヤ暦   12チクチャン(KIN25相当)

★G3/1
D365日暦 銀河の月23日
D260日暦 KIN72(7・人)
マヤ暦   13キミ(KIN26相当)

整理すると、グレゴリオ暦閏日(2/29)に、ドリームスペル(13の月の暦)は、時間を一時停止させ、マヤ暦はかまわず数え続けるという事だ。では、G2/29生まれの人に、ドリームスペル(13の月の暦)での誕生日や誕生KINは無いのだろうか?

まずグレゴリオ暦だけで考えてみれば良い。そもそも、2/29生まれの人が4年に一度しか年を取らないなどという事は(生物学的に)ありえず、閏年以外は、2/28か3/1のどちらかを誕生日として祝っているはずだ。

これと同じで、「0.0フナブ・ク」の日生まれの人も「銀河の月22日」か「銀河の月23日」のどちらかを、誕生日として”選び”、生まれた年のその日付に対応するKIN(例えば今年ならKIN71かKIN72)を「銀河の署名(誕生キン)」として”選ぶ”、ということになろう。

「時間をはずした日」生まれの人や、真夜中0時(前後)生まれの人も同様に考えれば良いだけで、全ては「誰かが”仮に”決めたルール」の中で生じている事なのだと分かっていれば、自由に発想できるようになる。

さて、視点をマヤ暦ツォルキンに移してみよう。こちらは、何事も無かったかのように普通に日付を数え続けている。グレゴリオ暦が誕生する遥か以前から、メソアメリカでツォルキンを使い続けて来た人々にとっては、グレゴリオ暦の事など一切想定する必要は無いのだから、当たり前と言えば当たり前である。

本来は、『ドリームスペル(13の月の暦)』もマヤ暦と同じように、グレゴリオ暦の閏日など考慮せず、そのままカウントし続けると、「白い電気の魔法使いの年」(1995.7.26〜19967.25)の資料の中で、以下の通り、はっきりと述べられている。

 ”2月29日は、グレゴリオ暦の機能であり、13の月の暦の中には存在しません。地球の現在の回転によって集積させれるこの余剰分の日は、その代わりに52年ごとに特別な13日の「時間をはずした日」で調節されます。これが意味することは、1996年2月29日は、余剰の「時間をはずした日」で、260日の銀河スピンにも、13の月の暦にも登録されていません。この日は、「0.0フナブ・ク」として登録されます。

しかし、『ドリームスペル』マニュアルには、「注意:2/29は数えません。それを省いて次に進みます。」としか書いていないので、当初は「0.0フナブ・ク」という名称は無く、閏日の処理についても、あまり考えられていなかったのかもしれない。それは『13の月の暦説明書』(PCC東京)P68に、以下のような書き方がされていることからも伺い知る事が出来る。

 ”こんどの銀河の月の22日と23日のあいだに、惑星キンは、もうひとつの<時間をはずした日>を祝う事ができ、その日は、暫定的に<0.0フナブ・ク>として知られます。2000年には、グレゴリオ暦は、過去のものとなり、もはや閏年は問題とされることはないでしょう。

つまり、グレゴリオ暦から「13の月の暦」へのシフトが完全に完了してしまえば、この問題は消失すると書いてあるのだ。実際には、アグエイアス夫妻が思い描いていた通りの流れにはなっていないため、その後も、暫定的なはずの<0.0フナブ・ク>を数え続けている、というのが現在も続いている状況である。

同時に、ドリームスペル(13の月の暦)は、12:60の象徴であるグレゴリオ暦からのシフトを重要視しているが故に、その橋渡し期間での混乱を避ける目的で(元旦がG暦7/26で固定され他の日付の関係性も変わらないように)、<0.0フナブ・ク>を入れ込んでいるとも言える。従って、<0.0フナブ・ク>という暫定処置をしている(人々がG暦と13暦を併用している)間は、上記の”52年ごと特別な13日の「時間をはずした日」で調整”という本来のやり方は、行われない事になる。

また、当初、アグエイアス夫妻の資料の殆ど全てを翻訳され、最も密に連絡を取られていた高橋徹さんの著書『銀河文化の創造「13の月の暦」入門』には、以下のような文章もある。

 ”<0.0フナブ・ク>の日は、神聖暦の260日の中に対応する〈銀河の通路〉(13の銀河の音程と20の太陽の紋章の組み合わせ)を持ちません。現時点では、前日の銀河の月22日の〈銀河の通路〉がそのまま続くという見方をしています。

つまり、2/29は2/28の延長として、365日暦も260日暦も前の日のものを2日続けて数える、という事だ。私が、この暦に関わり始めた当初は、確かにそのように教わった記憶がある。ただ、これはあくまで、直接誕生日が関わらない人に向けた一般的見解であり、誕生日が関わる人に向けては「前後の日付のどちらかを当事者自身が選び取れば良い」旨、同書の中で述べられている。

以上、出典を確認しつつ細かく書いてきたが、要は、グレゴリオ暦との関係性を一定に保持するために、暫定的に生み出されたのが<0.0フナブ・ク>だ、ということである。

私が、著書の監修を担当させて頂いたカール・コールマン氏などは、「こんな暫定処置が入ったツォルキンでは宇宙と共鳴できない」等と、『ドリームスペル(13の月の暦)』をかなり否定的に捉えている面があったが、私自身の20年に渡る体験から言わせてもらえば、コールマン氏の言い分は、「マヤ長期暦の終わりは2011年10月28日だ」と言い切っていた彼の仮説同様、信用するに足るものでは無い。

むしろ、この暫定処置によって驚くべきシンクロ体験が出来ている、というのが私の実感である。その証拠は、これまでに出版している拙著やシンクロニック・ダイアリー、メルマガに延々書き述べて来ている通りである。このことは、「仮設のルール」であっても、「本質と繋がる仕組み」があれば、使用者のリアリティに大きな変化をもたらす可能性が高い、という重要な示唆を含んでいる。

しかし、こうした暫定処置の背景も知らずに、「鏡の向こうがどうだ」とか「黒キンだこうだ」などと騒いでいる人々に比べたら、コールマン氏の方がずっと誠実かもしれない。なぜなら彼は、ドリームスペル(13の月の暦)とマヤ暦の違いを、はっきり認識していたからだ。

ドリームスペル(13の月の暦)を都合よくパクった(後付け解釈まみれの)「偽マヤ暦」とセットになった資格認定商法にまんまと乗せられて、「運命は決まっている」なんて考えている人々は、こういう閏日処理についても、もっと真面目に考えてみた方がいいだろう。そうでないと、いつまでも「いいカモ」のままである。

最後に、今日、銀河の月22日の「サイ時間単位」に注目しておきたい。「銀河の月22日」つまり「8・22」のサイ時間単位は、常にKIN164、つまり2013年7月26日「銀河の同期」と同期している。もし、『銀河文化の創造』に書かれているように、明日G2/29も「前日の延長」として数えるのなら、「銀河の同期」に通じる「サイ時間」が2日続くという事になる。

これは、「暫定処置」から生まれた実にマジカルな現象だと私は思う。そして、こうした采配にこそ、銀河知性の絶妙な働きを感じる。今回のこの気付きから、<0.0フナブ・ク>の日は、2013年7月26日以降も「銀河の同期」ポイントへとアクセスできる、重要な窓口(の1つ)なのではないかと、私は思っているのである。
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「3太陽質量=3銀河スピン」の重力波

2016年02月22日 23:01

銀河の月16日(G2/22)KIN65 赤い宇宙の蛇(by D)

広島原爆投下から99銀河スピン(99×260)、ハーモック・コンバージェンス40銀河スピン(40×260)のタイミングだったKIN55(G2/12)、朝一で目にしたのは「<重力波>世界初観測」というニュースだった。実際には、前日のKIN54(G2/11)に発表されていたようだが、シンクロ世界を生きる者にとって、「自分自身が知ったタイミングが何時なのか」は重要である。

そういう意味で、昨夜サイエンスゼロを通じて、その観測の背景を知ったことにも、私は深いものを感じる。学生時分、物理の入口くらいはちょこっとかじっていたので、重力波の検出が科学の世界では滅多に無い大事件であることは理解しているつもりだが、複雑な道具なしに神秘と直面できる世界に身を置くようになってからは、どうも数字的な符合の方に目が向いてしまう。

順を追って書いてみるが、まず最も驚いたのは、重力波の検出が、実は2015年9月14日になされていたという事。『ドリームスペル(13の月の暦)』での「月の月23日」(2/23)、KIN164(8・種)。何と、「銀河の同期」(2013年7月26日)から正確に3銀河スピン(=780日=火星会合周期)というタイミングだったのだ。

しかも、今回の重力波は、太陽質量の36倍と29倍という2つのブラックホールが合体して、太陽質量の62倍のブラックホールになった時に生まれたものだという。36+29=65なので、65と62の差の分(=太陽質量の3倍)は重力波としてこの瞬間に放出され、それが13億光年彼方から伝わって来た計算になると言う。『13の月の暦』を日常の暦として使っている立場からすると、この符合は面白過ぎる。

「銀河の同期」からぴったり3銀河スピン(3×260)というタイミングに、太陽質量3倍分の重力波(の一部)が地球に届いたのだ。ホゼや江本所長が生きていたら、きっと「3太陽質量=3銀河スピン」というポエティックな式を作ったのではないかと思う(そういうところ、案外似ていたかもしれない)。
宗家プラハ 
KIN29はホゼの誕生日の7日前(G1/17)、KIN36はホゼの生誕77周年(G1/24)、KIN62はウンベルト・エーコが他界した日(G2/19)、そしてKIN65は本日(G2/22)=我らが師・青木先生の傘寿(80=2×2×20)の誕生日だ。ひとつ前の記事に書いた通り、エーコの他界は、私の中で剣武天真流と密接に関係している。何故なら、剣武の海外演武はプラハ(2012年)、トリノ(2014年)の順で行われて来たからだ。
宗家プラハ2 
アマゾンだと2/22付けの発売になっているエーコの最新邦訳『プラハの墓地』を、今日、書店で見つけて手にしてみた。奥付けを確認すると、やはり発刊日はアマゾンとは違っていて2/26(KIN69)。青木先生(&丸山・吉田両師範)とプラハで演武したのは、ヴィーナストランジット3日後の2012.6.9(KIN12)。『プラハの墓地』の中で、プラハの文字が入る章は、12章(P228=114×2)「プラハの一夜」だけだった。

目次でそれを確認してから、全部で530ページ以上もあるその本をパッと開いたら、例のごとく一発でそのP228が開いてしまった。既に慣れっこには成っているが、未だにその瞬間はハッとする。近くに誰か居て、証拠を示せる時もあるが、一人驚くケースの方が多いので、一体どれくらいの頻度でこの一発検索スタンドが発動するのか、できるだけメモをして行こうと思う。ちなみに、2日前にはLが1000ページ以上の辞書で、同じような体験をしている。

最後に、重力波の観測が、2015.9.14=KIN164(黄色い銀河の種)で、サイエンスゼロでの重力波に関する放映が、2016.2.21=KIN64(黄色い水晶の種)&銀河の月15日になった所にも、私は銀河的な采配を感じてしまう。その間、160日。しかも、サイ時間単位はそれぞれ「1・風」(KIN222)と「1・地球」(KIN157)で、共に天王星軌道と対応するウェイブスペルの始まり。222ー157=65。という訳で、この内容は、KIN65の今日中に書いておくのが、「銀河的に美しい」という事になろう。

ドヴォルザーク 
追記:演武したのはプラハ伝説の地、ヴィシェフラド城。そのエリアには、スメタナ、カレル・チャペック、ドヴォルザークらの墓もあるヴィシェフラド公園墓地があり、演武後に訪れていたことを思い出した。

スユアを開くガダニーニの音色

2016年02月20日 23:04

銀河の月14日(G2/20)KIN63 青いスペクトルの夜(by D)

1〜2週間前、何かを調べようと『2012年への進化 ホゼ・アグエイアス伝記』を流し読みしているうち、P211に「1987年7月26日に、サンタフェのセント・ジョンズ・カレッジで銀河文化の到来を告げた」という文言を見つけた。ちょうど、今年(平成28年)の初めに、剣武天真流のウィウソン師範&倫子師範夫妻が、サンタフェに住むお姉さん(Nさん)を訪ねて来たばかりだったので、私はこのタイミングでその土地の名前が出て来た事に驚いた。

と同時に、ホゼの息子ジョッシュの誕生キン(KIN211)とシンクロするページに、彼が他界した1987年の事が書かれていたことに、私はある種のメッセージ性を感じた。何故なら、『霊性のアート 心の豊かさを育む技』にも記した通り、2012年にプラハで一緒に演武をした丸山師範は、ジョッシュが他界したその当日(=1987年10月29日・KIN129)の生まれだし、Nさんも、プラハ演武の時に、偶々友人の結婚式が現地であった関係で合流出来てしまったという奇跡的なシンクロを体験しているからだ。
チェコ ★プラハにて、丸山貴彦師範、吉田倫子師範と

青木宗家指導の剣武稽古日だった先週のG2/14(KIN57)、本部師範全員が集って打ち合わせをした折、倫子師範が数日前、仕事の関係で高橋徹さん(『13の月の暦』を日本に紹介し『銀河文化の創造』という入門書も書かれている)と会って色々な話をしたという事を聞かされて、面白いタイミングに思いがけない交流が生じているものだ、と感じていた。しかし、お昼過ぎにNさんがひょっこりその場に現れた時、私はそれがより大きなスユア(時空の記憶回路)の活性化とリンクしているのを、驚きつつも即座に悟った。

3月初旬の青木先生傘寿のお祝い会にNさんが参加予定と知っていた私は、冒頭の一文を発見した時、サンタフェのカレッジについても聞いてみようと、手帳にメモをしておいた。ところが、全く思いがけず、その2、3日後に(2週間以上も早く帰国した)Nさんに会えてしまったのだ。実は、先に倫子&ウィウソン両師範にも聞いてみたのだが、流石に短い滞在では分からなかったようで、やはり3月まで待たないといけないなと思っていた矢先の事だっただけに、喜びは大きかった。

予想通り、Nさんは、セント・ジョンズ・カレッジについて知っていた。割と小さいカレッジだという事以外、特別新しい情報が入った訳ではないのだが、現地の様子を知る人から直接このタイミングに話を聞ける事が私にとっては重要だったのだ。何しろ、Nさん自身、ほんの2、3か月前まではサンフランシスコに住んでいて、サンタフェにはごく最近移り住んだばかり。「今だからこそ」「その人だからこそ」というところに、シンクロの醍醐味はある。

帰宅後、再度ホゼの伝記を手にし、P211より少し前に戻ってみようと本を開くと、まさに、そのカレッジでの出来事がより詳しく書かれているP179が現れた(付箋だらけの本で、そこには付箋は無いのにも関わらず)。以下の引用文の直後は、もうハーモニック・コンバージェンス当日についての記述になっているので、まさに直前の最も盛り上がっている場面と言えよう。

”1987年7月26日、ホゼはサンタフェのセント・ジョンズ・カレッジであふれる聴衆を前に、銀河文化の到来を公式に発表するために講演を行ないました。このイベントに続いて、ロサンゼルス・タイムズ、ボストン・グローブ、ニューヨーク・タイムズにインタビューや新聞記事が大きく載りました。”

少し時間が戻るが、この日の剣武の稽古後は新大久保に移動して、ちょっと早めの夕食を皆で楽しんだ。美味しいタイ料理を堪能した後、駅に向かいながら道沿いの楽器店を覗くと、大きなコントラバスがズラーっと並んでる。はじめて目にする光景に思わずボーっと眺めてしまった。近くに書道具店もあるので、この界隈は割と何度も訪れているのだが、こんな大きな楽器店があるとは知らなかった。

その体験が影響したのか、これまでにも数回は耳にしているはずの真田丸のオープニングで、何故かヴァイオリンの音色が気になる。NHKのサイトで調べてみると、J.B. ガダニーニ(奏者は三浦文彰氏)と判明。以前、ストラディヴァリウスを調べた時にチラッと調べた気もするが、改めて調べてみることにした。すると、日本では芸大事件というのをきっかけに有名になった面があるそうで、事件の当事者が海野(うんの)さんという方であることも初めて知った(剣武の道友に同じ字でカイノさんと読む方がいる)。

その海野氏の誕生日は、1936年2月14日。何と、まさにその日が80歳の誕生日であった!しかも、『13の月の暦』だと8月8日で、誕生キンはKIN237。という事は、8日後に同じく80歳を迎えられる青木宗家と全く同じウェイブスペルの生まれで、しかもパルサーの関係になっている。ちなみに、私はこの方々とは年代的に約33年ズレているが、KIN237(海野氏)ーKIN241(自分)ーKIN245(青木宗家)は、感覚パルサーの関係である。

もちろん、ガダニーニ本人についても調べてみた。Wiki情報では1711年6月23日(KIN141)ピアチェンツァに生まれ、1786年9月18日(KIN43)にトリノで他界となっている。剣武の演武でトリノに行ったメンバー全員と顔を合わせた(しかも予定外に)まさにその日に、この発見をするとは驚きである。
トリノ ★トリノでの演武

しかも、KIN141とKIN43は、どちらも、ホゼの生誕77周年に大阪で行ったイベントに集った8名の参加者の中に含まれていたキン。また、2/11(KIN54)の銀河シンクロ教室に参加された別なKIN141の方は、近くサンフランシスコに移住予定とおっしゃっていた。まさか、その3日後に、少し前までサンフランシスコに居たNさんが、引っ越して間もないサンタフェから来日し、その晩にガダニーニの音色からこんな繋がりを発見する事になろうとは!

KIN141はまた、超新星1987aが観測された1987年2月23日(KIN141)、そしてKIN43の吉田さんと伊勢で初めて会った2004年3月30日(KIN141)に通じる「銀河の通路」でもある。そして、先のKIN141の方お二人に共通するのは、金(KIN)という文字がお名前に含まれるという事。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ(金門橋)を思い起こさずにはいられない。

実は、剣武稽古後の着替え中、ロンドンの地図がプリントされたTシャツに目を引かれた私は、関口師範に向かって「面白い絵ですね」と、思わず口にしていたのだが、よく考えれば、「サンフランシスコ」「ロンドン」「トリノ」には共通項がある。過去記事に書いた通り、魔術都市として知られているのだ。
トリノ戦士 ★魔術都市トリノの中でも最も強力なパワースポットの1つとされる場所

どういう理由かは知らないが、トリノ滞在最終日にガイドの方が教えて下さったのと、後にトリノを訪れた方からも同じ話を聞いているので、それなりの背景があるのだろう(どうやらカトリックから見て異端とされた派が栄えた地域と関係がありそうである)。ちなみに、先の三都市は黒魔術系で、白魔術系は「プラハ」「リヨン」「トリノ」との事。トリノだけが白黒両方の側面を持つらしい。

最後に、J.B. ガダニーニについて(サルディーニャとトリノの関係等含め)かなり詳しく書かれたサイトを見つけたので、関心のある方のために、そのリンク先を紹介しておきたい。トリノ時代のガダニーニ作品を調整された経験がある「自由が丘ヴァイオリン」さんのサイトだ。ちょっとした音色からこんなに発見が続くとは、つくづく面白い話だが、その締めが東急大井町線急行で一駅という所に行き着くのがまた興味深い。

だが、この記事を書いている今日、最後のひと押しがあった。2年前の今日の記事としてFBに『千住家にストラディバリウスが来た日』の写真が出てきて、何の記事だったかな?とクリックしたら、「ブログ【ストラディバリウスが銀河の音を響かせる】をUPしました」という内容だった。どうやら「銀河の月」には、私にとってヴァイオリンやイタリアと繋がる回路(スユア)があるようだ。


追記:
このブログをUPした翌日のG2/21(KIN64)、剣武フランスのメンバーが、ウンベルト・エーコについての記事を続けてFBでシェアしていた(その内の一人はトリノで一緒に演武した剣武フランス代表のジョエル)。気になって調べてみたら、2/19(KIN62)に84歳で他界した事を知った。流れで彼の経歴を調べてみたら、何とトリノ大学出身で同大学で講義も行っていた事が判明。

誕生日は、1932年1月5日でKIN37。ホゼが『マヤン・ファクター』を捧げたC・T・ムクポことチョッギャム・トゥルンパ・リンポチェと同じ誕生キンだ。私が知っているエーコの作品は『薔薇の名前』だけだったが、ベストセラーには『プラハの墓地』という作品もあるのを知った。

ここで、ふとトゥルンパの108回目の誕生キンがホゼの誕生日の翌日(G1/25)に巡って来ていた事を思い出した。wikiには、1939年2月生まれとしか書いていないが、改めて確認してみると、その年の2月に巡って来るKIN37は、1939年2月19日しかない。

つまり、ウンベルト・エーコは、トゥルンパの誕生キンであるKIN37に生まれ、トゥルンパの誕生日であるG2/19(銀河の月13日)に死んだことになる。そして、ドリームスペル・ツォルキンのカウント法(G暦閏日は止めておく)で、トゥルンパはエーコの10銀河スピン(2600日)後に生まれたことになる。

これに絡んで、もう一つ重要な事がLによって指摘された。例のごとく私はすっかり忘れ去っていたのだが、本文に登場するNさんは、かつてトゥルンパの創設したナローパ大学で学んでいたことがあり、そこで新体道のワークショップを企画していたNさんと、15年程前にメールでやりとりしていた事があったのだ。

念のため、遡って古いメールを確認したら、Nさん本人からのものも見つかったし、かつてナローパで教鞭をとっていた経験もあるホゼに、「何か協力してもらえないか?」とやりとりしたメールも確認出来た。そこには、大変興味深いことが書かれていた。

「ちょうど娘のタラ(『アルクトゥルス・プローブ』は彼女に捧げられている)の結婚式でナローパ時代の古い友人に会い、今のナローパ大学の代表の名前を聞いたので、彼に直接連絡してみるといい」という内容だった。英語の怪しい私の頼みで翻訳を引き受けてくれたLは、「ナローパに通う日本人なんて初めてだったからよく覚えている」と言うが、何故か私はLに言われるまで気付かないでいた。

しかし、Nさんが何故、こんなにも度々、重要なポイントで絡んで来るのか、これで分かった気がする。サンタフェもナローパ(ボルダー)もホゼが実際に滞在した場所だし、プラハはエーコの作品を通じて(また魔術都市という回路で)リンクする場所で、そのエーコは上記の通りトゥルンパと深く繋がっている。そして、このタイミングでエーコが他界し、それを剣武フランスのメンバーがシェアしたことで、これらの事がはっきりしたのだ。

見えない次元からの働きは、具体的な人物や場所を通じて顕現している。心身の自由度を上げ、多様な見方に馴染んで行くことが出来れば、誰もがこういう世界を体験するようになるだろう。


追記2:『プラハの墓地』のリンクを貼る作業をしていてさらに驚かされたのは、この邦訳が出たばかりで、少なくともアマゾンでは2016年2月22日発売になっていること。単に、このタイミングに発売というだけでも驚きなのに、剣武宗家(新体道創始者)青木先生の80歳の誕生日にシンクロしているのだ!

パカルの特別な13日とマヤ暦

2016年02月17日 23:45

銀河の月11日(G2/17)KIN60 黄色い銀河の太陽(by D)

今日は、『ドリームスペル(13の月の暦)』のツォルキンでKIN60(8・太陽)。銀河の音「8」が月日で重なる「魔術の亀の日」だった。そして「パカルの特別な13日」。確かに、パカル王の石棺の蓋には「8・太陽」に相当するマヤ暦ツォルキンでの「8アハウ」が刻まれている。しかしながら、これをそのままKIN60と数えてしまったのは、問題があった。
pacal.jpeg ★達人サーファー吉田さん(KIN43)作のレリーフ

順番に整理してみる。まず、巷に広く出回っている「ドリームスペル(13の月の暦)のツォルキン」と、遺跡に残された記録とも整合する「古代マヤのツォルキン」とは、全く別な日付を数えている別な暦である。つまり、この世には、少なくとも2つのバージョンのツォルキンが存在するということだ。

具体的に書けば、今日は、ドリームスペルだとKIN60(8・太陽)で、マヤ暦だと「13ベン」、仮にドリームスペル風に書けば、「13・空歩く者」(KIN13)となる。つまり、二つのツォルキンは、現時点で47日ズレている。このズレは、間もなく訪れるG2/29で変化して46日となる(グレゴリオ暦の事を考慮するかしないかの違いによって)。

13の数字と20の絵文字を組み合わせて260日周期を数えるという仕組みは同じなのに、数えている日付が異なっているから、ややこしくなるのだ。と同時に、「ドリームスペル(13の月の暦)のツォルキン」と「古代マヤのツォルキン」という2つの別な暦を、ホゼ自身が都合よくごちゃ混ぜにしてしまったのが、後に偽マヤ暦団体を幾つも誕生させ、より深い混迷を生み出す遠因にもなったと言える。そこをもう少し追求してみよう。
dreams.jpg ★『ドリームスペル』キット日本語版

8アハウ」が、「古代マヤのツォルキン」でのパカル王の誕生日であるのは、間違いない。しかし、ホゼはこれを「ドリームスペル(13の月の暦)のツォルキン」の計算方法に換算せず、古代マヤの数え方のまま、見かけだけドリームスペル風にして、テレクトノン発表時に「パカルの特別な13日」という形で組み込んでしまったのである。

世界各地の伝統的精神文化を、何でも「時間の法則」(ドリームスペルのカウント方法が土台にある見方)に統合してしまうのは、ホゼの得意とするところで、ある意味一貫性があるのだが、マヤ暦とドリームスペル(13の月の暦)の識別が付かない初心者にとっては、やはり混乱の源となる(識別方法は『マヤのリズム』に整理してある)。

実際、私自身も、2012年にあるきっかけが訪れるまで、16年近くもの長きに渡って、何の疑いも無く「パカル王はKIN60(8・太陽)生まれ」と信じ込んで来た。というより、あまり真面目に検証もせず、なあなあにして来たという方が、より正確かもしれない。

では、今日をKIN60と数えるドリームスペル(13の月の暦)ツォルキンの数え方では、パカル王の誕生キンは、一体何になるのだろうか?私なり色々調べて検証した結果は、KIN190(8・犬)である。その検証プロセスについては『銀河のマヤ、聖なる時の秘密』(ヒカルランド)に述べてあるので、きちんと背景を押さえたい方は、そちらを参照して頂ければと思う。

こうした背景や、グレゴリオ暦との関係性を曖昧にしたまま、「あなたの運命は?」とか「相性は?」とか「潜在意識が○○」「鏡の向こうが××」なんてやっている人々は、まさに砂上の楼閣的な後付け知識を増やしているだけなのだ。ものごとの本質を探究し、自分の間違いや勘違いを正視する勇気を持てる人なら、今すぐには受け入れられなくとも、いずれそう悟る時が来るだろう。

今日をKIN60(8・太陽)と数えながら、それをマヤ暦と呼んでいる人々は、単に勉強不足なだけか、勉強好きでも方向性を間違えて本質から外れ続けている人か、本当はマヤ暦とは違うものだと知っていながらゴマかしている嘘つきか、のいずれかである。今日をKIN60と数えるのは、ドリームスペル(13の月の暦)のツォルキンで、マヤ暦のツォルキンではないのだ。

ウェイブスペル」「銀河の音」「太陽の紋章」などの用語も、全て『ドリームスペル(13の月の暦)』に由来するもので、もともとのマヤ暦には存在しない。殆どの人がネットにアクセス出来る現代、ちょっと調べれば分かるのだが、多くの人はその「ちょっと調べる」という手間を省いてしまう。だからこそ、嘘でも声の大きい者の情報に流されてしまうのだ。

どんな分野でも、大抵ニセモノの方が流行り易く、一気に広がり易いのは、そういう面倒臭さを避ける人々が、「手っ取り早さ(即効性)」や「仮(その場)の安心感、幸福感」を優先して、お手軽簡単な情報を求めるからだろう。昨今は、出版物もそういうものだらけなので、先に識別力を鍛えておかないと、時間と労力とお金を浪費し続けて、「結局、私は一体何をやって来たのだろうか?」という状態に陥りかねない。

という訳で、世間でマヤ暦とかツォルキンカレンダーとか呼ばれているものの殆どは、『ドリームスペル(13の月の暦)』のツォルキンをパクった上で、色々な情報を混ぜこぜにした「偽マヤ暦」なのである。それは、本来のマヤ暦でも、本来のドリームスペル(13の月の暦)でもないのだが、世間には「パチもん」好きな人もいるので、そういうバイブレーションに引き寄せられる人を無理して止めようとは思わない。ただ、どういう背景のものか知って触れるのと、そうでないのとの違いは大きいので、縁ある人に向けて書いておきたいのだ。

尚、偽マヤ暦系の親玉たちは、もちろんネタ元の『ドリームスペル(13の月の暦)』のことも知っているので、講座では予め「色々な流派がある」という言い逃れを口にしてるようである(大枚叩いて講座に通っていた複数の人達から聞いた)。この際、はっきり書いておくが、流派など最初からなく、単にピラミッド型集金システムを作りたい者達が、偽マヤ暦団体をあちこちで乱立させているだけの話なのだ。

最後に、このブログに辿り着いた方は、本来の情報を知る可能性を持つ人々だが、私が書いている事もそのまま鵜呑みにせず、是非、多面的、多角的に検証してみてほしい。その姿勢こそが、銀河知性の贈り物である『ドリームスペル(13の月の暦)』が促しているものだからだ。

銀河マヤのククルカン瞑想

2016年02月12日 10:59

銀河の月6日(G2/12)KIN55 青い電気の鷲(by DL)

春分を祝う【銀河マヤのククルカン瞑想】
3月20日(日)春分の日に開催します!


マヤ遺跡チチェン・イツァでは、春分の日、中心部にあるカスティーヨ(城塞)と呼ばれるピラミッドに、ククルカン(羽毛ある蛇)が降臨します。光と陰が織りなすその神秘的なイベントを見るために、世界中から観光客が集まりますが、『マヤのリズム』のカバー絵は、みよこみよこさんが、まさにそのシーンを豊かなイマジネーションで描いて下さったものです。
表1_素_mid 
マヤの「ククルカン」は、アステカで「ケツァルコアトル」と呼ばれ、「13の天国と9つの地獄の預言」を残したとされる セ・アカトル・ケツァルコアトルと、ある次元で結びつけられてもいます。ハーモニック・コンバージェンスの重要な根拠の1つともなっていたその預言や、『ドリームスペル13の月の暦)』とピラミッドの関係についての話なども交えつつ、ククルカンと太陽に周波数を合わせる瞑想を行います。
彩雲 
尚、それに先だって、『ドリームスペル』キットを手にしながら、その使い方と扱い方の基礎を学ぶ「時間船地球2013乗船会」も開催されます。せっかく『ドリームスペル』を手に入れても、何が本質でどう扱えば良いのかが分からないと、殆ど活用出来ないまま持て余すことになってしまいます。「銀河の羅針盤」だけでも使えるようになれば、意識の自由度は格段に増すでしょう。

銀河の贈り物『ドリームスペル』に触れ、瞑想を通じて太陽意識にチューニングすることで、銀河マヤの多次元シンクロ世界への扉は、すみやかに開かれることでしょう。暦も瞑想も、初心者、ベテランに一切関係なく歓迎いたします。もちろん、いずれか1クラスのみの参加も可能です。共に春分を祝いましょう!

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【銀河マヤのククルカン瞑想】
★日程:3月20日(日)春分の日
★会場:東急大井町線上野毛駅徒歩5分(お申込の方に詳細をご案内します)
★定員:各クラス 16名

【G1】時間船地球2013乗船会 10:00〜12:30  
(参加費:当日カンパ制/ドリームスペルは無償配布されます(※))
時間魔術の真髄が内包されている銀河の贈り物『ドリームスペル』。
13の月の暦」に関する全情報の源であるこの箱形キットも、いよいよ
残部が限られて来ました。源に直に触れるという体験は、その人の中に
大きな変化を引き起こします。既にキットをお持ちの方も参加可能です。
一回で全て分かる方は殆どいませんが、異なる日付に関して何度か同じ
作業をすると、段々感覚がつかめて来ます。頭ではなく、手(身体)で
理解することで、私達は新しい回路を開く事が出来るのです。

【GM】銀河マヤのククルカン瞑想 13:30〜16:00(参加費:3,300円)
ケツァルコアトル(13の天国と9つの地獄)の預言、ドリームスペル
13の月の暦)とピラミッドの構造、銀河マヤと先住マヤ、あるいは
まだピラミッドに登る事が出来た1990年代にチチェン・イツァを訪
れている私達の体験なども交えつつ、春分を祝うククルカン太陽瞑想
を行います。瞑想の前には心身をほぐす体操を行い、瞑想の後には、
ちょっとした交流会も行う予定です。瞑想そのものは30分前後で椅子
に座って行いますので、初めてという方も安心してご参加下さい。

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※『ドリームスペル』や『13の月の暦・手帳』(こよみ屋)をお持ちの方は、
ご持参下さい(必須ではありません)。
※『ドリームスペル』は「銀河の贈り物」であり、商品ではありません。

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★お申込み方法
お手数ですが、下記の項目をコピー&ペーストなさり、必要事項(※)をご記入の上、必ず事前にメール(←クリック)にてご本人がお申し込み下さい。その際、お申込みメールのタイトルを【銀河マヤ】として下さい。追って受付メールを返信いたします。

【参加希望クラス】 【 】で囲まれた部分だけで結構です
【お名前】
【〒ご住所】
【お電話(携帯)番号】

※【G1】で『ドリームスペル』の当日配布を希望される方は、下記の全項目(〜〜〜で上下囲まれた部分)も必ずコピー&ペーストしてご返信下さい(この部分が無い場合は既に手元にあると見なし、当日の配布は致しません)。尚、二重受取は出来ませんのでご注意下さい。
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<私は以下の全てに同意します>
・このツールを売買しない事を約束します。
・このツールを占いや鑑定の道具に流用しない事を約束します。
・このツールをマヤ暦という名で呼ばない事を約束します。
・個人的な解釈を公式見解として伝えない事を約束します。
・このツールの入手を希望する人には、公式配布窓口を知らせる事を約束します。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

*お寄せ頂いた個人情報はいかなる場合においても外部へ漏らす事はございません。
*敏速な返信を心がけておりますが、通信事情等により、ごくまれにメールが届かないケースがございます。 お申込をお送り頂いた後、2日間経ってもこちらから返信が届かない場合は、 大変お手数ですが、再度メールをお送り頂けますようお願いいたします。
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お願いとご注意
@yahoo.co.jpのアドレスからクリカにメールをお送り頂く場合、残念ながらこちらに届かないケースがあるようです。恐れ入りますが、できるだけ他のアドレスからお送り頂けると幸いです。携帯メールの方は、こちらからの返信メ-ルが届く設定にしておいて頂けますようお願いします。また、ezwebの方は、設定に関わらずこちらからのメールが届かないことがありますので、返信が無い場合は、お手数ですが、別なアドレスからお問い合わせ下さい。

ドリームスペルサーファー151

2016年02月10日 21:34

銀河の月4日(G2/10)KIN53 赤い磁気の空歩く者(by D)

陰暦正月でもあった一昨日(G2/8)の新月は、『13の月の暦(ドリームスペル)』の365日暦で「銀河の月2日」、260日暦ではKIN51(12・猿)だった。その日、旧友Kが我が家に初めて立ち寄った。同じ路線の数駅離れた所(かなり近所)に住んでいるのだが、顔を会わせるのは2,3年前に行われた中学の学年同窓会の時以来。まあ、いつでも会えると思っていると、そんな感じになるものだ。

小学校を2回転校し、学区外の中学、高校に通っていた私にとって、6年同じ学校に通った友人は、それだけで珍しい存在なのだが、Kの場合、戸塚から通学していた所までもが共通していて(つまり彼も学区外に通っていた)、中学時代は部活も同じだったので、実質、最も長い付き合いのある朋友と言える。

不思議と同じクラスになった事は一度も無かったが、大学時代も社会人になってからも、さらには思いがけず関西に住む事になった時でさえも、常にひと足先にその地にKが居る(つまり人生の殆どの時期ご近所さん)というのは、まことに不思議な縁としか言いようが無い。しかし、今回のこのタイミングでの再会は、さらなる驚きを私にもたらした。
スコア13の月の暦 TIMESCORE

帰り際、TIMESCOREを指差しながら「それは何なの?」と言うので、「これが20年前から使ってる『13の月の暦』だよ」と言いながら、ふと「そういえば誕生日いつだったっけ?」と聞いてみると、何とG1/10だと言う。長い付き合いの割に、その日付は全く覚えていなかったので、今、その日付が登場した事に、私は衝撃を受けたのだった。

ここ最近のブログで何度も触れて来た通り、私は、20年前のまさにその日(1/10)に、『時空のサーファー』という本に出会ったのがきっかけで『13の月の暦』を使い始め、その後、それに関する本を何冊か書くような人生を歩んで来た。しかも、直近のその日付は、デビッド・ボウイ(KIN55)の命日と、『13の月の暦』提唱者の一人・ロイディーン(KIN22)の誕生キンが重なった、新月のちょっと特別な日だった。
時空 
Kの誕生キンはKIN132(2・人)だから、ツォルキンの中心である調波33、そして『20の銘板』における「時間トンネル(28日間)」の最終日を飾る日だ。もちろん、33はボウイとロイディーンの誕生キンの差でもある。それにしても何故、二子玉川に引っ越して来てから12年も経った今頃、Kは我が家に立ち寄る事になったのだろうか。私に言わせれば、おそらく以下の事柄が関与して、「スユア(時空の回路)がそうさせた」という事になる。

まず、私の現在の「運命の道筋」がKIN131(132のすぐ隣)であること。次に、その状態で20年前の『時空のサーファー』との出会いが、自分の誕生キン(KIN241)と完全に同期する「共振の月」(=20年に1度しか生じない現象)に起こっていた事実に気付き、さらに「共振の月1日」(G1/10)自体が7月1日=「7・1」=「7・竜(KIN241)」に置き換え可能な日付だと、ごく最近になって気付いた事である。

12:60世界の先端で活躍しているKにとっては、意味不明な暗号の羅列に見えるだろうが、もう一つ書き加えておきたいのは、私が『時空のサーファー』を手に入れた文華堂という書店を、Kも良く知っていて、3次元的に立ち寄ったりもしていたという事実だ。戸塚駅西口駅前に、まだ旭町商店街があった頃の話だから、同じ戸塚であっても最近の住民には通じない話なのだ。

しかし、さらに興味深いのは、そのKが「銀河の月2日」(G2/8)という日に我が家を訪れ、13MOON CALENDAR TIMESCORE に目を向けた(全く無反応な人も大勢いる)という点である。それは、ちょうど彼自身の誕生日で、新月でもあった「共振の月1日」から、正確に一巡後の新月にも当たるタイミングだった。

しかも、4年前の同日(G2/8)は満月で、『ドリームスペル』日本語版第2刷(最終版)は、まさにその日に公式窓口での申込み受付が開始されている。その通知をしたのは、日本語版制作世話人でパン・ジャパン・ライブラリーの管理人でもあるLだが、Kは一昨日、そのLとも初めて顔を合わせる事になったのだから、やはり中々強烈なシンクロ力がある。

ところが、まだ先があった。4年前のG2/8(=銀河の月2日)は、260日暦だとKIN151(8・猿)に当っていたので、銀河の音8(=銀河の)が月日で重なる「魔術の亀の日」でもあった。ちなみに、「銀河の音」というのは、1〜13のマヤ数字に対して『ドリームスペル(13の月の暦)』が新たに定めた呼び名で、ちょうど8番目の数である「音8」には「銀河の」という名前が付けられている。

このKIN151とドリームスペル受付開始との間にある強力なシンクロについては「ビセンテ・アミーゴの夢」という過去記事(チラッと読み直したら何とそこにも中学時代の部活の先輩の話が!これはスゴイ確率だ)にまとめてあるので、そちらをご覧頂くとして、実はKと私の間にも、この151という数字が関与することを、ふとした思いつきから私は発見してしまったのだった。

もう一度整理すると、私が『時空のサーファー』に出会ったのは1996年1月10日(KIN2)。私が自身の「反対のパートナー」(誕生キンから最も遠い130キン離れた関係)であるKIN111の道筋を歩んでいた時だったから、当然、Kの26才の誕生日当日でもあったその日は、Kにとっても「反対のパートナー」の道筋に入った瞬間だったと言える。

それで、私とKの誕生日とは一体何日くらい離れているのだろうか?という疑問がふと頭をよぎった。260-111=149。149+2=151。念のため、お互いの誕生キンで調べてみても、260-241=19。19+132=151。という訳で、私の誕生日からKの誕生日までは、何と151日である事が分かった。

Kが我が家を訪れた日が、別な日だったらこの数字を見ても何とも思わなかったのだが、4年前のG2/8がKIN151で、ちょうどその日から『ドリームスペル』日本語版の受付を開始していて、それを公表したのがL(KIN231)であるとなると、話は違って来る。しかも、『時空のサーファー』は、私が戸塚の書店で手にしたまさにその日が奥付けに記された発刊日。
奥付 ★出版社の住所はLのKIN231とシンクロ

『ドリームスペル』という名を私が初めて目にしたのは『時空のサーファー』のP254、「ジョーおじさんから日本の読者へ」という文章の中での事(※)。著者であるホゼ・アグエイアス氏の誕生日(G1/24)に参拝した大阪天満宮は、天神さん(菅原道真公)が主祭神だが、KIN254は道真公の誕生KIN。そのG1/24(KIN36)、私は山岡鉄舟(KIN36)についても話をした。そして今日、151が36番目の素数でもあることが判明。

伊勢の式年遷宮でもマヤ暦でも重要視される20年(カトゥン)の「時の輪」、151という数字、『時空のサーファー』と『ドリームスペル』の繋がり。旧友の来訪は、それら全てと極めて密接に、かつ多次元的に関わっていた事になる。時間だけでなく場所も含む全てが、今、20年の「時の輪」を通じて、豊かに実りつつ再来している。

(※)そこには上級者向けスーパー・サーフボードとして『ドリームスペル』が紹介されているが、同時に全ての源でもある。そのスーパーボードが手に入れるチャンスは限られている(「銀河シンクロ教室」リンクへ)。

祝!チベット暦新年

2016年02月09日 11:29

銀河の月3日(G2/9)KIN52 黄色い宇宙の人(by DL)

Happy Losar Tashi Delek!
the year of the male fire monkey


チベット暦新年、あけましておめでとうございます!
月を招く申月を招く申 
★北村公晴氏作「月を招く申」


チベット暦は、『カーラチャクラ・タントラ』に説かれている暦法が土台になっていて(※)、基本、干支と同じ順番と周期(60年)で巡りますが、元旦に関しては、旧暦とは数日から一か月近くズレる事があります。何故、そのような複雑なズレ方をするのかについては、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所のサイトに詳しく書かれていますので、「チベット暦と占星術」のリンクをご参照下さい。

また、十干は火・土・金・水・木の五行に基づいていますが、それぞれの陰陽は、「兄弟」ではなく「男女」で表されるので、日本では「丙申(ひのえさる)」となりますが、チベット暦だと、上記の通り「the year of the male fire monkey」という事になります。


(※)Wikipediaより
チベット暦は太陰太陽暦であり、密教経典『カーラチャクラ・タントラ(時輪タントラ)』の「世間品」に説かれた暦の体系にもとづいている。チベットに『カーラチャクラ・タントラ』が伝来したとされる「火の女兎の年」(丁卯,1027年)から始まる60年間を「第一ラプチュン」と呼ぶ。

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