ファースト・アルバム

2008年05月07日 23:58

スペクトルの月6日(G5/7) KIN79 青い磁気の嵐 (by D)

新しい13日のサイクルが始まる今日、2枚のアルバムが手元に届いた。『ワン・チャンス』(ポール・ポッツ『DIARY』(青山テルマだ。どちらもファースト・アルバムで、14曲入り。暦ユーザーとして勝手な解釈をすれば、1・14=1・魔法使い=KIN14=ダライ・ラマ法王14世という事になって、昨日の調和的行進を祝っているかのようにも思える。そういえば、昨日行進をしたのは青山通りだし、テルマはチベット語で埋蔵経を意味するから、これまで隠されていた事が、今、ワン・チャンスを掴んで世界に解き放たれつつあるという事を象徴しているのかもしれない。

ところで、その『ワン・チャンス』、実に完成度が高い。もちろん、ダイレクトにエネルギーが伝わってくるライブコンサートも素晴らしかったが、このCDは、選曲もアレンジも全てが素晴らしく、ポールの魅力が存分に引き出されているように思う。何度聴いても聴き飽きる事が無いのは、彼の歌声に作為がなく、歌そのものを愛している事が伝わって来るからでもあるだろうし、よく知られた美しいメロディーの曲が、実に心地良く配置されているからでもあるだろう。

9曲目の「カヴァティーナ」という曲にはbeautifulという言葉が8回も出てくる。彼はコンサートで、この曲を「今まで自分を支えて来てくれた妻のために、どうしても入れたかった」と言って捧げていたが、彼の歌声には、そんな人柄までもが表現されているのかもしれない。ちなみに、ポールの銀河の署名は「黄色い倍音の星(KIN148)」で、「美しくする」や「輝きを授ける」というキーワードを持っている。10年以上暦を使って来て思うのは、これらのキーワードは、魂がそのまま表現されている人ほどしっくり来るという事である。

余談だが、CDを包んでいたパッケージフィルムには、「待望の初来日公演決定!4/29、30オーチャードホール」のシールが貼ってあった。私達のように滑り込みであれ、この日付より前に初来日情報を知っていれば良いが、今日CDが届いて初めて知ったとなったら、相当悔しい思いをしただろう。何しろ、ドアトゥードアで20分程(最短)で行けてしまう所で行われた公演なのだから。同じ情報でも、いつ届けられるかで、その意味するところは随分と大きく変わってしまうものだ。しかし、今、ポールを知ったという方でも落胆する必要は無い。彼の純粋さと素晴らしさは、このアルバムに見事過ぎる程に表現されているからだ。

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