余白の美

2008年06月23日 01:42

水晶の月24日(G6/22) KIN125 赤い銀河の蛇 (by L)

夏至を過ぎて一段落。

最近ブログを書いていない事を自覚する。夫婦ってお互いの得意なところや持ち場が、特化というか、突出して行く傾向があるのではないかしら? 特に、私たちの様に殆ど同じ時間を共有している場合は。

私は、Dの書く文章や表現が大好きだから、「ついでにあれも書いてね」とか「これも」とか、Dにお願い(便乗)していること多し。同じ事柄なら私が書くより遥かに良し、とこの時点ですでに氣がすんでしまっているのよ。
(・・・と、長い言い訳はこのへんにして)先週行われた、友人の結婚披露パーティーの際、新体道創始者の青木先生による剣武を拝見する機会に恵まれた。

その時、とてもビックリする事があったんだよね。私は今まで、ずいぶん色々なステージ、数々のパフォーマンスを世界中で観てきたと思うけれど、こんな事は初めてだった。

普通、どのジャンルでも、「カッコいい場合」というのは、パフォーマーその人が、でかく巨大化して見えるものだ。その人の放つエナジーが、まるで飛び出す絵本のように空間からポン!と押し出されて。私はそれを観るのがとても好き。

しかし、青木先生のあの剣武は全然違った。始まった瞬間、先生の存在感は大きくなるどころか反対にキュッと収縮して、確かに目前にいらっしゃるのに先生何処かに消えてしまわれた!・・・と同時に、我々を包む空間の方がパッ!と宇宙大、無限大にまで広がった。何かが一瞬に弾け、反転したように。(以上はあくまで私の個人的な感想。)その空間に包まれているのは、とても心地の良いものだった。

もちろん、実際に剣武そのものも、きっと何から何まで、もの凄かったのだと思う(新体道の剣術少年少女たちは、全員ウットリ眺め、いつまでも心の中で反芻しているみたいだった)。残念ながら武術音痴の私にそれはわからない。ただ、青木先生の創り出された、あの空間、余白の美しさに圧倒され、ひたすら感動した。(・・・やっぱ、すごい先生だわ。)

メモ*1
少し前に読み終えた余白の旅が良かった。
正直言って、誰にでもお薦めという本ではないかも。でも、一人の東洋人がその生涯をかけなければ決して著わすことのできない書。すぐには読めなくても時間をかけて読んだら良いと思う。

メモ*2
先日の護国寺でのサカダワ法要の際、チベットの「デシ」というナッツやレーズンの入った甘いご飯(お祝いの時のもの)と、バター茶&チャイを頂いた。在日チベット人コミュニティーからの感謝のお振る舞いとして。ほとんど男性がクッキングしてくれたんだって。今まで頂いたデシの中で、一番美味しかった。

メモ*3
これだからイタリア好きだよ、フィアット快挙!
リチャード・ギアをCMからおろした日本の某自動車メーカーとは大違い。
http://jp.youtube.com/watch?v=27EsclrDWB8(イタリアでCM公開中)

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