ランチ・デジャヴ

2008年09月04日 01:46

■月の月12日 (G9/3) KIN198  白い電気の鏡 (by D)

今日は、お天気が良かったので、お散歩しながら久しぶりに「ゆっくりとカフェ」に行こう、という話になった。心地良い風を味わいながら、玉堤通りを歩いていると、ふとある予感が脳裏をよぎった。「今日は定休日ではないけど、何故かお店がやっていない気がする・・・」。だが、私より遥かに勘の鋭いLも何も言わないし、万一お休みだったとしても、青空の下ただお散歩するってのもいいじゃないか、と気に留めず、別にそれについて口に出す事もしなかった。果たして、ひと気の全く無いカフェで目にしたものは、臨時休業の貼り紙1枚だった・・・。ガガーン、なんて思ったところで突然開店してくれる訳でもないので、さっさと予定変更して、きしべの道(旧・玉電砧線跡)を二子玉川方面に戻る。

カフェのご近所に住むKさんと、そのご長男のRくんの噂をしながら歩いていると、まさにそのKさんが自転車で私達の横を通り越して行くのをLが発見。少し先の医院前で自転車を止めたKさんにご挨拶すると、Rくんが風邪を引いてしまったとの事。思い返してみると、そのカフェに前回行った時(お母さんと一緒)も、その前に行った時(お父さんと一緒)も、Rくんとバッタリ出会っている。今日はお店が休みで、Rくんもカフェではなくて病院という形だったけど、やっぱり会ってしまった。家からは多少距離があるので、そんなに頻繁にそのお店には足を運ばないし、毎回時間もまちまちなのに、ご縁(会う場所がいつも砧線跡という点から見て彼とはテツ繋がりだろうか・・・)がある人とは、こうして何度も会ってしまうものなのだ。

結局、お昼をどこにするか決めかねたまま高島屋付近まで来て、Lが最近高島屋内にオープンしたお店を思いついたので、早速リサーチという事で直行。そのお店については特にコメントは無いが、後から面白い事を思い出した。実は、最初にカフェに向かう途中で感じたあの予感と、実に良く似た感覚を以前も味わった事があったのだ。何ヶ月か前の話だ。やはり、久しぶりに「寿司の美登利」に行こう、という事になった時、私はふと「あれ?何だかお店が無くなっている気がする・・・」と妙な感覚を覚えた。論理的に考えれば、いつも行列が出来ている大人気の店が、いきなり無くなったりはしないはずなのだが、確かにそういう感じがしたのだ。で、行ってみると、何と!本当にその場所からお店が無くなっているではないか!

当時、お気に入りのお店が連続して移転や閉店していた事もあって(それらはちゃんと予告されていたが)「みどり寿司よ、お前もか~」とガックリ来てしまったのだが、それはちょっと早とちりで、同じフロアのすぐ近くに、リニューアルオープンしていたのだった。そして何と、今日、予定変更で急遽行く事になったのは、その「寿司の美登利」がかつてあったところにオープンした店だったのだ!つまり、時間的体験であるデジャヴが、奇しくも空間的な側面でもつながりを見せた訳である。Rくんの事も含めると、今日のランチにまつわる一連の体験は、実に多次元的なデジャヴだったように思う。ちょっとした冒険心と、常に状況を楽しむ心があれば、ランチを巡るこうしたわずかな時間の中でも、宇宙はその深遠なる神秘を垣間見せてくれるのだ。

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