アネモネ

2008年10月26日 23:26

自己存在の月9日 (G10/26) KIN251  青い自己存在の猿 (by D)

書法塾の発表会用作品の提出を終え、ようやくホッとしたKIN249(10/24)、箱根の彫刻の森美術館カメオ展を観に行って来た。あいにくお天気は崩れていたが、雨に煙る箱根は思いのほか風情があって、濡れた緑が美しかった。その一方で、展示されていたカメオの数々は、西洋の歴史と文化が、凝縮した形で表現されている上、由緒あるものも多いだけに、どれも強力な存在感と美を放っていて、圧倒される思いがした。

印象に残った作品はいくつもあったが、ここでは、シンクロ的な視点で面白いと思えた一点について触れる事にしたい。「アドニスの死」と題されたその作品は、ギリシャ神話のアプロディーテー(ヴィーナス)と、その恋人アドニスを描いたもので、「アドニスの流した血からはアネモネの花が咲いた」という説明が付されていた。ギリシャ神話に疎い私は、アネモネという花の神話的な背景を知らなかった(どこかで聞いていてもすっかり忘れていた)ので、このタイミングにこのカメオ(とその説明)に出会った事にひどく興奮した。

なぜなら、前日のKIN248(1・星)に、作品提出とシンクロして読み終えた『愛の旅人』という本の表紙が、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」で飾られていたからだ。しかも「星」の紋章は、もともとマヤ文明において金星(ヴィーナス)を示しているものである上、「13の月の暦」では、その日から始まった13日間を、「星のウェイブスペル」と呼び、金星とシンクロした13日間と見なす事もできるのだ。さらに私は、今月(11月号は10月発売)から『アネモネ』という雑誌に、その「13の月の暦」についての連載を始めたばかりでもある。

女性(ヴィーナス)が誕生し、男性(アドニス)が死んでアネモネを残す。この発見を、13周目のラスト、コドン20「魔法使いの熟慮」の期間が完了するというタイミングにした事もあって、私は、今起きている世界的な経済混乱(男性性主体の時代の終わり)と、「Time is Art」(Artは星のキーワードでもある)の時代の来訪を予感せずにはいられなかった。帰りの電車の中で、もう一つ気が付いたのは、『20の銘板』の見方で、連載の始まった「電気の月」がKIN146に対応すること、そして、その見方では、10回の連載が、ちょうどKIN146~KIN155の連続GAP(銀河活性化の正門)とシンクロしているという事だった。おそらくこの連載期間は、世界の大きな変容とシンクロする事になるだろう。その先に到来するものについては、アネモネの花言葉にヒントがあるかもしれない・・・と思って調べたら、「期待」「薄れゆく希望」。皆さんなら、どちらにチャンネルを合わせるだろうか。

ところで、カメオ展に特別協力しているアルビオンアートは、同じ天真書法塾で学ぶ有川さんが代表を務められている会社なのだが、二子玉川駅からマンションまでの帰り道の間に、13ナンバーの車を目にした後で、そのサイトを覗きに行ってみたら、有川さんのお名前も、一三さんであった事に改めて気が付いた。これら一連のシンクロを振り返れば、「13の月の暦」で、13周目が完了する日にカメオ展を観に行ったのは、やはりベストタイミングだったと言えよう。11月中旬からは福岡でも開催されるようなので、美のオーラに打たれてみたい方は、是非、足を運んでみることをお薦めしたい。

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