ヘリオコンパス

2009年03月15日 22:38

太陽の月9日 (G3/15)  KIN131 青い磁気の猿 (by D)
 
銀河の月21日(KIN115)、杉山開知氏(KIN177=赤い銀河の地球)が中心となって開発された「HELIO COMPASS(地球暦)2009」が、アネモネ経由で届いた。開封出来ないまま数日が経過し、G3/1(KIN117=赤い宇宙の地球)になって、ようやくじっくり中身を見ることが出来た。メインのヘリオコンパスも然ることながら、ガイドブックの出来が秀逸で、その日のうちに感動を開知氏に伝えた程だ。

「正しく強く生きることは 銀河系を自らの中に意識して これに応じて行くことである」とか「新たな時代は、世界が一つの意識になり、生物となる方向にある」といった宮沢賢治(KIN131=今日は158回目の銀河の誕生日!)の言葉が効果的に引用されているだけでなく、ヘリオスフィア(太陽圏)と各恒星(系)の位置関係や、地球と各惑星との会合情報など、前々から「あったらいいなー」と思っていた情報が、見事に、しかも美しく表現されている。

余談になるが、「時間芸術学校クリカ」は、賢治の「農民芸術概論」にインスピレーションを得て付けた名前でもある。賢治の母校・旧制盛岡中学(現・盛岡一高)は、私の祖父や父も学んだ学校なので、父の元に届いていた卒業者名簿をずっと遡ると、そこに賢治の名前を見つける事も出来て、親しみを覚えたものだった。

ところで、ヘリオコンパスを実際に使い始めたのは、スチレンボードを手に入れたKIN127(G3/11)の満月からである。使うと言っても、私の場合、水星~火星までの内惑星と月に見立てたピンを日々動かし(それ以外の惑星はたまに動かすだけで良い)、銀河的な視点からその位置関係を観想し、瞑想するだけなのだが、これがなかなか良い。以前からそういう瞑想はしていたのだが、実際の惑星配置(内惑星までは1兆分の1スケールでほぼ正確に表現されているらしい)が分かると、よりイメージし易くなる。
heliocompass 
私は、自分が実際に使ったり体験したりしてみて、「これはいい!」と思えたもの以外は、基本的に人に薦めることが出来ない性質である上、暦に関しては、これ以上別の何かを使いたいという意思も必要性も感じてはいなかった。「13の月の暦」は、私に十分な楽しみと発見をもたらし続けてくれているし、さらなる可能性も感じさせてくれる。しかし、今回のヘリオコンパスは、そういう状況の私であっても尚、「使ってみたいな」と思わせる何かがあった。

その「何か」を分析すれば、色々出て来るとは思うが、おそらくそこに一貫しているのは「美しさ」という事になるのではないかと思う。デザイン的に見える形としてのものだけではなく、その背後にある精神的な方向性や思想の深さも関係した「美しさ」。私のアンテナが反応するのは、どうもそういう要素があるものなのだと、振り返ってみて思う。逆に言えば、「13の月の暦」だって、そういうところが無かったら多分反応はしなかっただろう。

ヘリオコンパスは、太陽銀河的な空間意識を育む非常に有効なツールになると思う。また、ある期間分を少し早回しする感じで、ガイドブックP9にあるような螺旋運動をイメージ出来れば、意識の中に創造的なエネルギーを生み出せるようになるかもしれない。そう考えたのには訳がある。ガイドブックに感動した3日後、『自然は脈動する』のP116に、ガイドブックの螺旋図と殆ど同じ図を見つけ、その前後に以下のような文章を見出したからだ。
 
「現在の機械的な動きの形は必ずといっていいほど軸性→放射性であり、熱と摩擦を引き起こす。一方、自然のダイナミックなプロセスは、これまで見たように反対の種類の動きを用い、速度は周辺部でもっとも遅く、中心部で最も速くなる。」(P115より )「遠心的加速では、同じ速度を維持したり、さらに加速するのにいっそう多くの力が必要となる。求心的加速では、速度とエネルギーはひとりでに増加する。ヴィクトルはこれを、あらゆる生命を生みだす建設的エネルギーである「形成力」と呼んだ。」(P117より)
 
ちなみに、ガイドブックP9 には、太陽に近い惑星ほど速く運動している事が、具体的な数値で示されている。また、ヴィクトル(シャウベルガー)の思想については、過去記事の「渦巻き」も参考になるだろう。実は、ヘリオコンパス絡みのシンクロはまだ続くのだが、話の質がちょっと変わるので、ここでひとまず小休止を入れるとしよう。

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