毛細血管

2009年03月18日 01:13

太陽の月11日 (G3/17)  KIN133 赤い電気の空歩く者 (by D)
 
サントリー美術館で開催されていた「国宝・三井寺展」を、何とか期間内に見ておこうという事で、G3/13(KIN129)お昼前に家を出た。移動の間、『自然は脈動する』を読み進めていると「血液の循環」という項目に、非常に興味深い事が書かれていた。以下、部分的に抜粋してみる。

・瞑想するときに呼吸を観察するという古来の方法を実践する人にとっては、(より大きな存在に)「呼吸される」という奇妙な感覚を経験することは珍しくない。(中略)ヴィクトルは同じような文脈で、鳥は「飛ばれ」、魚は「泳がれる」とよく言っていた。心臓はポンプではなく、「ポンプのように動かされる」のだとしばしば表現した。彼は心臓を、血流を整えるものとしてとらえていた。

・シュツットガルトでの実験は、水流がパイプの形状と共鳴するなら摩擦が生じないことを実証した。同様に、血液が動脈や毛細血管と共鳴していれば、血流は大いに促進される。さらに、血管には自然な脈動、蠕動作用がある。

・ベルリン大学のクルト・ベルゲル教授は、鳥の卵が孵卵を始めて数日後に、まだ心臓が形成されていないのに、卵嚢周囲の細かな温かい血管内にそんな自動的な脈動が生じるのを記録した。ベルゲル教授も心臓をポンプであるとする一般的な説に異を唱え、ポンプ機能は「体に行きわたる数百万本の高度に活動的な毛細血管」によって担われており、「健康と病気は、何よりもまず毛細血管に欠陥がないか、活動が乱れているかに左右される」と主張した。(抜粋ここまで)

先ごろ発行したメールマガジンの中で、私は、「シャウベルガーの哲学と手法が、地球版・西式甲田療法のように思えるのは、多分私だけではないはずだ」という感想を述べつつ、本書を推薦していた。全体にザッと目を通してはいたので、潜在意識に残っていたのかもしれないが、毛細血管が健康の要である事を記したこれらの文章は、自分の書いた推薦文にさらに確信をもたらしてくれた。

乃木坂駅で降車し、興奮しながらその事をLに伝えていた数分後、東京ミッドタウン(美術館はこの中)までの道のりを歩いていると、「心臓血管研究所付属病院」という看板が、目の中に飛び込んで来た!この辺りの土地に縁の無い私は、こんな名前の病院が存在することすら知らなかったが、今しがた「心臓と血管の関係」を話題にしていただけに、思わず吹き出してしまった。念のため証拠写真を提示しておこう。
 sinzou
三井寺展そのものについても軽く触れるつもりだったが、途中で面白い事に気付いてしまってまた長くなりそうなので、項を改める事にした。(つづく)

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