銀河的地球人

2009年06月09日 02:22

水晶の月10日 (G6/8) KIN216 黄色い銀河の戦士 (by D)

今日で2004年のヴィーナス・トランジットからピッタリ5年、つまり二子玉川に越して来てから丸5年が経った事になる。日中届いたアネモネ見本誌はNo164(=「8・種」=2013年の銀河の同期)で、今日の日付は「8・戦士」。さらにPCUも「8・月」で、ランチは予定が変わって「八仙閣」に行く事になった。ヴィーナス・トランジットでカプセル化される8年の間(2004→2012)に、地球と金星が5回会合する事について、再意識化を促されているのだろうか。

一方、チベット暦では、お釈迦様(そういえばこの方も八正道を説かれている)の誕生、悟り、涅槃に入られたと考えられているサカダワ月の満月。善悪の行為が何倍にもなるという話もあるが、幸い今日は、書法塾で良いニュースを耳にした。何と、ちょうど今日から、西安碑林博物館に私たちの作品が展示されたとのこと。中国書法を学ぶものとしては、これ以上光栄な事は無いだろう。

チベットと中国と言えば、5日前のKIN212(G6/4)に、20周年を迎えた天安門事件のエピソードが思い起こされる。その頃(20年前)、チベット亡命政府と中国共産党との間では、長い時間(40年!)をかけてようやく対話の機会が生まれようとしていたところだった。ところが、天安門事件が起きたその時、ダライ・ラマ法王(KIN14)は、驚くべき声明を発表したのだった。それは、中国政府に対する最も強い抗議と、天安門広場にいるすべての若者への全面的な支持を示す内容だった。

それによって自分達の交渉の機会が台無しになるのは覚悟の上で、「今、声をあげなければ、これから自分達が自由や民主主義について話すことなど出来なくなる」と、英断を下されたのだった。ここだけ読むと、「国民の事を考えていないのでは?」とか色々疑問を持つ方も出て来るだろう。しかし、『素顔のダライ・ラマ』のP81から始まる「最も利他的な人間」という章を読めば、そういう次元の話ではない事が分かるはずだ。ちなみに、天安門事件が起きた日は「10・人」(KIN192)。自由意志を生み出し、現れを仕上げるという力を持っていた。学生達の行動、そして法王の声明こそが、地球の声だったように思える。

巷の政治屋は、自分の利権の事で頭が一杯で、多少マシな人でも、せいぜい自分の選挙区の利益の事を考える位が関の山だが(国家元首でありながら国益すら考えない首相もいたりするが)、法王は、チベット人である前に宗教者であり、その前に人間である事を忘れていない方なのだ(つまり人類全体としての利益を常に考えておられるという事だ)。私達がチベットサポート活動をしつつ中国書法を学ぶのも、そういう感覚と無関係ではない。中国の文化やそれを生み出した人々には心から敬意を表したいし、実際、国民の1人1人には素晴しい人が沢山いる。もちろん、チベットでも日本でもそれは同じだ。だからこそ、人として素晴しいと思えるところで共感したいのだ。

ところで、天安門20周年の日(KIN212)は、オバマ大統領(KIN173)がエジプトのカイロで、イスラム世界に向けて、非常に素晴しいスピーチをした日でもあった。その後、あのザヒ・ハワス博士(KIN195)に案内されてギザのピラミッドにも足を運んだようだが、「4・人」、つまり自由意志の形をしっかりとさせる、というエネルギーが流れている日に、そういう特別な場所を訪れ、人々の心を繋ぐようなスピーチをしてしまうところに、ダライ・ラマ法王にも通じる、銀河的な地球人のスケールを感じてしまう。

その日(KIN212)はまた、イチローの50回目の銀河の誕生日で、まさにその日に27試合連続安打の記録を出した(結局ここでストップしてしまったが、それもまた美しい)事を、ひとつ前の記事に書いた。ダライ・ラマ法王も、オバマ大統領も、イチローも、おそらく「13の月の暦」を知らないだろうし、仮に耳にしたことがあったとしても、日常的に使ってはいないだろう。しかし、上記の通り、彼らの動きは、この暦と実に良く共鳴している。もちろん、この暦を絶対視するつもりは無いが、人に勇気や希望を与える人物達が、揃いも揃って、暦のリズムとシンクロしているのは、やはり興味深い。あるいは、(意図せずとも結果的に)人に希望を与えるような行為が、自然のリズムに同調するひとつの鍵なのかもしれない。

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