頭から湯気!

2009年09月03日 01:51

月の月11日 (G9/2) KIN42  白い電気の風 (by D)
 
KIN36(G8/27)、友人の増田さんの個展(書)を観に、横浜元町へと向かう。自由が丘で乗換える時、ハート型に目玉の付いたワッペンTシャツの女性を見かけて、シンクロを感じる。何故なら、そのワッペンを初めて目にしたのは、2ヶ月程前の増田さんのブログの中であり、数日後、そのTシャツを着た本人には会っていたが、街中で見かけた事は一度も無かったからだ。

会場の「茶倉」は、美味しい日本茶が頂ける落ち着いた感じのお店で、扉を開けた瞬間に、香ばしい香が漂って来る。展示されている10点ほどの作品を鑑賞しながらお茶を頂いていると、忙しい最中に、増田さんが顔を見せてくれた。狙ったように、ポロシャツの胸には、ハート型のワッペン。しばしの間、書についてあれこれ語れたのはもちろん、『空手仙人』が増田さん経由でこの店のオーナーにも伝染していることが分かって、嬉しかった。

 会場の斜め向いにあるアントショップの器たちにも興味は尽きなかったが、この日は、東京の八重洲ブックセンターで、青山繁晴さんのミニ講演会&新著のサイン会があったので、早めに移動。おかげで定員100名のところ、40番目の整理券をゲットできた。先に到着していた、チベットサポート仲間のN姫らのグループの中に、護国寺のがおちゃん(と名乗る僧侶)の顔を見つける。ちょうど、聞きたいことがあって、「がおちゃん来てるといいなー」と言っていたので、ビックリしつつも喜ぶ。
 
ほぼ、時間通りに始まった青山さんのミニ講演は、予定の30分を軽く越えて、50分近く経っていたようだったが、非常に濃い内容(特に硫黄島の真実)を、猛烈に熱く語って下さっていたので、あっという間に感じられた。独立総合研究所という名前が示す通り、様々なしがらみから自由で、かつ独自の一次情報網を持つシンクタンクの代表だけに、おっしゃることにいちいち説得力がある。国民1人1人が、わが事として日本という国の将来を考えて行く時、この方の情報は今後も大いに役立つだろう。

そして、今、まさに知っておくべき情報が、最新著の『王道の日本、覇道の中国、火道の米国』には詰まっている。テレビを殆ど観ない私は、コメンテーターとしての氏については、ユーチューブでの映像しか知らないが、その内容の重要さの割に、メジャー局が氏を用いないのは、メディア自体が、権力の手先のようになっている腐敗した構造を持っているからに他ならない。その中で、氏の登場率が最も高い関西テレビは、中国や朝鮮からの様々な圧力(あるいは甘い汁)にも屈しない、骨のある姿勢を見せてくれているのである(メジャーがだらしないだけとも言える)。
 
『空手仙人』には、頭から湯気を出し、真っ赤になって怒る大山倍達(マス大山)氏の様子が度々描写されているのだが、青山さんの講演は、それを彷彿させる迫力と熱があって、深く胸に響くものがあった。サイン会も、1人1人の名前を書き、気合を入れて落款を押し、固い握手を交わし、さらには写真撮影にも応じる熱の入れよう。睡眠時間も殆ど無いような激務の中で、予定時間を大幅にオーバーしながらこれだけの事ができるのは、信念に基づく情熱があってこそのことだろう。我の為ではなく、公の為に命をかける幕末の志士のような人が目の前にいてくれることに、沢山の勇気を頂いた。

サイン会の待ち時間に、がおちゃんとも無事話が出来たのだが、聞きたいことの一つは、実は、その大山氏のお墓の場所だったのだ。『空手仙人』に深い感銘を受けた私は、極真空手の創始者である氏についても調べる中で、そのお墓が護国寺(考えてみれば、青山氏の講演内容ともピッタリシンクロするお寺の名前だ)にある事を知った。チベットハウス主催のイベントなどを通じて、近年、度々足を運ぶようになったお寺だけに、次に機会があれば、是非お参りしたいと思っていたのだ。それ故、まさに頭から湯気の出そうな勢いで話をされる青山さんの講演会で、このお寺の僧侶に会えたのは、何かの導きのようにも思えた。

そういえば、2年前、護国寺を訪れているダライ・ラマ法王もまた、非常に熱い方だ。単に熱いだけでは意味あるものを生み出せないし、人も心を動かされることは無いと思うが、熱くなければ何事も始まらないような気もする。客観的に観て、私は、いわゆる熱血漢タイプの人間ではないと思うが、気持ちは常に熱く、頭から湯気が出そうな勢いで何事にも取り組んで行きたい、という思いを強くした一日だった。

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