星に願いを

2009年09月08日 22:11

月の月17日 (G9/8) KIN48  黄色い太陽の星 (by D)
 
我が家から一番近い食料品店や書店がそこにあるという理由で、玉川高島屋は、私達がほぼ毎日通うありがた~い場所なのだが、間もなく40周年を迎えるらしく(つまり私とタメ)、ハートマークの髪型をした男女のポスターが、二子玉川駅構内を始めあちこちに貼られている。調べてみると、どうやら1969年11月11日(KIN72)が誕生日らしい。
 
今日は風が気持ち良さそうだったので、午後からノートPCを持って、8階にある屋外デッキで仕事をしていた。日が傾いて来たので、そろそろ帰ろうかと思っていたら、Lから「アイロンがショートした」とメールが入ったので、そのままそこで少し待って、新しいアイロンを買いに行く事になった。程なく到着したLと共にエスカレーターを降りて行くと、スタバの方から、普段より大きな音量でクラシックが聞こえて来る。
 
よく見ると、店の中央部で弦楽四重奏のミニコンサートが開かれている(こちらはスタバの6周年記念らしい)。ここのスタバもよく利用させてもらってはいるが、こんなイベントは初めてなので、しばらく入り口付近で聴き入っていると、お店の人に中に入るよう促された。急ぎの予定がある訳でもなかったので、コーヒーを頂きながら生演奏を聴いて行く事にした。演奏者に一番近いかぶりつきの席が2つ空いていたので、そこに座ると、2曲目の「星に願いを」が始まった。

6th-1
 
「芸術」をキーワードに持つ「黄色い星の日」に、スターバックスで「星に願いを」を聴くなんて、なかなか洒落たシンクロだ。その場に、子供達の姿が多く見られたのを受けて、続く3曲はジブリ作品から。「夢をのせて(ラピュタ)」「崖の上のポニョ」「トトロ」で、30分のコンサートは終了。MC上手なヴィオラ奏者によると、このメンバーは、「崖の上のポニョ」の演奏を実際にしている「本物」の方々(新日本フィル)だとのこと。

6th-2
 
昨年の誕生日にポニョを見ていた(今年はハチ・・どちらも子供向け(笑))私としては、ちょっと感慨深いものがあった。しかもこの説明、かぶりつきだからこそ聞こえたようなもので(ちなみに、弦楽器の弓は、それだけで大体プリウス位のお値段がする!・・・というお話も聞けた)、少し離れて聞いていた人には、単に「ジブリ作品の演奏をしているどこかの楽団」という印象しか持てなかったかもしれない。終了後、素晴しい演奏とエンターテインの心に感謝の気持ちをひと言伝え、アイロンを探しに本館へ。
 
すぐにちょうど良い感じのものが見つかったが、Lが店員さんに20年以上も使っていたことを伝えると、「それは寿命をはるかに越えています。ねぎらって大事に葬ってあげて下さい(笑)」みたいなことを言われていた。遊び心とはいえ、帰り際「では、また20年後に」と言ってくれたのがちょっと嬉しかった。3回あったミニコンサートのラストにピッタリ居合わせ、コーヒー1杯で特等アリーナ席を取れてしまったのも、アイロンくんがそのタイミングで勤めを終えてくれたからこそ。本当に長年ご苦労さまでした。
 
そして今、私は、昨夜届いたばかりの『セゴビアの芸術』を聴きながら、ひと足早い芸術の秋を楽しんでいる。新日本フィルの生演奏に、ギターの神様セゴビアの名曲集、これならアイロンくんのスピリットも安らかに天に昇って、夜空を飾る星の一つになってくれるだろう。

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