ボン教とドリームスペル

2009年11月25日 11:59

■倍音の月11日 (G11/25) KIN126 白い太陽の世界の橋渡し (by D)
 
NPOクリカの活動として、今年もネパールのカトマンズにあるチベット人学校などを訪れ、支援している子供達や現地の協力者達と顔を会わせて来た(台北を経由し昨夜帰国)。写真も沢山撮ってあるので、順次サイトの方でも紹介して行きたいと思っているが、ブログを更新していない期間があまりにも長くなってしまったので、まずは短くご報告。
 
現地での直接的なコミュニケーションを継続的に深めて行く、という目的での出張であり、レジャー的な要素は殆どない旅だったのだが(ただし帰路の台北は別で、書のお勉強と遊びも少々)、往路のフライトからびっくりシンクロが多発し、結局、いつものように、私の手帳は隙間の無いメモで埋め尽くされることになった。これを解きほぐして行くと、小冊子が一冊くらい出来てしまいそうなので、いずれメルマガにでも書くとして、今日は、お土産を整理していて書きたくなったことを、ひとつだけシェアしたい。
 
私達は、チベットの中でも西域にあるンガリ地方(カイラス山などがあるエリア)出身の方々とご縁があって、色々と現地でお世話になっている。そんな中、最初の年から3回目の今回まで毎回顔を合わせ、結果的に最もお付き合いが長い関係になっているのが、現在のンガリ・アソシエーション(カトマンズ)代表のチョサンさんという方である。前々から、在家のラマ(僧侶)という事は伺っていたのだが、今回、さらに詳しくご自身ことを語って下さったお陰で、初めてボン教のラマだということが確認できた。
 
ボン教は、仏教がチベットに入ってくる前からあったと言われている、中央アジア由来の非常に古い宗教で、基本的な教えは仏教と共通している部分も多い。ただ、はっきり分かる違いとして、コルラ(聖なるものの回りを巡ること)やマニ車(中にお経が入っていて回すと読んだ事になる便利な仏具)を回す向きが、仏教とは逆という特徴がある。仏教ではいずれも時計回りなのに対し、ボン教では反時計回りなのだ。ドリームスペル(13の月の暦)を10年以上使って来た私達にとって、これは非常に興味深いポイントだ。なぜなら、「13の月の暦」の基本構造、ウェイブスペル(そしてその組み合わせから成るドリームスペルの旅程盤)は、反時計回りに巡るように出来ているからだ。
 
もう一つおまけに書いておこう。昨年は、ヒューレン博士に会った直後にネパールへ行き、その時は、チョサンさんが「JUST DO IT」(ヒューレン博士のQ&Aでの口グセ)のロゴが入った上着を着ていて、そのシンクロを楽しんだものだったが、今年は、同シーズンに3日間お会いする機会があったにも関わらず、その上着を見かけることは一度も無かった。そして、ボン教のラマという事が明らかになった流れで、7年前にグラーツのカーラチャクラ会場とホテルでお見かけした、ボン教の著名なラマ、ロポン・リンポチェが、何とカトマンズ在住だということもはっきりしたのだった(今回は西欧を飛び回って留守にされている所だった模様)。
 
このリンポチェを印象的に憶えているのは、Lがホテルのエレベーターに乗り込もうとされていたリンポチェを見て、内側から「開」のボタンを押そうとして、間違えて「閉」を押して締め出す形になってしまったという事件があったからだ。あの時のリンポチェの悲しそうな表情を、私は今も忘れられない。・・・とこんな感じで、ちょっと書き出すと止まらなくなりそうなので、今日はこの辺までにさせて頂こう。ちなみに、今回、ボン教と仏教両方のマニ車を手に入れて来たので、セッションでクリカに来られる方が、グルグル回して沢山徳を積んで頂けるよう(笑)、近日中に公開する予定である。

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