2010年03月19日 21:29
■太陽の月13日 (G3/19) KIN240 黄色い律動の太陽 (by D)
1週間前の今日(G3/13)は、チベット・ピース・マーチだった。例年、チベット民族蜂起の日(G3/10)前後に行われるこのイベントは、日本の複数のチベット・サポート・グループによって運営されて来ていたが、今回は、初めて在日チベット人が主催する形で行われることになった。
もちろん、これまでもチベットの人々が主人公であることに変わりはなかったし、今回だって日本の様々なサポート・グループの協力があってこそのマーチだったとは思うが、やはりチベットの人々が自ら立ち上がり主催するというのは、ひとつの飛躍であり、強い決意を感じさせるものでもあった。
それにシンクロするかのように、私達自身もまた、今回初めて、ボランティア・スタッフとして参加させて頂くことになった。何かと用事が重なることの多いこの時期、準備段階から参加するのは難しく、例年は、当日のマーチに参加するだけで精一杯だったのだが、今年は運よくタイミングが合って、準備の会合にも顔を出せたのだ。
だが、振り返ってみると、これも必然的な流れだったように思う。先の追伸にも書いたように、昨年末、現在の在日チベット人コミュニティー(TCJ)の代表であるKDさんと、ビックリするような出会いがあったからだ。海外へのフライトで知人とバッタリということ自体、珍しい出来事だと思うのだが、それがTCJの現代表でもあったのだから、既にその時点で仕組まれていたのだろう。
肝心のマーチは、晴天にも恵まれ、六本木の三河台公園から広尾のこうがい公園までを、40分ほどかけて行進した。その様子は、ねこみみさんという方が写真に収めて下さっているので、そちらをご参照いただければと思うが、シンプルかつ明瞭なメッセージ(チベットにおける教育や宗教の自由、平和の要求)でひとつにまとまっていただけでなく、ピース・マーチと呼ぶにふさわしい、品位ある行進だったように思う。
彼らの肉親や友人、尊敬する僧侶たちが、沢山殺されたり拷問されたりしているのは、まぎれもない事実であるが、それに対して憎しみや怒りのエネルギーをぶつけたり発散させたりするのではなく、本来の権利を主張することにエネルギーが向けられていたのが、何より素晴しかった(これは、ダライ・ラマ法王の説かれる方針そのものだ)。もちろん、チベット人や日本のサポーターの中にも、色々と異なる意見を持つ人々がいるのは知っている。
しかし、チベット民族蜂起の日に合わせて行われる行進において、何が本質なのか、そして、その振舞いがチベット本土にいるチベット人達にどう影響するのかまでを考慮した時、今回の形は、限りなくベストに近かったのではないかと私は思う。様々な考えを持つ人々の集団を、ブレなくひとつの方向にまとめられたKDさんご夫妻の確固たる意志は、きっと個人的な心情を越えたところにその土台があるのだろう。
お天気や風(国旗がはためくのに重要な要素だ)に恵まれたのも、「13の月の暦」で、「ハートの解放」の週、そして「スピリットを伝える」という意味を持つ「風」のウェイブスペルの締めの日とシンクロしたのも、おそらく偶然ではなく、そうした意志と関係があるのだろう。透徹したヴィジョンが、目に見えない次元からの助けも呼び込んで、美しく事を成就させるというプロセスに、私は映画『インビクタス』に通じるものを感じた。
行進の途中66ナンバーの車を見たり、マーチ終了後ランチを食べたお店で、以前、クリカのクラスに参加して下さった方から声を掛けて頂いたり、細やかなシンクロも沢山あったが、そのスタートは、やはり9年前の3/10(KIN66)にあったように思う(『第11の予言(シャンバラの秘密)』出版記念講演会)。KDさんの座席が66K(K=11)だったり、シャンバラ教室の会場住所が、2-33-11(→66-11)であるのも、全てそこから来ている流れなのだろう。
平和のバイブレーションに包まれた平和の行進、これはまさに、シャンバラのやり方そのものではないだろうか。私達は今、様々な場面でシャンバラの顕現を目撃しつつあるのかもしれない。
1週間前の今日(G3/13)は、チベット・ピース・マーチだった。例年、チベット民族蜂起の日(G3/10)前後に行われるこのイベントは、日本の複数のチベット・サポート・グループによって運営されて来ていたが、今回は、初めて在日チベット人が主催する形で行われることになった。
もちろん、これまでもチベットの人々が主人公であることに変わりはなかったし、今回だって日本の様々なサポート・グループの協力があってこそのマーチだったとは思うが、やはりチベットの人々が自ら立ち上がり主催するというのは、ひとつの飛躍であり、強い決意を感じさせるものでもあった。
それにシンクロするかのように、私達自身もまた、今回初めて、ボランティア・スタッフとして参加させて頂くことになった。何かと用事が重なることの多いこの時期、準備段階から参加するのは難しく、例年は、当日のマーチに参加するだけで精一杯だったのだが、今年は運よくタイミングが合って、準備の会合にも顔を出せたのだ。
だが、振り返ってみると、これも必然的な流れだったように思う。先の追伸にも書いたように、昨年末、現在の在日チベット人コミュニティー(TCJ)の代表であるKDさんと、ビックリするような出会いがあったからだ。海外へのフライトで知人とバッタリということ自体、珍しい出来事だと思うのだが、それがTCJの現代表でもあったのだから、既にその時点で仕組まれていたのだろう。
肝心のマーチは、晴天にも恵まれ、六本木の三河台公園から広尾のこうがい公園までを、40分ほどかけて行進した。その様子は、ねこみみさんという方が写真に収めて下さっているので、そちらをご参照いただければと思うが、シンプルかつ明瞭なメッセージ(チベットにおける教育や宗教の自由、平和の要求)でひとつにまとまっていただけでなく、ピース・マーチと呼ぶにふさわしい、品位ある行進だったように思う。
彼らの肉親や友人、尊敬する僧侶たちが、沢山殺されたり拷問されたりしているのは、まぎれもない事実であるが、それに対して憎しみや怒りのエネルギーをぶつけたり発散させたりするのではなく、本来の権利を主張することにエネルギーが向けられていたのが、何より素晴しかった(これは、ダライ・ラマ法王の説かれる方針そのものだ)。もちろん、チベット人や日本のサポーターの中にも、色々と異なる意見を持つ人々がいるのは知っている。
しかし、チベット民族蜂起の日に合わせて行われる行進において、何が本質なのか、そして、その振舞いがチベット本土にいるチベット人達にどう影響するのかまでを考慮した時、今回の形は、限りなくベストに近かったのではないかと私は思う。様々な考えを持つ人々の集団を、ブレなくひとつの方向にまとめられたKDさんご夫妻の確固たる意志は、きっと個人的な心情を越えたところにその土台があるのだろう。
お天気や風(国旗がはためくのに重要な要素だ)に恵まれたのも、「13の月の暦」で、「ハートの解放」の週、そして「スピリットを伝える」という意味を持つ「風」のウェイブスペルの締めの日とシンクロしたのも、おそらく偶然ではなく、そうした意志と関係があるのだろう。透徹したヴィジョンが、目に見えない次元からの助けも呼び込んで、美しく事を成就させるというプロセスに、私は映画『インビクタス』に通じるものを感じた。
行進の途中66ナンバーの車を見たり、マーチ終了後ランチを食べたお店で、以前、クリカのクラスに参加して下さった方から声を掛けて頂いたり、細やかなシンクロも沢山あったが、そのスタートは、やはり9年前の3/10(KIN66)にあったように思う(『第11の予言(シャンバラの秘密)』出版記念講演会)。KDさんの座席が66K(K=11)だったり、シャンバラ教室の会場住所が、2-33-11(→66-11)であるのも、全てそこから来ている流れなのだろう。
平和のバイブレーションに包まれた平和の行進、これはまさに、シャンバラのやり方そのものではないだろうか。私達は今、様々な場面でシャンバラの顕現を目撃しつつあるのかもしれない。
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