サカダワの満月

2010年05月27日 22:08

スペクトルの月26日 (G5/27) KIN49 赤い惑星の月 (by D)

仏教圏の国々では、お釈迦様の誕生と悟りと入滅が、全て同じ月の同じ満月の日に起こったと伝えられていることが多い。この特別月間(新月から次の新月まで)を、カーラチャクラ暦に基づいて日付を数えているチベットでは「サカダワ」と呼び、この期間にやったことは善悪問わず、その効果が十万倍とか十億倍とかになる(とにかく増幅されるということ)と信じられているという。

ちなみに、サンスクリット語では、同様の月間をヴェサーカとかウェサーカーと言うらしい。採用されている暦によって多少ズレはあるようだが、今年はグレゴリオ暦での5/27、つまり本日がその月間のピークに当たるという点では、ほぼ共通しているようだ。

おそらく、京都鞍馬寺でのウエサク祭も、元を辿れば、これら仏教圏の行事が土台になっているのだと思われるが、スピリチュアル系の人々の間では、神智学と結び付いた解釈が割と広く流布されている。もちろん、どういう見解を支持するのも人の自由だが、その神智学を開いたブラヴァツキー夫人が、インドやチベットを実際に旅していたという事実は考慮するに値するだろう。

ところで、興味深いことに、今日は、キチェ・マヤに伝わる伝統的なマヤ暦でも、ツォルキンの初日(1・イミシュ)というある意味特別な日に当たっている。そして、コールマン博士が宇宙進化の完了ポイントと見なしている2011年10月28日まで、ツォルキン2周分(520日)というタイミングでもある。2004年の時点では、博士は宇宙地下世界の始まりを2011年2月11日(この日も1・イミシュ)と定めていて、そこから260日後が10月29日、260日前が本日という位置付けになっていた(今は地下世界の期間自体を別なものに入れ替えている)。

さらに明日は、「13の月の暦」でのツォルキンで「11・犬」。スペクトルの月で3度目の「魔術の亀の日」でもある。スペクトル(11)のキーワードは「解放・溶かす・解き放つ」だから、お釈迦様の言い伝えとも見事にシンクロする感じがある。という訳で、今夜から明日にかけては、かなり面白いタイミングなのだということを、ひとことお伝えしたくこの記事を書いてみた。そして、せっかくなら、皆さんの喜びや楽しみを十億倍(笑)にして、解き放って頂きたいとも思う訳である。もちろん、 犬のキーワードにちなんで「愛」を解き放つのも素晴しいと思う。

※日本で「マヤ暦」と呼ばれているものの多くは「13の月の暦」だ(今日をKIN49と数えていたら間違いなくそう)。グァテマラやメキシコで今も使われている伝統のマヤ暦を尊重する意味でも、そして、それぞれの暦の目的や役割の違いを理解するためにも、やはり「13の月の暦」を「マヤ暦」と呼ぶのは止めた方が良いと私は思う。

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