古くて新しいもの

2010年08月15日 01:40

磁気の月20日 (G8/14) KIN128 黄色いスペクトルの星 (by D)

「13の月の暦」の新年が始まってから、アッと言う間に3週間が経とうとしている。この間、ブログがちっとも更新されていないのは、例の如く、シンクロウェーブが次々に押し寄せているからなのだが、それをUPできずにいたのは、もしかしたら、カーディナル・クライマックス(実は一昨夜初めて聞いた覚えたての占星術用語)の影響も、多少はあったのかもしれない。

確かに、この年末年始に前後する割と限られた期間に、友人知人のご家族や身近な人々が驚くほど続けて他界されたり、心身のバランスを崩す人が沢山いたりと、蒸し暑さだけが原因とは思えない、多次元的かつ急激な変化を肌で感じていた。また、ロシアの山火事や、パキスタン、中国での集中豪雨、あるいは極端な円高など、世界の様々なレベルの動きにも、似たような質の変化が感じられる。

だが、見方を変えれば、これは非常に大きな波が来ているということでもあり、恐れや不安にとらわれずに波に向かい、そのエネルギーの中心に立つことが出来れば、想像をはるかに越えた領域にまで、波が自分を運んでくれることを示しているとも言えよう。私の場合、この「中心に入って行く、中心に立つ」ということについては、「13の月の暦」を使う前から親しんでいた新体道が大いに役立っていると感じている。

何しろ心身のゼロ化、天地万物との一体化を目的としたボディーワークである。物事の本質に鋭く斬り込み、中心にパッと入ってしまうのにはもってこいなのだ。その新体道の根本にあるゼロ(絶対無)思想が書に展開されたのが天真書法であり、剣に展開されたのが剣武天真流(以下、剣武)である。私は、何ごとも割としつこく吟味する方だが、それだけに、ひと度「これは!」と思って始めたら、まず簡単に辞めるようなことはない。

事実、さぼりさぼりとは言え、新体道は17年、天真書法も6年稽古を続けているし、「13の月の暦」も既に14年以上使い続けている。もちろん、ただ続ければ良いという訳でもないだろうが、続けて行くほどに、深さが感じられる(しかもあらゆる場面に応用可能な)ものばかりなので、ますます探求したくなってしまうのだ。

そんな中、昨年の7/19、20に行われた第1回剣武セミナーを機に、私は剣武の稽古も開始した。そこからピッタリ1太陽年が経過した7/20(KIN103)には、完成した剣武DVDが手元に届いていたのだから驚きである。実は、昨日やたらと103という数字を目にして「何だろう?」と思っていたのだが、今思うと、書こう書こうとしつつ年を跨いでしまったこの件について、私の潜在意識が時空を通じて訴えかけていたのかもしれない。

ところで、DVDのジャケットには【剣武天真流は完全に新しいものだが、ひとつひとつの技は、古典の決まり事を全てクリアしている】と書かれている。「古から伝えられている究極的な本質を、その時代にふさわしい形で表現する」というコンセプトは、私にとって最も魅力的な要素で、「13の月の暦」もそれがあるからこそ使っているという側面がある。というより、この条件を満たしていないものには、そもそも私のアンテナが反応しないのである。形骸化した古いものでも、単なる目新しいものでもなく、「優れた古典に共通する本質を備えた前衛」にこそいのちが宿っている、ということではないだろうか。
 
何かを学ぶのであれば、やはり本質がしっかりと備わっていながらも、時代に即した活きの良いものを学びたいものである。そういう意味では、剣武は老若男女問わず誰でも稽古できるし、剣という道具そのものも、日本の精神文化と密接に関わっているものなので、探求のしがいがあると思う。興味のある方は、是非、天真会のサイトを見たり、DVDを手に入れたりして研究してみて欲しい。余談になるが、DVDのチャプター間に入る野外稽古風景の中には、私もチラリホラリと映っているので、DVDを手にした方は、息抜きに私探しゲームも楽しんでもらえたらと思う。

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