人体科学会

2010年08月23日 02:40

磁気の月28日 (G8/22) KIN136 黄色い律動の戦士 (by D)

この週末(「13の月の暦」では週末かつ月末)、菅平で行われた人体科学会の夏季合宿に参加して来た。 プログラムの中に青木宏之先生が担当されるワークショップがあり、興味があれば学会の会員でなくても( 先生の関係者という事で)参加できるとのことだったので、既にあった予定をやりくりして、参加することを決めた。何しろ、学生の頃から関心のあった学会だし、全体のプログラムもかなり興味深い。

KIN135(G8/21)、長野新幹線の中で湯浅泰雄先生(人体科学会創設メンバーのお一人)の『 身体論』に目を通す。空海について書かれた部分が読書会の課題になっていたので、宿題 気分で読み始めたのだが、これがなかなか面白くて、あっという間に上田駅に着いてしまった。駅から会場 まではバスで小一時間かかったが、高度が上がるにつれて緑が濃くなり、空気も美味しくなってくる・・・と細かく書いていると長くなるので、以下、シンクロに注目したダイジェストにしよう。

サロンで話題提供をして下さったのは、東京女子医大附属青山自然医療研究所クリニック斑目健夫先生。あれ?確かそこには江本勝先生とも繋がりのある川嶋朗先生がいらっしゃるのでは・・・ と思う間もなくパワーポイントの中に写真で川嶋先生が登場。それはともかく、その場で教えて頂いた「簡単効果的な健康増進法」は実に素晴しいもので、すっかり感動してしまった。湯たんぽやお灸を使って特定 の場所を暖めるだけなのだが、やり方次第で相当多様な病状にも対応できるようだ。

お土産に良質の艾まで分けて頂き、この時点で十分元を取った気分にさせられてしまったが、ビックリした のはその後の夕食の時。同席した書法塾の吉田先生に、瞑想カレッジでご一緒している弁護士のH先生と 盛岡の親戚とのシンクロ話についてお伝えしていたら、隣にいらした斑目先生の奥様が「盛岡ですか?」と おっしゃるので、話してみると、何と18年も盛岡に住んでいたことがあるとの事。もしや・・・と思って色々伺うと、父方の親戚とも母方の親戚ともかなり深く付き合いがあったことが判明。

私だけでなく、斑目先生も今回初参加だったことや、適当に座ったはずのテーブルで、一緒になったメンバーの配置のことなどを思うと、『身体論』以前に唯一入手していた湯浅先生のご著書、『共時性とは何か』(山王出版)を何となく持参していたことも影響したのだろうか、などと考えてみたくなってしまう。もちろん、それ以前に、まず青木先生が繋いで下さったご縁があっての話なのだが、それにしても面白い展開である。

懇親会では、野村晴彦先生のアコーディオンに合わせて青木先生が剣武のパフォーマンスをされたのを皮切りに、大井先生や新体道メンバーも色々やったりして盛り上がったが、その後、部屋を変えての2次会でも、青木先生と宮本知次先生(中央大学教授)が揃って貴重なお話をして下さるという、何とも贅沢な時間が続いた。

翌朝も、朝日を浴びつつ宮本先生ご指導の下、五防保健功を行い、朝食後は、青木先生・大井先生による大妙、瞑想組手のワークショップと、これまた非常におトクな、ある意味おトク過ぎるプログラムで合宿研修は終了。武道・武術に関心のある方はもちろん、身体を使う(あるいは身体を観る)何かをされている方なら、正直、この夏季合宿に参加するためだけに人体科学会の会員になっても良いくらいの濃い内容だったと思う。

帰宅後、真面目に会員の事など調べてみようとサイトを見に行くと、12月に行われる第20回年次大会は、何と13年前に「時間の法則に関する世界会 議」が行われた倫理研究所・倫理文化センターが会場。そして大会会長は、何とあの丸山さん・・・なんて、今や気軽に呼んではいけない雰囲気の倫理研究所理事長にして人体科学会副会長。 何だか色々なものが収束して来ているような、不思議な気分にさせられる。13年前に同所で発表された『時間の法則 の20の銘板』によれば、今週のコドンは「再び聴く」。思わず「お見事」と言いたくなる。

一方、ちょうど今日(KIN136)届いた『LOVE&THANKS』(8月号)の特集は、「死生観の転換」。前夜、宮本先生が、「今、大学では、死生観について教えている」とおっしゃり、その場でも、まさに死生観について色々な話をして下さっていたことが、ここでもシンクロしていた。そればかりか、ページをめくると、斑目先生と同じ職場におられる川嶋先生のインタビュー記事が、6頁にも渡って続いている。

そして、そこからさらに4ページ進むと、私が担当した本の紹介コーナーが登場。『チベッタン・ヒーリ ング』を取り上げたその記事は、自分がKIN21(8・竜)の道筋の時(つまり7月以前)に書いたもので、本来は7月号に掲載予定だったのが、編集側の事情でひと月後にズレたものだった。だが、ズレたおかげで「知の食卓」と名付けられているそのコーナーの21番目の記事になったのだし、斑目先生や宮本先生とお目にかかった直後に、まさにその事と繋がりが感じられる号に掲載されたのだから、やはり、これもひとつのシンクロなのだと思う。

1984年に行われた「日仏協力筑波国際シンポジウム“科学技術と精神世界”」は、自分の進路に大きな影響を与えた(直接参加したした訳ではなく後に書籍を通じてではあるが)イベントの一つなのだが、そのシンポジウムがきっかけとなって生まれた人体科学会は、やはり今も、私にとって魅力ある場であることに変 わり無いことが、今回の合宿参加ではっきりした。
 
幅広い分野の錚々たる先生方が関わっておられる一方で、一般にも広く開かれたこのような学会は 、なかなか無いと思う。特に、年末の大会は、無料で参加できるイベントもあるようなので、興味のある方 は、是非学会のサイトを覗いてみて欲しい。ちょうど筑波シンポジウムの記録映像放映などもあるようなので、初めて触れる方にとっては、この上ない機会 になるのではないかと思う。

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