花は燃えんと欲す

2010年12月17日 23:59

律動の月5日 (G12/17) KIN253 赤い律動の空歩く者 (by L)

第九回天真書法塾発表会。今年の私の作品です「花然(花燃ゆ)」

2010hana

全紙に二文字。この書を描き出すのには、とにかく色々な意味で、今までの自分の人生経験をなりふりかまわず総動員させる必要があり、未経験で無謀な領域への3段飛程のチャレンジはとても面白い体験だった。

以下は発表会の出品案内書用に書いた文。『強烈な色彩を放つ杜甫の五言絶句、「花欲然(花は燃えんと欲す)」よりインスピレーションを得て書題とし、落款二行に元々の詩を記した。(花然の「然」は火編の「燃(もえる)」と全く 同じであるが詩の原文に従った。)「すべての人の心の花よ、炎のように赤々と燃えて輝け!」そんな祈りを書に込めた。これを、特にシャンバラ教室の生徒諸君へのエールとし、道を拓いて下さった先生方への感謝とします。』

どんな動機で書くかは重要。カッコいいところ見せようとは全然思わないけれど、今年からスタートしたシャンバラ教室の生徒たち、そして道を歩み始めた全ての人たちを励ます為の書を、何か書いてあげたいと思った。しかし結局は、書いてあげるどころか、彼らの一生懸命書く姿に励まされ、彼らの存在に助けられてこの書が生まれ、表現大賞までいただくことができた。

かつて、我が師匠が話されていた・・・『人は助けている相手から助けられ、支えている相手から支えられ、教えている相手から教えられるのだ』と。さあ、命の花を燃やそう。生きているらしく生きて行こう。

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