予言の使い方

2011年03月16日 23:47

■太陽の月10日 (G3/16) KIN82 白い自己存在の風 (by D)

3/11(KIN77)に東日本大震災が起きてから、5日が過ぎた。改めて被災された皆様にお見舞い申し上げます。また、今も原発の事故現場で高濃度の放射線を浴びながら作業をされている皆様が、無事に(将来にも重篤な放射線障害が出ないような形で)帰還されることを祈ります。

さて、本の執筆が大幅に遅れていることもあって、ひと月前にエジプトの事を書いて以来、ブログの方は殆どLに任せきりで、私自身はツイッターで時々呟くだけに留めていた。しかし、「予言 2011」等で検索してここに来られる方が相当数に登っているようなので、その件について、ひと言書いておきたいと思う。

カール・コールマン氏の説を解説した『週刊SPA』の取材記事(正月号)で、私は宇宙地下世界の始まりに関わる2つのポイント、即ち2/11と3/8、9に注目ということを述べた。驚くべきことに、2/11には、一日のズレもなくムバラク大統領の退任(エジプト革命)という劇的な出来事が起きた訳だが、3月の方も、まさかこのような形とタイミングで、世界に影響を与えるような出来事が生じるとは、当の私も想像はしていなかった。

何しろ、今や東日本大震災の予震だったと言い切れる宮城県沖で生じたM7.2の地震は、まさに3/9に起きたのだ。巨大な地震や津波だけでも十分とんでもない出来事と言えるが、それに伴って今も進行している深刻な原発事故は、福島の周辺地域から太平洋にかけての生態系(海洋生物を通じて広く拡散する)、世界のエネルギー政策、そして世界経済全体に、今後さらなるダメージを与え続けることになるだろう。

そう考えると、コールマン・マトリックスにおける「宇宙地下世界(第9層)」の開始日は、どちらの説を採ったとしても、変化のポイントとして見事に的中していると言える。これまで登場した、あらゆるタイプの予測や予言の中で、ここまでの正確さを感じられるのは、かのバックミンスター・フラーの予見くらいしか思いつかない(証拠の乏しいものや、正確だとしてもごく狭い領域についてのものなら他にも散見されるが)。

ただ、ここで重要になって来るのは、この予測(コールマン氏に言わせれば宇宙計画)の活用の仕方だ。どのような予言、予測でも、ヒット率が低いものなら、いちいち相手にして解釈論に時間を費やすだけ無駄だと思うが、逆に正確であるのなら、当たったことを騒ぎ立てるよりも、その先にある見解にこそ注目すべきだろう。SPAの取材でも述べた通り、コールマン氏は、「宇宙地下世界」においては、既存のシステム(国家や利権構造)の崩壊を予測していると同時に、1人1人の神性と同等性の回復を伴う黄金時代の幕開けも予測している。

つまり、世界が滅ぶのではなく、利権絡みで固まったイビツな仕組みが滅ぶと予測しているのだ。より簡単に言えば、金と欲と暴力で回る時代が終わりを告げるという話だ。これは、コールマン氏に先立つ形で、アグエイアス夫妻(「13の月の暦」の提唱者)が伝えて来たヴィジョンそのものでもある。いずれにせよ、もし、コールマン氏の予測の正確さに驚き、「その先どうなるのか」に注目するのであれば、まさにこの結論部分にこそ目を向けるべきであろう。という訳で、投資や保身のためにマヤ暦を使おうとしても無駄である。

ところで、私は震災の前夜、『マヤ暦が終わるのは、2011年10月28日だった!』の翻訳をされた白川さんと、久しぶりメールで連絡をとっていた。その時点では、「コールマン氏は強情にも未だに3/9説にこだわっている」なんて書いていたのだが、今になってみると、「こだわるだけの事はあった」と素直に認めるしかないだろう。

実は、震災当日は、白川さんの銀河の誕生日「赤い水晶の地球」(KIN77)でもあった。「地球」の紋章は、マヤ暦での「カバン(大地、動き)」にも由来を持つので、起こった事象だけを見れば、まさにそこにシンクロしたと言えなくもないが、この出来事の本質は、「13の月の暦」としてのキーワードである「協力/捧げる/普遍化する」「舵取り/発展させる/共時性」にこそ見出せるのではないかと私は思っている。

せっかくなので、エジプト革命のあった2/11と、震災のあった3/11に関して、キチェ・マヤ族に伝わるマヤ暦と「13の月の暦」の情報を整理しておこう。2/11は、マヤ暦で「1イミシュ」(13暦でのKIN1=1・竜に相当)、13暦で「10・月(KIN49)」(マヤ暦での10ムルクに相当)。3/11は、マヤ暦で「3ムルク」(13暦でのKIN29=3・月に相当)、13暦で「12・地球(KIN77)」(マヤ暦での12カバン)に相当。どちらの日付も、どちらの暦で見ても「東」と結び付けられるという点に、注目しておきたい。

思いがけず長くなってしまったが、あと一つ、震災後に高橋徹さんから教えて頂いた情報をメモしておきたい。以前、「2011年と宇宙人」という記事で紹介した『平行的は知覚に忍び寄る技術』の著者ルハン・マトゥスが、自身のサイトで興味深い記述をしているのだ。その本のP102で「私は現段階で、情報の一部だけを回復できた。2011年という年が私に残っていたのだ。私は、これが何か重要なことが起こるときだと仮定している」と書いていたものには、実は日付があって、それは3/8だったらしいのだ。実際に、このことについて2月下旬にルハンが書いたのは、こちらのサイトの模様。
 
結局、UFOが登場した訳ではなかったが、宇宙地下世界のスタート(3/9)とはほぼシンクロしているので、こちらにも意識を向けておきたいとは思う。ただ、それ以前に、今も尚、身近な原発は危機的な流れの中にあり、たとえそれが黄金時代への変遷のプロセスだとしても、気の抜ける状況とは言い難い。その上、政府や東電の発表、およびNHKを始めとする主要メディアの情報は殆ど信頼できないものばかりで、実際、海外のメディアは、原子力資料情報室の会見の方を主に参考にしているように見受けられる。

そんな状況では、誰でも不安になるのは仕方が無いのかもしれないが、それでも、現地で被災し移動もままならない人々が大勢いるのに、自己保身のことばかり考えて、首都圏から脱出するだしないだと騒いでいる人々を見ると、とても嫌な気持ちにさせられる。おそらく彼らは、自らが行なっているそうした振る舞いの集積が、今の原発事故を引き起こしていることを理解していないのだろう。「自分だけ助かろう」というような発想をする人々が移動先で形成するコミュニティで、問題が消えることは有りえない。関西に逃げようが、海外に逃げようが、月や火星に逃げようが同じである。
 
包括的に見るとあまり辻褄が合っているようには思えない陰謀論を含め、様々な情報が錯綜しているが、今、どういう情報を発信しているかに注目して覚えておくと、人を見る目がかなり鍛えられるだろう。誰がデタラメを言っていて、誰が真っ当なことを言っているのか、原発関係の情報だけでも、既にはっきりしつつあるし、近いうちには誰の目にも明らかになるはずだ。かくいう私も、注意深く情報を読み取って、間違っていた時は直ちに修正して行きたいと思っている。

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