ダライ・ラマ法王による震災49日法要

2011年05月05日 01:59

スペクトルの月3日(G5/4) KIN131 青い磁気の猿 (by D)

最近は思ったその場でツイッターにつぶやいてしまうので、ブログにまとめる機会がちょっと減ってしまったが、4/29の「東日本大震災49日特別慰霊法要」については、やはり書き留めておきたいと思う。

原子力から太陽光へ」の項にも書いた通り、今回の法要は急遽開催が決まったものだった。世界中から求められ、数年先まで予定が詰まっているダライ・ラマ法王(KIN14)にとって、スケジュールの変更がそう簡単な話ではないことは、誰にだって想像がつく。それでも、結果的に法要が実現したのは、諸々の条件が整ったからに他ならない。

米国へのトランジットで日本を経由されるのが、ちょうど49日という仏教的に特別な意味を持つタイミングだったこと(数日でもズレていたら話は違っていたはず)、日本代表部事務所のラクパ代表(KIN231)がその事に気付きリクエストして下さったこと、急な開催を可能にする会場が確保できたこと、そして法王に日本の人々を激励したいという強いお気持ちがあったこと。まさに天の采配とも言えるこれら全ての条件が揃って始めて、今回の法要が執り行われたのである。

実際、法王事務所から案内が届いたのは4/16(KIN113)で、実施のわずか13日前のことだった。興味深いことに、その夜放映された「世界ふしぎ発見」は、ウィリアム王子の結婚にちなんだ内容だったが、共に実施日は4/29(KIN126)。ちなみに、ウィリアム王子はKIN254(予言の第7年)、キャサリン妃はKIN91で、それぞれ今の道筋はKIN179(番組が放映された「惑星の月」とシンクロ)とKIN16(=昭和天皇=4/29が生誕110年)と判明した。

4/20(KIN117)、ソフトバンクの孫社長(KIN20)がネット上で「東日本ソーラーベルト構想」を発表。その心意気に打たれた私達は、早速アイフォンに乗り換えることを決めたのだが、どうせ替えるのなら孫さんの誕生日(8/11)からピッタリ1スピン(260日)で、311の49日ともシンクロする4/28(KIN125)にしようという話になった。そしたら何と、当日は「白」いアイフォン4(&アイパッド2)のデビュー日でもあることが判明。私達は、そうとは知らずに、伸び伸びになっていた「白」の発売日にアイフォンへと変更することになったのだった。

後で知ったことだが、実は法王はこの日に既に日本入りされいて、到着するなり護国寺で法要をして下さっていたらしい(311の正確な49日は4/28だった)。護国寺は、2007年のチベット・スピリチュアル・フェスティバルをきっかけに法王事務所とのご縁が深まったようで、以降様々な形で協力体制が築かれて来た。しかし、それでも、もし例年通り4/29に大きなお茶会が催されていたら(今年は自粛で中止になったとのこと)、今回の法要の実施は難しかったに違いない。

明けて29日(KIN126)、見事な新緑と鮮やかなツツジが溢れる会場に着くと、チベットハウス会員ということで、本堂内部の席を案内された。日陰に入ると風が少しひんやりしたが、1年の中でも特に過ごし易い気候であることに変わりは無い。セキュリティゲートや大きなプロジェクター、境内一杯に並べられた椅子、大勢のボランティアスタッフ。急な開催で、よくこれだけ間に合わせられたものだ。準備に関わられ裏方で尽力して下さった皆様に感謝したい。

法要が始まると、まず般若心経をはじめとするいくつかのお経がチベット語で唱えられ、その後、日本語の般若心経が3度唱えられた。配られた法要次第はきちんと製本されていて、チベット語のものにも意味とカタカナの読みが添えられていたので、一緒に唱えることが出来た。その間、法王の「般若心経を唱えることは、尊い命を落とした方々のためであるだけでなく、さらなる被害を防ぐ助けとなる」というメッセージや、法王事務所の主催でダラムサラの主要寺院の僧侶たちが1日かけて10万回もの般若心経を唱えてくれたこと等を思い出していた。

強い風とザーッという音に気付いて後ろを振り返ると、いきなりの激しい雨。開始前は晴れていたので、「にわかに掻き曇る」という表現がピッタリの急変だった。その後、関係者の挨拶があって、最後に法王のスピーチ。詳細は、石濱先生のブログ文殊師利大乗仏教会のサイトに譲るとして(素晴しい内容なので是非リンク先をクリックしてみて頂きたい)、個人的に印象に残ったことを少しメモしておきたいと思う。

「対処のしようがある問題なら全力で問題解決にあたれば良い。対処のしようが無いことなら思い悩んでも仕方がない。前を向いて明日を考えよう」というシャーンティデーヴァの『入菩薩行論』からの言葉は、苦境を乗り越え続けて来られた法王がおっしゃると、尚のこと説得力があるし、今の日本に本当に必要な大切な教えだと思えた。だが、その後、英語に切り替えられてからのスピーチは、さらに素晴しく、魂がうち震えるような感動を覚えた(動画はこちら)。

法王のスピーチの間中、身体の中を何度も電気が通り抜けて行くような感覚があり(感動した時によく起こる現象)、それと共に身体がどんどん軽く楽になって行くのを私は感じていた。実は、本堂で座席に座った頃から急に首や肩が重苦しい感じになっていて、霊的なことにそれほど敏感ではない私でも「これは・・・」と感じるものがあった。お経の最中に多少楽になりつつはあったが、自分の身体が炭酸飲料にでもなったかのように、凝り、こわばりが上の方にシュワシュワ抜けて行く実感があったのは、やはり法王のスピーチの時間だった。後で聞くとLも殆ど同じ体験をしていた。

突然の風雨といい、この体感といい、「これが法要の力で、これが成仏するということか」と思わずにはいられなかった。法王が本堂を後にされる頃には、雨はすっかり上がって晴れ間が見えていたが、こういう現象もきっと偶然ではないのだろう。実際、私達はアマラヴァティでのカーラ・チャクラをはじめ、何度も似たような状況を目にしている。

ところで、今回、もうひとつ特筆すべきことがあった。それは、「撮影も録音もOK」だったことだ。通常の法王の講演や法話は、許可を得たスタッフや記者以外の撮影は禁止のことが殆ど。少なくとも私の記憶する限り、予め「撮影録音OK」とアナウンスされたことは無かったと思う。お陰で、前日手に入れたばかりのアイフォンが大活躍。おぼつかない操作ながらも、カメラにしたりビデオにしたりしながら何とか撮影することが出来た。それに、最初の被写体が法王になるとは何とも縁起がいい。

おまけに、今回は思いがけず法王と握手も出来てしまった。人に揉まれながら近づいて来られた時、沢山の人の手に混じってとりあえず手を出してみたら、ちょうど良い位置に法王の手が滑り込んで来て、私としっかり握手する形になった。そのまま、近くにいた他の方と何かを話されていた関係で、かなり長い時間そのまま法王の掌の感じを味わうことが出来たのだが、その印象はスピーチと全く同じ温かさと深さに満ちていた。

会場では顔見知りの多くのチベットサポーターと出会ったが、カーラ・チャクラ灌頂への参加をはじめ、法王の講演を何度も聞いている人も、やはり私達と同じ印象を得たようで「今日の法王のスピーチは、今まで聞いた中で最もパワフルだったし、メッセージも素晴しかった気がする」と感動をシェアし合った。

帰宅するとニュースでウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の模様が伝えられていた。この日は、私達の結婚7周年でもあり、私の誕生日から1スピン、Lの誕生日まで1スピンのタイミングで、さらに現在製作中の『マヤのリズム』(仮題)の編集担当者である天野氏の銀河の誕生日でもあった。そこにさらに、そうとは知らないまま、友人の絵師みよこさんから、その本の装丁案が送られて来た。とても素晴しくて今すぐ見せたいくらいだが、これについては、あと1ヶ月くらいお待ちいただきたい。

思えば、2007年に護国寺行なわれた「チベット・スピリチュアル・フェスティバル」の楽しいチラシを描いていたのもみよこさんだ!なんと言うシンクロだろうか。当時のことは、このブログの初期の過去記事にしっかり書いてあるが、あの時は、ちょうど『シンクロニック・ジャーニー』の完成を間近に控えていた。法王と護国寺さんとみよこさんと・・・沢山のご縁に恵まれて、次の本も間もなく誕生する。おそらく49日以内に。

コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    最近の記事