自律的学習と仏教

2011年07月22日 10:19

■宇宙の月26日 (G7/22) KIN210 白い月の犬 (by D)

KIN206の講演会に、友人のチベット人夫婦(ドルマ&ペムシ)が来てくれていたことは既に書いた通りだが、その後、「流石だなー」と思うことがあったので、メモしておきたい。

来日してからの日が比較的長い(といっても数年だが)ドルマは、既に日本語をほぼ完全にマスターしていて、読み書きも含め、下手な日本人よりもずっと日本語が正確なので、いつも驚かされている。

ペムシの方も、会話では英語の比率がまだ高いものの、話の流れはいつも正確に把握しているので、日本語のヒアリングは相当できていると思われる。しかし、日本人であっても、興味が無ければ頭に入りにくい「マヤ暦」や「13の月の暦」の話が、どのくらい伝わるのかは、正直、疑問だった。

ところが、それは全くの杞憂であった。彼らの感想は的を射ていたし、ペムシなどは講演中に「13の月の暦」のアプリまで見つけて、ちゃっかり自分のアイフォンにダウンロードまでしていたからだ。途中で話が分からなくなって、メールかゲームでもしているのかな?と思っていた自分が恥ずかしい。

今回参加して下さった方は、どなたも意欲的に話を聞いて下さっているのが体感的に分かったが、もしかすると、一番速やかに本質をつかんでいたのは、ペムシだったかもしれない。なぜなら、講演の中で最も伝えたかったポイント(自ら判断しその場で最善を尽くす)を、その場で即座に実践していたからだ。

このことは、彼らがインド・ダラムサラのTCV(チベット子供村)で教育を受けたこととも関係があるのかもしれない。そこでは、小さいころから仏教の基本が叩き込まれていて、ものの見方や考え方、何が重要なのかを見極める力が育まれているからだ。もちろん、日本の学校教育と同じような側面もあるが、仏教の基本思想をきちんと学ぶことで、自主的、自律的学習の基礎が養われているのではないだろうか。

ただ言われたことをやるだけでなく、それをひとつのきっかけとして、自ら考え、その場で出来ることをどんどんやって行く。どのような分野であれ、生きている存在、生きている場とは、そのような動きを伴って展開し続けているものだと思う。

最後に、ペムシに教えてもらったアプリを紹介しておこう。「Kin3D」で検索すればすぐに見つかるが、日々の「13の月の暦」の情報だけでなく、「マヤ長期暦」や「ユリウス通日」まで出てくる優れものなのにも関わらず何と無料。「13の月の暦」の考え方と親和性が高いその方針にも好感が持てる。ただし、「7つのプラズマ」の部分だけは、プログラムミスなのか、実際とは違うので注意が必要だ。

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