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満月のカーラチャクラ2012

2012年01月06日 01:39

律動の月24日(G1/5)KIN117 赤い宇宙の地球(byD)

お釈迦様が成道された地ブッダガヤで、ダライ・ラマ法王14世(KIN14)によるカーラチャクラ(時の輪の教え)法要が行われている。正確には、明日(KIN118)までが灌頂儀式を受けるに当たっての準備段階の法話(前行)で、明後日から3日間が儀式ということになる。

思えば10年前の今頃、私達も法王による27回目のカーラチャクラを受けにブッダガヤを訪れていた。その時は、直前に法王が体調を崩され、初めて儀式が中止になった稀なケースだったが、そのお陰で私達は、ほぼ260日後に行われたオーストリア・グラーツでのカーラチャクラにも参加出来た訳だし、今もブッダガヤで出会った人々と交流を深められているのだから、やはり目の前の状況だけで何かを言うべきではないと改めて思う。

シンクロニック・ジャーニー』にも書いてあるが、その流れの中から時間芸術学校クリカの活動も始まった(クリカという名前もカーラチャクラにちなんで付けた)ことを思うと、実に感慨深いものがある。何しろ今回は、NPOクリカで支援しているカトマンズ在住のチベット人の子供達(まだ小学校低学年)も、何人かその会場に行って、法王のティーチングを直接聞いているのだ。

確かネットによるカーラチャクラ全世界同時配信は、グラーツの時から始まったはずだ。今回も、前行とか長寿の灌頂とか、メインの儀式以外のところはユーストリームで生中継が行われていて、今日も見知った人々の顔が画面に映し出された瞬間を目にしたが、豆粒のように写っている20万人もの参加者の中に、支援している子供達もいるのかと思うと、とても不思議な気持ちになる。

カーラチャクラの灌頂儀式は、満月(G1/9)に合わせて完了するので、今回は『13の月の暦』の「律動の月」の完了ともぴったりシンクロする(※)。その日はまた、ツォルキンの背骨(中央)、7番目の調波行程の始まりに当たる「4・竜(KIN121)」の日でもある。

奇しくもその日、時間芸術学校クリカでは2つのイベントを開催する(カーラチャクラの日程は全く意識しておらず数日前に気付いた)。一つは天真書法塾シャンバラ教室の「新春☆書き初め大会」。もう一つは、新体道メディテーションクラスの「2012年初満月瞑想」である。”シャンバラ”という言葉は、もともとカーラチャクラに登場する聖なる国の名前である。

しかも、この日は辰年にちなんで「龍(竜)」の字を色紙に書くのだが、上記の通り、ツォルキンでもこの日は「竜」の日なのだ。まだ僅かに席が残っているので、少しでも「書」に興味のある方は、この機会を是非活用されることをお薦めしたい。龍のエネルギーを書に込めるのに、この日以上の日は無いだろう。

また、巷で騒がれている通り、マヤ長期暦が完了するのは2012年12月21日だ。『13の月の暦』だと、ちょうど来年の「律動の月」という事になる。このブログで示し続けて来ている通り、様々な周期の「時の輪」の影響をありありと実感して来ている私としては、今年の「律動の月」ラストの満月の過ごし方が、後々大きな意味を持って来るような気がしてならない(私を信用ならない人間だと思う方は適当に聞き流してもらいたい(笑))。

せっかく、地球の”霊性の場”が大きな盛り上がりを見せるカーラチャクラの完了日にシンクロしているのなら、瞑想もそのことを意識して行いたいと思っている(カーラチャクラのお香等使って)。色々な意味で「来年」とか「この次」とかは無い。2012年を特別な年にするかどうかは、こういう”要の時”を逃さないかどうかだと私は思う。

私達が10年前にブッダガヤに行ったことが後に様々な形で花開いて来ているように、ある”タイミング”で、どういう”場”にいるか、どういう”意図”で何を”する”かが、10年後(あるいは今年)の皆さんのあり方を決めることになるだろう。良き縁が結ばれんことを。

(※)「律動の月」は『時間の法則の20の銘板』では、KIN188(6・星)と対応する。「黄色い星」の紋章は、金星とも関係するので、悟りの象徴と関係する金星との繋がりが興味深い。また、毎月4週目は黄色い「熟成」の週でもある。

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