チベットに平和を! FREE TIBET!

2012年03月10日 21:15

太陽の月4日 (G3/10)KIN181 赤い水晶の竜(by L)

今日3月10日はチベット民族蜂起記念日。
渋谷で行われた「チベットピースマーチ」に参加しました。チベット人達と一緒に歩くようになって、もう何回目になるのだろう。

私が初めてチベット人社会に直に触れたのは14年前のこと。偶然といっていい。インド旅行中に気まぐれに数日間だけダラムサラまで足を伸ばしたのだ。当時、ダライ・ラマ法王のお名前くらいはもちろん知っていた。しかしチベットの文化について、仏教について、そしてチベット問題については、殆ど何も知らない、無関心で無知な、ただのミーハーな旅行者だった。

その時の旅が、その後の私の人生にこれほど影響を及ぼすことになるとは、その時は夢にも思わなかった。14年前の今日はKIN11(13の月の暦の提唱者であるホゼさんの銀河の誕生日)で、その3日後のKIN14は、チョトゥル・トゥーチェンと呼ばれる(その年の)チベット暦1月の満月だった。その日はダライ・ラマ法王14世の銀河のお誕生日でもあり、私が初めて法王のムンラム・チェンモのティーチングに参加した日となった。1998年春、今から14年前のことである。以来チベットは私にとって特別なものとなり、従って、3月10日を忘れたことは無い。

大人になってから、全く筆を持ったことの無い私が天真書法の稽古を始めたのは2002年。今から10年前だ。(初ダラムサラから4年しか経っていなかったなんて、何だか時間の感覚がよくわからなくなってくる。)2009年に師範を授与された際、雅号を最終的に蘭禅とした。チベット語で「自由」を意味するRangzenの音から、自分で決めたものだ。よって、我が作品に蘭禅と落款を書き入れ、印を押すことは、私にとって「自由」
(特にチベットの)を高らかに宣言する行為である、と考えている。(余談になるが、雅号を決める時、「蘭禅で良いだろうか?」と考えながら電車に乗っていると、窓の外に「それでよし!」と言っているかのような、カラフルなルンタ(チベットの祈りの旗)が見えた。誰かのお家のベランダに旗めいていたのだっだ。)

そして、2年前2010年の今日、自分の支部教室をオープンした。その日はKIN231。これは私の銀河の署名で、3月10日がKIN231になるのは52年に一度のことだから、多分この人生では最初で最後というタイミングだろう。それがわかった時点で、何の準備もしていなかったし、正直な所ものすごく強く望んでいたわけでもなかったけれど、流れが来ているのを「知った」ので、「えいっ!」と教室を始めることを決めた。全く迷いは無かった。開講3ヶ月前のことだ。自分でもビックリだが、その時はたとえ生徒さんが誰も来なくてもかまわない、とにかくやる時が来ているのだからやるのだ、との思いだった。その教室は最終的に「天真書法塾シャンバラ教室」と名付け、縁のある生徒たちが集まってきた。自分が運営している教室ではあるのだけれど、それ以上に、生徒たちの人生を含め、何かとても大事なものを預かっているという気持ちの方が強い。来年2013年、KIN231は正に私の誕生日に巡って来る。そして2013年のDの誕生日は、今日2012年3月10日と同じKIN181である。

渋谷の街を平和行進しながら、とりとめも無くそんなことが頭に浮かんだ。14年前には直接知るチベット人は皆無であった。今は東京のピースマーチの先頭で、シャンバラ教室の生徒でもあるドルマがシュプレヒコールを叫ぶ。声を出したくても出せない本土のチベット人たちを思いながら、今日は私も魂の底から叫んで来た。「チベットに自由を!」 

でも、誤解しないで欲しい。
私たちがチベット人を助けているのではない。
本当には、私たちがチベット人から助けられ、教えられているのだ。

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