プラハ伝説の地で演武

2012年06月19日 17:36

■水晶の月21日 (G6/19) KIN22 白い太陽の風(by D)

8年前のヴィーナストランジット(KIN211)は、二子玉川に引っ越して来た日で、今年のヴィーナストランジット(KIN9)は、チェコに向かって旅立った日だった。今回の旅は、青木宏之先生率いる天真会のメンバーとして、「プラハ菩提樹祭」とベナトキ城美術館での「日本書芸術家による書とTシャツ展」開幕式で天真体道(新体道、剣武天真流)の演武をすること、そしてベナトキの小学校で書道を通じて子供達と交流することが主な目的だった。

諸事情で当初は参加をかなり迷っていたのだが、結局、自ら設定した期限内に、はっきりとした徴があって参加を決めた。こういう時は、その時空から呼ばれているようなものなので、シンクロ率も半端ではない。残念ながら、その全てを書く余裕は無いので、詳しい報告については別途どこかで機会を設けるとして(メルマガとかレクチャーとかで)、以下に要点だけメモしておきたいと思う。

旅の前半で訪れたベナトキ市は、プラハから車で小一時間の小さな街だが、中心部の高台にそびえるベナトキ城は、スメタナ(KIN193=11・空歩く者)が3年間ピアノ教師として滞在した他、マリアテレジア(KIN210=2・犬)や天文学者ティコ・ブラーエ(KIN150=7・犬)も訪れたという場所で、今は博物館や美術館として活用されている。ちなみに、ベナトキはチェコ語でベネチアを指すそうだから、日本の小京都みたいなイメージだろうか。

「日本書芸術家による書とTシャツ展」開幕式(G6/7=KIN10=10・犬)の様子は現地のテレビでも放映されたようで、その様子がアーカイブで見られるようになっている。展覧会の会期は7/10(KIN43=4・夜)までなので、もし、プラハ近郊におられる方がこのブログを目にする事があったら、Lも書とTシャツの作品を出品しているので、是非、立ち寄ってみて頂きたい。

  meigetsu

「プラハ菩提樹祭」には6/9(KIN12)に参加。勝手な先入観で仏教関連のイベントかと思っていたら、真相は全く違っていて、チェコの国花が菩提樹なのだということが後から分かった。振り返ってみれば、ベナトキ城にも大きな菩提樹があった。そんな事も知らずに現地に行くとは全くもって失礼な話だが、会場となったヴィシェフラド城が、チェコ(ボヘミア王国)そしてプラハ誕生伝説の地であることも帰国してから知ったのだった。

伝説によれば、7世紀ころ、リブシェという予言能力を持つ女王がその地を治めていたが、後に、自分に代わる国王(夫)の出現を予言する。それがボヘミア王国の祖となるプシェミスルだった。あくまで伝説ということになってはいるが、国民劇場のこけら落としがスメタナのオペラ「リブシェ」だったことや、交響詩「わが祖国」の第1楽章が「ヴィシェフラド」であることからも分かるように、チェコの人々にとってそこは、国の誕生を象徴する重要な場所なのだ。

瞑想したり、演武をさせて頂いた時に感じた、懐深い優しさや慎み深さ、あたたかさは、親日的なチェコの人々が生み出したものだと思っていたが、もしかしたら、ヴィシェフラドという土地に、ずっと昔からそのようなバイブレーションが満ちていたのかもしれない。スメタナ、ムハ(ミュシャ)、ドヴォルザークらが眠る墓がその敷地内にあるのも、そういうことと無関係では無いような気がする。そんな大切な場所で演武する機会が与えられたことに、心から感謝したい。

尚、菩提樹祭の様子は、主催したチェコ日本友好協会のサイトで沢山の写真によって報告されているが、ちょっと見つけにくい形になっているので、以下に直接リンク先を貼っておこう。
http://japan.cz/vysehrad2012/Bodaid%C5%BEu_Macuri_2012/subalbum_1.html
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10150895164208785.410399.695478784&type=1&l=020a413fc2
http://www.japan-chin.cz/2012/2012-06-09/album/index.html

6/10(KIN13)は、一日自由行動で、夜にチェコオリンピック委員会名誉会長のチャフラフスカさんと、チェコ日本友好協会顧問のコパコーヴァさんとの懇親会が行われた。予報では、連日お天気は不安定で、ガイドの方からも「当日にならないと分かりません」と日々アナウンスされていたにも関わらず、演武の時は晴天に恵まれて本当にありがたく感じたが、この自由行動の日は、その時まで天がずっと待っていてくれていたかのように一日中雨だった。

私はプラハ市内を歩き回り、ハヴェル前大統領(KIN210=マリアテレジアと同じとこの記事を書いてて気付く)も劇作家時代によく使っていたという国民劇場前のカフェ「スラヴィア」に寄ったり、出発直前にダウンロードした「わが祖国」第2楽章「ヴルタヴァ(モルダウ)」をiPhoneで聴きながら、モルダウ川沿いをカレル橋に向かって歩いたり(一人世界音楽紀行状態)、贅沢な時間を過ごさせてもらった。ちょうど出発の2週間程前に、18年ぶりに中学校(NHK合唱コンクールで全国大会に出る位合唱が盛んだった)の学年全体同窓会があり、モルダウを歌っていたことを思い出したばかりだったので、尚更印象深かった。

ベラ・チャフラフスカさんは、東京オリンピック女子体操個人総合で金メダルを取った選手として有名だが、ビロード革命後、ハベル元大統領の顧問やチェコ日本友好協会名誉会長などの重職を務められて来た。日本を第2の故郷と思って下さっているとのことで、先の東日本大震災の時も、様々な形で支援をして下さっていたことが、ニュースでも報じられている。チェコの人々は一般的に日本の文化に深い敬意を示して下さっているようで、震災の時には、他にも多くの方々が様々なレベルの支援をして下さっていたようである。その事に対し、青木先生(KIN245=11・蛇)が日本人を代表して御礼を述べられた。

興味深いのは、現在の青木先生の「運命の道筋」が、チャフラフスカさんの銀河の署名「赤い太陽の蛇(KIN165)」とシンクロしていることである(先にジョイント講演した野崎友璃香さん、剣武天真流宗家助師の大井先生も同じKIN)。昨年でも一昨年でもなく、今年、「プラハ菩提樹祭」に参加したのは、そういうタイミングだったからなのかもしれない。暦の情報を見て行けば、他にも沢山のシンクロを見つけ出すことが出来るが、ここでは、チェコを代表する作家カフカが銀河の父ホゼと同じKIN11で、ドヴォルザークが地球の父と同じKIN88だったこと、スメタナが長期暦でパカル王が活躍した時代そのものを示すKIN193だったことだけメモしておこう。

「13の月の暦」で12月21日、KIN22(銀河の母ロイディーンの誕生KIN)に当たる今日、ごく簡単にではあるが、「コドン22/ヴィジョンの神殿」の1週間に体験したことをまとめられたことを嬉しく思う。最後に、プラハ城の黄金小路(錬金術師や占星術師が住んでいた場所)にあるカフカが住んでいた家の番号も22であったことを付記しておく。

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