「時間をはずした日」から新年へ

2012年07月24日 22:18

宇宙の月28日 (G7/24) KIN57 赤い倍音の地球(by D)

「白い律動の魔法使いの年」もあっという間に大晦日。こんなに早い1年があっただろうかという位、短く感じだ1年だった。正確には明日の「時間をはずした日」が大晦日に当たる訳だが、巷では、未だに7/24や25を「マヤ暦の大晦日」とか、7/26を「マヤ暦の新年」と呼ぶ人が多い。だが、これは”完全な間違い”であり、今も伝統の知恵を生きるマヤの人々に対して、とても失礼な行為だということを知っておいた方がいい。

実際、2012年冬至が「4アハウ 3カンキン」となる碑文の数え方(※)では、今日は「10オク 13シュル」で、明日は「11チュエン 14シュル」で、年の区切りでも何でもない日だ。そして、「時間をはずした日」とは、もともとマヤ暦とは異なる『13の月の暦(ドリームスペル)』に由来するものなのだ。これを混同している人があまりにも多い。

(※)前半部がツォルキン(260日暦)、後半部がハアブ(365日暦)。
   キチェ・マヤではツォルキンの部分だけ伝承が残っている。

こうした分野に詳しいはずのスピリチュアル系の雑誌等でも「マヤ暦のおおみそか」なんていう言い方をしてしまっているのには、大ざっぱに2つの背景がある。第一に、その違いを知りながら、あえてまぎらわしい情報を意図的に(商売目的で)発信し続けている者がいること。第二に、自分で調べることを少しもしないで、ただ何となく聞き伝えの情報を識別せずに伝えてしまう者がいること。この構図、原発問題や食品偽装問題と全く同じではないだろうか?

意図的に偽装情報発信している確信犯はさておき、その確信犯に乗せられていい加減な情報をバラまいてしまっているとしたら、知らないうちに、確信犯にとって都合の良い「善良な人々」にさせられていることになる。しかも、その本質は冒頭に書いた通り、また、原発や食品の問題を振り返れば分かる通り、全くもって善良とは言えない。たかが暦の呼び名と侮ることなかれ。そういう市民の姿勢が、原発や食品偽装などのインチキを、長いこと成り立たせて来たのだ。

もし、今まで単に無知で、この記事によって初めてこれを知ったのであれば、今日から改めれば良いだけだ。もちろん、そういう義務がある訳では無いから、今まで通り「マヤ暦」と呼ぶのもひとつだ。しかし、それでは原発がとんでもない代物と分かった上で(東北の現状を肌で感じた上で)尚、最稼働を支持する者達と、何ら変わりがない。当然、スピリチュアリティと絡めてマヤ暦を語ってみても、全く説得力は無い。

ところで、イチロー選手(KIN212)は、過去にこのブログでも何度か取り上げて来た通り、時空のサーファーとしても一流である。チベット暦での初転法輪の日に、マリナーズからヤンキースに電撃移籍をし、しかも、地元マリナーズの球場でその最初の試合に出場して、第一打席でヒットまで放っている。おさえどころを常に押さえている。その上、背番号も51→31と「13の月の暦」では同じ「青い猿」を選んでいる(マヤ暦にそんな呼び名は無い)。もしかして、隠れ暦ユーザーだろうか?と疑いたくなる程だ。

おまけに書いておくと、『13の月の暦』の年末年始に、パカルの特別な13日(★マークの日)が3日集中するのは、非常に希なケースだ。今日、明日、元旦の1日をおいて、磁気の月2日にもそれはやってくる。繰り返すが、7/26が元旦の「マヤ暦」など存在しない。マヤ暦と偽り、もともと無い解説を勝手に付け加えて占い商売&資格認定商売を構築した人間が数名おり、雑誌や出版社も「売れれば良い」の精神(電力会社や経済団体と同じ発想)で、それを何となく知りつつ上手く使っているだけなのだ。

ちなみに、明日の「時間をはずした日」は、江本勝氏が主催される、墨田川での「水へ愛と感謝を捧げる集い」に、私も参加する予定である。江本氏は、1997年に行われた「時間の法則に関する世界会議」でアグエイアス夫妻と出会い、1999年の琵琶湖を皮切りに、これまで世界中で「時間をはずした日」に、この祈りのイベントを開催されて来た実践者である。という訳で、縁ある方は、明日、墨田川にて!

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