パカル・ヴォタンと大国主とアンコールワット

2013年06月17日 03:20

水晶の月18日(G6/16)KIN124 黄色い共振の種(by D)

パレンケの「碑銘の神殿」でパカル王の墓室が発見されたのは1952年6月15日(KIN218)。石棺の蓋が開いたのは、それからさらに数ヶ月後のKIN123とされる。昨日は、墓室の開封からぴったり61年、石棺の蓋の開封からぴったり85銀河スピンという、開封日が重なる52年に一度のタイミングだった。これが2013年に巡って来るだけでスペシャルな事だが、昨日は、他にも色々なシンクロがあった。

有名なレリーフで飾られた石棺の蓋が開かれた時、そこに横たわっていたパカルの遺体は、ヒスイの石仮面や装飾品で飾られていて、右手にはヒスイの立方体を、左手にはヒスイの球体を握っていたことが『THE CODE OF KINGS』P126の図に描かれている。ちょうど、今日から20日前のKIN104(日本に「13の月の暦」に紹介された高橋徹さんの誕生KIN)、私はIHMの根本さん(KIN64)とお会いして、今年の3月にステファニーから江本氏に託されたホゼの遺品のクリスタルスカルと対面した。

その頃、私は新著に掲載予定の「精神宇宙モデル」を球体としてイメージしていたのだが、晩年のホゼのインタビュー記事を読んだ根本さんは、他界する直前のホゼが「立方体の中心にいるような感じだ」とコメントしていたことを教えてくれたので、私は、その場でパカルの左右の手にあったヒスイのことをイメージしていた。

KIN123(6・夜)の朝は、久しぶりに明晰な夢を見て目覚めた。巨大なのから小さいのまで沢山のムカデ(百足)が服に貼り付いたり身体を登ってくるという恐ろしい夢だった。ムカデに貼り付かれた経験など無いのにこんな夢を見たのは、荒木飛呂彦氏のホラー本を読んだり、前夜「試される40日」というブログを書いた影響だろうか。出掛けに軽く調べた時は、『古事記』やマヤ神話『ポポル・ヴフ』にムカデが登場すること位しか確認出来なかった。

しかし、今日、改めて調べてみると、これが大変に面白い夢だったことが分かって来た。ムカデ(と蜂)に襲われる話が登場するのは、『古事記』だと大国主とスセリ姫が登場するパートで、手元にある『古事記のものがたり』では、P137(地球の主の日とシンクロ)から始まる第17話に書かれていた。夢を見たのは水晶の月17日の朝。マヤ神話との繋がりはネットで調べて『山に生きる死者の語り』という論文の中にこんな記述を見つけた。

【グアテマラのキチェの神話『ポポル・ブフ』では、イシュツル(ixtzul、ムカデ)の踊りというシュトルに発音の似ている踊りのことが言及されている。フンアフプーとイシュバランケーの双子兄弟がシバルバーで披露したというこの踊りは・・・】

シバルバーというのは冥界の事で、『古事記』における根の国に相当する。しかし、ムカデ繋がりで見つけたこの論文には、もっと興味深いことが沢山書かれていた。

【死者のいる山中でそうした記憶を守っているのは、ボタン(votan)とイカル(ik'al)という一対の神々とされている。山中で死者といっしょに暮らすボタンとイカルは二人で一体の神であり、相補的な特性をもつ。ボタンは光明、湿潤、大地、雨と結びつき、イカルは暗闇、乾燥、風、火といった特性と結びついているという。ボタンが昼、イカルが夜の特性を備えており、両者が揃ってはじめて一日という基本単位時間が確立する】

パカル王は、キニチ・ハナーブ・パカルという名で、ホゼがよく用いていたパカル・ヴォタンという書き方は、マヤの学術的文献で見かけることは殆どない。しかし、マヤの伝承の中にボタン(ヴォタン)という言葉が登場することは確かで、上記もその1つだ。興味深いのは、現在連載中のジョジョ第8部の主人公のスタンドは「ソフト&ウェット」で、ボタン(湿潤、雨)と関係が見られること。第8部は水晶の月に入ってから読み始めているので、このシンクロも面白い。しかし、この論文でさらに面白いと思ったのは、ジョジョの☆のアザとも繋がる以下のパート。

【「種を播く準備」における「時間が経つにつれ、五番目の点が立ち上がり、四隅が五隅になり、五つの頂点からなる星になった」という説明は、地上世界の五極構造の論理と光の容器である星が人間の身体の形をまねて五つの突起をもつようになったことを結びつけるためのものである】

「銀河の種」=「銀河の同期」を迎えるこのタイミングにこういう話に出会うのは大変興味深い。何故なら、『ドリームスペル』ミッションの主導者たちは「銀河の中央の第5の力」ということになっているし、『アルクトゥルス・プローブ』では、ホモ・サピエンスを「両性五芒星の放射動物」と表現しているからだ。しかも、この一連の発見は、パカルの墓室開封61年の日の朝見た、ムカデの夢に端を発しているのだ。

その日、水晶が並ぶナディアのスペース・シャスタで暦のクラスが行われた。初心者クラスで例題になったMさんは「青い水晶の夜」(KIN103)。テーマ別クラスは「パカルからの最後の呼びかけ」というタイトルで、パレンケやパカルとの結びつきが強い『テレクトノン』を扱った。『20の銘板』の見方では、今月水晶の月全体が2012年冬至とシンクロするKIN207。碑銘の神殿の中央階段は69段で、『13の月の暦』での6/9が2012年冬至で、G6/9は「13・地球」の新月だった。サイ時間単位のKIN236は、今のウェイブスペルの始まりであるKIN118(1・鏡)の倍で、二重の鏡が思い浮かぶ。

テーマ別クラスには、当日の日付とシンクロするKIN123の方や、私の父と同じ誕生キンの方や母と同じ誕生日の方、さらに前日、20年前に発見されたガンの自然退縮を医師から告げられた方などが参加されていて、非常にマジカルな状況だった。会場の目の前ですれ違った車のナンバーが11-22でホゼとロイディーンだったのだから、やはりパカルのメッセージを伝える場だったのだろう。思えば、お店でゆみこさん(11・嵐)、岡部さん(11・夜)に一度に会えたのも珍しい(お二人は誕生日が続いていて完全に元旦と時間をはずした日と同じ「時の輪」を形成している)。

キチェマヤに伝わるツォルキン(いわゆるマヤ暦とはこのこと)について書かれた『ジャガーの知恵』には、「夜」(アクバル)の説明の中に『ポポル・ヴフ』やパカル・ボダンが登場する。先の論文とは昼夜が逆転しているが、「夜」についてこんな風に説明されている。

【デイサイン「夜」は、「冥界」に降りていって、霊的な死と再生を体験しなければならない人間意識の段階を表わしている。マヤ人にとって、この内なる闇は、パカル・ボタンが埋めた聖なる書と翡翠に象徴されている知恵が見つかる場所なのだ。この死と再生の経験なしには、意識の成長も生命の道をたどる進化もありえない。】

ちなみに、私は『ドリームスペル(13の月の暦)』のツォルキンでは「7・竜」の生まれだが、このマヤ暦ツォルキンでは「1・夜」の生まれとなる。「ドリームスペルとマヤ暦とは別物」というのは、このような具体的証拠をもって示せることでもある。本当にマヤ暦を学びたいのならマヤの伝統文化から学ぶべきだし、『ドリームスペル(13の月の暦)』を使いたいなら、その背景や本当の使い方を知るべきだろう。

明けてKIN124(G6/16)20×13マトリクスツォルキンの7列目の音7の今日は、銀河シンクロ教室を行った。例題になって下さった方はKIN253 (6・空歩く者)で、現在の道筋がKIN43(4・夜)だったので、私は一番最近のKIN253を調べてみた。すると、何とそこには「43g 14番目の素数」というメモがあった。その2日前に大阪での銀河スペシャル教室があり、『銀河のマヤ』に登場頂いた吉田さん(KIN43)が参加して下さっていたこともあってメモしたのだと思うが、それでもやはり面白い(私も今43才だ)。

だが、今日はさらにもう一段、大きな驚きがあった。KIN81(3・竜)の方(G4/29生まれ)に、「自分の運命の道筋に関係のある日付を見て行くと発見が色々ありますよ」と言いつつ、その例題として、3日前の「4・竜」が私にとってはどういう繋がりがあるかを具体的に示してみたのだ。銀河ノートにある52年の運命の道筋のメモによれば、私が「4・竜」だったのは36才の時で、アンコールワットとメモがあった。実際『シンクロニック・ジャーニー』に書いている通り、私はこの道筋の時に、アンコール遺跡群を訪れている。

ちょうど10日程前に、そのアンコールワットの近くに住む方と久しぶりに会ったので、その繋がりかと思っていたが、帰宅してからより明快な繋がりが判明した。「カンボジアの失われた都市、新技術で発見」というニュースを豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドが、15日、世界的なスクープとして伝えたことが、今日ネットニュースで伝えられていたのだ(というのをLが教えてくれた)。以下、抜粋。

【装置を取り付けたヘリコプターでアンコール・ワットの北にある山の上空を縦横に飛んで7日間にわたってデータを収集し、集めたデータが長年に及ぶ現地調査の結果と合致することを確認した(中略)802年ごろ成立したアンコール帝国(Angkor Empire)の基盤になったとされる都市を発見することができた】

私は6/15にナディアに到着するなり、今日は空海の誕生日だという話を聞いた。実際には、誕生日が分かるような資料は存在しないようで、ほぼ俗説のようだが、それでも、6/15に空海の話をKIN88の人から聞いたというのは面白い。その日スクープされたアンコールの眠れる遺跡は、ちょうど空海が活躍した時代と一致するからだ。それは同時に、パレンケが衰退したタイミングでもある。『マヤ興亡』には「土器に799年の日を記したものがあり、そこまではパレンケの王朝が続く。以降パレンケは急速に衰退する」とある。

という訳で、銀河工科技術協力隊・隊長としてのパカルの影響を、激しく感じるこの2日間だった。今週末には「銀河ゲート33」が、その後も「宇宙食堂」、最後の「銀河アルケミスト教室」、「銀河シンクロ教室」と続いて、「7・夜」に「時間をはずした日」を迎え、40日後の「銀河の同期」のビッグウェーブへと入って行くことになる。この40日間は銀河的なクライマックスであり、波に乗る人はその手前で自然と動き出すことになるだろう。


追記:かつて江本氏が9×9魔方陣(81)と8×8魔方陣(64)の差である17についてホゼに質問した時、ホゼは「天国へ至る数」というような説明をしていたが、これはテレクトノンにおいて17日目で天王星軌道に入ることから来る発想である。


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