フリースのイライラ感

2014年01月22日 02:04

共振の月12日(G1/21)KIN83 青い倍音の夜(byD)

先頃、内側がフリース生地になっている室内着をついに捨てるに至った。一見するとスキーウェアのようにも見えるそのパンツは、数年前から真冬の寒い時期だけ使っていたもので、使用時に静電気がすごく、服がまとわりついたり、髪の毛がはねたり(逆にぺったりくっついたり)する傾向が顕著にあった。また、身体全体がイライラした感じになったり、首が詰まったような感じになることもしばしばであった。

しかし、暖かさと軽さの面では優れていて、部屋着としては使い勝手も良かったので、だましだまし使い続けていたのだ。だが、どうにもならない違和感、生理的なところからやって来る身体レベルのイラだちみたいなものが生じるのは、決まってそのパンツをはいている時だと、断食後の澄み渡った状態ではっきり感じ取れたので、まだ使える状態ではあったが、処分することにしたのだ。

実は、何年か前にも、同じようなことをしたのを、この時思い出した。色と形が気に入って手に入れたフリースのジャケットがあったのだが、それを着用している時に限って、どうも身体がイライラして、首肩が凝ったり詰まった感じがして具合が悪くなるので、自然と着る機会が減り、たまに近所への用事で羽織るくらいになってしまった。とてもじゃないが、長時間着たままでいることなんて出来ない感じだったのだ。

結局、殆ど使わないままお蔵入りしそうになったので、その時は、ある団体を通じて困っている人々の元に送ることにした。しかし、今思うと、それも先方にとっては迷惑な話だったかもしれない。防寒が主目的であれば、それなりに役立っただろうが、それを着た人の身体は、私と同じように落ちつかなくなって、場合によっては調子を崩してしまったりしたかもしれないからだ。

ちなみに、私は、化学物質だとか電磁波にそれほど敏感な訳ではない。自分のチャンネルをどういう状態にしておくかにもよるが、よほど疲れているとか自分の場が乱れている時でなければ、あまり影響を受けることはない。従って、静電気が発生し易い衣類、それこそフリースそのものであっても、さほど気にならない製品もある。

はっきり書けば、私が「着ていられない!」と思ったのは、どちらもF社のフリースだった。今や世界的企業となったF社の製品には結構お世話になっていて、モノによっては今もかなり重宝している。だから、F社には感謝している面もあるのだが、ことフリースに関しては、仮に色や形が素晴しく、リーズナブルなものであっても、もう着てみたいという気持ちは起きない。

もちろん、私のような体験をした人々からのフィードバックが活かされて、既に解決策が講じられているかもしれないが、もし言葉の話せない赤ちゃんが、同じような製品を着せられているせいで、生理的不快感から泣いているとしたら、いたたまれない。あのイライラ感は、ある種の拷問に近いと私には感じられたからだ。

もし、赤ちゃんが泣いている要因がわからず、親がそういう服を着せたままだとしたらどうなるだろうか?おそらく、皮膚感覚や神経系統の何かを「麻痺」させることになるだろう。今の世の中、生活に直結する食品にも衣類にも住環境にも、諸感覚を「麻痺」させるしかないようなものが溢れている。ぎゅう詰めの満員電車に乗りながら人としての正常さを保つには、様々な感覚を麻痺させるしかない。

放っておくと麻痺するし、あまり細々と気にしすぎるとかえって病気になるしで、そのさじ加減が難しいところだが、「どうもこの服を着ると調子がおかしい」とか「あれを食べると肩が凝る」というような感覚には注意深くありたいものだ。からだの叡智は、何をどうして行ったら良いか、頭で考えるより明確な道筋を示してくれることが多々ある。

霊性のアート 心の豊かさを育む技』に紹介している様々なワザ(より本質的には見方)は、そういう感覚を適切な(過敏すぎず麻痺しすぎない)状態にしてくれるものとして、私が日々の生活の中で重宝しているものでもあるのだ。そして、円卓読書会は、単にそのワザの詳細をシェアするだけでなく「そこから先」を探求するための場でもある。

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