2つの4×4魔方陣と調波インデックス

2014年03月15日 23:51

太陽の月9日(G3/15)KIN136 黄色い律動の戦士(byD)

今日は『ドリームスペル13の月の暦)』のツォルキン(260日暦)でKIN136。私達がオーストリアのグラーツでカーラチャクラ(時の輪)の灌頂を受けた満月の日もKIN136だったので、一体何銀河スピン(1スピン=260日)巡ったのかを計算してみると、ちょうど16スピンが完了したタイミングと判明。カーラチャクラタントラには、16マスから成る「カーラチャクラ魔方陣」についての記述があり、ハーモニック・コンバージェンス(以下H・C)も、カーラチャクラの登場から16単位の周期にその根拠の1つを求めているので、これは面白いサインだと興奮した。

カーラチャクラは、学問的に見れば、密教発展の最終段階に出現した教えで、西暦1027年頃に成立したとされる。ホゼ・アグエイアスは、不可視の聖地シャンバラからこの世界に教えがもたらされたのがその頃だというような表現をするが、いずれにせよ、1027年はカーラチャクラ関連の資料に登場する基準点のようなものである。実は現在のチベット暦も、カーラチャクラの教えと関連して決められていると聞いたことがあるが、出典がすぐに確認できそうもないので、そんな話もあるという位に聞き流してもらえればと思う。
シャンバラ 
H・Cは、その1027年から、チベット暦での還暦に当る60年が16回巡った1987年に、アグエイアス夫妻によって世界に呼びかけられた。もちろん、メインは「13の天国と9の地獄の預言」というマヤの口伝的預言で、9の地獄の期間が完了するタイミングだった訳だが、もともと欧米にチベット仏教を伝えた先人の一人、チョッギャム・トゥルンパの弟子でもあったアグエイアス夫妻は、カーラチャクラの周期も強く意識していたのである。

昨今、西欧の神秘主義者の焼き直しモドキみたいなチャネリング情報等を通じてシャンバラを知る人も多いようなので、一応書いておくが、私の知る限り、シャンバラが歴史上最初に登場するのは、上記の通りカーラチャクラタントラという仏教経典である。私は、古代からの巫術でもチャネリングでも、現実に役立つのなら意味はあるとする立場だが、その内容が既出情報のパクリかそのアレンジ程度なら、そのチャネラーは過去のチャネ本でも読み漁ったか、そうでなければ、その手の人々の想念にチャネルしただけだろうと思ってしまう。それに妄想の類いもかなり混在しているので、とうてい全てを真に受ける訳には行かない。

さて、魔方陣の探求に入る前に、今日の日付のことをもうちょっと整理しておこう。今日は365日暦の方だと9/9である。『ドリームスペル』では、マヤのドットバー表記の数「9」を「太陽の」と呼ぶので「太陽の月9日」とも言う。また、364日暦から260日暦への変換が可能なサイ時間単位では、今日はKIN169(13×13)だ。そうとは知らず、ちょうどKIN169の千住博さんの本を図書館に返しに行こうとしていたLは流石である。『ドリームスペル』日本語版世話人の役が巡って来るだけの事はある。H・Cの背景を知っていると、サイ時間「9・9」がKIN169(13×13)になっているのも面白く感じられる。

ところで、「カーラチャクラ魔方陣」についての記述は、チベット歴史学者・石濱裕美子先生のサイトに邦訳がある。『シンクロニック・ジャーニー』にも詳しく記してあるが、私達が「クリカ」という名で活動をすることになったのは、カーラチャクラ灌頂を受けたことがきっかけであり、より具体的には、その儀式用テキストを石濱先生が翻訳された『ダライ・ラマの密教入門』のP29にある以下の記述が直接の引き金である。

<シャンバラの法王には「一族(クラ)を持つもの」という意味のクリカという称号が付されました>

話を戻そう。石濱先生のサイトにあるように、カーラチャクラ魔方陣は4×4の形を取る。ドリームスペル同様「意味の置き換え」が盛んに行われているが、私の目を引いたのは「縦・横・斜めいずれをたしても34」という一文だった。何故なら、今日はドリームスペルの調波インデックスで見れば、まさに調波34が完了する日だからだ。そのタイミングでカーラチャクラ灌頂を受けてから16スピンという事に気付き、16マスのカーラチャクラ魔方陣を改めて目にしたのだから感動せずにはいられない。

だが、私は同時に、あれ?とも思った。最近「3人のアントニオ」にも書いたサグラダファミリア魔方陣もまた4×4のものなのに、合計は縦横斜めいずれも33になるからだ。ここで初めて、サグラダファミリア魔方陣の数字が一部特殊な形に置き換えられていた事の意味を悟った。普通、16マスの魔方陣には1〜16の数字を入れて埋めて行く。しかし、サグラダファミリアのものは、16が14に、12が10に置き換えられていて、16と12は存在せず、14と10が2つずつあるという変則スタイルなのだ。
魔方陣 
何でわざわざこんなことをしているのだろう?と思いながら、それ以上考えることをしてこなかったが、サグラダファミリアの魔方陣は、最初からキリストの受難を象徴する33にしたくて、このような入れ替えをしたのだろう。普通に1〜16を入れたら、必ず縦横斜めは34になってしまうからだ。しかし、何故16→14、12→10という部分で変換するのかは分からない。合計33にするには、数学的にその選択肢しか無いのだろうか?そこまで検証する気にはなれないので、もしこの手のことが好きな方が本稿を読まれていて、ご存知だったら、教えて頂ければと思う。

ただ、自分なりに遊びの解釈をすれば、30(16+14)が28(14+14)に、22(12+10)が20(10+10)に変更されていることを、13日の金曜日と関連させて、28×13=364、20×13=260と読んでみたくなったりする。個人的には、バルセロナは13:20のバイブレーションが残っている数少ない魔術都市だと思うし、その心臓部とも言えるのがサグラダファミリアだからだ。また、14と10が2重で、合計が33というところから、以下の点にも注目したい。

私達が受けたのは、ダライ・ラマ法王による27(3×3×3)回目と30(3×10)回目のカーラチャクラ灌頂だったが、今年2014年の夏にラダックで行われる予定の灌頂は33回目である。また、ダライラマ法王14世は、まるで狙ったかのようにKIN14が誕生KINでもある。14がこれだけ重なることと、合計が33になる魔方陣で14が特別な働きをしていることの背景を、今このタイミングに気付くのはやはり面白い。

ここでドリームスペルの調波インデックスの方に視点を移してみよう。赤白青黄の4日を1単位とする調波は、ツォルキンの中に65あるので、中心調波は33となる。調波インデックスには、この調波33に対して点対称の位置に来る調波同士(調波とその逆)が併記されている。1に対しては65、2には64となるので、今日を含む調波34の逆は調波32である。そして調波32の最終日であるKIN128は、ガウディの誕生KINであり、3人のアントニオについて書いた日でもある。

調波33を中心にガウディとカーラチャクラが繋がってしまうところにも、バルセロナが13:20の魔術都市である徴が見て取れる。さらに遊ぶと、128(ガウディ)-14(ダライラマ法王)=114(ジョンレノン)となり、KIN114=「10・魔法使い」=「10・14」で、サグラダファミリア魔方陣の魔術数「10」「14」が登場する。ちなみに、ジョン・レノンは、ドリームスペルの銀河の羅針盤の例題としても登場している。

ここまで書いて来た一連の事は、(遊び含め)結局、『ドリームスペル』無しには気付けないことばかりだ。伝統のマヤのツォルキンでは、閏日の処理の違いから、今日が私のカーラチャクラ灌頂16スピン記念とはならないのである。私が『ドリームスペル』に強い信頼を置いているのは、私の人生に起こる様々な出来事を、想像を超える形で”美しく”繫げ続けてくれるからなのだ。調波についても、古代のマヤ暦は教えてはくれないのだから、魔方陣の合計が34と知ったところで、話は終わってしまう。

もちろん、古代からのマヤ暦には伝統文化と結びついた全く別な使い方があるので、単純比較は出来ない。それに、『ドリームスペル(13の月の暦)』にデタラメな説明を加えて、マヤ先住民が扱うマヤ暦の下手な真似事をする位なら、ちゃんと礼を尽くして伝統のものを学んだ方がずっと良いと思う。同様に、『ドリームスペル』を本来の形で”美しく”使いたいのなら、それがどういうもので、どういう使い方をするものなのかを、まずきちんと学ぶことだ。目的や動機が狂っていると、他をどんなに真面目に一生懸命学んでも徒労に帰してしまう。向かう方向が間違っていたら目的地には辿り着けないのだ。

幸い、『ドリームスペル』日本語版はまだ入手可能であり、私も当面は「銀河シンクロ教室」等を通じて、その活用方法を伝える意志を持っているし、他にも本来の形で伝えている方はいる。本来の形かどうかの見分け方は簡単で、「この暦を使って」鑑定とかカウンセリング、認定などの行為をしているかどうかで分かる。それらの内の1つでもやっていたら、それは本来の『ドリームスペル』の使い方とは関係のない別物だと断定できる(言葉遣いや仕組みが全く同じでも表層の一部をパクって余計な解釈を加えただけ)。

しかしながら、私が上記のようなことに気付きながら楽しみを深めて来られたのは、純粋に『ドリームスペル』のみのお陰とは言い切れないところがあるのも確かだ。気や夢見に関する体感、何かに気付くセンスというのは、暦以外の面で育てられたところも多々あるからだ。私が、「霊性のアート円卓読書会」という名の先端的なクラスを始めた理由もそこにある。暦だけで速やかにシンクロニシティが日常化する人も一定数はいるが、比率として決して多いとは言えない。

それは、頭や身体がすっかり凝り固まっていて、本質的に体感していく面が多いドリームスペルを手にしても、頭で考え過ぎてしまう方が多いからだと思う。私はそれに気付いてから、瞑想クラスとセットにして体感することも薦めて来たのだが、多くの方は、それが暦の理解に繋がるとは想像できないようで、暦だけのお勉強ばかりしたがる。しかし、身体をほぐしたり、別なアプローチも加えた方が、本質的理解が早くなる事は、ドリームスペルのホリスティックな性質を理解された方なら、ほぼ同意して頂けるだろう。

例えば、春分の日に大倉山記念館(横浜)の円卓で行われる【円卓座談会】には、私が出会って来たリアル魔法使い達の中でも、ピカ一のセンスと実力を備えた人物が参加してくれる。そういう人に直に触れることも、ドリームスペルの理解の加速には、実は大いに役立つのだ。これは私自身が学生時代から試して来て、今も活用している手法のひとつだ。ものごとをバラバラに見るクセがついている方にこそ、別なアプローチから入ることをお薦めしたい。何故なら、ドリームスペルの使用目的は、自分の中で(あるいは中と外で)バラバラになっているものを繫げる点にあるからだ。

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