天上の虹から書の魔法へ

2014年04月28日 03:01

惑星の月24日(G4/27)KIN179 青い惑星の嵐(byD)

いよいよ明後日から「書の魔法」(Lの個展&シャンバラ教室生展)が南青山で開催される。私が「サムライと書道展」の演武でトリノへ行っていた2月末、Lは今回の個展のテーマを「伊勢」にすると決めた。というより、それが一番しっくり来る事に気付いたらしい。

10日前の4/17(KIN169)、二子玉川駅構内の書店で待ち合わせをしていたLは、少し早めにそこに到着した関係で、新刊本コーナーに『女神の聖地 伊勢神宮』(千種清美著)を見つけ、新しい切り口で書かれたその本を、その場で手に入れることにした。

7年前に出した『シンクロニック・ジャーニー』にも書いた通り、伊勢の式年遷宮は、持統4年(690年)に内宮、持統6年(692年)に外宮で始められた。そういう背景もあって、持統天皇とその夫であった天武天皇には以前から注目していたが、2014年に入って両天皇の陵墓とされる野口王墓古墳に関するニュースを目にした事で、近いうちに訪れてみたいという気持ちが生じていた。

関西出張クラス2日目(KIN172)の朝、私は、天智天皇、天武天皇、持統天皇の即位と崩御の日付を調べていた。グレゴリオ暦への変換を含め、ウィキペディアの情報がどれくらい正確なのかは分からないが、シンクロサーフィンをするに当たっては、学術的正確さは関係無い、と言い切れるだけの体験を重ねて来ているので、最近はあまり気にせず活用している。

天智天皇ー即位668年2月20日(KIN223)崩御672年1月7日(KIN79)
天武天皇ー即位673年3月20日(KIN256)崩御686年10月1日(KIN256)
持統天皇ー即位690年2月14日(KIN187)崩御703年1月13日(KIN220)

天智天皇は「青」で即位して「青」で崩御した「変容」の動き以外はあまりピンと来るものが無かったが、天武天皇は「黄色い太陽の戦士」で即位し、全く同じ日付で崩御していることを初めて知っただけでなく、その日付が今の日本の土台を完成(熟成)させたことと見事にリンクしているように感じられて納得感大であった。

加えて持統天皇は、その両者を橋渡しするような変容(青)から熟成(黄)を担っただけでなく、KIN187に即位されたという点に、何より驚かされた。何故なら、それは私にとって、パレンケでスケッチして数年間見失っていたメモが見つかった2012年3月16日(マヤ長期暦9.13.0.0.0から正確に1320年のタイミング)のKINであり、ビセンテ・アミーゴの生演奏を初めて聴いた日である。

それだけでなく、その260日後の2012年12月1日(マヤ長期暦完了20日前)に、自由が丘駅のホームで「青い虫」が手帳に止まり続けて何かを教えてくれたKINであり、『霊性のアート』で最も重要な図「球状精神宇宙モデル」が掲載されているページ数でもあるからだ。

私はその時点で、京都山科にあるという天智天皇陵と、飛鳥にある天武・持統天皇陵の両方をお参りしようと考えていた。しかし、翌4/21(KIN173)の朝、改めて上記3天皇のことを調べ直そうとしたら、何故か天智天皇のページだけエラーが出て、何度やっても表示されなかった(ちなみに今は戻っている)。そこで私は、天智天皇陵は今回ではない方が良いのだなと感じて、直接飛鳥に向かう事にした。

飛鳥路散策については、書けばいくらでも長くなってしまうので、主に天武・持統天皇陵を参拝した時の事を中心にメモしておこう。この日は、小雨が降ったり止んだりのお天気で、飛鳥路を行く旅行者の姿は殆ど無く、散策コースから少し外れたところにある天皇陵にも、人影は全く無かった。そこで、私は天真五相を奉納し、その後しばし立位で瞑想をしていた。
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雨は降り続けていたが、少し空が明るくなった感じがしたところで、鶯が鳴き始めた。かなり至近距離にいるようで、美しい声で何度も「ホー、ホケキョ」と鳴くので、目を開けて探してみたが、どうも姿を見つけることが出来ない。せめて声だけでも、と思ってiPhoneで都合5回ほど録音させてもらったが、綺麗に録れたのは少し距離が離れてからだった。録音のことはともかく、私にとって、祈りが完了したタイミングでやって来たこの鶯は、天からの使いそのものだった。

その後向かった、岡寺(龍蓋寺)は、当初訪れるつもりは無かったのだが、駅前のカフェでランチを食べながら調べてみたところ、天武と持統の間に生まれた草壁皇子が住んでいた岡の宮にその由来があるとのことで、急遽予定を変更して訪れることにした場所だった。思いがけず満開のシャクナゲも見る事が出来、帰り際には青空と太陽も姿を見せてくれて、この飛鳥散策の中で最も天気が良くなった瞬間だった。
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私がこうして、持統天皇ゆかりの地を巡っているころ、Lはちょうど『女神の聖地 伊勢神宮』で持統天皇に関するところを読んでいたらしい。帰宅後、飛鳥での私の体験も詳しく知ったLは、オバマ大統領(KIN173)が来日したKIN175に、その本のP77で紹介されていた『天上の虹』(里中満智子著)を注文した。

その翌日、KIN176(4/24)に訪れた「北村公晴さんの装身具彫刻展」については、1つ前の記事に書いた通りだが、今思うと、大阪のシンクロ教室に参加されていたIさんも、北村さんも1/13生まれということで、持統天皇との繋がりがあったと言える。そして、手元に『天上の虹』が届いたのは、翌KIN177(4/25)の夜だった。奇しくも、夕方、沈む太陽を撮影したLの写真には、かすかに短い虹が写っていた。

奥付けをパッと見る習慣がある私は、手元に届いた第十六刷の日付を目にして驚愕した。何故なら、式年遷宮の儀式の中でもクライマックスと言える、内宮での「遷御の儀」が行われたまさにその日、2013年10月2日(KIN232)がそこに記されたいたからだ。持統天皇が始めたときから数えて62回目の式年遷宮の最高潮の瞬間に刷られた、持統天皇についてのマンガなのだから、驚かずにはいられない。

初版の2000年2月10日はKIN193で、これまたツォルキンを長期暦に対応させてみる見方が習慣化している私にとっては、驚愕であった。何故なら、KIN193はマヤでパカル王が活躍していた最盛期、672〜692年(マヤ長期暦での9.13.0.0.0)に対応するだけでなく、まさに、天武天皇と持統天皇が天皇として活躍していた時代そのものでもあるからだ。これだけ、完璧なタイミングで刷られていると、目を通さなくてもこのマンガの凄さが伝わって来る。

しかも、作者の里中満智子さんは、届いた前日のKIN176が誕生KIN。つまり、山川亜希子さんと同じで、今年のシャーリーマクレーンの道筋であり、Lがシャンバラ教室を始めた時の道筋でもあるのだ。そして、明後日からそのLの個展とシャンバラ教室生展「書の魔法」が始まる。全ては完璧なタイミングで進行している。

そして今日。「惑星の月」の「惑星の日」に行われた「惑星KINの集い」には、4/21(KIN173)にちょうどカレンダーラウンド(52才)を迎えられたKさんが参加されていた。もちろん、天武・持統天皇陵での体験をシェアしてお祝いしたが、その関係で、野口王墓古墳に関するニュースが報じられた日付のことが気になって、その場で改めて調べ直したところ、またまた驚きの発見があった。

宮内庁職員以外の15学会の研究者が初めて立ち入り調査したその日付は、2014年2月21日。4年半もの間、どこかを彷徨っていたハワイ生まれの木の亀の置き物が、手元に届いた日だ(「4年半の時を経て届いた銀河の贈り物」参照)。あの贈り物が私達のところに届いた日付と、天武・持統天皇陵への初めての立ち入り調査が行われた日付とが同じということが、何とも言えないリアリティを持って私の胸に迫って来る。

帰宅すると、3/4(KIN125)に他界されたTさんの奥様から、49日が過ぎた事を知らせるお手紙とお香典返しが届いていた。そこには、俳句もたしなまれていたTさんが3/3に読まれた句「淡雪のふとあらはれて消えにけり」も添えられていた。私は、この句を目にした時、岡寺で引いたおみくじの歌を思い出さずにはいられなかった。

「わが園に梅の花散るひさかたの 天より雪の流れくるかも」

「雪かそれとも梅の花びらか、空から雪が降って来るようできれいだ」の意とのことで、その意味するところは違うかもしれないが、明後日から行われる「書の魔法」に「梅」という作品で出品している私にしてみれば、Tさんの句と私の作品と岡寺のおみくじには、美しい繋がりがあるように思えてならないのだ。

伊勢、式年遷宮、持統天皇という流れと完全にシンクロしている「書の魔法」は、会場に来て下さる皆さんに、きっと思いがけない美しい魔法をもたらすことだろう。是非、皆さんが「然るべき時」と感じるタイミングで会場にお越し頂ければと思う。

コメント

  1. D&L Obara | URL | -

    即位と崩御の日付の訂正

    下記に詳細を書いたが、本文中の日付は実はユリウス暦だったことが判明したので、グレゴリオ暦に修正したものを以下に提示しておく。
    http://happykulika.blog91.fc2.com/blog-entry-737.html

    天智天皇ー即位668年2月23日(KIN226)崩御672年1月10日(KIN82)
    天武天皇ー即位673年3月23日(KIN259)崩御686年10月4日(KIN259)
    持統天皇ー即位690年2月17日(KIN190)崩御703年1月17日(KIN224)

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