出雲大神宮から杵築大社へー国道9号

2014年09月24日 03:24

電気の月4日(G9/23)KIN68 黄色い電気の星(by D)

交差の白い北の城(52日間)と赤い空歩く者のウェイブスペル(13日間)の始まり、そして二十四節気の「白露」が重なったG9/8、京都駅からJRで亀岡へ向かった。前夜、シンクロを感じて参拝を決めた時点で、駅前から出る出雲大神宮行きのバスの時刻と場所を確認していたお陰で、無事間に合ったものの、JRとの乗り継ぎは結構タイトで、もし迷っていたら次のバスまで3時間待つか、それなりの乗車料を覚悟してタクシーに乗るしか無かった。

出雲大神宮は、亀岡市千歳町千歳出雲無番地という住所にある。1番地なら良くあるが、「無番地」というのは聞いた事が無い。番地が無いなら「出雲」で終われば良いと思うのだが、あえて「無番地」としているのは、この神社の御祭神である大国主が、国譲りの後、幽世に引かれたことを意識しているのかもしれない。

まず本殿にお参りし、その裏手にある磐座と古墳を巡ってから、素戔嗚尊と櫛稲田姫尊が祀られている上の社を参拝。そのまま国常立尊の磐座を参拝しようと思ったら、鳥居に「これより先は社務所にてたすきをお受けになり入山してください」と注意書きがある。前夜調べた時、どこかのブログにも書いてあったのに、すっかり忘れていた。社務所に一度戻って受付を済ませ、途中、崇神天皇社を参拝してから改めて入山。

崇神天皇社に近付いたところで、ちょうど陽が射し込んで来て樹々と苔が緑に輝き、何とも美しい雰囲気になった。そういえば、三輪山のふもとの大神神社にも崇神天皇社があり、そこで天真五相をしようと天を仰いだ瞬間、サッと流れ星が流れて行ったことがあった。三輪山に入山する時にも、摂社の狭井神社でたすきを受け取るようになっていたし、ご神水の湧く薬井戸があったことも思い出した。

出雲大神宮にも有名な「真名井の水」というご神水があって、実際、平日の午前中だというのに、ポリバケツを何個も持った人たちがその霊水を汲みに来ていた。記紀によれば、出雲大神宮で祀られている大国主と、大神神社で祀られている大物主は、ほぼ同じ神とされるから、ご神体山とご神水という組み合わせは、大国主と少名毘古那(薬、酒造、温泉の神)の協力体制を示しているのかもしれない。
IMG_3810.jpg 神池からご神体山を望む

しかし、三輪山が山頂まで行けるようになっているのに対し、出雲大神宮のご神体山は、たすきをしていても、麓にある磐座群(国常立尊を象徴しているとされる)の所までしか入れないようになっている。その磐座群に向かって2礼2拍手をして合掌をすると、今まで体験したことの無い、ちょっと不思議な感覚がしばらく続いた。

2日前に行われた「円卓読書会」で、体外離脱体験者の方が、「途中からスターウォーズとかでワープする時みたいに星々の光がこっちに向かって伸びて来る」という表現をされていたのだが、私がそこで体験したのは、その逆バージョンと言って良いのか分からないが、世界が向こう(磐座の方)に向かって退縮して行ってしまう(引いて行く)ような感覚だった。

後で国常立尊について調べると、『日本書紀』では「陽気のみを受けて生まれた神で、全く陰気を受けない純粋な男性神」とされ、『古事記』では神世七代の最初に現れた神で、独神(性別のない神)であり姿を現さなかった、とされていることが分かった。個人的な体感は妄想と紙一重であることを承知で、あえて自分の体験を振り返ってみれば、姿を表わさなかった最初の神という古事記の記述と、隠世に引いた大国主のイメージが合わさったもののように感じられた。

もっとも、その後、付近であれこれ位置を変えながら瞑想したり大妙をやってみたりしたが、それそのままの感覚は訪れず(別な感じは多少あったが)、蚊に刺されるばかりだったので、他の参拝者がやって来たのを機に下山することにした。社務所でたすきを返してからおみくじを引くと35番末吉。どうもパッとしない内容なので、真名井の水で口をすすぎ、お土産用にペットボトルに汲んでから再挑戦して11番大吉。35+11=46→KIN46は10500(=今上天皇125×出雲国造84)ツイートをした日だから、「これで綺麗に整った」と感じる。

亀岡行きのバスが来るまでには、まだ時間があったので、これらの気付きを手帳にメモしたり、近所を散策したりして過ごす。境内から出たところに17-17の車を見つけて「おっ」と思ったのは、この日が「月の月17日」だっただけでなく、2日前に、のぞみ17号と京都の17系統バスに乗ったシンクロがあったからだ。神池の周りを散歩しながらご神体山の全貌を見、交通標識から近くに国道9号が走っていることを知った。

バスは亀岡駅北口に到着。駅構内を渡って南側に出る前に「るるぶ特別特集 亀岡 嵯賀・嵐山」というフリーペーパーを見つけて頂くことにする。近郊の地図や名所、トロッコ列車の時刻表などの他、お昼の場所として狙っていたダイコクバーガーのクーポン(全品20%OFF!)まで付いている。トロッコ列車の乗車も検討していた私にとっては、かなり有用な冊子だ。

亀岡発のダイコクバーガーで腹ごしらえをして、そこから徒歩圏にあるKOAN(心庵)へと向かう。サイトによれば国道9号を渡ってすぐの辺りだ。途中、亀岡城趾(大本教本部)を横に見ながら、10年位前に関西新体道の合宿で、植芝先生や井上先生も稽古をされたという道場をお借りして、伊東不学先生に稽古をつけて頂いたことを思い出す。
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亀岡行きは前日深夜に決めたことだったので、KOANのオーナーでクリカのイベントにもよく参加して下さっている山部さんに、お店が開いているか確認の連絡をしたのは、当日の朝になってからだった。山部さんご自身は京都市内におられて残念ながらすれ違いだったが、最近、お店の運営を引き継がれた小山さんがその日もいらして、美味しいコーヒーと焼き菓子を頂くことが出来た。サイトで見ていたよりもさらに素敵なお店で、また亀岡を訪れることがあったら是非立ち寄りたいと思う。

トロッコ列車の発着駅は、JRでひと駅京都寄りの馬掘駅に近いのだが、地図でみたらKOANからざっと4、5キロという感じだったので、15:35発の列車を目指して歩く事にした。亀岡市内の旧山陰街道は、古い街並が味わい深く、散策にはもってこいだ。思いがけず八坂神社の分社にも巡り合えたので参拝。当初は出雲大神宮ではなく、八坂神社への参拝を考えていたので、このシンクロは嬉しかった。黄金の稲が実る田を眺めながら川沿いの道を歩くのも気分が良い。
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しかし、広々とした風景は距離感がつかみ辛く、段々目的の列車に乗れるか怪しくなって来たので、途中からはかなり早歩きになった。時間前に着いたからといって当日券が手に入る保証は無かったが(団体など入っていたら当日券の数は限られる)、1本逃せば次は1時間後になってしまうので急ぐ。無事10分ほどの余裕を残してチケットをゲットしたものの、一度列車に乗ってから肩にひっかけていたシャツが無くなっているのに気付いて慌てて降車。駅舎のベンチに置いたままになっていたのを見つけて列車に再び飛び乗り、ギリギリセーフ。1人で銀河鉄道999ごっこをした気分になった。
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しかし、嵯峨野14号から眺める保津川渓谷は絶景で、トンネル内では銀河鉄道の夜的な気分も味わえる。木製シートのボックス席を独り占めしながら移り行く景色を堪能させてもらった。嵯峨駅から野宮神社、竹林の道、渡月橋と巡って、嵯峨野湯という銭湯を改築したカフェを見つけて一服。古い建物の良さを活かした作りもパンケーキの味も素晴しい。京都駅の橋梁からほぼ満月の月と夕焼けを望んでから、のぞみ46号(おみくじ&ツイートとシンクロ)で帰途についた。
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翌日、松江出身の錦織(10・太陽)が全米オープンで準優勝。さらにその翌日のKIN55に、驚くべき発見があった。その日は気候が良かったので、お弁当をゲットして玉高のデッキでランチをしたのだが、木次ミルクコーヒーという珍しい名のコーヒーを買ってみたら、何と島根県雲南市木次町の会社だった。確認のためにiPhoneで調べると、出雲と松江と雲南はほぼ三角形を描く位置関係。それ以上に驚いたのが国道9号の存在だった。

亀岡で横断した国道9号は、何と出雲まで続いていたのだ!KIN9(赤い太陽の月)の年に、錦織や高円宮家を通じて出雲に目が向くのは、そういう理由だったのか、と1人納得。しかもマヤの伝統において、9は「冥界」を指し、黄泉(隠世)の出雲を彷彿させる。ちなみに国道9号は、烏丸五条交差点から亀岡、鳥取、米子、松江、出雲などを経由して下関駅西口交差点にまで至る、かなり長い国道である。

だが、驚きはまだ続いた。お弁当の柿安の本社は、三重県桑名市!創業1871年11月8日。現法人の設立は1968年11月19日。ということは創業基準で今の店の道筋はKIN9、そして法人としてはKIN20。まさに「赤い月」と「黄色い太陽」。この1つ前のブログ「天津神と国津神の調和的統合」は、錦織が準優勝した日にUPしたものだから、その翌日に天津神、国津神がこんな形で迫って来ると流石に驚かざるを得ない。日本でお弁当やコーヒーを製造している会社は、他にいくらでもあるのだから。

そして極めつけは、出雲大社が江戸時代まではずっと杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていて、出雲と言えば亀岡の出雲大神宮の方を指す言葉だったと知ったことだった。その杵築(きづき)大社と出雲大神宮が国道9号で結びついていると気付かせてくれたのは、木次(きすき)コーヒーだったのだから、洒落も効いている。そしてもちろん、「3の月」の「3・星」の「魔術の亀の日」に、この記事をUPすることにこだわったのは、3×3=9だからである。


追記:シャンバラ教室生のOさんが出雲のご出身だとは聞いていたが、ブログを読まれて以下のようなコメントをメールで送って下さったのにはびっくりした。
・我が家の祖父母以前は木次に住んでいたようで、子供の頃には、何回か行ったことがあります
・昔は出雲大社を杵築さんと、確か祖母くらいの代の人は言っていたことなども懐かしく思い出しました
・国道9号線も、うちから歩いて3分くらいです

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