2014年11月20日 23:37
■倍音の月6日(G11/20)KIN126 白い太陽の世界の橋渡し(by D)
NPOクリカでは、年に一度、カトマンズにあるマナサロワール・アカデミーを訪れ、教育支援をしているチベット難民の子供達に会いに行くという活動を続けて来ている。何故、そういう活動を始めたのか、あるいは、どういう流れで今のようなスタイルに落ち着いたのかについては、サイトや拙著(『シンクロニック・ジャーニー』や『霊性のアート』)を参照頂ければと思うが、現地を訪れるのも今回で早7回目。
あっという間の気もするが、支援を開始した時には入学したての4歳だった子供達が、すっかりお姉さんの11歳になっているのだから、年月の経過を実感せずにはいられない。現在支援している11人の子供達のうち3人は来春には卒業予定で、卒業後は次の段階の学校へと進むことになっている。そう思うと、感慨深くもあり、同時に、ちょっと寂しい気持ちにもなる。
今年も11/12~14に学校を訪問し、支援者からのプレゼントや手紙を子供達に渡したり、一緒に天真体道(新体道)を行ったりして来た。その様子については、アルバムに整理してあるので、そちらをご覧いただければと思う。今回、特に記しておきたいのは、タイミング良く他の支援グループのメンバーと交流出来たこと、そして『チベットの少年オロ』の上映会を行えたことだ。
ドバイから来ていた支援者グループは、ベラルーシ、ラトビア、ブラジル、コロンビアとその出身地は多様で、記念写真に納まった学校の代表者2名(チベット、ネパール)と私達を加えると、全部で7カ国の人がそこに集っていたことになる。背景となる文化や言葉が異なっていても、同じことに意識が向いている人々とは自然に打ち解けてしまえるのは、人間は本質的には何も違わないからだろう。桜の咲くころ日本を訪れたいと言っていたので、彼女達とは意外と早く再会できるかもしれない。
いつも子供達が歌や踊りで歓迎してくれるので、私も彼らに喜んでもらいたいという気持ちで、剣武の演武を少しばかりやらせてもらった。幸いな事に、現地には、カトマンズ在住7年となる道友の木村悟郎さんがいてくれるので、木刀もお借りすることが出来た。悟郎さんに協力して頂いて、ちょっとした組手なんかも行ったが、子供達が喜ぶのは、いつも「エイ!」という気合いのところ。そういう習慣が無いからなのだろうが、何であれ楽しんでもらえれば良いのである。
故・岩佐寿弥監督の作品『チベットの少年 オロ』の上映会をする事になったのは、カメラマンを務められた津村さんが、夏に私のブログを読んで連絡を下さったことに端を発している。もちろん、もっと遡れば、この映画に出演しているツェワンさんと津村さんが27年前に偶然出会ったことが全ての始まりで、そこから岩佐監督夫妻につながり、ずっと後になってこの映画が生まれたのだが、ツェワンさんの妹のドルマさんがシャンバラ教室に通っていたり、彼女が移住先のトロントでこの映画の上映会を行ったことなど、折り重なる縁があって初めて実現した話でもあった。
監督の奥様の靄子さんや津村さんご夫妻が、二子玉川「ラサ」で行われた天真書法塾シャンバラ教室ギャラリー展にご来場下さったのも、ドルマさんの作品が展示されていたことと関係があるし、そこからプロデューサーの代島さんと話をする流れも生まれたのである。また、上映にあたっては、同じくシャンバラ教室で学んでいたドルマさんのパートナー、ペムシさんが大活躍してくれて、機材の準備やセッティングのほぼ全てを学校の先生方と協力して行ってくれた。
おかげで、250人もの子供達に映画を見てもらえた訳だが、年齢の低い子供達にとっては、ちょっと時間的に長かったようで、後半はじっとしていられない子が目立った。ただ、登場人物と体験が重なる先生方や上級生は食い入るように観てくれていたので、また機会を改めて見てもらえたらと思う。
翌朝は、昨年から週一回、木曜朝に行われるようになった木村悟郎さんの天真体道(新体道)のクラスに参加し、悟郎さんの計らいで、私も一部号令を担当させて頂いた。子供達は授業の中で、チベット語、ネパール語、英語を学んでいるが、悟郎さんが体操の時間に日本語も上手に教えている関係で、簡単な挨拶なら日本語でも出来るようになっていてビックリしてしまった。
悟郎さんは子供達に大人気で、サー・ゴローと敬意と親しみをもって呼ばれており、皆、大喜びで天真柔操や天真五相を行っていた。体験で参加したドバイからの二人も「体がぽかぽか暖かくなって、すごく良かった」という感想。こうしてみると、チベットとのご縁だけでなく、NPOクリカの活動を強力に支えて下さっている青木先生や天真会の皆様とのご縁にも、感謝せずにはいられない。そして、青木先生がよくおっしゃる「助ける者に助けられる」というのを実感させられるこの頃である。
ちなみに、悟郎さんは、世界遺産ボダナートの仏塔から至近距離にある「マヤ・ベーカリー・レストラン」の経営にも参画されている。マヤ・レストランの料理はどれも美味しく(友人が関わっているというのを抜きにして)、特にベーカリー類は絶品なので、カトマンズを訪れる機会のある方は、是非、立ち寄ってみて頂きたいと思う。
他にも様々な仕事をこなされていて忙しい中、毎度、時間を割いてあれこれ助けて下さる悟郎さんには、感謝の気持ちしかないが、7年間一度も帰国せず、ネパール語で楽しそうに会話する姿は、殆ど現地の人のようでもある。
まずはNPOの活動報告ということで、学校でのことを中心に書かせて頂いたが、シンクロを伴った面白体験が多々あったのは言うまでもない。それについては、週末(明後日)の「シンクロプレゼン・ラボ」でお伝えするつもりなので、シンクロエネルギーに満ちた旬な情報を味わいたい方、1122から始まる新しい領域への扉(意識)を開きたい方は、上記リンクから手続きをして頂ければと思う。
NPOクリカでは、年に一度、カトマンズにあるマナサロワール・アカデミーを訪れ、教育支援をしているチベット難民の子供達に会いに行くという活動を続けて来ている。何故、そういう活動を始めたのか、あるいは、どういう流れで今のようなスタイルに落ち着いたのかについては、サイトや拙著(『シンクロニック・ジャーニー』や『霊性のアート』)を参照頂ければと思うが、現地を訪れるのも今回で早7回目。

あっという間の気もするが、支援を開始した時には入学したての4歳だった子供達が、すっかりお姉さんの11歳になっているのだから、年月の経過を実感せずにはいられない。現在支援している11人の子供達のうち3人は来春には卒業予定で、卒業後は次の段階の学校へと進むことになっている。そう思うと、感慨深くもあり、同時に、ちょっと寂しい気持ちにもなる。

今年も11/12~14に学校を訪問し、支援者からのプレゼントや手紙を子供達に渡したり、一緒に天真体道(新体道)を行ったりして来た。その様子については、アルバムに整理してあるので、そちらをご覧いただければと思う。今回、特に記しておきたいのは、タイミング良く他の支援グループのメンバーと交流出来たこと、そして『チベットの少年オロ』の上映会を行えたことだ。
ドバイから来ていた支援者グループは、ベラルーシ、ラトビア、ブラジル、コロンビアとその出身地は多様で、記念写真に納まった学校の代表者2名(チベット、ネパール)と私達を加えると、全部で7カ国の人がそこに集っていたことになる。背景となる文化や言葉が異なっていても、同じことに意識が向いている人々とは自然に打ち解けてしまえるのは、人間は本質的には何も違わないからだろう。桜の咲くころ日本を訪れたいと言っていたので、彼女達とは意外と早く再会できるかもしれない。

いつも子供達が歌や踊りで歓迎してくれるので、私も彼らに喜んでもらいたいという気持ちで、剣武の演武を少しばかりやらせてもらった。幸いな事に、現地には、カトマンズ在住7年となる道友の木村悟郎さんがいてくれるので、木刀もお借りすることが出来た。悟郎さんに協力して頂いて、ちょっとした組手なんかも行ったが、子供達が喜ぶのは、いつも「エイ!」という気合いのところ。そういう習慣が無いからなのだろうが、何であれ楽しんでもらえれば良いのである。
故・岩佐寿弥監督の作品『チベットの少年 オロ』の上映会をする事になったのは、カメラマンを務められた津村さんが、夏に私のブログを読んで連絡を下さったことに端を発している。もちろん、もっと遡れば、この映画に出演しているツェワンさんと津村さんが27年前に偶然出会ったことが全ての始まりで、そこから岩佐監督夫妻につながり、ずっと後になってこの映画が生まれたのだが、ツェワンさんの妹のドルマさんがシャンバラ教室に通っていたり、彼女が移住先のトロントでこの映画の上映会を行ったことなど、折り重なる縁があって初めて実現した話でもあった。
監督の奥様の靄子さんや津村さんご夫妻が、二子玉川「ラサ」で行われた天真書法塾シャンバラ教室ギャラリー展にご来場下さったのも、ドルマさんの作品が展示されていたことと関係があるし、そこからプロデューサーの代島さんと話をする流れも生まれたのである。また、上映にあたっては、同じくシャンバラ教室で学んでいたドルマさんのパートナー、ペムシさんが大活躍してくれて、機材の準備やセッティングのほぼ全てを学校の先生方と協力して行ってくれた。

おかげで、250人もの子供達に映画を見てもらえた訳だが、年齢の低い子供達にとっては、ちょっと時間的に長かったようで、後半はじっとしていられない子が目立った。ただ、登場人物と体験が重なる先生方や上級生は食い入るように観てくれていたので、また機会を改めて見てもらえたらと思う。
翌朝は、昨年から週一回、木曜朝に行われるようになった木村悟郎さんの天真体道(新体道)のクラスに参加し、悟郎さんの計らいで、私も一部号令を担当させて頂いた。子供達は授業の中で、チベット語、ネパール語、英語を学んでいるが、悟郎さんが体操の時間に日本語も上手に教えている関係で、簡単な挨拶なら日本語でも出来るようになっていてビックリしてしまった。
悟郎さんは子供達に大人気で、サー・ゴローと敬意と親しみをもって呼ばれており、皆、大喜びで天真柔操や天真五相を行っていた。体験で参加したドバイからの二人も「体がぽかぽか暖かくなって、すごく良かった」という感想。こうしてみると、チベットとのご縁だけでなく、NPOクリカの活動を強力に支えて下さっている青木先生や天真会の皆様とのご縁にも、感謝せずにはいられない。そして、青木先生がよくおっしゃる「助ける者に助けられる」というのを実感させられるこの頃である。
ちなみに、悟郎さんは、世界遺産ボダナートの仏塔から至近距離にある「マヤ・ベーカリー・レストラン」の経営にも参画されている。マヤ・レストランの料理はどれも美味しく(友人が関わっているというのを抜きにして)、特にベーカリー類は絶品なので、カトマンズを訪れる機会のある方は、是非、立ち寄ってみて頂きたいと思う。
他にも様々な仕事をこなされていて忙しい中、毎度、時間を割いてあれこれ助けて下さる悟郎さんには、感謝の気持ちしかないが、7年間一度も帰国せず、ネパール語で楽しそうに会話する姿は、殆ど現地の人のようでもある。
まずはNPOの活動報告ということで、学校でのことを中心に書かせて頂いたが、シンクロを伴った面白体験が多々あったのは言うまでもない。それについては、週末(明後日)の「シンクロプレゼン・ラボ」でお伝えするつもりなので、シンクロエネルギーに満ちた旬な情報を味わいたい方、1122から始まる新しい領域への扉(意識)を開きたい方は、上記リンクから手続きをして頂ければと思う。
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