藤田理麻さんとブックス・フォー・チルドレン

2015年10月03日 11:24

電気の月14日(G10/3)KIN183 青い磁気の夜(by L)

画家の藤田理麻さんが、ご自身の創られた絵本をNPOクリカに寄付してくださいました。
スーパームーンの夜の事です。「ワンダートーク」と「藤田理麻の不思議な冒険」を計80冊も...!!

ワンダートーク   不思議な冒険 

これらの絵本はカラフルで美しいだけではありません。何とチベット語・日本語・そして英語の3つの言葉で書かれた、理麻さんの不思議な夢と熱い思いから誕生した特別な絵本なのです。

藤田理麻さんは、ニューヨークとカリフォルニア、東京のみならず世界で活躍するアーチスト。

1990年代のある日、「チベットのために、今すぐ何かしなさい」という夢を見たそうです。その時点では、チベットの現状について何も知らなかったそうなのですが、いつも夢のメッセージを真剣に受けとる理麻さんは、すぐにチベットについてのリサーチを始め、その結果、チベット人が大きな苦しみの中にいる現実を知ることになります。「画家の自分に何ができるだろうか?」と悩むなか、親しくなった亡命チベット人達との出逢いの中に閃きを得、「恵まれない難民孤児達のために絵本を創ろう!」そして、「せっかく創るのだから、失われて行く伝統文化のひとつのチベット民話をチベット語で書いて、カラフルな絵本にして贈ろう!」と決心されたそうです。

こうして、ブックス・フォー・チルドレン(BFC)の活動がスタートし、2001年にBFCの第一冊目の絵本である「ワンダートーク」が誕生。英語、チベット語、日本語で書かれたこの本は、2200冊をインド、ネパール、ブータンにある81校のチベット難民学校へ寄付され、国連より推薦図書に正式選定されました。快挙ですね!今までBFCでは5
冊の絵本を制作し、1万2千冊がインド、ネパール、ブータンにいるチベット難民孤児へ寄付されました。現在は、次の絵本をチベット亡命政府の依頼で作成中とのことです。とても楽しみですね。

理麻さんはこれからも、政治的・文化的にも恵まれない苦しい生活を送るチベット難民の子供達のために、そしてチベット難民だけではなく、世界中の恵まれない途上国の子供達のためにも、その国の伝統文化や言語を守り、教育の手助けになる絵本を創り、贈って行きたいとの熱い思いを持たれています。

★ブックス・フォー・チルドレンの目的や成り立ちについてはこちら。
http://rimafujita.com/bfc/ja/about.html

★今までにインドやネパールの難民孤児達に贈られた絵本(情報が少し古いですが)こちらを。
http://rimafujita.com/bfc/ja/projects.html

私が、藤田理麻さんの新宿ISETANでの個展に初めて伺ったのは、13年程前のことです。理麻さんの世界にすっかり魅了され大ファンになってしまった私は、そののち絵本の存在を知り、友人たちへのプレゼントによく贈るようになりました。やがて2006年よりNPOクリカの活動を開始し、毎年ネパールに行くようになってからは、ネパール在住のチベット難民の子供達に、理麻さんの絵本を届けるようになったのです。こんなに美しい、しかもチベット語の絵本は他にはありませんからね。言葉は民族の魂そのものです。これらの絵本を届けられることは、私たちにとってもものすごく嬉しい事なのです。

私たちのNPOのメインの活動は、チベット亡命政府の手が届きにくい、ネパール在住のチベット難民の子供たちへの教育支援(奨学金支給)です。(お金だけを送るのではなく〜もちろんそれが大切なベースなのですが〜一時ではあっても顔と顔の見える関係を育てるために、彼らを応援する日本の里親を代表して子供達の前に立つ責任があると考えています。それで、毎年えっちらおっちらネパールに行くわけです。)いつも、子供たちへのプレゼントとして、文具や学用品の他に理麻さんの絵本を携えて行くのですが、皆さんから預かった大切な寄付は最大限奨学金として使うことを優先しているため、実は理麻さんの絵本は古本で状態のよいものを少しずつ買いだめておくのです。

ところで、もうすぐ新宿伊勢丹アートギャラリーで行われる、理麻さんの23回目の個展を今からとっても楽しみにしているのですが、今回のタイトルは『Maya~幻想と魔法』だそうです!みなさん!MayaですよMaya!ドリームスペルでの私の銀河の署名は「青い惑星の猿」で、青い猿のキーワードは「幻想と魔法-Illusion and Magic」そのものなのですよ!このMayaシンクロをどうして黙っていられましょうか?!

勇んで理麻さんに連絡し、そして、私たちの次のネパール行きの際、理麻さんの絵本を届ける予定であることなど近況もお知らせしたところ、何と理麻さんが、「私は彼ら(難民孤児)のために絵本を作っているので目的が果たせるなら嬉しいのです」と絵本を寄付してくださったのです!それもピカピカの新品80冊!サンクチュアリ出版から理麻さんの愛が詰まった大きな箱が届いた時にはもう大感激でした。まさにMayaの魔法ですね!実は「Maya」はネパール語では「愛」という意味なのです。

理麻さん、本当にありがとうございます。特に今年はあの大地震のあとですから、理麻さんのアートによって、子供達の心が満たされ癒やされてゆくことでしょう。大切にネパールまでお届けしますね!


★Rima Fujita藤田理麻さんのオフィシャルページ(私はマジ昔っから大ファンです)
http://rimafujita.com

★Rima Fujita藤田理麻さん個展「Maya~幻想と魔法」開催!(新宿伊勢丹アートギャラリーで10/28から11/3まで)
http://rimafujita.com/news/2015-upcoming-solo-exhibition.html


最近の記事