難波津から伊勢に吹く「風」

2016年05月17日 00:25

スペクトルの月15日(G5/16)KIN148 黄色い倍音の星(by D)

先週、4日間(G5/10〜5/13)に渡って大阪国際会議場で行われた、ダライ・ラマ法王による入菩薩行論の法話と文殊菩薩の許可灌頂に参加して来た(全内容が動画公開されている)。この教えについての法王の解説を、マリア・リンチェンさんの同時通訳で聴けるというのは、それだけで大層贅沢な話なのだが、幸運なことに、他のいくつかの重要なイベントも関西で開催されていた関係で、今回、非常に貴重な「宝」を一気に受取ることになった。

その質と量が圧倒的なだけでなく、それらは互いに密接に響き合ってもいるので、何とか忘れないうちに流れだけでもメモしておきたいと思う。以下、ツォルキンの日付は、全て『13の月の暦(ドリームスペル)』に基づくものである。マヤ暦と(多分高い講座料を払って)ウソを教わってしまった人は『マヤのリズム』『霊性のアート 心の豊かさを育む技』などで、まずその「目的」と「使用法」の”根本的な違い”を知る事から始めると良いだろう。もちろん、銀河シンクロ教室を活用するのもひとつの手だ。

初日のKIN142(G5/10)は、9時半からの法話に間に合うよう、ほぼ始発に近い電車に乗り込み、のぞみ1号で新大阪へ。予報通り天気は崩れ気味だったが、一番展望の良いポイントで雲が途切れてくれて、珍しい傘雲を被った富士山を見る事が出来た。KIN142(12・風)は、『ドリームペル日本語版』を提唱者のホゼ・アグエイアス氏と共に伊勢内宮に奉納したKINでもあったので、調べてみたらツォルキンが17回巡ったタイミングだった。
IMG_7646.jpg ★ラピュタのような富士山

そういうタイミングにダライ・ラマ法王14世(KIN14) にお会い出来る、と思うだけで嬉しくなる。何故なら、太陽が観測史上最大のフレアを起こしたのは、ダライ・ラマ法王が伊勢の内宮を参拝された時だからだ(詳細は『シンクロニック・ジャーニー』に記してある)。会場に着くと、台湾やモンゴルからの人々の多さに圧倒される。昨年の昭和女子大での法話(灌頂)同様、灌頂がセットになっているから、という理由もあるのかもしれない。
IMG_7672.jpg 
法王は常に、灌頂(加持)のような儀式よりも、仏法の本質を学び、日々実践することにこそ意味があると主張されているが、今回、改めてその事を強調されただけでなく、実際に灌頂パートを圧縮され、法話と質疑に時間を割かれたのは、加持目的の参加者が多い事を見抜かれていたからだろう。もちろん、私だって灌頂に関心が無い訳ではないが、参加動機の第一は、活きた説法の機微を体感する事にあった。それ故、法王のほぼ正面7列目(AG24)という席は最高に有難かった。

その後、「水晶の月」に暦クラスを開催予定のチャクラに向けて移動。大窓に引かれて立ち寄ったモトコーヒーの住所は2-1-1。KIN211(3・猿)は、12年前に二子玉川に引っ越した時のKINだが、このお店は二子玉に展開しているショップのグループ企業のようで、店内のチラシには知っている店ばかり並んでいた。チャクラでは思いがけず篠笛奏者の出口煌玲さんにも初めてお会い出来るなど、初日から密度の濃い時間が流れていた。

猿のウェイブスペルの最終日(KIN143)、サイ時間で「月の創世記」に入ったKIN209。法話の中で「ナーランダの十七人の成就者」について耳にした後、大阪市立美術館でKIN114(10・魔法使い)〜KIN154(11・魔法使い)に開催されている特別展「王羲之から空海へ」に向かった。王羲之の「十七帖」にシンクロを感じつつ、王献之、米フツ、蘇東坡、趙孟頫、董其昌、紀貫之、小野道風、一休、白隠、良寛ら、日中の超絶名人による真筆を心に焼き付ける。
IMG_7680.jpg 
平日の閉館間際という事もあったのか、東京の空海展では人垣の間からチラっとしか見られなかった「聾瞽指帰」や「風信帖」も思いきり堪能。それにしても、よくもこれだけ集められたものだ。これだけの名筆の数々が、一堂に会する機会がこれから先あるのだろうか?と思うような充実ぶりだった。その後、かつてその近所に住んでいた玉出の「象屋」さんへ。達人が作るお好み焼きは、10年の時を経ても変わっておらず、やはり感動的だった。

『13の月の暦』365日暦の11/11は、260日暦ではKIN144(12×12)、12番目の「種のウェイブスペル」の始まりに当たっていた。開花と気付きの13日間に入菩薩行論を学び、文殊菩薩の灌頂を受けられるのはやはり嬉しい。法話の後、この日の夕食は大阪唯一のチベット料理店スノーライオンにしようという事になって、その場でリサーチ。住所からふと「もしかしてサムハラ神社も近いのでは?」と思って調べるとドンピシャリ!何と、神社から東に400mほど同じ道を行けばスノーライオンという位置関係。
IMG_7683.jpg 
途中、カフェに立ち寄ったりしながら散歩しつつ南に進む。神社近くで12-12ナンバーの車(黒)が停車しているのを見かけ、直後に別な12-12ナンバーの車(白)が私達を抜き去って行くのを目にした。KIN144(12×12)に縁起がいいなと思いながら神社に到着すると、何と先の白い12-12ナンバーが神社の前に停車していて、私達が境内に入って行くと、お参りしていたその方が車に乗り込んで去って行ったのだった。保江先生の本で知って「いつか機会があれば」と思っていたが、このシンクロは、この日が「然るべき時」であったサインと読み取れる。
IMG_7684.jpg 
だが、興味深いシンクロはまだ続いていた。天真書法塾シャンバラ教室を主宰しているLの誕生キン(KIN231)をサイ時間で見ると「12・12」。サムハラは、サンスクリット語のsaṃvara (サンバラ=仏の定めた戒律)から来ているなど諸説あるようだが、確かな事は分からない。「スノーライオン」で座った席のすぐ側に、販売用の仏像が並べられていて、文殊菩薩像の上にあまり見かけない像があったので説明を見たら、何とジャンバラ(宝蔵神)と書いてあった。サムハラ、シャンバラ、ジャンバラ。言霊的な共鳴が楽しく展開して行く。
IMG_7690.jpg IMG_7691.jpg 
そもそもクリカやシャンバラという言葉は、カーラチャクラの教えに由来するものだが、このシンクロは、10年前(&14年前)にカーラチャクラ灌頂を授けて下さったダライ・ラマ法王から入菩薩行論の法話をお聞きした直後の出来事。日中、ブッダガヤやダラムサラの旅でご一緒したメンバー、剣武天真流の稽古仲間、ほびっと村の関係者など、懐かしい人々と再会した事がふと思い出されて、人の縁と時の巡りの妙なる働きに想いを馳せた。
IMG_0365.jpg 
明けてKIN145(G5/13)、最終日のこの日は、少し早めにホテルを出て会場へ。エントランスで虹風さん(KIN16)がシンクロ合流し、その直後、同時通訳で大活躍されているマリアさんにもちょうど良いタイミングでお会いできて記念撮影。法王は、灌頂の時は必ず早めに会場で準備されるが、今回もやはりそうで、9時前に到着すると既に法座で瞑想をされていた。プログラムが始まる前のこのタイミングこそ珠玉の時間だと思う。

文殊菩薩の許可灌頂はウンと圧縮されたスタイルで終了し、午後の質疑応答も当初の予定より早く1時間で終了。無事、全てのプログラムが完了した。教えを説いて下さった法王と、ボランティアスタッフを始めとする運営者の皆様に心から感謝しつつ会場を後にした。偶然が重なり、ほぼ毎日のように顔を合わせていたIさんは、ブッダガヤの旅でご一緒したメンバーだが、帰りのバス乗り場でもまたお会いして、法王が初めて日本にいらした頃の様子を教えて下さった。

少し早く終わった事もあって、この日は神戸に行く事に。昨年、天真書法塾の宮野玄妙さんが個展を開いた時にLが訪れて感動したというベトナム料理店「鴻華園」へ行こうという事になった。三ノ宮に到着した時点で、まだ夕食には早かったので、生田神社、神戸ムスリムモスクと巡ってみた。モスクでは一人の若いムスリムがイスラームの思想を丁寧に説明してくれたが、空性について4日間聞き続けて来たばかりの私からすると、「その説明はどうなの?」という所もあった。

真の平和を目指すなら、どの宗教(あるいは無宗教)も普遍性のある部分を大切にし、違いのある所はそれを尊重して、それ以上は踏み込まない姿勢が必要なのかもしれない。鴻華園の料理は、噂に違わぬ美味しさだったが、一皿の量が結構多いので、あっという間に満腹に。どこかでお茶でもしてから帰ろうという事になって、写真で見当をつけ、カフェケシパールというお店に行ってみる事にした。これが実に素晴しいお店で色々とシンクロも発見。

まず、入口にはOpen13-20と書いてあり、中に入ると何とも静かで落ち着いた雰囲気で満たされている。案内してくれたスタッフが、「静かな雰囲気を大切にしているのでご理解下さい」みたいな事を伝えてくれて、メニューにもそういう主旨が書かれていた。ゆったりした空気が流れているこの感じは、「銀河連盟は静かにやってくる」というアグエイアス夫妻のメッセージを想起させる。チーズケーキとの”マリアージュ”というセットメニューを注文してみたのだが、これが絶品で、一口ごとに感動するレベル。コーヒーとの相性も良く考えられていて見事というより他ない。
IMG_7709.jpg 
さらに、Lがスマホで調べて、この店が2011年4月29日(KIN126)、つまり、私達の結婚7周年記念の日、そしてダライ・ラマ法王が東日本大震災の49日法要を護国寺で行って下さったまさにその日にオープンした事を知った。殆ど写真だけで選んだというのに、何と言うシンクロぶりだろうか。しかも、何も知らずに”マリアージュ”まで注文。訪れたこの日は、ドリームスペルの数え方だとオープンしてから5年と14日目(法王はKIN14)のタイミングでもあった。

KIN146(G5/14)、4日間お世話になったホテルの609号室を早朝に出て、一路京都へ。429番のロッカーに荷を預けて、大徳寺聚光院に向かう。創建450年記念特別公開となっている狩野永徳の国宝障壁画、そして2013年に落慶した書院に奉納された千住博画伯(KIN169=13×13)の『滝』を見るべく、朝9時からの予約優先拝観を申込んでおいたのだ。予定より早く8:30頃には到着したので、大徳寺内を少し散策してみる。観光客の姿は殆どなく、美しい鶯の声があちこちから届くのを楽しんでいるうちに時間となった。

案内係の方に付いてひと部屋ずつ巡って行くと、国宝の本堂障壁画の中にも鶯が描かれていた。2000円の拝観料を取るだけあって、庭園も壁画も茶室も確かに素晴しかったが、私が最も驚いたのは、千住博氏の壁画『滝』が構想から完成まで16年を費やした大作であったという事と、その作品で囲まれた部屋に、山岡鉄舟(KIN36=6×6)の書作品「春風秋月恒好」が掲げられていた事だった(この作品をすぐに鉄舟と見抜いたLは流石だが、確かに鉄舟らしい名作だと思う)。

1月に大阪でホゼの生誕77周年に暦のクラスを開催した日が、鉄舟の誕生KINで、実際、色々なシンクロがあった事と、2013年まで16年を費やしたというその期間は、まさに『時間の法則の20の銘板』の実践期間と完全にシンクロするものだったからである。しかも、私は2013年の「銀河の同期」直後に剣武天真流の支部道場をスタートしているのだが、その道場名を「蒼天」にしたのは、千住博氏の本のP164に「蒼天」と記されていた事とも無関係ではないのだ(その理由はコチラ)。

修学旅行生でごったがえす京都駅から近鉄に乗り、大和八木で乗り換えて宇治山田へ。既に伊勢志摩サミットの準備で駅のロッカーは封鎖されており、少し離れた手荷物預かり所に荷を預けてから内宮(皇大神宮)に向かった。この日(G5/14)、皇大神宮では、午前9時から風日祈祭、正午から神御衣祭が行われていた。お天気にも恵まれ、気持ちの良い風が吹いていたが、思えば、難波津で空海の「風信帖」を見たり、風日祈祭の日に皇大神宮に居たりするというのは、ある意味タイムマシーンに乗っているみたいなもの、としみじみ思う。
IMG_7719.jpg  ★風日祈宮

どちらも1200〜1300年前から遥かな時を経て今に届いている情報や場なのだ。そう思うと、今、触れているこの「風」も、遥か昔からの何かを私達のもとへ運んで来てくれているのかもしれない、なんて考えてしまう。帰りに宇治橋から空を見上げると、太陽の周囲には虹の輪が出ていた。どうやら、今回のミッションも無事完了できたようである。
虹の輪 
名古屋まで近鉄で移動し、すぐさまのぞみ136号に乗り込んだ。14年前、オーストリア・グラーツでダライ・ラマ法王から受けたカーラチャクラ灌頂は、KIN136の満月に完了したから、今回の旅の締めに相応しい数字だ。帰宅後、秋篠宮家とローマ法王のシンクロを色々と発見してしまったが、これはまた別な話に繋がって行く流れを感じるので、今回の記録はここまでとしたい。

コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    最近の記事